デザインスプリントを試行してみて得た学び、効果について

1. デザインスプリント
を実施してみて
2015/8

2. はじめに
エンジニアながら、、、
仕事でデザインスプリントを主催した
ので、その整理を兼ねて、デザインス
プリントの概略と個人的な学びを紹介
。
なお、デザインスプリントの実施、お
よびこの資料は、全面的に Microsoft
Ventures 馬田さんの資料を参考にして
います。

3. 参考資料
こちらの資料です
概要
http://www.slideshare.net/takaumada/design-sprint
プロセス詳細
http://www.slideshare.net/takaumada/design-sprint-process

4. Agenda
1. デザインスプリントの概要
2. やったこと
3. デザインスプリント実施結果
4. 学んだこと
5. まとめ

5. デザインスプリントの概要
デザインスプリントとは、デザイン上
の問題を解決するために、 5 日間とい
う短い期間で高速にプロトタイピング
と検証を行う方法論（フレームワー
ク）のこと。
Google Ventures が投資先で実践

6. デザインスプリントの概要
特徴
• プロジェクトに関わる全ての業種の人々に参
加を促し、全員を巻き込む。
• 個人ワークと全体ワークの繰り返し。個人
ワークで自分の意見をまとめ、全体ワークで
個人ワークの発表と、決定を行う

7. デザインスプリントの概要
• 学習と検証を素早く行うために、アイデアか
らプロトタイピングまでの時間を「タイム
ボックス」で区切った方法論
– Day 0…Preapre （準備する）
– Day 1…Understand （理解する）
– Day 2…Diverge （発散する）
– Day 3…Decide （決める）
– Day 4…Prototype （試作する）
– Day 5…Validate （検証する）

8. やったこと
新規開発スマホアプリの、コンセプト、デザイ
ン決めをデザインスプリントを使って行った
Day1-5 をそれぞれ時間を短縮して、およそ 5 時
間で回す短縮版にカスタマイズ
これを 3 回実施

9. デザインスプリント実施結果
コンセプトを設定し、それなりにプロトタイプ
まではできた．．．

10. ただし、社内都合で
それ以上進まず．．．

11. でもそれなりの
学びがありました

12. 学んだこと 1/4
Day 0 大事
•情報の整理は時間をかけて、念入りに準備し
た方が良い
•参加者の選定、参加者のスケジューリング、
評価者の確保、、、デザインスプリントの実施
が滞らないように、これらは確実に

13. 学んだこと 2/4
ファシリテーション大事
•開催意義を説明し、参加者全員を同じスター
トラインに立たせること
•テーマに沿った、平等な議論を行い、実りあ
る成果に導くこと

14. 学んだこと 3/4
デザインスプリントは万能薬ではない
•デザインスプリントはあくまで Web やアプリ
のより良いデザインを決める為のフレーム。
この手法が合うケースと合わないケースがある
。

15. 学んだこと 4/4
デザインスプリントの効果がみえた（気が）
•関係者のほとんどを巻き込むため、これから
つくろうとするサービスや製品に愛着が湧き、
主体的になる。
•個人ワークと全体ワークの繰り返しによって
、各メンバーそれぞれの立場からの意見がまん
べんなく収集される。
•各職務への理解が深まる。
（部署の壁が低くなる）

16. まとめ
サービスの改善に加えて、組織の団結も得るこ
とができるので、デザインスプリントはお勧め
です。
（使い所を見極めて、うまく進行しましょう）