1. Equinix とは？ 2. 企業とInterconnectionの関連性 3. 事例紹介

1. OCIへの直接接続
ハイブリッド・マルチクラウド構築
グローバル・デジタル基盤を提供する
Equinix Platform™
内田 武志 (tuchida@ap.equinix.com)
Principal Global Solutions Architect
2019年 5月

2. ©2019  Equinix.com
本日のアジェンダ
1. Equinix とは？
2. 企業とInterconnectionの関連性
3. 事例紹介
2

3. ©2019  Equinix.com
Equinix とは？
3

4. ©2019  Equinix.com
1998年、
インターネットの急拡大を支える為に設立
EQUI Equality（平等性）
N Neutrality（中立性）
I Internet（インターネット）
X eXchange（エクスチェンジ）
4

5. ©2019  Equinix.com
日本法人
エクイニクス・ジャパン株式会社
エクイニクス・テクノロジーサービス株式会社
所在地 東京都中央区日本橋2-7-1
東京日本橋タワー35階
従業員数 約530名（2017年1月1日）
日本法人設立 2000年
7
15 16 16 17 20
43 45
48
91
97 94
100 102
112
146
182
200
$13 $63 $77 $118 $164 $221
$419
$705
$882
$1,189
$1,569
$1,887
$2,152
$2,444
$2,725
$3,824
$4,368
$5,010
65四半期連続の増収、20年間で2.1兆円の投資
1998-2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 E
エクイニクス
売上（単位百万ドル)
データセンター数
(1) 2018年2月14日付で提出されたフォーム8-K に発表された2018年度ガイダンスより。本グラフは当該ガイダンスをアップデートするものでもあらためて表明するものでもありません。
(1)
52都市、202 IBX® データセンター。世界シェア No.1。Fortune 500の48%が利用

6. ©2019  Equinix.com
東京に10拠点、大阪に1拠点のIBX®データセンター
TY1 (2001 / 2,112㎡) TY2 (2007 / 2,072㎡)
TY10 (2014 / 2,750㎡) OS1 (2013 / 3,107㎡)
TY3 (2011 / 2,927㎡) TY4 (2013 / 2,572㎡)
TY9 (2009 / 6,313㎡)
TY5 (2016 / 1,888㎡) TY6 (2001 / 3,693㎡) TY7 (2006 / 2,157㎡) TY8 (2006 / 3,755㎡)
6

7. ©2019  Equinix.com
顧客数
売上に占める
割合(1)
27% 13% 25% 17% 18%
年平均成長率(2)
21% 14% 19% 14% 35%
お客様例
お客様の業界分布
コンテンツ &
デジタルメディア
ネットワーク 金融サービス エンタープライズクラウド & IT
サービス
1,700+800+2,900+ 1,250+ 2,950+
(1)2017年第4四半期の収益構成比率。2017年第4四半期に買収した全ての買収先を含みます。
(2) 年平均成長率＝ 2013 - 2017; 2017年第4四半期に買収した全ての買収先を含みます。
顧客
セグメント
7

8. ©2019  Equinix.com8
Interconnectionとエコシステムの発展
ネットワーク ネットワーク
コンテンツ
ネットワーク
コンテンツ
金融
クラウド
ネットワーク
コンテンツ
金融
ネットワーク
コンテンツ
金融
クラウド
エンタープライズ
インターネット Web 電子取引 クラウド 企業のデジタル化
企業のデジタル転換とInterconnectionは密に関係している

9. ©2019  Equinix.com
Platform Equinix™ – OCI Fast Connect 対応都市
北米14都市、EU14都市、APAC 7都市でご利用可能（2019年5月時点）
OCI FastConnect (Local)
OCI FastConnect Gov (Local)
OCI FastConnect Classic (Local)
Note: Sydney is
Layer 2 only
To Phoenix, AZ
To Toronto, Ontario, Canada
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10. ©2019  Equinix.com10
ベスト・プラクティス 1（当日の投影のみ）

11. ©2019  Equinix.com11
東京
注）Oracle Cloudは、2019年5月サービス開始予定
大阪
ベスト・プラクティス 2

12. ©2019  Equinix.com
エクイニクスとは？
1. 通信事業者ではありません
2. お客様と、全世界のエクイニクス内に存在する様々な企業を、相互に
接続するプラットフォーム。クラウド・エコシステムはその一例
3. クラウドは分散したコアとトランジットにより構成される。トランジットは中
立な接続ポイントに配備され、企業がアクセス可能な最もクラウドに近
い場所になる
4. クラウドのそばを戦略的に活用することにより、さらなる高度化や最適
化が可能になる
5. Equality & Neutrality - OPNパートナーやキャリアさんと、引き続きお
付き合いいただいてもOKです
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13. ©2019  Equinix.com
企業とInterconnectionの
関連性
13

14. ©2019  Equinix.com
企業とInterconnectionの関連性
1. B2C
2. B2B (B2B2C)
3. グローバル
14

15. ©2019  Equinix.com
1. B2C向け企業と、Interconnectionの関連性
15
戦略策定における重要な要素
顧客接点の多様化
タイミング
組み合わせの妙
セキュリティ
必要となる特性
Proximity（近接性）
サブスクリプション・俊敏性
次世代のデータ・プラットフォーム
カスタマイズ性
顧客接点と販売チャネルの多様化。Webやクラウド、スマートデバイ
スを活かした、スケーラブルなアーキテクチャーの実装
機を逃さずに、俊敏に実行。遅すぎても、早すぎてもNG。
例えば、ニーズの変化、市場のイベント、製品ライフサイクルに合わせて。
複数の素材を組み合わせることにより、より具体的な”像”を描き出す。
外部のデータや、自社内の顧客情報をいかに活かすか。
多様化するデータ。個人情報などの秘匿データをいかに取り扱うか。
必要な時に、必要なリソースを、迅速に調達。不要になれば解放。
見落とされがちなのは、クラウド外部のインフラ部分による足かせ。
データ収集基盤はクラウドの上。アプリとデータは、複数のクラウドや
オンプレミスに分散。それらをいかに結ぶ？どこにデータを置く?
あらゆるデータを、種別やサイズを意識せずに取り扱いたい。
ボトルネックはネットワーク。俊敏性、帯域、一貫性、セキュリティは？
固有のニーズに応じたカスタマイズ性。外部のベンダーが満たせない
要件を、オンプレミス側で上手く吸収することも必要か。

16. ©2019  Equinix.com
企業
The Data Center
必要な時に迅速にデプロイ
利用しただけ支払い
セキュア、高速、低遅延
クラウドや地理的な制約に縛られない
次世代のクラウド＆データ・ハブ
カスタマイズ可能な
堅牢なオンプレミス
様々なクラウドを介して到達する、
顧客やデバイスからのデータ
国外の
自社ハブ
Proximity（近接性）
サブスクリプション・俊敏性
次世代のデータ・プラットフォーム
カスタマイズ性
クラウドとオンプレミスを、適切なタイミングで、
迅速に相互接続するInterconnectionサービス
クラウドベンダーや地理的な制約に縛られない、
疎結合で柔軟なクラウド＆データ・ハブ
WAN回線やインターネットを意識せずに、
セキュアに、一貫した性能でデータを転送
カスタマイズ可能なお客様のデジタルエッジ。
企業固有のセキュリティ・ポリシーを実装。
Portal / EC
1. B2C向け企業と、Interconnectionの関連性
Interconnections Interconnections
16

17. ©2019  Equinix.com17
市場の創造
資源の集中
競合より早く
ITによる高度化
必要となる特性
突発的ニーズへの対応
オープン・疎結合
柔軟なリソース調達
データの利活用
画期的なモノ・サービスを出すことにより、市場を創造する。
つまりは競合がいない市場を新たに生み出すことである。
何を所有して、何を捨てるのか。戦略の核となるのは集中であり、
それは組織内へのコミットメントである。
早く試行して、早く良い失敗をする。そしてフィードバックする。
小さな成功を積み重ねて、組織内で勢いを醸成する
主要な拠点やデバイスからデータを収集。AIによる効率化や、
未知のインサイトを活かして、新たなビジネスへとつなげる。
グローバル市場のキープレイヤーの技術革新を利活用。
外部のパートナーとコラボレーションするために、必要なインフラは？
自社のリソースが枯渇したとき、素早く外部から調達できるか？。
既存ベンダーが他社に追従できなくなったら？ クラウドが落ちたら？
社内の顧客の要件やニーズは変化し続ける。IT部門は社内の顧客に
Pushされる。ピーク時を想定してリソースを確保すると高い。どうする？
取り扱うデータは画像、音声、動画、3DCAD、シュミレーションなど
多様化。デバイス数は増大。膨大なデータをどのように利活用するか？
2. B2B (B2B2C) 向け企業と、Interconnectionの関連性
戦略策定における重要な要素

18. ©2019  Equinix.com
企業
The Data Center
マルチクラウド・アクセス
一時的な回線調達
セキュア・高速・低遅延
データの収集と保管。
ユーザーが定義可能な
次世代のクラウド＆データ・ハブ
クラウドと連携させる
企業のHPC/GPUリソース
様々なクラウドを介して到達する、
拠点やデバイスからのデータ。
枯渇したHPC/GPUリソースはクラウドから調達。
国外の
自社ハブ
Interconnections Interconnections
2. B2B (B2B2C) 向け企業と、Interconnectionの関連性
突発的ニーズへの対応
オープン・疎結合
柔軟なリソース調達
データの利活用
グローバルに存在するエコシステムを活用。業界
大手や国内外のベンチャー企業とコラボレーション
ハイブリッド&マルチクラウド構成により、可用性、
リソースマネジメント、サービスの高度化に対応
プロジェクトの繁忙期に合わせて一時的にリソースを
調達。使いたいクラウドが変わっても、俊敏に対応。
コールドデータはデータ・ハブにアーカイブ。必要に
応じて、各クラウドの分析サービスに瞬時に転送。
HPC/GPU
外部の
戦略的パートナー
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19. ©2019  Equinix.com19
M&Aによる成長
適度なガバナンス
グローバル・パートナー
必要となる特性
中立性
適切なつなぎ方
活かせるものは活かす
M&Aによる成長戦略、事業の多角化による収益の増大。
縮小する国内市場だけではなく、グローバルの市場にアクセスする。
Post Merger Integration (PMI)において、現地のやり方を
尊重しつつ、M&A後の統合効果を最大化する。
グローバルスケールでサービスを提供できるビジネスパートナーを採用し、
プロジェクトを成功に導く
組織間の業務改革、システム統廃合を実行するには、まずはインフラを
つなぐ必要がある。この際に、つなぎ方の重要性は見落とされがち。
現地法人が利用しているベンダーが、国内のベンダーと異なることは
無きにしも非ず。地理的な制約なく、セキュアに各拠点を連携させるには？
通信事業者に任せることも多いが、「ネットワーク中心」で判断するのではなく、
今後は「データ&クラウド中心」にアーキテクチャーを描くのがベストプラクティス。
3. グローバル企業と、Interconnectionの関連性
戦略策定における重要な要素

20. ©2019  Equinix.com
中立性
適切なつなぎ方
活かせるものは活かす
地域ハブの展開。ベンダー無依存、疎結合な
特性をいかし、多岐にわたる要件に包括的に対応
ソフトウェア・ベースであらゆるクラウド間を相互に
接続。ハードウェア運用や保守は不要。
クラウド＆データ中心の設計に。グローバルに、
様々なベンダーを扱えるパートナーが主役に。
3. グローバル企業と、Interconnectionの関連性
元別会社
The Data
Center
関連企業
The Data
Center
Interconnections Interconnections
Interconnections
現地のあらゆるキャリア、ISP、
クラウドなどと相互接続。
企業
The Data
Center
親会社
The Data
Center
異なるクラウド間を連携。
国際WANやインターネットを迂回。
地域毎に企業のリージョン・ハブを展開。
ベンダー無依存で疎結合なポイントを作る。
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21. ©2019  Equinix.com
Interconnection is emerging pervasively across all industries to help speed and scale digital business transformation.
2021 Forecast—Interconnection Bandwidth by Industry Segment
See the Index for additional insights driving this industry growth:
Equinix.com/Index2018#insights21

22. ©2019  Equinix.com
事例紹介
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23. © 2019  Equinix.com
Why Equinix? – 典型的なペルソナ
1. Top 5 クラウドへの接続ニーズ。日に日に増す社内のプレッシャー
2. 見て見ぬふりの「シャドー・ネットワーク」問題。OPEX削減、ガバナンスが必要
3. 大きなデータを、セキュアかつ一貫したパフォーマンスで、ハイブリッド連携
（例: 分析、AI開発、フロントエンドとバックエンドのDBを連携、データ保持）
4. 競合差別化の源泉はオンプレミス。補完として一時的にパブリッククラウド併用
5. ネットワークハブの地理的冗長や、グローバル展開
6. Proximity（近接性）
（例: コールセンターでのAI利用、クラウド to クラウド接続）
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異なるユースケースと利用期間、ステークホルダー。それらをEquinixで上手く吸収

24. ©2019  Equinix.com24
DB in OCI + Apps & Web in another cloud
Database Service
IaaS
OCI FastConnect 各クラウドの接続サービス
実測定したクラウド間の遅延は数ms (round-trip)
クラウド隣接ロケーション
その他のパブリッククラウドOCI コアサイト
デザインパターン
1. App、Webサーバーは他のクラウド上に
すでに構築済み
2. OCIのDatabaseサービスと連携
3. Equinix内で各クラウドを相互接続
ベネフィット
1. 最も、低遅延、一貫したスループット
2. セキュア
3. データ転送費(Data out)を大幅に削減
4. WAN回線不要
他のクラウドの既設環境とOCIの強みを掛け合わせる。レンタルルーターや設定支援も対応可能
インターネット
ECX Fabric™

25. Confidential – © 2019 Equinix Inc. Equinix.com 25
Exadata On-Premise at Equinix
お客様のデータセンター
よく聞くお客様の状況:
✓ 設備が老朽化
✓ 電力、空冷、フロアの耐荷重
など、設置要件を満たせない
✓ データセンターを閉じる予定
Exadata at Equinix
解決策: 先ずはEquinixに置く
✓ 法規制への対応、データ主権
✓ セキュリティ
✓ 一貫性（低遅延＆高性能）
✓ 拡張性
✓ OPNパートナーの活用
OCI
FastConnect
Oracle Cloud
IaaS, PaaS, SaaS
そしてクラウドにつなぐ
✓ OCI FastConnect
✓ Backup & Restore
✓ HPC / GPU / 分析
✓ 他のクラウドと連携
✓ etc.
シームレスなハイブリッドITが可能にする、さらなる最適化
ECX Fabric™

26. © 2019  Equinix.com
まとめ
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27. ©2019  Equinix.com
Key Takeaway
1. 企業が取り組むべき課題とインフラには連続性がある。業界の既存の
アプローチは、時に企業のクラウド・シフトやデジタル・ジャーニーの、足
かせとなる
2. デジタルプラットフォームを支える「Interconnection」
3. 企業はグローバル・スケールなInterconnectionプラットフォームを利用
し、プラットフォーム上のエコシステムを上手く利活用しながら、今日の
様々な課題に取り組んでいる
4. ハイブリッド＆マルチクラウドはそのひとつのツールであり目的ではない
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お手元にアンケートありますので、ぜひご意見お聞かせください。

28. ©2019  Equinix.com
お問い合わせ先
APAC-JP-Oracle_EQ_BD@ap.equinix.com
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