Qlik TechFest C-6 使い始めたばかりの人にも！ Qlik の開発で使える Tips をご紹介

使い始めたばかりの人にも！
Qlik の開発で使えるTips をご紹介

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自己紹介
株式会社アシスト
DX推進技術本部データ活用技術統括部
櫻井聖悟
アシスト入社後、Qlik 製品のフィールド技術を担当
「アシスト Qlik テクニカルユーザ会」の講師等を担当
© 2021 K.K. Ashisuto

テーマ
3
「Qlik における開発の Tips」
• 目的
QlikView / Qlik Sense 製品ユーザー様を対象に、データの取り込みや加工、
分析画面作成の Tips を紹介し、自社のアプリ作成に役立てていただく。
• ゴール
Qlik 製品を使用する上での Tips についてご理解いただき、自社のアプリ作成に
おける課題解決活動に向けた一歩になる。

初級編
QlikView、Qlik Sense を使い始めたばかりの方も
すぐ使える Tips
4

初級編の紹介内容
5
番号製品カテゴリタイトル
1 QV/QS データロード複数ファイルのデータ取り込み
2 QV/QS データロードデバッグ機能
3 QV/QS データロード CrossTable の利用
4 QV/QS データロード Mapping の利用
5 QV/QS 画面シートトリガーの利用
6 QV/QS 画面ボタンを使用した単位の切り替え
7 QV/QS 画面フィルター検索
8 QV/QS バックアップアプリの管理方法

今回使用するデータの紹介
日別でフォルダに出力される売上データ
6
初級
フォルダのイメージ
データのイメージ

1.複数ファイルのデータ取り込み
下記のように複数のファイルが所定のフォルダに格納されている場合、ロードスクリプトにて
「*」と記述することで、フォルダ内のデータを取り込むことが可能です。
7
初級

2.デバッグ機能
データロードを実施する際に、処理に誤りがないかを確認しながら実行することが
可能です。
初級
8
QlikView Qlik Sense

「ブレイクポイント」を指定することで、指定の位置で処理を一時停止が可能です。
QlikView Qlik Sense
9
初級

取り込む件数を絞って実行することも可能です。
10
初級
QlikView Qlik Sense

 こんな時に役立つ！
・取り込むデータが多く 1 度のデータ取り込みに時間がかかる
→ デバッグ機能を使用し、少量のデータの取り込みでスクリプトの記述を
チェックすることで、時間を短縮！
・スクリプトの途中でエラーが起こったとき
→ 「ブレイクポイント」を使用し、確認したい箇所からチェックすることで、
時間を短縮！
11
初級

3.CrossTable の利用
縦横に展開されているデータを取り込む際に CrossTable 機能を使用することで、
データを縦持ちに変換して(通常のテーブル形式のデータとして)取り込むことが可能です。
データイメージ
12
初級

CrossTable を使用しデータを加工して取り込むことによりデータが活用しやすくなります。
リロード
13
初級

CrossTable(日付,金額,1)
14
初級

3.CrossTable の利用(QlikView)
QlikView では「ファイルウィザード」で指定することが可能です。
15
初級

3.CrossTable の利用(Qlik Sense)
Qlik Sense では「データマネージャー」で指定することが可能です。
16
初級

＿
3.CrossTable の注意
CrossTable で変換した値は「文字」で取り込まれます。
ロードスクリプトにて加工を実施することで「日付型」や「数値」として取り込むこと
が可能です。
17
初級

3.CrossTable の注意
項目が変動する場合、「*」を使用することで都度スクリプトを変更することなく
取り込みが可能です。
「*」で指定する際に、関数を使用して項目を追加している場合は、CrossTable で
指定する列数を考慮する必要があります。
18
初級

4.Mapping の利用
元データの項目名を変更する場合、通常は as 句を使用し、名称を変更します。
ただし「変更する項目名が複数存在する」「変更内容をExcelで管理したい」
といった場合、Mapping を使用することで変更・管理が可能です。
例) 項目名が英語の場合
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初級

4.Mapping の利用
Mapping 用のデータ
20
初級
記述例

4.Mapping の利用
Rename fields とは・・・
マッピングテーブルの情報を使用して、
項目名を変更します。
例)
・Rename Fields using マッピングテーブル名;
21
初級

4.Mapping の利用
マッピング適用前
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初級
マッピング適用後

Qlik Sense
シートトリガーを使用することでシートを開いた際にアクションを設定することが
可能です。
例) シートを開いたら「最新の年」を選択したい
5.シートトリガーの利用
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初級
QlikView

5.シートトリガーの利用
24
初級
Qlik Sense
選択する値に関数を組み合わせることで動的に選択させることも可能です。
例) max(年)
QlikView

6.ボタンを使用した単位の切り替え
ボタンのアクションを使用し集計の単位を切り替えることが可能です。
例）1 円単位、1000 円単位の切り替え
25
初級
ボタンを
クリック

26
初級
アクション：変数値の設定
変数：設定したい変数
値：=If($(V_change)=1,1000,1)
説明：If 関数を使用し、「1」と「1000」を切り替えます。
もし、「V_change」の値が「1」であれば「1000」
そうでなければ「1」を代入します。
ボタンのアクションを使用し集計の単位を切り替えることが可能です。
例）1 円単位、1000 円単位の切り替え

それぞれのチャートのメジャー(数式)を変数の値で割り算します。
「Sum(売上) / V_change」と指定し、変数(V_change)を「1」と「1000」に
切り替えることで 1 円単位、1000 円単位と切り替えて表示が可能です。
27
初級
チャート
数式
数式を編集

QlikView Qlik Sense
7.フィルター検索
リストボックスやフィルター等から値を検索することが可能です。
28
初級

以下のような記述をすることで様々な検索が可能です。
 「*」の利用
「*コーヒー*」・・・コーヒーと付くものだけ
「コーヒー*」・・・コーヒーで始まるもの
「*コーヒー」・・・コーヒーで終わるもの
 「?」の利用
「???」・・・ 3 文字の値
「?東京」・・・東京で終わる 3 文字の値(西東京等)
29
初級

以下のような記述をすることで様々な検索が可能です。
 数値の検索
「>900」・・・ 900 より大きい
「<900」・・・ 900 より小さい
「>900<1000」・・・ 900 より大きく 1000 より小さい
 数式の検索
「=sum(粗利) >=1000000」・・・粗利合計が「1000000」以上
「=sum(粗利) <=1000000」・・・粗利合計が「1000000」以下
30
初級

6.FirstSortedValue 関数
FirstSortedValue 関数を使用することで任意の基準で並べ替えたときの、
最初の値を取得することが可能です。
31
中級

6.FirstSortedValue 関数
例) 年ごとに商品で一番売れたものを確認したい
FirstSortedValue(商品名,Aggr(-Sum(売上),商品名,年))
※Sum(売上)の場合、売上は一番小さい値になるため、
「-Sum(売上)」とマイナスを使用します。
32
中級

ご視聴ありがとうございました
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