スマホ・インターネット・クラウド・ビッグデータが当たり前の今、 国標準・専用ハード中心・信頼性重視なITSとは異なる、 ITを活かした簡易で高性能な交通情報技術開発が、ITを軸とした企業や個人、あるいは管理側も事業者・現場主導で行われるようになった。 そこでは、ニーズを捉え、簡易なシステムを作り、データに素直に向き合い、意思決定に響くように魅せ、改善する、 という走りながら考えるサイクルが不可欠である。 本セッションでは、土木交通に向き合いながらも ITの可能性を信じてサービス開発を続ける実践者が集まり、 国標準を待つだけではなく、自動運転・シェアリングだけでもない、 今できるカジュアルなITSを模索する。