日本でデザインスプリントを行っています。スプリントとは、問題発見と解決の新手法です。とても楽しいので、ぜひみなさんも取り入れてみてください。きっと新しい発見がありますよ！ 85/5000 Nihon de dezainsupurinto o okonatte imasu. Supurinto to wa, mondai hakken to kaiketsu no shin shuhōdesu. Totemo tanoshīnode, zehi minasan mo toriirete mite kudasai. Kitto atarashī hakken ga arimasu yo! I am doing design sprints in Japan. Sprint is a new method of problem discovery and solution. It is a lot of fun, so please take in all of you. There will definitely be new discoveries!

1. SPRINT
Noriko Yoshida
Tokyo university of marine science and technology

2. SPRINTとは
今までにない革新的な問題発見と解決の方法

3. いままでの製品開発プロセス
実用化・開発
開発
製品化・販売
製造
アイデア
顧客の反応・製品売上
結果
21
34
製品を販売して初めてアイデアの可否がわかる

4. SPRINTのプロセス
アイデアの実用化と開発
開発
製品化・販売
製造
アイデア
『開発・製造』をショートカットして結果が手に入る
結果
21
3２

5. 01
02
03
SPRINTの始まりと現在
Googleでスタート
GVデザインパートナー
Jake Knappが開発
GVで用いられる
スタートアップ企業が活用
2010年
2012年
2017年
日本でも
本を発売
2017年4月

6. 1
2
3
4
5
6
SPRINTを用いた
企業・非営利団体
150社以上
Blue Bottle Coffee
もちろん！Google
Gmail, Google X
Slack
Flatiron Health
McKinsey & Company, Inc.
国連や大英博物館

7. 『デザイン思考 -Design Thinking』とは
不明確な問題を調査し、情報を取得し、知識を分析し、
設計や計画の分野でソリューションを選定するための
方法およびプロセスを指す
Wikipedia より
全てを “Why” から始め、最終的にイノベーションを
創り出すプロセス
” Brandon K.Hill (CEOof btrax, ink) http://blog.btrax.com/jp/2013/06/02/d-thinking/より
『デザイン思考』と『SPRINT』

8. 『デザイン思考』
全てを “Why” から始め、最終的にイノベーションを
創り出すプロセス
『SPRINT』
最短時間で、最大限『デザイン思考』の結果を引き
出す具体的なやり方
『デザイン思考』と『SPRINT』

9. SPRINT＝短距離走
SPRINTは、最短時間で
最大限結果を引き出す工夫がいっぱい

10. メンバーは７人
Decider
Facilitator
プロジェクトを支える重要なメンバーが同じ部屋にそろい、
それぞれが問題の担当部分にとり組み、お互いの質問に進んで答える。
SPRINTの工夫 その①

11. 時間をきっちりと管理する
• 時間の締め切りがあることで、いやでも集中せざるを得ない
• 細かく考えすぎたり、重要度の低い仕事に手を出す暇がない
• 集団ブレーンストーミングと違い、一人でアイデアを練る時間がある
SPRINTの工夫 その②

12. 使う道具が決まっている
あとはコーヒー とヘルシーなスナック も！
SPRINTの工夫 その③

13. ホワイトボードを2台使用する
メンバーの知識と知恵は全部ここに記録し、ホワイトボードが共通の頭脳となる
SPRINTの工夫 その④

14. SPRINT中はデバイス使用禁止
気が散るものは部屋の外で使ってね。休憩時間は自由に使用できます！
図：Jake Knappのスライドより
SPRINTの工夫 その⑤

15. １．問題の神髄を見極める
２．出来るだけ多くの解決策を考えてみる
３．いくつかのアイデアを選び、研ぎ澄ます
４．最終的なアイデアに絞り込む
５．プロトタイプの作成
６．結果を知って、学習する
SPRINTのプロセス

16. 図：日本語版「SPRINT」（ダイヤモンド社）より
5日間のプロセスが決まっている

17. 月曜日
マップをつくる
全てのことを知っている人はいないので、まずはみんなで情報共有。
ターゲットを決める
エキスパートに聴く

18. 火曜日
各自でソリューションのアイデアをスケッチします。
4段階のプロセスでスケッチする
スケッチ完成

19. 水曜日
ブレインストーミングは実は効果がないため、各自で静かにスケッチを見ます。
そののち、ベストソリューションを決定し、ストーリーボードに仕立てます。
15コマのストリーボード
ベストソリューション決定

20. 木曜日
ストーリーボードに沿って、リアルなプロトタイプを作ります。

21. 金曜日
5名の顧客にプロトタイプを使ってもらい、1対1でインタービューします。
写真：Jake Knappのスライドより

22. SPRINTの最後には
次に何をすべきかクリアになります。

23. SPRINTはたのしい！

24. 深く考えるから
とっても楽しい！

25. みんなで作り上げるから楽しい
みんなで
作り上げるから
わくわくする！
みんなで
創り上げるから
ワクワクする！！

26. バランスの取れた
解決方法が出るから
おもしろい！！！

27. 参加のみなさんの声
「何を考えるべきか」が練られている
SPRINTを体験してみて，心地よい疲労感を感じており
ますが，「何を考えるべきか」がしっかり練られ，制
御されていて，目の前の課題に集中できるのが良かっ
たように思います．あと少人数なので，あまりサボれ
ないですね（笑）あっという間の3日間でした．
【シフトスケジューリングSPRINT】
チームワークではなく各自
チームワークが苦手なので、チームワークでやる会議
だとやりづらいと思っていましたが、各自でじっくり
と考えることが多く、集中してアイデアを練ることが
出来ました。
【次世代の動的配送システム構築のためのSPRINT】
大学の講義の参考にも
SPRINT後さっそく本を購入しました。大学の講義の参
考にしてみようと思います。本テーマについて、研究
の方向性も具体的に見えてきたので、今後につなげた
いと思います。
【次世代の災害管理システム構築のためのSPRINT】
アプリの最高なアイデア
日常の業務に中断されずに取り組むことが出来て、と
ても充実した時間でした。今までの経験を踏まえて、
実装したかったアイデアを盛り込めた最高なアプリの
アイデアが出来ました。完成が待ち遠しいです。
【シフトスケジューリングSPRINT参加】

28. さぁ、SPRINTをはじめよう！

29. Thank you for listening.
Information
次世代の災害管理システム構築のためのSPRINT 2017.8.7-8
次世代のシフトスケジューリングシステム構築のためのSPRINT 2017.8.21-23
次世代の動的配送計画のためのSPRINT 2017.8.28-30
Special thanks Professor Mikio Kubo
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