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株式会社 SRA
阪井 誠
チケットの利用による
経験を活かした開発の可能性
- 量からニーズ、総合プロデュースへ -
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自己紹介
1
レビュー監訳
阪井誠:さかば、@sakaba37、 ㈱SRA、博士(工学)
• ソフトウェアプロセス、チケット駆動開発(TiDD)、
アジャイル開発に興味を持つ「プロセスプログラマー」
• 仕事とコミュニティに刺激を受ける:RxTstudy、SEA関西
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現在のプロセスの扱い方は
問題デス!
2
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プロセスの定義と効果
• プロセスとは選択的なタスクの集合
• モデリングすることで知識を
伝達、理解、改善、管理、 支援、自動化できる
3
素材(制約)ごとの工夫 (辛さのリスクに対し)
マイルドにするには牛乳
バリエーションの手順
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ソフトウェア開発を振り返ると
ユーザ向けのデモが必要な場合を考えてみる
• 標準プロセスによる改善
• プロセスは管理の基盤、プロジェクトの責務を標準化
• どのように対応するか、開発計画はリーダー任せ
• タイムボックス管理
• ロールモデルや繰り返し期間、プラクティスを示す
• バックログ(要求)にどのように入れるか、タイムボックス中に
どのように実現するかは現場任せ
• 望まれる開発
• 個人に閉じない経験(段取り、調整)の利用を支援
• 実際の制約やリスクを考慮して、対応の難しかった業務を
過去の事例を参考に段階的に開発する
=> パターンランゲージとプロジェクトランゲージの
アプローチが利用できそう
4
分担と定期的な味見
重量やカットの
測定とエビデンス
工夫とバリエーション
事例の組み合わせ
カレーに例えると
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目次
• 背景
• 現状のプロセスの扱いが問題デス!
• プロセスの定義と効果
• ソフトウェア開発を振り返ると
• パターンランゲージとプロジェクトランゲージ
• パターンランゲージ
• ワーキングマスタープラン
• プロジェクトランゲージの制約
• ランゲージの作り方
• ソフトウェア開発にあてはめると
• ワーキングマスタープランふたたび
• チケットはパタンの素になるか
• チケットの分類結果
• まとめ
5
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パタンランゲージとプロジェクトランゲージ(1/2)
6
ワンパターン パタンランゲージ プロジェクトランゲージ
ねらい 独立した住まい 自分たちの住まい 過ごしやすい街
プロセス 一括開発 段階的 調整+段階
方向性 大量生産で需要を満
たす
多様なニーズを満たす 制約をふまえた心地よさ、
総合プロデュース
技術要素 共通化 モジュール化 コミュニケーション、現物
重視する点 汎用性 独立性 具体性
※国土地理院の空中写真
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パタンランゲージとプロジェクトランゲージ(2/2)
• パタンランゲージとは
• 問題(フォース)を解決する
• 心地よいもの
• 組み合わせて多様性を実現する
• プロジェクトランゲージ
• 具体的な要求の段階的な組み合わせ
• 制約をふまえてパタンランゲージを書き換える
• センター(概念)を考える
• 現物主義(実寸の竹竿を置いてみる)
7
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パタンランゲージ
• パタンランゲージは、利用者の中から発見される
• パタンの属性
• パタン名
• 解釈とキーワード
• 問題点とキーワード
• ジャンプ(超越)
• 前提条件
• プロジェクトランゲージは、パタンランゲージと外
世界(環境)との結びつきの中で生まれてくる
* 本橋, 中埜,羽生田,懸田,江渡: パタンランゲージからプロジェクトランゲージへ共創のプロ
セス, AsianPLoP 2015(4th Asian Conference on Pattern Languages of Programs).
8
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ワーキングマスタープラン
• パタンランゲージを組み合わせてプロジェクト
ランゲージを構成していく
9
パタン
プロジェクト
街びらき 便利な街 仕事も快適 発展する街
幹線道路 ○
道路沿いの
住宅・店舗
○ ○
一般住宅 ○ ○
鉄道上住宅 ○
スーパー ○
児童公園 ○
隣接商店 ―
鉄道 ○
実行主体 A社 B社 C社 D社
注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
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プロジェクトランゲージの制約
10
公園は必須
住民が増えるまで作れない
けいはんな線開通まで家を建てられない
道路沿いから分譲したい
※国土地理院の空中写真
幹線道路は必須
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ランゲージの作り方
• パタンランゲージ
• 利用者の巻き込み
• パタンの素(言葉)発見
• 分類
• パタン化
• プロジェクトランゲージ
• プロジェクトランゲージ作成
• ルールとシーケンス作り
• 設計と見積
• 施工/実行
• 診断と修復プロセス
• http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/proceedings2011/
asianplop2011_submission_25.pdf
11
=> チケットを利用できないか?
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ソフトウェア開発にあてはめると
12
ワンパターン パタンランゲージ プロジェクトランゲージ
ソフトウェア 標準化による改善 タイムボックス管理 望まれる開発
プロセス ウォーターフォール アジャイル DDD+ユーザーストー
リーマッピング
方向性 大量生産で需要を満
たす
変化するニーズを満た
す
制約をふまえた心地よさ、
総合プロデュース
技術要素 共通化 モジュール化 コミュニケーション、現物
重視する点 汎用性 独立性 具体性
※国土地理院の空中写真
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ワーキングマスタープランふたたび
13
パタン
プロジェクト
イメージ共有 デモに向けて 主要機能 魅力機能
基本画面 ○
基本データ
モデル
○
主要画面 ○
主要モック ○
基本API ○
デモ ○
フィードバック ○
主要API ○
魅力画面 ○
魅力API ○
レビュー主体 PO ユーザ PO・監査 PO
注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
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ワーキングマスタープランふたたび
14
パタン
プロジェクト
イメージ共有 デモに向けて 主要機能 魅力機能
基本画面 ○
基本データ
モデル
○
主要画面 ○
主要モック ○
基本API ○
デモ ○
フィードバック ○
主要API ○
魅力画面 ○
魅力API ○
レビュー主体 PO ユーザ PO・監査 PO
注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
パタンの素(言葉)が収集できれば
実現できそう
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15
チケットはパタンの素になるか
チケットを分類してみた
• 文教パッケージのカスタマイズ(最大8人x1年)
• 補完型チケット駆動開発で支援
o 計画にない作業を備忘録としてチケット化
o バグだけではなく、ソースを触るときや、
WBSにない作業をするときは、チケットを登録
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チケットの分類結果
16
客先業務
固有
仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更
データ 25 連携システムからの運用データ移行など
準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業
汎用的な
内容
基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え
テスト 12 構築した環境依存のテストなど
管理 3
リリース前の確認作業など追加の管理作
業
障害 3 障害に関連する分析作業
• チケットには様々な情報があった
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チケットの分類結果
17
客先業務
固有
仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更
データ 25 連携システムからの運用データ移行など
準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業
汎用的な
内容
基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え
テスト 12 構築した環境依存のテストなど
管理 3
リリース前の確認作業など追加の管理作
業
障害 3 障害に関連する分析作業
• チケットにはプロジェクトに特徴的な言葉があっ
た
• 同一顧客の他システム構築時や
リプレス時に参考になる
• 個別のパタンランゲージやプロジェク
トランゲージの参考になる
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チケットの分類結果
18
客先業務
固有
仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更
データ 25 連携システムからの運用データ移行など
準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業
汎用的な
内容
基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え
テスト 12 構築した環境依存のテストなど
管理 3
リリース前の確認作業など追加の管理作
業
障害 3 障害に関連する分析作業
• チケットはプロジェクトの特性をあらわしていた
• 同一システムの導入やトラブル発生
時に参考になる
• 標準的なパタンランゲージになる
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まとめ (1/2)
• 現在のプロセスの問題を解決する方法として
経験を生かして開発をする方法を提案した
• パタンランゲージとプロジェクトランゲージの仕組
みをソフトウェア開発に応用する
• DDDのユビキタス言語とユーザーストーリーマッ
ピングをあわせたようなもの
• 具体的な要求を組み合わせて実現する
• 制約を考慮して段階的に実現する
• ユーザと共に検討し、実現する
19
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まとめ (2/2)
• 補完型チケット駆動開発で蓄積されたチケットを
7種類に分類した
• 業務固有の経験と汎用的な経験があった
• チケットはパタンの素(言葉)になる可能性がある
• 障害だけでなく伝達すべき経験としてチケットを
利用できる
• 今後は具体的な経験を元にプロジェクトを
支援する方法を構築したい
20
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おわり

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チケットの利用による経験を活かした開発の可能性

  • 1. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 株式会社 SRA 阪井 誠 チケットの利用による 経験を活かした開発の可能性 - 量からニーズ、総合プロデュースへ -
  • 2. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 自己紹介 1 レビュー監訳 阪井誠:さかば、@sakaba37、 ㈱SRA、博士(工学) • ソフトウェアプロセス、チケット駆動開発(TiDD)、 アジャイル開発に興味を持つ「プロセスプログラマー」 • 仕事とコミュニティに刺激を受ける:RxTstudy、SEA関西
  • 3. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 現在のプロセスの扱い方は 問題デス! 2
  • 4. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved プロセスの定義と効果 • プロセスとは選択的なタスクの集合 • モデリングすることで知識を 伝達、理解、改善、管理、 支援、自動化できる 3 素材(制約)ごとの工夫 (辛さのリスクに対し) マイルドにするには牛乳 バリエーションの手順
  • 5. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ソフトウェア開発を振り返ると ユーザ向けのデモが必要な場合を考えてみる • 標準プロセスによる改善 • プロセスは管理の基盤、プロジェクトの責務を標準化 • どのように対応するか、開発計画はリーダー任せ • タイムボックス管理 • ロールモデルや繰り返し期間、プラクティスを示す • バックログ(要求)にどのように入れるか、タイムボックス中に どのように実現するかは現場任せ • 望まれる開発 • 個人に閉じない経験(段取り、調整)の利用を支援 • 実際の制約やリスクを考慮して、対応の難しかった業務を 過去の事例を参考に段階的に開発する => パターンランゲージとプロジェクトランゲージの アプローチが利用できそう 4 分担と定期的な味見 重量やカットの 測定とエビデンス 工夫とバリエーション 事例の組み合わせ カレーに例えると
  • 6. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 目次 • 背景 • 現状のプロセスの扱いが問題デス! • プロセスの定義と効果 • ソフトウェア開発を振り返ると • パターンランゲージとプロジェクトランゲージ • パターンランゲージ • ワーキングマスタープラン • プロジェクトランゲージの制約 • ランゲージの作り方 • ソフトウェア開発にあてはめると • ワーキングマスタープランふたたび • チケットはパタンの素になるか • チケットの分類結果 • まとめ 5
  • 7. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved パタンランゲージとプロジェクトランゲージ(1/2) 6 ワンパターン パタンランゲージ プロジェクトランゲージ ねらい 独立した住まい 自分たちの住まい 過ごしやすい街 プロセス 一括開発 段階的 調整+段階 方向性 大量生産で需要を満 たす 多様なニーズを満たす 制約をふまえた心地よさ、 総合プロデュース 技術要素 共通化 モジュール化 コミュニケーション、現物 重視する点 汎用性 独立性 具体性 ※国土地理院の空中写真
  • 8. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved パタンランゲージとプロジェクトランゲージ(2/2) • パタンランゲージとは • 問題(フォース)を解決する • 心地よいもの • 組み合わせて多様性を実現する • プロジェクトランゲージ • 具体的な要求の段階的な組み合わせ • 制約をふまえてパタンランゲージを書き換える • センター(概念)を考える • 現物主義(実寸の竹竿を置いてみる) 7
  • 9. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved パタンランゲージ • パタンランゲージは、利用者の中から発見される • パタンの属性 • パタン名 • 解釈とキーワード • 問題点とキーワード • ジャンプ(超越) • 前提条件 • プロジェクトランゲージは、パタンランゲージと外 世界(環境)との結びつきの中で生まれてくる * 本橋, 中埜,羽生田,懸田,江渡: パタンランゲージからプロジェクトランゲージへ共創のプロ セス, AsianPLoP 2015(4th Asian Conference on Pattern Languages of Programs). 8
  • 10. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ワーキングマスタープラン • パタンランゲージを組み合わせてプロジェクト ランゲージを構成していく 9 パタン プロジェクト 街びらき 便利な街 仕事も快適 発展する街 幹線道路 ○ 道路沿いの 住宅・店舗 ○ ○ 一般住宅 ○ ○ 鉄道上住宅 ○ スーパー ○ 児童公園 ○ 隣接商店 ― 鉄道 ○ 実行主体 A社 B社 C社 D社 注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
  • 11. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved プロジェクトランゲージの制約 10 公園は必須 住民が増えるまで作れない けいはんな線開通まで家を建てられない 道路沿いから分譲したい ※国土地理院の空中写真 幹線道路は必須
  • 12. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ランゲージの作り方 • パタンランゲージ • 利用者の巻き込み • パタンの素(言葉)発見 • 分類 • パタン化 • プロジェクトランゲージ • プロジェクトランゲージ作成 • ルールとシーケンス作り • 設計と見積 • 施工/実行 • 診断と修復プロセス • http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/proceedings2011/ asianplop2011_submission_25.pdf 11 => チケットを利用できないか?
  • 13. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ソフトウェア開発にあてはめると 12 ワンパターン パタンランゲージ プロジェクトランゲージ ソフトウェア 標準化による改善 タイムボックス管理 望まれる開発 プロセス ウォーターフォール アジャイル DDD+ユーザーストー リーマッピング 方向性 大量生産で需要を満 たす 変化するニーズを満た す 制約をふまえた心地よさ、 総合プロデュース 技術要素 共通化 モジュール化 コミュニケーション、現物 重視する点 汎用性 独立性 具体性 ※国土地理院の空中写真
  • 14. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ワーキングマスタープランふたたび 13 パタン プロジェクト イメージ共有 デモに向けて 主要機能 魅力機能 基本画面 ○ 基本データ モデル ○ 主要画面 ○ 主要モック ○ 基本API ○ デモ ○ フィードバック ○ 主要API ○ 魅力画面 ○ 魅力API ○ レビュー主体 PO ユーザ PO・監査 PO 注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです
  • 15. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved ワーキングマスタープランふたたび 14 パタン プロジェクト イメージ共有 デモに向けて 主要機能 魅力機能 基本画面 ○ 基本データ モデル ○ 主要画面 ○ 主要モック ○ 基本API ○ デモ ○ フィードバック ○ 主要API ○ 魅力画面 ○ 魅力API ○ レビュー主体 PO ユーザ PO・監査 PO 注:もっとわかりやすい名前を付けるべきです パタンの素(言葉)が収集できれば 実現できそう
  • 16. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved 15 チケットはパタンの素になるか チケットを分類してみた • 文教パッケージのカスタマイズ(最大8人x1年) • 補完型チケット駆動開発で支援 o 計画にない作業を備忘録としてチケット化 o バグだけではなく、ソースを触るときや、 WBSにない作業をするときは、チケットを登録
  • 17. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved チケットの分類結果 16 客先業務 固有 仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更 データ 25 連携システムからの運用データ移行など 準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業 汎用的な 内容 基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え テスト 12 構築した環境依存のテストなど 管理 3 リリース前の確認作業など追加の管理作 業 障害 3 障害に関連する分析作業 • チケットには様々な情報があった
  • 18. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved チケットの分類結果 17 客先業務 固有 仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更 データ 25 連携システムからの運用データ移行など 準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業 汎用的な 内容 基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え テスト 12 構築した環境依存のテストなど 管理 3 リリース前の確認作業など追加の管理作 業 障害 3 障害に関連する分析作業 • チケットにはプロジェクトに特徴的な言葉があっ た • 同一顧客の他システム構築時や リプレス時に参考になる • 個別のパタンランゲージやプロジェク トランゲージの参考になる
  • 19. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved チケットの分類結果 18 客先業務 固有 仕様 11 顧客の要望に基づく仕様変更 データ 25 連携システムからの運用データ移行など 準備 6 客先固有の資料作成などの準備作業 汎用的な 内容 基盤 17 最新のシステムやDBなどへの入れ替え テスト 12 構築した環境依存のテストなど 管理 3 リリース前の確認作業など追加の管理作 業 障害 3 障害に関連する分析作業 • チケットはプロジェクトの特性をあらわしていた • 同一システムの導入やトラブル発生 時に参考になる • 標準的なパタンランゲージになる
  • 20. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved まとめ (1/2) • 現在のプロセスの問題を解決する方法として 経験を生かして開発をする方法を提案した • パタンランゲージとプロジェクトランゲージの仕組 みをソフトウェア開発に応用する • DDDのユビキタス言語とユーザーストーリーマッ ピングをあわせたようなもの • 具体的な要求を組み合わせて実現する • 制約を考慮して段階的に実現する • ユーザと共に検討し、実現する 19
  • 21. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved まとめ (2/2) • 補完型チケット駆動開発で蓄積されたチケットを 7種類に分類した • 業務固有の経験と汎用的な経験があった • チケットはパタンの素(言葉)になる可能性がある • 障害だけでなく伝達すべき経験としてチケットを 利用できる • 今後は具体的な経験を元にプロジェクトを 支援する方法を構築したい 20
  • 22. Copyright © Software Research Associates, Inc. All Rights Reserved おわり