4. Situation 3
場面と表現
前ページで整理した内容を、効果的に実現する方法は、場】
【 と 医療現場では、文章をゆっくりと読む、という状況をつくるの
場面 【道具】の2つが考えられる。ただし、忙しい現業の中では、道
【 表現 が難しく、一瞬で伝わる強度のある表現が求められる。
具】を活用し、緩やかに意識を変えてゆくのがベターと考える。 リード文と下の手法を組合せた、ポスター的な表現が効果的。
【方法】 【手法】
シンポジウム、セミナー、ワークショップなど、 イラスト イメージイラスト、説明イラスト、装画、
場 大勢の医療関係者が一同に集まり、 現状理解と
(マンガ)
細密画風刺的な1コママンガ、
意識共有をうながす。 物語性がある4コママンガなど
冊子、WEB、映像、ポスター、ポストカード、 キー 状況写真、イメージ写真、CG など
道具 グッズなど、誰もが個人的にアクセスできるような
ビジュアル
道具にメッセージを織り込む。
地図、グラフ、表組、チャート、図解など
ダイアグラム
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5. Point 4
留意点
本企画はシリーズ化に留意してデザインします。医療従事者 本企画が警鐘するメッセージは、佐賀大学病院に勤務する医
シリーズ の意識を変えていく『安全性警鐘ポスター』としてシリーズ化 展開 療従事者だけに限らず、すべての医療従事者に伝えたい内容
するために、デザインコンセプトを設定し統一感を高めます。 なのではないでしょうか?展開するための仕組みを考えます。
●すべてをグリーンにシリーズ(FUJITSU 環境保全活動ポスター)
●交通局でレトロ劇場シリーズ(大阪市交通局 平成21年度 利用促進 PR ポスター)
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6. Concept 5
デザインの方向性
【コンセプト】ダイアグラム化された試験管 【コンセプト】キービジュアルとしての試験管
A案 インパクトのある数字と、それを補足するグラフ(バツが付い B案 インパクトのある数字と、それに負けないキービジュアルによ
た試験管)により、ひと目で情報や内容を伝える。 り、印象に残る画面をつくる。解説文は小さな文字で組む。
34% 34%
blood type & cross matching blood type & cross matching
ラベルの貼り間違いは3本に1本
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