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心理学における
新しい統計学との付き合い方
小杉考司(専修大学)
HCGシンポジウム2018
専門;心理統計学,ベイズ統計学
本日の資料
お品書き
• 再現性問題をご存知ですか—心理学の危機と統計革命
• alternativeとしてのベイズ統計学
• 新しい統計学との付き合い方
HCGシンポジウム2018
「再現性の危機」
HCGシンポジウム2018
心理学における再現可能性問題
HCGシンポジウム2018
池田・平石(2016)
• p-hackingとQRPS(疑わしい研究実践)
• 行なった条件や測定した変数の一部しか報告しない
• 参加者を少しずつ足しながら分析を行う(有意差に至
ったところでやめる)
• 様々な共変量を用いて分析を行い,有意になった組み
合わせのみを報告する
HCGシンポジウム2018
池田・平石(2016)
QRPs
HARKing
弱い理論
(cf.自然化学)
審美基準
・結果の一貫性
・物語性・新規性
真仮説の事前確率の
低さ
出版バイアス
HCGシンポジウム2018
Neuroskeptic(2012) The Nine Circles of Scientific Hell.https://doi.org/10.1177%2F1745691612459519
地獄の周辺でぼんやり
過剰な売り込み
後からストーリーを作る
P-hacking
創造的な外れ値
剽窃
出版しない
部分的に出版する
データの捏造
傾向と対策
• 科学は基本的に性善説。嘘をついたり捏造したりするよ
うなことはないという前提で対話が進んでおり,根っか
らの悪人がいると対応のしようがない
• 出版バイアスやHARKingに対しては事前登録制pre-
registrationなどでシステマチックに対応
HCGシンポジウム2018
統計革命
Make Statistics Great Again
HCGシンポジウム2018
傾向と対策2
• 方法論的に問題を乗り越える→ベイズ統計学
• ベイズ統計学が注目される理由は二つ
• より誤用のない従来の統計学の代案として
• より進んだ統計モデルの推定を行う技術として
HCGシンポジウム2018
心理学における
新しい統計学との付き合い方
小杉考司(専修大学)
専門;心理統計学,ベイズ統計学
HCGシンポジウム2018
新しい統計学との付き合い方
• これまでの「帰無仮説検定」の考え方は頻度主義統計学
という考え方の上に立脚しています
• ベイズ統計学はベイズ主義ともいわれます。
• 確率に対する考え方,分析の前提が異なるので,そもそ
もの発想ごと変わるところがあります。
HCGシンポジウム2018
帰無仮説検定はとても便利?
• 標本の特徴から全体を推測するための科学的方法
• フィッシャー流;帰無仮説を棄却することで実験の確からしさ
を主張する
• ネイマン・ピアソン流;対立仮説と対比させ判断の基準とする
• ともあれ心理学で使われているのは混合型というか,「効果が
あったかなかったか」の意思決定の基準
• 検定統計量の形にすることで「どんなジャンルの数字でも」分
析できるようになった
13
HCGシンポジウム2018
NHSTの長短所
• 緻密な実験計画に用いることで,効果があったかどうか
を判断することができる
• ただし「帰無仮説を棄却する」=「対立仮説を採択する
」というロジックのややこしさ,不自然さが悩ましい
• 厳密な実験計画を立てることなく用いると弊害が多い
• 例数設計もしっかりと;想定する世界が変わってくる
• p値至上主義を招いてしまった
14
Null Hypothesis Significance Test
HCGシンポジウム2018
コインを24回投げて7回表が出た
とき,このコインはイカサマか?
15図11.2の一部を改訂
あり得る空間
あり得えない空間
Kruschke著「ベイズ統計モデリング―R,JAGS,Stanによるチュートリアル―」より
コインを24回投げて7回表が出た
とき,このコインはイカサマか?
16
N=24に固定した空間
図11.2の一部を改訂
Kruschke著「ベイズ統計モデリング―R,JAGS,Stanによるチュートリアル―」より
コインを24回投げて7回表が出た
とき,このコインはイカサマか?
17
N=7に限定した空間
図11.2の一部を改訂
Kruschke著「ベイズ統計モデリング―R,JAGS,Stanによるチュートリアル―」より
24回投げよう
と決めていた場合
18図11.3(P.310)
Kruschke著「ベイズ統計モデリング―R,JAGS,Stanによるチュートリアル―」より
7回表を見よう
と決めていた場合
19図11.4(P.313)
Kruschke著「ベイズ統計モデリング―R,JAGS,Stanによるチュートリアル―」より
5分間実験しよう
と決めていた場合
20図11.5(P.315)
Kruschke著「ベイズ統計モデリング―R,JAGS,Stanによるチュートリアル―」より
• 24回投げようと決めていた場合→有意傾向
• 7回表が出るまで,と決めていた場合→はっきり有意
• 5分間実験するつもりだった場合→ギリギリ有意
コインを24回投げて7回表が出た
とき,このコインはイカサマか?
データが同じなのに結果が違う,というのは直感的
にもおかしいと思いませんか?
なぜこんなことになるのか?
HCGシンポジウム2018
なぜこんなことになるのか?
• 頻度主義者にとっては「24回中7回」という事実だけ見ない。
そのほかの前提・仮定は示されない(論文の方法の中に埋め
込まれているはず。性善説的に)
• ベイズ統計ではデータの生成過程に関わる確率分布を考え,
尤度として表現する
• 24回投げようと決めている=二項分布
• 7回表が出るまでトライする=負の二項分布
• 5分間実験する=λ=24のポアソン分布と二項分布の混合
HCGシンポジウム2018
例数設計をしっかりと
• サンプルサイズの決め方(例数設計),分析計画の
設計(どことどこの差を見るか,一実験あたりの危
険率補正)が重要な理由
• 下位検定まで含めて,事前にしっかりと分析計画を
立てておかないと正しい判定ができない
• 疑われないために,事前登録制が必要
HCGシンポジウム2018
• p値は我々の仮説が正しい確率ではない
• 小さければ小さいほど良いというものでもない
• 「有意傾向」などという表現は全くナンセンス!
• 我々にとって重要な差は,
• 実質的な差 > 標準化された差 > 統計的有意差
p値至上主義にならないで
25
豊田秀樹(2009)検定力分析入門,東京図書より
HCGシンポジウム2018
標準化された差=効果量
• 一般的な議論をするために,例えばt検定であれば効果量d
(差を標準偏差で割ったもの)を参考にします。
• 差があった・なかったの1bit判断にするのではなく,どの
程度の違いなのか,量的な判断が必要
• 「実質的に等価な範囲(=この程度だったら差があると
はいえない大きさ)」については,各領域で考える必要
があります。
HCGシンポジウム2018
お品書き
• 再現性問題をご存知ですか—心理学の危機と統計革命
• alternativeとしてのベイズ統計学
• 新しい統計学との付き合い方
ベイズの分析の基礎
1.不確実性,信念の強さを確率によって数量化する
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情
報/信念にアップデートすること
prior posterior
以上!
HCGシンポジウム2018
for example
• 難易度が同じぐらいの10問のテストを受けたとします。
• 推定したいのは回答者の能力。この能力は,問題に正し
く答える比率θである,と定義します。
• 能力θは直接観測できず,観測できるのは「正答数」だけ
です。これを推論します。
HCGシンポジウム2018
ベイズの分析の実際
• データを見る前に,能力θはどれぐらいであると考えるか
を確率(確率分布)で表現します。
• 今回は比率ですので,0%−100%の範囲にあるはず。
• この範囲のどこにあるのかわからない,ということを,
どんなθの値にも等しい確率を割り当てることで表現しま
す。
1.不確実性,信念の強さを確率によって数量化
HCGシンポジウム2018
ベイズの分析の実際
1.不確実性,信念の強さを確率によって数量化
HCGシンポジウム2018
ベイズの定理
• 事前分布を とします。
• データDを見た後で,更新された事後分布は
• 事前分布を事後分布に更新するベイズの定理
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。そのための数学的準備。
HCGシンポジウム2018
?
• p(A|B)をBで条件づけられたAの確率,条件付き確率,と
呼びます。
• あるパラメータθの元での,データDの確率を表している
,と読むことができます。
• ここではθが未知数ですが,このようにパラメータが未知
数の確率関数のことを尤度関数といいます。
HCGシンポジウム2018
ベイズの定理
• ベイズの定理を言葉で言うならば
• となります。この分母は今の所気にしなくてOK。という
のも分母には未知のθがない=定数だし,左辺が確率分布
なのだから,「確率分布にするために総合計で割る」と
いう操作をするためのものだから。
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。そのための数学的準備。
事後確率
尤度 事前確率
=
×
周辺尤度
HCGシンポジウム2018
ベルヌーイ尤度関数
• イカサマコインかどうかはわからない。でも10回コイン
トスをして,3回表が出た,という時の尤度関数は
• 同様に,今回の「能力θを求めたい」という話で,例えば
10問中9問正解した,とデータがあれば,
HCGシンポジウム2018
事後分布の形
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。
事後分布
事前分布
HCGシンポジウム2018
事後分布の形
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。
事後分布
事前分布
0.9
山のピーク確率分布の山のピーク,つまり最も
その確率が生じやすい=尤もらしい
ところ,と言う意味で,最尤推定値
Maximum Likelihood Estimate(MLE)
と言います。
HCGシンポジウム2018
10問中9問正解したから
正答率0.9?
それぐらい誰でもわかるぜ!
HCGシンポジウム2018
事後分布の形
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。
事後分布
事前分布
95%確信区間
CI[0.59,0.98]
HCGシンポジウム2018
事前分布の影響
• 今回は「事前に能力θがどれぐらいなのかわからない」状
態であり,それを一様分布で示した
• 無情報分布ともいいます
• 無情報分布の場合は尤度関数の形がそのまま事後分布
に反映されます
• もし「この人の能力はかなり低いに違いない!」という
事前分布を持っていたら?!
HCGシンポジウム2018
ベイズの分析の実際
1.不確実性,信念の強さを確率によって数量化
こいつはせいぜい3割正解すればいい方だろう,と思っている
HCGシンポジウム2018
事後分布の形
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。
事後分布
事前分布
0.6
HCGシンポジウム2018
事後分布の形
2.観測データを使って事前の情報/信念を更新し,事後の情報/信
念にアップデートする。
事後分布
事前分布
95%確信区間
CI[0.38,0.78]
HCGシンポジウム2018
ベイズ統計学の利点
• 最初から最後まで分布=幅で話をする。差があるかない
か,というような1bit判断に陥る危険が少ない
• 事後分布から自分の仮説が正しい確率を読み取れる。p値
のような仮想世界の話をしなくて良い
• 事前分布が一様分布であれば,結果は尤度を直接反映し
たものになる=メカニズムで勝負ができる
HCGシンポジウム2018
従来の統計学は,事前分布が一様分布であることを暗に仮定しているとも言える
t検定のベイズ流代案
• わからないことは何か?=差があるかどうか。あるとし
たらどれぐらいあるかがわからない。
事後分布
事前分布尤度
データ
HCGシンポジウム2018
t検定のベイズ流代案
• わからないことは何か?=差があるかどうか。あるとし
たらどれぐらいあるかがわからない。
事後分布
事前分布尤度
データ
HCGシンポジウム2018
ベイジアンの答え
HCGシンポジウム2018
差も分布する
• 確信区間(Credible Intervals)あるいは最高密度区間(Highest
Density Intervals)で表現する
• 確信できる区間で平均値の差の取りうる可能性の広さを表現
• 幅が狭い=自信がある/幅が広い=自信がない
差が取りうる可能性の範囲
「ないない」ではなく「あるある」
HCGシンポジウム2018
ベイズ主義的に意思決定
• ベイズ流の分析では結果(パラメータ)が分布するので,意
思決定に際して「この程度であれば意味があったとする
」という判断基準が必要
• ROPE(Region Of Practical Equivalence;実質的に等価な
範囲)について共通了解が必要
• 実質的な差 > 標準化された差 > 統計的有意差
https://osf.io/s5vdy/
John K. Kruschke (2018)Rejecting or accepting parameter values in Bayesian
estimation ,Advances in Methods and Practices in Psychological Science
HCGシンポジウム2018
効果あり 効果なし 判断保留
https://osf.io/s5vdy/
John K. Kruschke (2018)Rejecting or accepting parameter values in Bayesian
estimation ,Advances in Methods and Practices in Psychological Science
仮説も自由にたてられる
• 帰無仮説=平均値の差が0,にこだわる必要がないので,
例えば「差が-1以上である確率」という表現もできる
• 平均値の差が0,にこだわって「効果のない可能性」も検
証することができる
HCGシンポジウム2018
ベイズの本領;モデリング
• 心理学評論「統計革命」の中で推されていたのは,代替
案としてのベイズというよりむしろモデリング
• 事前分布という助けを借りることで,複雑なモデルでも
推定ができるようになった。
HCGシンポジウム2018
モデリングとはパラメータに構造を入れること
モデリングの例
~
0
1
~ ~
項目j
個人i
プレート表現Kurschkeスタイル
ここで とする
この例はIRTの1PLモデルと言います
HCGシンポジウム2018
お品書き
• 再現性問題をご存知ですか—心理学の危機と統計革命
• alternativeとしてのベイズ統計学
• 新しい統計学との付き合い方
• 我々は「答え方」も変えなければならない
• 結果をあえて「差がある・ない」の2値判断に落とし込
み,剰余分を好き勝手な考察で膨らませ,それでいて
客観的な事実であると嘯く習慣を反省しなければなら
ない。
• モデルはデータを生成するものであり,推定結果は現
データの説明に過ぎない。より適したモデルであれば
未来のデータも生成できるはず=予測に対しても責任
を持たなければならない。
変わる問い方と答え方
HCGシンポジウム2018
統計的問いと答え
• そもそも異なる問題意識
• 頻度主義;どちらの道を進むべきか
• 尤度主義;今のデータから採択すべき仮説はどれか
• ベイズ主義;どの程度信じられるか(未来も含めて)
ex)効果がある/ない,実験を続けるべき/やめるべき
ex)複数の仮説の相対比較(BF)。
ex)データ生成モデルとしてどの程度予測ができるか(WAIC)
HCGシンポジウム2018
ベイズ統計学の考え方
• 変数変換などして「データを分析に合わせる」必要がない
• 何重にも組み合わさる仮定や補正からは無縁
• 下位検定を事前に計画していなくても良い
• 例数設計をしなくても大きな問題にならない
• 事後分布から自分の仮説が正しい確率を読み取れる
57
データ生成メカニズムを自然にデザインすることができます
ベイズは原理主義=つねにベイズの定理だけを当てはめます
事後分布は常に一つ。どう切り取っても構いません
事後分布は常に一つ。それが確率的に変わるものではありません
p値のように仮想世界の非現実的な値ではありません
HCGシンポジウム2018
研究のスタイルと分析法
• 探索段階,検証段階;推定法よりモデリング
• 利点;ラフな例数設計で良いので,すぐに実験に取り
かかれる。効果が「ない」ということにならない
• 留意点;事前分布による感度分析,事後予測分布によ
る現データのチェック
• ベイズ的に事後予測を見るもよし,慎重に事後対数尤
度でモデル比較をするもよし
58
HCGシンポジウム2018
研究のスタイルと分析法
• 検証的段階;モデルを単純化して決戦,なら頻度主義的に
• 利点;効果の有無,モデルの優劣など一定の結論を出す
ことができる
• 留意点;実験デザイン(例数含む)の事前登録やチェッ
クの必要性。新規性がなくても実験者・執筆者にメリッ
トがあるように。
• 理想的には;実験者・被験者・分析者,それぞれがしっ
かりと分業(面白い活動かどうかはわからない・・・)
59
HCGシンポジウム2018
心がけより仕掛け
• NHSTは便利な代物だが,厳格な手続きが要求されるためつ
いついイケナイことをしてしまう。
• ベイズ統計学は単純で直感的。間違いを起こしにくい性質
を持っているので,研究の初期段階ではベイズ流で行くこ
とがオススメです。
• p値主義がダメ→効果量見ないと→実質的な差を考えないと
,という流れは,ベイズ統計学でより顕著に。最初から仮
想的な確率ではなく実質的な大きさを見ることになるので
。
60
(c)仕掛学
HCGシンポジウム2018
欠点はないの?
• ベイズ統計学の主戦場はモデリング。これに関するテキ
ストはたくさん出ているが,いずれもプログラミング技
能を必要とする
• NHSTの代わりに使いたいだけ,というのであればJASP
がオススメ。ただしこれもマニュアルが弱いのと,まだ
安定したバージョンになってないのが問題
• 教育システムがまだ成立しきっていないのが最大の弱点
現段階でver0.9.1
HCGシンポジウム2018
同じ操作でベイズ統計流の
結果が得られる
読書案内
• J.K.Kruschke 「ベイズ統計モデリング:
R,JAGS, Stanによるチュートリアル 原著
第2版」共立出版
• 豊田秀樹「はじめての 統計データ分析 ―
ベイズ的〈ポストp値時代〉の統計学」朝
倉書店
HCGシンポジウム2018
心理学における
新しい統計学との付き合い方
小杉考司(専修大学)
HCGシンポジウム2018
専門;心理統計学,ベイズ統計学
本日の資料

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