SlideShare una empresa de Scribd logo
1 de 43
ベイズモデリングで
見る因子分析
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期
難波修史 (なんばしゅうし)
心理学者のためのベイズ統計学:
モデリングの実際と,モデル選択・評価
2018年6月30日 (土)
2018年度広島ベイズ塾 第三回ワークショップ
WARNING
• 因子分析の詳細 (とくに数式的な詳細) につい
てはあまり立ち入りません。
• 本発表がベイズを自身の研究にどう活かすか、
について一助になれば幸いです。
自己紹介
•難波 修史(なんば しゅうし)
•広島大学大学院教育学研究科D3
•専門:感情と表情の対応、共感
•twitter:@NSushi
発表の目的
• 因子分析におけるベイズモデリングの
実践例を紹介
• 内受容感覚への気づきの尺度 (MAIA)
• ベイズの肝である事前分布の活用が
心理学にもたらす恩恵を示す
• Cross-loading
• 感度分析
• ロバスト因子分析
発表の概要
1.本発表でのデータ
2.因子分析とベイズ統計
3.事前分布を活用せよ!
― 厳しい事前分布をおけ!
― 過去の事前分布をおけ!
― ゆるい事前分布をおけ!
4.結論
1.本発表でのデータ
Multidimensional Assessment of
Interoceptive Awareness
(MAIA: Mehling et al., 2012)
• 内受容感覚への気づきを測定(32項目8因子)
• 今回のデータ=後半の6項目のみ使用
庄子 雅保・大野誠士・Beate M. Herbert・Wolf E.Mehling (2014:日本語版作成)
https://www.osher.ucsf.edu/wp-content/uploads/2012/10/MAIA_Japanese.pdf
身体傾聴
(Body Listening: BL)
身体信頼
(Trusting: T)
因子分析
• 観測された変数 ( ) から潜在的な変数 ( ) を
探り出す多変量解析手法の一つ
• 質問紙に対して適用される解析手法
• 詳しくはググるなり本読むなりしてください
BL1
BL3
BL2身体傾聴
e1
e2
e3
誤差項
理論ベースのMAIA
• 既存の仮説 (理論) が,観測データに当て
はまるかどうかを見る確証的因子分析
世界中でMAIAが利用される
(see https://www.osher.ucsf.edu/maia/)
MAIAで測定される心理
概念の重要性に注目
※確認的因子分析・検証的因子分析ともいう
確証的因子分析 (CFA)
• 因子構造についての仮説があり、それが実際の
観測データに当てはまるかを検証する因子分析
BL1
BL3
BL2
T1
T3
T2
身体傾聴
身体信頼
e1
e2
e3
e4
e5
e6
誤差項
確証的因子分析 (CFA)
• 因子構造についての仮説があり、それが実際の
観測データに当てはまるかを検証する因子分析
BL1
BL3
BL2
T1
T3
T2
身体傾聴
身体信頼
e1
e2
e3
e4
e5
e6
誤差項
今回はMAIA×確証的因子分析に
ベイズを適用する実践例を紹介!
2.因子分析とベイズ統計
Google 先生!!!
結論:ベイズじゃなくてよくね?
※探索的因子分析=
データから因子構造を探る解析
ベイズ統計の利点 (因子分析での
パラメータ推定を正規分布の漸近論のみ
に依存する必要がなくなるなどの計算的
利点(Muthén & Asparouhov, 2012)
事前分布をうまく活用することで、複雑
なモデルの検討や収束的な問題を解決で
きる (Merkle & Rosseel, 2018)
1.
2.
事前分布を活用する
• 探索的な場合にはベイズモデリングであ
る利点は少ないかも…? (kosugitti, 2014)
• MAIA: 提案された因子構造が重要
• CFA:データを用いて理論の検証を行う
• ベイズ統計:事前分布を活用することで
自由なモデルを表現できる
我々はどうすればよいのか
本発表では事前分布を活用した因子分析
について3つの実践例を紹介します。
3.事前分布を活用せよ!
ー 厳しい事前分布をおけ!
ー 過去の事前分布をおけ!
ー ゆるい事前分布をおけ!
確証的
因子分析
(CFA)
• 既存の因子構造が観測データにFitするかを検
討するモデル
• 各項目がたった一つの因子と結びつい
ているという非現実的な制約 (e.g., 身体
傾聴に対するT1の負荷量は“0”: Muthén &
Asparouhov, 2012)
探索的
因子分析
(EFA)
• 因子を探索的に検討するモデル
• 多くの場合データドリブンなプロセス
(+各研究の因子数・回転方法) によって
「一つの質問紙に研究ごとの構造」が
提案されるなどの混乱が生じうる
※実際の例 (MAIA):Mehrling et al., (2012) に対してGim et al. (2016)
理論的な仮定をベースにしつつ
各因子と項目の間にも関連を許容した
因子分析があればいいのに…
Cross-loadingモデル
= 分散の小さな0の正
規分布を理論的に関連
のない負荷量に設定
CFAとEFAのちょうど中間にあるような
因子分析を実現可能になる
Normal(0, 0.02)
実際の例 using blavaan
• 6項目2因子のMAIAに対して
• 情報量規準:
CFA ≦ CFA with cross-loading
※32項目8因子だとCLが支持される
3.事前分布を活用せよ!
ー 厳しい事前分布をおけ!
ー 過去の事前分布をおけ!
ー ゆるい事前分布をおけ!
ベイズをやると出会う疑問
• ベイズ統計使ってる論文も事前分布の情報が
不十分な研究が多い (van de Schoot et al., 2017)
• 複数の事前分布で感度分析をしたほうがよい
• 先行研究の結果を加味した解析がしたい
「主観的な事前分布 (Informative prior)」
とやらは具体的にどう設定すればいい?
情報付きの事前分布
= 複数の事前分布で感度分析を
行うプロセスを説明する研究
要約: この領域におけるKen (著者の一人)
の経験に基づいて事前分布を設定した
(Dunson et al. 2005)
めっちゃ恣意的やん
先行研究から導く
• https://www.osher.ucsf.edu/maia/ より
• 各国のValidationから主観的事前分布を作成:
• BL_切片: 1.99 (1.13) ~ 3.50 (0.87)
• T_切片: 3.11 (1.28) ~ 4.13 (0.74)
• BL*T_相関: 0.28-0.78
• Loading_負荷量: 0.68-0.96
blavaanにおける
負荷量の事前分布:
Normal (0, 100)
先行研究から難波
が提案する負荷量
の事前分布:
Normal (0.75, 2)
※分散はあえて少し大きめに設定
感度分析の結果 (N = 70)
無情報 (blavaan default)
情報あり 情報ありの場合で情報量規準△
無情報 (blavaan default)
情報あり
BL*T_相関
あまり変化はない結果に
感度分析の利点
• 結果の頑健性を確認できる(e.g., データ
と先行研究に乖離が見られる場合に、情報
無し・有りで事前分布を検討できる)
• 特にサンプルサイズが小さい場合に重要と
なる(van Erp et al. 2017)
3.事前分布を活用せよ!
ー 厳しい事前分布をおけ!
ー 過去の事前分布をおけ!
ー ゆるい事前分布をおけ!
名著いわく
t分布は外れ値に
頑健な分布だよ!
(16章参照)
自由度で幅を
操作できる分布
https://onlinecourses.science.psu.edu/stat414/node/175/
ロバストな因子分析
• 因子得点や誤差にt分布を仮定する
⇒ よりロバストな因子分析を実現
※ロバスト=外れ値に強い、という意味で
実際の例
• 情報量規準 (DIC) の結果
普通の因子分析 (JAGS記法) ロバスト因子分析 (JAGS記法)
※単純化のため1因子の例です
普通の因子分析
ロバスト因子分析
さらなる拡張性も…
• ここまでの話は当然、共分散構造分析
(SEM) にも適用可能 (Merkle et al., 2018)
• Cross-loadingで
設定した負荷量は
リッジよりの設定、
二重指数分布に
よってラッソより
の設定も可能
4.結論
結論
• 厳しい事前分布
• 過去の事前分布
• ゆるい事前分布
Cross-Loading model
事前分布による感度分析
ロバストな因子分析
事前分布を活用することで
様々なアプローチが可能になる!
ベイズで因子分析する意義
• メリット
事前分布を用いないとできない解析ができる
拡張可能性が高い(Cross-loadingで二重指数
分布を活用する、スパース因子分析など)
• デメリット
「ちょっとあれ試してみようかな!」という
思い付きを試すには計算がおっそい!!!
べいずもいいけど
まぁ場合によるよね
ナンバイキン
Appendix
主な参考資料①
• Jacobucci, R., & Grimm, K. J. (2018). Comparison
of Frequentist and Bayesian Regularization in
Structural Equation Modeling. Structural Equation
Modeling: A Multidisciplinary Journal, 1-11.
• Mehling, W. E., Price, C., Daubenmier, J. J., Acree, M.,
Bartmess, E., & Stewart, A. (2012). The
multidimensional assessment of interoceptive
awareness (MAIA). PloS one, 7(11), e48230.
• Merkle, E. C., & Rosseel, Y. (2015). blavaan: Bayesian
structural equation models via parameter
expansion. arXiv preprint arXiv:1511.05604.
主な参考資料②
• Muthén, B., & Asparouhov, T. (2012). Bayesian
structural equation modeling: A more flexible
representation of substantive theory. Psychological
methods, 17(3), 313.
• van de Schoot, R., Winter, S. D., Ryan, O.,
Zondervan-Zwijnenburg, M., & Depaoli, S. (2017).
A systematic review of Bayesian articles in
psychology: The last 25 years. Psychological
Methods, 22(2), 217.
• van Erp, S., Mulder, J., & Oberski, D. L. (2017). Prior
Sensitivity Analysis in Default Bayesian Structural
Equation Modeling.

Más contenido relacionado

La actualidad más candente

Cmdstanr入門とreduce_sum()解説
Cmdstanr入門とreduce_sum()解説Cmdstanr入門とreduce_sum()解説
Cmdstanr入門とreduce_sum()解説Hiroshi Shimizu
 
ベイズファクターとモデル選択
ベイズファクターとモデル選択ベイズファクターとモデル選択
ベイズファクターとモデル選択kazutantan
 
質的変数の相関・因子分析
質的変数の相関・因子分析質的変数の相関・因子分析
質的変数の相関・因子分析Mitsuo Shimohata
 
Rで階層ベイズモデル
Rで階層ベイズモデルRで階層ベイズモデル
Rで階層ベイズモデルYohei Sato
 
心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]
心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]
心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]daiki hojo
 
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)Yoshitake Takebayashi
 
階層モデルの分散パラメータの事前分布について
階層モデルの分散パラメータの事前分布について階層モデルの分散パラメータの事前分布について
階層モデルの分散パラメータの事前分布についてhoxo_m
 
心理学におけるベイズ統計の流行を整理する
心理学におけるベイズ統計の流行を整理する心理学におけるベイズ統計の流行を整理する
心理学におけるベイズ統計の流行を整理するHiroshi Shimizu
 
関数データ解析の概要とその方法
関数データ解析の概要とその方法関数データ解析の概要とその方法
関数データ解析の概要とその方法Hidetoshi Matsui
 
ベイズ統計入門
ベイズ統計入門ベイズ統計入門
ベイズ統計入門Miyoshi Yuya
 
ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定
ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定
ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定Akira Masuda
 
StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)
StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)
StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)Hiroshi Shimizu
 
負の二項分布について
負の二項分布について負の二項分布について
負の二項分布についてHiroshi Shimizu
 
GEE(一般化推定方程式)の理論
GEE(一般化推定方程式)の理論GEE(一般化推定方程式)の理論
GEE(一般化推定方程式)の理論Koichiro Gibo
 
学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)
学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)
学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)考司 小杉
 
これからの仮説検証・モデル評価
これからの仮説検証・モデル評価これからの仮説検証・モデル評価
これからの仮説検証・モデル評価daiki hojo
 

La actualidad más candente (20)

社会心理学とGlmm
社会心理学とGlmm社会心理学とGlmm
社会心理学とGlmm
 
階層ベイズとWAIC
階層ベイズとWAIC階層ベイズとWAIC
階層ベイズとWAIC
 
Cmdstanr入門とreduce_sum()解説
Cmdstanr入門とreduce_sum()解説Cmdstanr入門とreduce_sum()解説
Cmdstanr入門とreduce_sum()解説
 
ベイズファクターとモデル選択
ベイズファクターとモデル選択ベイズファクターとモデル選択
ベイズファクターとモデル選択
 
質的変数の相関・因子分析
質的変数の相関・因子分析質的変数の相関・因子分析
質的変数の相関・因子分析
 
Rで階層ベイズモデル
Rで階層ベイズモデルRで階層ベイズモデル
Rで階層ベイズモデル
 
心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]
心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]
心理学者のためのJASP入門(操作編)[説明文をよんでください]
 
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
第4回DARM勉強会 (構造方程式モデリング)
 
階層モデルの分散パラメータの事前分布について
階層モデルの分散パラメータの事前分布について階層モデルの分散パラメータの事前分布について
階層モデルの分散パラメータの事前分布について
 
心理学におけるベイズ統計の流行を整理する
心理学におけるベイズ統計の流行を整理する心理学におけるベイズ統計の流行を整理する
心理学におけるベイズ統計の流行を整理する
 
関数データ解析の概要とその方法
関数データ解析の概要とその方法関数データ解析の概要とその方法
関数データ解析の概要とその方法
 
ベイズ統計入門
ベイズ統計入門ベイズ統計入門
ベイズ統計入門
 
ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定
ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定
ようやく分かった!最尤推定とベイズ推定
 
2 3.GLMの基礎
2 3.GLMの基礎2 3.GLMの基礎
2 3.GLMの基礎
 
StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)
StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)
StanとRでベイズ統計モデリング読書会 導入編(1章~3章)
 
負の二項分布について
負の二項分布について負の二項分布について
負の二項分布について
 
GEE(一般化推定方程式)の理論
GEE(一般化推定方程式)の理論GEE(一般化推定方程式)の理論
GEE(一般化推定方程式)の理論
 
学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)
学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)
学部生向けベイズ統計イントロ(公開版)
 
これからの仮説検証・モデル評価
これからの仮説検証・モデル評価これからの仮説検証・モデル評価
これからの仮説検証・モデル評価
 
潜在クラス分析
潜在クラス分析潜在クラス分析
潜在クラス分析
 

Similar a ベイズモデリングで見る因子分析

理科教育学研究のための統計分析入門
理科教育学研究のための統計分析入門理科教育学研究のための統計分析入門
理科教育学研究のための統計分析入門Hiroshi Unzai
 
StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章
StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章
StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章Shushi Namba
 
ベイズ統計モデリングと心理学
ベイズ統計モデリングと心理学ベイズ統計モデリングと心理学
ベイズ統計モデリングと心理学Shushi Namba
 
まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】
まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】
まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】Hiroyuki Muto
 
対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性
対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性
対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性仰 三田村
 
Similarity component analysis
Similarity component analysisSimilarity component analysis
Similarity component analysisTakanori Nakai
 
認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】
認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】
認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】Hiroyuki Muto
 
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)Yoshitake Takebayashi
 
ぞくパタ はじめに
ぞくパタ はじめにぞくパタ はじめに
ぞくパタ はじめにAkifumi Eguchi
 
仮説とデータ解析の関係
仮説とデータ解析の関係仮説とデータ解析の関係
仮説とデータ解析の関係Michitaro Okano
 
構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性
構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性
構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性Shiga University, RIKEN
 
20190609 bayes ml ch3
20190609 bayes ml ch320190609 bayes ml ch3
20190609 bayes ml ch3Yoichi Tokita
 
[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction
[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction
[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for PredictionDeep Learning JP
 
inferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違い
inferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違いinferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違い
inferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違いMasaru Tokuoka
 

Similar a ベイズモデリングで見る因子分析 (17)

理科教育学研究のための統計分析入門
理科教育学研究のための統計分析入門理科教育学研究のための統計分析入門
理科教育学研究のための統計分析入門
 
StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章
StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章
StanとRでベイズ統計モデリング読書会(Osaka.stan) 第6章
 
ベイズ統計モデリングと心理学
ベイズ統計モデリングと心理学ベイズ統計モデリングと心理学
ベイズ統計モデリングと心理学
 
まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】
まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】
まずはオープンデータから!──高めよう信用性,広めよう二次分析──【※Docswellにも同じものを上げています】
 
対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性
対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性
対人的コミュニケーション研究・実践における行動分析学の可能性
 
Similarity component analysis
Similarity component analysisSimilarity component analysis
Similarity component analysis
 
認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】
認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】
認知心理学への実践:データ生成メカニズムのベイズモデリング【※Docswellにも同じものを上げています】
 
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)
マルコフ連鎖モンテカルロ法 (2/3はベイズ推定の話)
 
JPA2019 Symposium 4
JPA2019 Symposium 4JPA2019 Symposium 4
JPA2019 Symposium 4
 
ぞくパタ はじめに
ぞくパタ はじめにぞくパタ はじめに
ぞくパタ はじめに
 
仮説とデータ解析の関係
仮説とデータ解析の関係仮説とデータ解析の関係
仮説とデータ解析の関係
 
構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性
構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性
構造方程式モデルによる因果探索と非ガウス性
 
20190609 bayes ml ch3
20190609 bayes ml ch320190609 bayes ml ch3
20190609 bayes ml ch3
 
[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction
[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction
[DL輪読会]Meta-Learning Probabilistic Inference for Prediction
 
inferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違い
inferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違いinferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違い
inferences with gaussians: 記法によるrstanの推定結果の違い
 
データ解析
データ解析データ解析
データ解析
 
Lecture materials(20180820v1)
Lecture materials(20180820v1)Lecture materials(20180820v1)
Lecture materials(20180820v1)
 

Más de Shushi Namba

回帰モデルとして見る信号検出理論
回帰モデルとして見る信号検出理論回帰モデルとして見る信号検出理論
回帰モデルとして見る信号検出理論Shushi Namba
 
表情から見た情動
表情から見た情動表情から見た情動
表情から見た情動Shushi Namba
 
今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~
今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~
今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~Shushi Namba
 
Mental model for emotion
Mental model for emotionMental model for emotion
Mental model for emotionShushi Namba
 
馬に蹴られるモデリング
馬に蹴られるモデリング馬に蹴られるモデリング
馬に蹴られるモデリングShushi Namba
 
Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!
Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!
Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!Shushi Namba
 
心理学における「再現性」の問題とBayes Factor
心理学における「再現性」の問題とBayes Factor心理学における「再現性」の問題とBayes Factor
心理学における「再現性」の問題とBayes FactorShushi Namba
 
変数同士の関連_MIC
変数同士の関連_MIC変数同士の関連_MIC
変数同士の関連_MICShushi Namba
 
がんばろう!はじめてのDnn!
がんばろう!はじめてのDnn!がんばろう!はじめてのDnn!
がんばろう!はじめてのDnn!Shushi Namba
 
主成分分析(Pca)
主成分分析(Pca)主成分分析(Pca)
主成分分析(Pca)Shushi Namba
 
Psychophysical functions@BCM勉強会
Psychophysical functions@BCM勉強会Psychophysical functions@BCM勉強会
Psychophysical functions@BCM勉強会Shushi Namba
 
Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会
Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会
Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会Shushi Namba
 

Más de Shushi Namba (12)

回帰モデルとして見る信号検出理論
回帰モデルとして見る信号検出理論回帰モデルとして見る信号検出理論
回帰モデルとして見る信号検出理論
 
表情から見た情動
表情から見た情動表情から見た情動
表情から見た情動
 
今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~
今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~
今夜は動的モデリングよ~Dynrで簡単クッキング!~
 
Mental model for emotion
Mental model for emotionMental model for emotion
Mental model for emotion
 
馬に蹴られるモデリング
馬に蹴られるモデリング馬に蹴られるモデリング
馬に蹴られるモデリング
 
Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!
Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!
Rはいいぞ!むしろなぜ使わないのか!!
 
心理学における「再現性」の問題とBayes Factor
心理学における「再現性」の問題とBayes Factor心理学における「再現性」の問題とBayes Factor
心理学における「再現性」の問題とBayes Factor
 
変数同士の関連_MIC
変数同士の関連_MIC変数同士の関連_MIC
変数同士の関連_MIC
 
がんばろう!はじめてのDnn!
がんばろう!はじめてのDnn!がんばろう!はじめてのDnn!
がんばろう!はじめてのDnn!
 
主成分分析(Pca)
主成分分析(Pca)主成分分析(Pca)
主成分分析(Pca)
 
Psychophysical functions@BCM勉強会
Psychophysical functions@BCM勉強会Psychophysical functions@BCM勉強会
Psychophysical functions@BCM勉強会
 
Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会
Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会
Rでベイズをやってみよう!(コワい本1章)@BCM勉強会
 

ベイズモデリングで見る因子分析