5. Hybrid
Operations
Security &
Management
Infrastructure as a Services (IaaS)
Compute Storage
Azure Datacenter Infrastructure (日本では東日本リージョン、西日本リージョン の 2か所で利用可能)
Web and Mobile
Media & CDN
Analytics & IoT & IntelligenceIntegration
Networking
Data
Virtual
Network
Virtual
Machines
Compute Developer Services
Container
Service
Blob
Storage
Premium
Storage
(SSD)
VPN
Gateway
DNS
Express
Route
Load
Balancer
Traffic
Manager
Portal
Azure
Active Directory
Automation
Multi-Factor
Authentication
Key Vault
Marketplace
VM Image Gallery
& VM Depot
Backup
StorSimple
Cognitive
Services
DevTest
Labs
IoT Hub
Stream
Analytics
Machine
Learning
HDInsight
(Hadoop)
Table
Storage
DocumentDB
SQL
Database
Security
Center
Import/Export
Azure AD
Connect Health
Data Lake
Store
Search
Media
Services
CDN
Site Recovery
Log
Analytics
Batch
Mobile
Apps
VM
Scale Set
Cloud
Services
Application
Insights
Web
Apps
Service
Fabric
Storage
Queue
BizTalk
Services
Data Lake
Analytics
Service
Bus
Hybrid
Connection
Logic
Apps
API
Apps
API
Management
Notification
Hubs
Visual Studio
Team Services
Developer
Tools
Application
Gateway
SQL Data
Warehouse
5
Platform as a Services (PaaS)
Microsoft Azure 全体ブロック図
21. Azure Web Apps との相性
Azure Database for MySQL / PostgreSQL は、
Azure の PaaS サービスである Web Appsとも相性がいい
Web App のDB Provider としても利用可能
既存の環境をデプロイしたり、
新しい Web アプリの開発にも
+ +
22. Web Apps x Azure Database for MySQL / PostgreSQL
それではお時間になりましたので、Azure Database for MySQL / PostgreSQLを使ってアプリケーション開発に注力しませんか?ということで、
わたくし、日本マイクロソフトでAzureのプリセールスエンジニアをしております伊藤よりお話させていただきます
本セッションの目次になります。
まず、ご存知の方も多いかと思いますが、PaaSとは何かというところ、そしてAzureのPaaSサービスはどのようなものがあるか、というところを説明します。
そして、本セッションのメインであります、Azure Database for MySQL / PostgreSQLについて、どういった機能があるか、どういったメリットがあるかというところを、実際に画面を見ていただきながらお話させていただきます。
最後にまとめとQAになります。
本ウェビナーのポイントになります。
大きくわけて2つあります。
まずは「データベース管理の時間が減らせる」という点です。
今回紹介するAzure Database for MySQL / PostgreSQLを使うことで、5分もあればデータベース環境はすぐに手に入りますので、サーバを用意して、MySQLをインストールして、といった作業が必要なくなりますので、
スピード感ある開発が可能になります。
また、運用に関しては、パッチ適用だったり、容量が足りなくなったらディスクの追加とか、本当なら開発したいのに運用に追われることがあると思いますが、このサービスを使用することで、そういった運用の手間からは解消されますので、開発に注力できるようになります。
その2としては、クラウドのメリットを最大限に活用して頂きたい点です。
高可用性といいますと、同じサーバを用意して、ロードバランサーなどでアクセスを振り分けてデータはrsyncなどで同期して…など色々な設計が必要ですし、技術的にも少し難易度の高いものが必要になりますが、
このサービスでは高可用性はデフォルトで組まれておりますので、難しい構成も考える必要はありません。
また、これはクラウドで最大のメリットだと思うのですが、何かサービスを開始するときは、今までだと最大アクセスなどを考えてハードウェアのスペックが必要だったと思いますが、クラウドだとまずは小さなスペックでサービスを開始して、
サービスの成長と共にマシン性能を上げることが出来るので、手軽に低コストでサービス提供が出来るようになります。
では、まずはPaaSサービスの紹介をしたいと思います。
では、AzureのPaaSサービスの紹介です。
こちらはAzureにどういったサービスがあるか、という図になります。
ここには58のサービスが書かれています。肝心のAzure Database for MySQLがないので、合わせて59あります。
現在も色々とサービスは開発中ですので、この数はどんどん増えていくことになるかと思います。
この真中の赤色で囲われている部分が、AzureのPaaSサービスになります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、PaaSとはなにか、というものを改めて説明します。
次にAzure Database for MySQL / PostgreSQLのセキュリティ機能を紹介します。
大きく分けて3つの要素でセキュリティ保護を行っております。
まずはID認証です。こちらはそれぞれのDBのネイティブ認証を使っており、ユーザー名・パスワードでログインを行います。
次にアクセス管理です。アクセス管理は、通信はSSLを使っており暗号化しております。また、サーバーファイアウォールとして、特定のIPアドレスからのみアクセスを可能とします。
また、Azureの同じサブスクリプション内からのアクセスを可能にするかどうかを選択することも可能です。
アクセス管理をどのようにするのかは実際に画面をご覧頂きたいと思います。
最後にデータ保護として、データベースとバックアップデータはAES-256の形式で暗号化されています。
バックアップに関しては、自動でバックアップされます。
こちらもご覧頂きたいと思います。
もちろん、Azure Database for MySQL / PostgreSQLのバックアップリストア機能を無理に利用する必要はなく、
今まで行われていたmysqldumpやpg_dumpを使ったバックアップやリストアも可能です。ただ、こちらは従来と変わらず整合性を保つために書き込み禁止などを考慮する必要はあります。
最後に、既存のデータベースシステムを本サービスで可動させる方法について説明します。
よくある方法としては、mysqldumpやpg_dumpでダンプファイルを取得して、新しいAzure Database サービスにリストアする方法です。
新しくデータベースを立ち上げ、コマンドベースやGUIの管理ツールでリストアして利用します。
こちらのメリットは、やはり今までとやり方が変わらない、というところでしょうか。
次に、Attunity というデータベースレプリケーションソリューションを利用する方法です。
本来有償のソリューションなのですが、Attunity社とMicrosoftでパートナーシップを組み、
Microsoftの製品へのマイグレーションに関してのみライセンスを無償提供するプログラムが現在ございますので、こちらを使用して移行することも可能です。
最後にリードオンリーレプリカを利用する方法です。現在可動しているシステムのレプリカをAzure上に構築し、Azure上のデータベースをマスターに昇格させて移行する方法です。
AzureのMySQL同士でのリードオンリーレプリカは現在Private Previewのステータスとなっております。
様々なマイグレーション方法がございますので、システム要件にあった方法をご活用頂き、是非Azure Database for MySQL / PostgreSQLをご利用頂ければと思います。
Attunity Replicateは、データベース、DWH、Hadoopなどの異なるソース/ターゲット間において、高速で簡単なリアルタイム・データ・レプリケーションを可能にするソリューションです。Time-to-Value (価値が生み出される時間)を短縮し、ビジネス・ニーズに最適化したデータ分析処理・分析基盤の構築を支援します。ビッグデータ時代といわれる今、企業は既存の情報資産を分析し、新たな価値を発見し、新しいビジネスをスタートさせるチャンスと言われています。データレプリケーション製品、Attunity Replicateはそんなデータ分析をスタートさせるための特効薬です。データベースに眠る既存の情報資産をクリック操作だけで、リアルタイムで、データウェアハウスに転送する事ができ、すぐにデータ分析を開始する事が可能です。
A free license of Attunity Replicate for Microsoft Migrations is provided for 12 months, to allow each migration. Customers requiring extended migration periods and additional data sources can purchase such licenses directly from Attunity.
Azure Database for MySQL / PostgreSQLに関しては既存のツールを使って接続できるので、新しい技術を学ぶ必要はないので、学習コストはかかりません。
あえて学ぶ部分があるとしたらAzureポータル上でポチポチとクリックしてデータベースを作る部分でしょうか。
Azure Web Appsという、AzureのウェブアプリケーションをホストするPaaSサービスがあるのですが、そのサービスとも非常に相性がいいです。
MySQLは、特にWebアプリケーションで利用されることが多いかと思うのですが、
Azure DB for MySQLは同じPaaSサービスであるWeb AppsのDBプロバイダーとしても利用が可能です。
Web Appsは、PHPなどの言語で作ったアプリケーションをFTPやgitを通じてデプロイするだけで動作するので、
データベースが必要な場合はアプリケーションの接続先をAzure Database for MySQLにしてあげるだけでOKです。
Web App と Azure Database for MySQL / PostgreSQLは、両方のサービスを一気にデプロイすることが可能です。