SlideShare una empresa de Scribd logo
1 de 12
Descargar para leer sin conexión
Drupal の長期的な成長戦略
― バイテルト氏のブログ記事より ―
西尾正博
(本資料作成 2019 年 1 月 11 日)
ドテカン(Drupal 定点観測)2019/01/11
Drupal is a registered trademark of Dries Buytaert.
自己紹介
西尾 正博
株式会社アウトソーシングテクノロジー
Drupal & HTML5 推進室 マーケティングプランナー
Drupal 歴 約 11 年。元 Joomla! ユーザー
2011 年からバイテルト氏のブログ記事を時々、日本語に
翻訳・公開。
好きなもの:ポテトサラダ
このプレゼンの構成
 Drupal の長期的な成長戦略
バイテルト氏ブログ記事「Drupal's long-term growth
obstacles」の主なポイント
 出典
「Drupal の長期的な成長にとっての妨げ」
Drupal‘s long-term growth obstacles (2018/12/21) バイテルト氏ブログ記事
(日本語訳はアウトソーシングテクノロジー Drupal 情報サイト Web Go Go に掲載)
以下の関連記事(バイテルト氏ブログ。英語)もイチオシ!
 Optimizing your product strategy for the short- and long-term (2018/12/14)
 Relentlessly eliminating barriers to growth (2018/12/17)
上記各記事の URL は本資料最後の「出典」を参照。
Drupal の創始者であるバイテルト氏はオープンソースをビジネス モデルととらえ、
「製品」としての Drupal をさまざまな角度から推進している。
製品を普及させるには、製品と環境の両方に働きかけるのが効果的。
 製品:需要に合った/需要を見越した製品を作る
 環境:製品が普及する環境を整える、普及の障害を減らす
Drupal を長期的に成長させる戦略
バイテルト氏の掲げる 5 つのアプローチ
1. Drupal を評価、導入しやすくする
2. Drupal をコンテンツ作成者とサイト ビルダーにとって使いやすくする
3. 開発者とサイト所有者にとっての所有総コストを低減させる
4. Drupal を時流に乗せながらインパクトを持たせ続ける
5. Drupal をプロモートし、Drupal エージェンシーが成功するよう力添えをする
以下のページ(スライド)では上記の各項目の概要を順に紹介。
1. Drupal を評価、導入しやすくする
2018 年には Drupal を初めて試してみる人ができるだけ少ない操作ステップで試せる
ようにした(評価者体験 - エバリュエーター エクスペリエンスの改善)。ダウンロー
ドとインストールが完了するまでのクリック数を減らし、デモ サイトを簡単に作れる
ようにした。
2019 年は新規ユーザー体験(ニュー ユーザー エクスペリエンス)を改善できたらと
思う。新しい Drupal ユーザーにとっては、ローカル開発環境を立ち上げるのはまだ
選択肢が多く、説明やガイドが少ない。「公式」なやり方が 1 つ決まっているわけで
はないのでわかりにくい。
Drupal.org トップ ページ
から 1 クリックでダウン
ロード ページに到達
2. Drupal をコンテンツ作成者とサイト ビルダーに
使いやすくする
単純さが勝つ。ソフトウェアに求められるのは、機能的にパワフルでありつつ、使い
やすいということ。コンテンツ作成者とサイト ビルダーには特にこれが当てはまる。
コンテンツ作成者とサイト ビルダーにとって Drupal が使いやすくなるよう、Drupal
8.0 には WYSIWYG エディターとインプレース編集が導入された。今はメディア管理、
レイアウト作成、コンテンツ ワークフローの機能に加えて、管理とオーサリングの新
しい UI を取り入れようとしている。
これらの多くは UI にツールを加えるが、それによって、コンテンツ作成者とサイト
ビルダーはより少ないコード(コーディング)でさらに多くのことができるようにな
る。長期的に見て、Drupal には、これらの「ノーコード(no-code)」または「ロー
コード(low code)」の性能をもっと加えていく必要がある。
3. 開発者とサイト所有者にとっての
所有総コストを減らす
(2018 年には)開発者とサイト所有者にはアップグレードしやすくした。
6 か月の革新モデル(開発サイクル)を採用し、マイナー リリースに対する
セキュリティー対応期間を拡張した。これでメジャー アップグレードの複雑
さは取り除かれ、アップグレードの時間的な余裕が増え、新しい性能をより
頻繁にリリースできるようになった。
これに加えて、Drupal の Composer サポートと、コンフィギュレーション
管理機能の改善が進んでいる。開発者が日々の作業を自動化、合理化するの
に役立つだろう。
長期的に見れば、Composer サポートの改良は自動アップデートに向かう踏
み石になり得る。自動アップデートは開発者の時間を解放することだろう。
4. Drupal を時流に乗せながらインパクトを持たせ続ける
Drupal エコシステムの革新が進んでいる。Drupal に新しい貢献者を引き寄せ、既存
の貢献者をワクワクさせ続ける必要がある。Drupal を時流に乗せながらインパクトを
持たせ続けなくてはならない。
このため、Drupal を API 優先型プラットフォームにしようと何年もリソースを投入
してきた。ヘッドレス Drupal、デカップル型 Drupal は競合に対する Drupal の長所
のひとつ。Web サービス API を利用することで開発者は自分の好きな JavaScript フ
レームワークで Drupal を使える。また、コンテンツをさまざまなチャネルにプッ
シュし、マーケティング用の多様なテクノロジーと Drupal をよりうまく連携できる。
Drupal の改良された API 優先型機能群があるおかげで、JavaScript とモバイル アプ
リの開発者が Drupal に慣れ親しんできている。これらのすべてが、Drupal を時流に
乗せ続け、Drupal が大きなインパクトを与え、Drupal に新しい開発者を引き寄せら
れるようにしている。
5. Drupal をプロモートし、Drupal エージェンシー
(制作会社)が成功するよう力添えをする
Drupal の進歩を外に向けてプロモートする必要がある。Drupal Association が
Promote Drupal イニシアチブを始めた理由はそこにある。
以下は、現在すでに起きていること、起き始めていること:
 Drupal のマーケティングとセールス資料の指針となる Drupal ブランド ブック(Drupal
Brand Book)が更新されている(ロゴなどの仕様と使用方法の指針)。
 Drupal エージェンシーが使える Drupal ピッチ デック(プレゼン資料)を作成中。
 DrupalCon には「コンテンツ & マーケティング」トラックが設けられる。Drupal 制作会
社の経営者向けに「エージェンシー リーダーシップ」トラックも新設。
 競合比較チャートの作成に取りかかる予定。Drupal を Adobe、Sitecore、Contentful、
WordPress、Prismic など他の競合 CMS と比べたもの。
 各地域の Drupal アソシエーションの多くは、自分の地域で Drupal をプロモートするた
め、マーケティング担当者の採用を進めている。
Drupal の長期的な戦略のイメージ(バイテルト氏作 翻訳:西尾)
出典
 Drupal's long-term growth obstacles (2018/12/21)
https://dri.es/drupal-long-term-growth-obstacles
 Drupal の長期的な成長にとっての妨げ(上記記事の日本語訳)
http://www.webgogo.jp/blog/drupal-long-term-growth-obstacles
 Optimizing your product strategy for the short- and long-term (2018/12/14)
https://dri.es/optimizing-your-product-strategy-for-the-short-and-long-term
 Relentlessly eliminating barriers to growth (2018/12/17)
https://dri.es/relentlessly-eliminating-barriers-to-growth

Más contenido relacionado

Similar a Drupal の長期的な成長戦略

Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Takahiro Inoue
 

Similar a Drupal の長期的な成長戦略 (20)

Drupageddon 2 について
Drupageddon 2 についてDrupageddon 2 について
Drupageddon 2 について
 
Drupal 8.5.0 の魅力
Drupal 8.5.0 の魅力Drupal 8.5.0 の魅力
Drupal 8.5.0 の魅力
 
Drupal 7、8、9 について
Drupal 7、8、9 についてDrupal 7、8、9 について
Drupal 7、8、9 について
 
明快!Drupal と Acquia の強み
明快!Drupal と Acquia の強み明快!Drupal と Acquia の強み
明快!Drupal と Acquia の強み
 
Drupalニュースてんこ盛り - 2019年9~12月の話
Drupalニュースてんこ盛り - 2019年9~12月の話Drupalニュースてんこ盛り - 2019年9~12月の話
Drupalニュースてんこ盛り - 2019年9~12月の話
 
Bussiness man drupal_20160704
Bussiness man drupal_20160704Bussiness man drupal_20160704
Bussiness man drupal_20160704
 
Drupal 最新情報集 2019/3
Drupal 最新情報集 2019/3Drupal 最新情報集 2019/3
Drupal 最新情報集 2019/3
 
Drupal のセキュリティーについて
Drupal のセキュリティーについてDrupal のセキュリティーについて
Drupal のセキュリティーについて
 
Drupal ISV 20160630
Drupal ISV 20160630Drupal ISV 20160630
Drupal ISV 20160630
 
Drupal 最新事情 July 2019
Drupal 最新事情 July 2019Drupal 最新事情 July 2019
Drupal 最新事情 July 2019
 
Drupal business consortiam in Japan:DBCJ 20140909
Drupal business consortiam in Japan:DBCJ  20140909Drupal business consortiam in Japan:DBCJ  20140909
Drupal business consortiam in Japan:DBCJ 20140909
 
夏サミ 2012 [B-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
夏サミ 2012 [B-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方夏サミ 2012 [B-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
夏サミ 2012 [B-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
 
Drupal on bluemix20150902
Drupal on bluemix20150902Drupal on bluemix20150902
Drupal on bluemix20150902
 
Drupal si 20160704
Drupal si 20160704Drupal si 20160704
Drupal si 20160704
 
明快!Drupal の強みと弱み
明快!Drupal の強みと弱み明快!Drupal の強みと弱み
明快!Drupal の強みと弱み
 
デブサミ関西2012[A-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
デブサミ関西2012[A-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方デブサミ関西2012[A-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
デブサミ関西2012[A-2]エンタープライズ開発におけるコラボレーション - JIRAによる顧客と開発チームのつなぎ方
 
Drupalによる大規模サイトの設計・実装 において何に気をつけるべきか
Drupalによる大規模サイトの設計・実装において何に気をつけるべきかDrupalによる大規模サイトの設計・実装において何に気をつけるべきか
Drupalによる大規模サイトの設計・実装 において何に気をつけるべきか
 
開発者の生産性向上を妨げる障壁と サイボウズの生産性向上チームの取り組み
開発者の生産性向上を妨げる障壁とサイボウズの生産性向上チームの取り組み開発者の生産性向上を妨げる障壁とサイボウズの生産性向上チームの取り組み
開発者の生産性向上を妨げる障壁と サイボウズの生産性向上チームの取り組み
 
Drupal のせいじゃなかった!
Drupal のせいじゃなかった!Drupal のせいじゃなかった!
Drupal のせいじゃなかった!
 
Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界Tableauが魅せる Data Visualization の世界
Tableauが魅せる Data Visualization の世界
 

Drupal の長期的な成長戦略

  • 1. Drupal の長期的な成長戦略 ― バイテルト氏のブログ記事より ― 西尾正博 (本資料作成 2019 年 1 月 11 日) ドテカン(Drupal 定点観測)2019/01/11 Drupal is a registered trademark of Dries Buytaert.
  • 2. 自己紹介 西尾 正博 株式会社アウトソーシングテクノロジー Drupal & HTML5 推進室 マーケティングプランナー Drupal 歴 約 11 年。元 Joomla! ユーザー 2011 年からバイテルト氏のブログ記事を時々、日本語に 翻訳・公開。 好きなもの:ポテトサラダ
  • 4. 「Drupal の長期的な成長にとっての妨げ」 Drupal‘s long-term growth obstacles (2018/12/21) バイテルト氏ブログ記事 (日本語訳はアウトソーシングテクノロジー Drupal 情報サイト Web Go Go に掲載) 以下の関連記事(バイテルト氏ブログ。英語)もイチオシ!  Optimizing your product strategy for the short- and long-term (2018/12/14)  Relentlessly eliminating barriers to growth (2018/12/17) 上記各記事の URL は本資料最後の「出典」を参照。 Drupal の創始者であるバイテルト氏はオープンソースをビジネス モデルととらえ、 「製品」としての Drupal をさまざまな角度から推進している。 製品を普及させるには、製品と環境の両方に働きかけるのが効果的。  製品:需要に合った/需要を見越した製品を作る  環境:製品が普及する環境を整える、普及の障害を減らす
  • 5. Drupal を長期的に成長させる戦略 バイテルト氏の掲げる 5 つのアプローチ 1. Drupal を評価、導入しやすくする 2. Drupal をコンテンツ作成者とサイト ビルダーにとって使いやすくする 3. 開発者とサイト所有者にとっての所有総コストを低減させる 4. Drupal を時流に乗せながらインパクトを持たせ続ける 5. Drupal をプロモートし、Drupal エージェンシーが成功するよう力添えをする 以下のページ(スライド)では上記の各項目の概要を順に紹介。
  • 6. 1. Drupal を評価、導入しやすくする 2018 年には Drupal を初めて試してみる人ができるだけ少ない操作ステップで試せる ようにした(評価者体験 - エバリュエーター エクスペリエンスの改善)。ダウンロー ドとインストールが完了するまでのクリック数を減らし、デモ サイトを簡単に作れる ようにした。 2019 年は新規ユーザー体験(ニュー ユーザー エクスペリエンス)を改善できたらと 思う。新しい Drupal ユーザーにとっては、ローカル開発環境を立ち上げるのはまだ 選択肢が多く、説明やガイドが少ない。「公式」なやり方が 1 つ決まっているわけで はないのでわかりにくい。 Drupal.org トップ ページ から 1 クリックでダウン ロード ページに到達
  • 7. 2. Drupal をコンテンツ作成者とサイト ビルダーに 使いやすくする 単純さが勝つ。ソフトウェアに求められるのは、機能的にパワフルでありつつ、使い やすいということ。コンテンツ作成者とサイト ビルダーには特にこれが当てはまる。 コンテンツ作成者とサイト ビルダーにとって Drupal が使いやすくなるよう、Drupal 8.0 には WYSIWYG エディターとインプレース編集が導入された。今はメディア管理、 レイアウト作成、コンテンツ ワークフローの機能に加えて、管理とオーサリングの新 しい UI を取り入れようとしている。 これらの多くは UI にツールを加えるが、それによって、コンテンツ作成者とサイト ビルダーはより少ないコード(コーディング)でさらに多くのことができるようにな る。長期的に見て、Drupal には、これらの「ノーコード(no-code)」または「ロー コード(low code)」の性能をもっと加えていく必要がある。
  • 8. 3. 開発者とサイト所有者にとっての 所有総コストを減らす (2018 年には)開発者とサイト所有者にはアップグレードしやすくした。 6 か月の革新モデル(開発サイクル)を採用し、マイナー リリースに対する セキュリティー対応期間を拡張した。これでメジャー アップグレードの複雑 さは取り除かれ、アップグレードの時間的な余裕が増え、新しい性能をより 頻繁にリリースできるようになった。 これに加えて、Drupal の Composer サポートと、コンフィギュレーション 管理機能の改善が進んでいる。開発者が日々の作業を自動化、合理化するの に役立つだろう。 長期的に見れば、Composer サポートの改良は自動アップデートに向かう踏 み石になり得る。自動アップデートは開発者の時間を解放することだろう。
  • 9. 4. Drupal を時流に乗せながらインパクトを持たせ続ける Drupal エコシステムの革新が進んでいる。Drupal に新しい貢献者を引き寄せ、既存 の貢献者をワクワクさせ続ける必要がある。Drupal を時流に乗せながらインパクトを 持たせ続けなくてはならない。 このため、Drupal を API 優先型プラットフォームにしようと何年もリソースを投入 してきた。ヘッドレス Drupal、デカップル型 Drupal は競合に対する Drupal の長所 のひとつ。Web サービス API を利用することで開発者は自分の好きな JavaScript フ レームワークで Drupal を使える。また、コンテンツをさまざまなチャネルにプッ シュし、マーケティング用の多様なテクノロジーと Drupal をよりうまく連携できる。 Drupal の改良された API 優先型機能群があるおかげで、JavaScript とモバイル アプ リの開発者が Drupal に慣れ親しんできている。これらのすべてが、Drupal を時流に 乗せ続け、Drupal が大きなインパクトを与え、Drupal に新しい開発者を引き寄せら れるようにしている。
  • 10. 5. Drupal をプロモートし、Drupal エージェンシー (制作会社)が成功するよう力添えをする Drupal の進歩を外に向けてプロモートする必要がある。Drupal Association が Promote Drupal イニシアチブを始めた理由はそこにある。 以下は、現在すでに起きていること、起き始めていること:  Drupal のマーケティングとセールス資料の指針となる Drupal ブランド ブック(Drupal Brand Book)が更新されている(ロゴなどの仕様と使用方法の指針)。  Drupal エージェンシーが使える Drupal ピッチ デック(プレゼン資料)を作成中。  DrupalCon には「コンテンツ & マーケティング」トラックが設けられる。Drupal 制作会 社の経営者向けに「エージェンシー リーダーシップ」トラックも新設。  競合比較チャートの作成に取りかかる予定。Drupal を Adobe、Sitecore、Contentful、 WordPress、Prismic など他の競合 CMS と比べたもの。  各地域の Drupal アソシエーションの多くは、自分の地域で Drupal をプロモートするた め、マーケティング担当者の採用を進めている。
  • 12. 出典  Drupal's long-term growth obstacles (2018/12/21) https://dri.es/drupal-long-term-growth-obstacles  Drupal の長期的な成長にとっての妨げ(上記記事の日本語訳) http://www.webgogo.jp/blog/drupal-long-term-growth-obstacles  Optimizing your product strategy for the short- and long-term (2018/12/14) https://dri.es/optimizing-your-product-strategy-for-the-short-and-long-term  Relentlessly eliminating barriers to growth (2018/12/17) https://dri.es/relentlessly-eliminating-barriers-to-growth