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MAごころを、君に - GA4勉強会 #6 GA4の探索を
- 1. M A ご こ ろ を 、 君 に
# 6 G A 4 の 探 索 を
© Webpla LLC. 1
- 2. 自己紹介
• 2 0 0 4 年 よ り 人 材 業 界 を 中 心 に 、
デ ジ タ ル マ ー ケ テ ィ ン グ に 従 事 . 。
• 2 0 1 9 年 1 月 、 ウ ェ ブ プ ラ 合 同 会 社 設 立 。
• デ ジ タ ル マ ー ケ テ ィ ン グ コ ン サ ル テ ィ ン グ や
各 種 研 修 講 師 な ど 。
• 今 後 は 学 習 コ ミ ュ ニ テ ィ 型 書 店 を 目 指 し て 活
動 し ま す 。
寺岡 幸二
@webplajp
ウ ェ ブ プ ラ 合 同 会 社 代 表
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- 3. 本日のテーマ
1 . G A 4 に つ い て 。 歴 史 や 思 想 、 メ ニ ュ ー 構 成 等 の 説 明
2 . 探 索 に つ い て 。 機 能 と 「 レ ポ ー ト 」 と の 違 い を 考 察
3 . 思 考 に つ い て 。 探 索 の 実 践 に 向 け た 考 え 方 と 使 い 方
Google Analytics 4 × Explorations
© Webpla LLC. 3
- 4. Google Analytics とは
• ウ ェ ブ サ イ ト と ア プ リ か ら デ ー タ を 収 集 し 、 ビ ジ ネ ス に 関 す る 分 析 情 報 を 提
供 す る レ ポ ー ト を 作 成 す る プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 。 * 1
• ユ ー ザ ー が ラ イ フ サ イ ク ル 全 体 に お い て 、 対 象 の サ イ ト や ア プ リ を ど の よ う
に 利 用 し て い る か 把 握 で き る 。 * 2
© Webpla LLC. 4
*1:https://support.google.com/analytics/answer/12159447?hl=ja
*2:https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/ を一部修正
- 5. GA4までの歩み
© Webpla LLC. 5
1998 2023
2009
2005
Urchin
urchin.js
2012 2016
2014 20192020
2012/3
終了
2005/4
買収
ga.js
Universal Analytics ( analytics.js )
GA4 ( gtag.js )
Web
App
Firebase
2023/7
終了
Urchin
2014/10
買収
Firebase
Analytics
2007
ga.js ※非同期
2012/3
終了
2016/3
終了
2016/3
終了
• サーバーログ方式
• UTM(Urchin Tracking
Module)やIP+ユーザエー
ジェントでユーザー判定
• セグメント等、細かい分析
機能に劣る
• トラッキング機能のみ活用
• 解析機能をWeb Analytics思想に
準じて独自開発
• いわゆるmBaaS(mobile
backend as a Service)
・海外情報:https://en.ryte.com/magazine/google-analytics-4
・日本情報:https://www.ga4.guide/what-is-ga4/history-of-ga4/ ※リリース時期は、できるだけ海外発表時期で修正
- 6. analytics.js
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[標準タグ]
<!-- Google Analytics -->
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i
[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*
new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.
parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'scrip
t','https://www.google-
analytics.com/analytics.js','gaʼ);
ga('create', '[GA̲ID]', 'autoʼ);
ga('send', 'pageviewʼ);
</script>
<!-- End Google Analytics -->
[イベントトラッキング] 条件を指定して下記情報を送信
ga(ʻsendʼ, ʻeventʼ, [カテゴリ], [アクション], [ラベル], [値]);
• ページビューと併せて、ユーザー情報やセッション
情報をCookieから付与し、解析環境に送信&格納
• 解析の目的は”行動の可視化”であり、クリックやカ
ウントといった行動を定量化する需要も高まる
• Google Tag Manager の利用で、イベント情報の送信が
効率良くできるようになる
• データ追加の手法が異なり、管理が煩雑に
- 7. gtag.js ( Googleタグ )
© Webpla LLC. 7
[標準タグ]
<!-- Global Site Tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async
src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?i
d=[GA̲ID]"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js',
new Date());
gtag('config', '[GA̲ID]ʼ);
</script>
• GoogleタグAPIと併せて、ユーザー情報やセッショ
ン情報をCookieから付与して解析環境に送信&格納
• “config”とはコマンド(いわゆる指示)であり、他に
get / set / event / consent がある
• コマンドとパラメータの組み合わせで、データの送
信や取得が可能
• Google Tag Manager の利用で、イベント情報の送受信
が効率良くできるようになる
• データの取得形式が統一され、計測に必要な手順も簡
略化される
- 8. サンプルデータについて
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※ G o o g l e M e r c h a n d i s e S t o r e は 、 G o o g l e ブ ラ ン ド の 商 品 を 販 売 す る
e コ マ ー ス サ イ ト で す 。
※ ユ ニ バ ー サ ル ア ナ リ テ ィ ク ス と G o o g l e ア ナ リ テ ィ ク ス 4 の ど ち ら
の プ ロ パ テ ィ に も 対 応 し て い ま す 。
https://www.webpla.jp/u/gmsda
- 9. GA4のメニュー構成
© Webpla LLC. 10
ユーザー数や収益のほか、最近利用したメニュー、最適化に向けたアドバイ
スなどが確認できる。
ユーザーを「属性(環境含む)」「集客」「エンゲージメント」軸で分析で
きる。ディメンションで比較も可能。
利用者が自ら「ディメンション」「指標」「セグメント」「フィルタ」「レ
ポート形式」を指定し、分析が可能。
「広告」に限らず、成果の獲得経路やアトリビューションモデル比較など、
コンバージョンにまつわる情報を確認できる。
計測する「イベント」や「コンバージョン」、ユーザーを特定条件下でカテ
ゴライズする「オーディエンス」、「カスタム定義」を設定できる。
- 10. レポートと探索の違い
• レ ポ ー ト は 整 理 さ れ る 前 の 当 日 デ ー タ も 確 認 が 可 能 。 探 索 は 前 日 ま で の
デ ー タ で の 解 析 が 可 能 。 ※1
• レ ポ ー ト で 利 用 で き 、 探 索 で は 利 用 で き な い フ ィ ー ル ド が あ る
• 個 人 的 解 釈 で は … U A : 各 メ ニ ュ ー → 解 析 / カ ス タ ム レ ポ ー ト 等 → B I
G A 4 : レ ポ ー ト → B I / 探 索 → 解 析
© Webpla LLC. 11
【レポート】
小さなPDCA
= 分析・確認
【探索】
大きなPDCA
= 解析・発見
日次 週次 月次 期・年次
*1:レポートとデータ探索ツールの多くにおいて、ウェブサイトまたはアプリのデータの処理に 24〜48 時間かかることがある
https://support.google.com/analytics/answer/9333790?hl=ja
- 11. 探索における集計形式の種類
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探索の手法 レポートの概要
1. 自由形式 クロス集計の他、各種グラフや散布図にも対応した分析できる。
2. コホートデータ探索 一定条件を満たすユーザーの時間経過に伴う行動の変化を分析できる。
3. 目標到達プロセスデータ探索 ユーザーによる各ステップの遷移状況を分析できる。
4. セグメントの重複 複数のユーザー セグメントの相互関係がベン図で確認できる。
5. ユーザーエクスプローラー UAのユーザーエクスプローラレポートとほぼ同様。
6. 経路データ探索 UAの行動フローレポートとほぼ同様。
7. ユーザーのライフタイム ユーザーのライフタイム バリューを評価できる。
- 12. 思考とは
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し ‐ こ う 【 思 考 】
1 . 考 え る こ と 。 経 験 や 知 識 を も と に あ れ こ れ と 頭 を 働 か せ る こ
と 。 「 ― を 巡 ら す 」 「 ― 力 が 鈍 る 」
2 . 哲 学 で 、 広 義 に は 、 人 間 の 知 的 精 神 作 用 の 総 称 。 狭 義 に は 、
感 覚 や 表 象 の 内 容 を 概 念 化 し 、 判 断 し 、 推 理 す る 知 性 の 働 き
を い う 。
3 . 心 理 学 で 、 感 覚 や 表 象 の 内 容 を 概 念 化 し 、 判 断 し 、 推 理 す る
心 の 働 き や 機 能 を い う 。
( デ ジ タ ル 大 辞 泉 よ り )
- 13. 思考スキルの種類例(小学校)
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探索の手法 レポートの概要
1. 順序付ける 複数の対象について、ある視点や条件に沿って対象を並び替える。
2. 比較する 複数の対象について、ある視点から共通点や相違点を明らかにする。
3. 分類する 複数の対象について、ある視点から共通点のあるもの同士をまとめる。
4. 関連付ける 複数の対象がどのような関係にあるかを見付ける。
5. 多面的に見る・多角的に見る 対象のもつ複数の性質に着目したり、異なる複数の角度から捉えたりする。
6. 理由付ける 対象の理由や原因,根拠を見付けたり予想したりする。
7. 見通す 見通しを立てる。物事の結果を予想する。
8. 具体化する 対象を構成する下位概念や要素に分けたりする。
9. 抽象化する 対象に関する上位概念や法則を挙げたり,一つにまとめたりする。
10. 構造化する 考えを構造的(網構造・層構造など)に整理する。
・思考スキルと思考ツール - 印西市立原山小学校
http://inzai.ed.jp/harayama-e/index.php?page̲id=327
- 14. 順序付ける
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S T E P 1
S T E P 2
S T E P 3
G O A L
• 順 序 立 て て 物 事 を 考 え る 際 や 、 計 画 を 立 て て
見 通 し を も つ 。
• ス テ ッ プ チ ャ ー ト は 、 順 序 立 て る 時 に 有 効 な
ツ ー ル 。
• 目 標 到 達 プ ロ セ ス デ ー タ 探 索 は ス テ ッ プ
チ ャ ー ト に あ た り 、 過 去 の 実 績 か ら 順 序 立 て
て 計 画 を 立 て や す い 。
• フ ォ ー ム や カ ー ト に お け る プ ロ セ ス の み で な
く 、 主 要 導 線 を 発 見 し 、 獲 得 計 画 を 立 て る の
に 役 立 つ 。
- 15. 比較する
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A B
• 比 較 す る と は 、 違 う と こ ろ を 探 す
だ け で な く 、 共 通 点 を 探 す こ と 。
• ベ ン 図 は 、 共 通 点 を 探 す の に 有 効
な ツ ー ル 。
• セ グ メ ン ト の 重 複 で 、 タ ー ゲ ッ ト
の 共 通 点 を 最 大 公 約 数 的 に 取 れ ば 、
セ グ メ ン ト 間 を 包 括 的 に 対 策 で き
る の で は な い か 。
• 共 通 の 主 要 導 線 づ く り は ブ ラ ン
デ ィ ン グ に も 通 じ る 。
- 16. 多面的に見る・多角的に見る
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• 対 象 の も つ 性 質 を 一 方 か ら 捉 え る の で は な く 、
複 眼 的 に 新 た な 視 点 を ” 付 け 加 え る ” 。
• く ま 手 チ ャ ー ト や ウ ェ ビ ン グ マ ッ プ な ど が 有
効 と さ れ る 。
• 探 索 に 適 し た 形 式 は な い も の の 、 マ イ ン ド
マ ッ プ や ブ レ イ ン ス ト ー ミ ン グ の 枠 内 で デ ー
タ 探 索 を 行 う こ と は 可 能 。
• 視 点 を ず ら す 、 評 価 を 反 転 さ せ る と い っ た 思
考 が 役 立 つ 。
直 帰 率 ニ ー ズ と 不 一 致
前 情 報 の 整 理
導 線 の 改 善
資 料 D L へ の 誘 導
再 来 訪 の 評 価
- 18. 解析のプロセスを学ぶ本
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定 量 分 析 の 教 科 書
グ ロ ー ビ ス ・ 鈴 木 健 一 ( 2 0 1 6 )
• ビ ジ ネ ス 現 場 で 行 わ れ る 「 定 量 解 析 ( デ ー タ
分 析 ) 」 に 必 要 な 知 識 を ま と め た 一 冊 。
• 解 析 思 考 の 中 で も 「 比 較 」 に 着 目 。 様 々 な 身
近 な ケ ー ス や 事 例 を 具 体 例 と し て い る た め 、
ワ ー ク も 可 能 。
• 統 計 に 関 す る 理 解 や 仮 説 立 案 の プ ロ セ ス に つ
い て も 触 れ て い る る 。
- 19. 分析の5つの視点(比較の軸)
© Webpla LLC. 20
イ ン パ ク ト ( 大 き さ )
や る 意 味 は あ る か
ギ ャ ッ プ ( 差 異 )
目 標 や 対 象 と 差 は あ る か
ト レ ン ド ( 変 化 )
予 測 と 要 因 は 適 切 か
ば ら つ き ( 分 布 )
偏 り を ど う 捉 え る か
パ タ ー ン ( 法 則 )
相 関 や 変 曲 点 は あ る か
- 20. 発想法を学ぶ本
© Webpla LLC. 21
ト リ ー ズ の 発 明 原 理 4 0
高 木 芳 徳 ( 2 0 1 4 )
• ロ シ ア の 元 特 許 審 査 官 ア ル ト シ ュ ー ラ ー に よ
る 問 題 解 決 の た め の 思 考 支 援 ツ ー ル 。
• 問 題 に 起 こ る 矛 盾 を 軸 に 、 変 化 さ せ る パ ラ
メ ー タ ー と 原 理 と な る 思 考 を 選 択 し 、 原 理 を
ヒ ン ト に 解 決 す る 。
• 個 人 的 に は 、 目 の 前 の 事 象 を 多 面 的 に 考 え る
ツ ー ル と し て 利 用 す る 価 値 も 高 い と 考 え る 。
- 21. GA4を学ぶ本
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G o o g l e ア ナ リ テ ィ ク ス 4 設 定 ・ 分 析
の す べ て が わ か る 本
小 川 卓 ( 2 0 2 2 )
• 文 句 な し の 最 新 情 報 に 溢 れ た 実 践 本 。
• 各 メ ニ ュ ー の 紹 介 が 手 厚 く 、 様 々 な 利 用 シ ー
ン で の 事 例 も 豊 富 。
• g a 4 . g u i d e ( G o o g l e A n a l y t i c s 4 ガ イ ド )
を 見 て お け ば 大 丈 夫 。