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「文京まちかどミーティング」第1回講座資料
- 2. 2001年より社会起業家、地域密着型起業の育成に取り組む
新しい地域活動・事業には、つながりを生む「場」が必要。
しかし、それを学ぶ場、実践経験を積む機会が少ない。
⇒2008年5月 empublicを創業
市民社会のバリューチェーンを共に創る
人が知恵と力を持ち寄るような「場づくり」の
技術、プログラム、担い手の育成
コミュニティ戦略パートナー・サービス
コミュニティ(人のつながり、チーム、地域)の目指すべきゴール、
その実現プロセスのデザインから実践までを総合的にサポート
対話を学び、実践する「根津スタジオ」
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©empublic
- 11. 地域のコミュニティが弱いのは?
たまたま、ここに住んでいる
= 自分の仕事・生活に都合がいいから
いつまで住むか、わからない
職場など他で過ごす時間が長い
自分の考え、過去を広く知られたくない
地域に昔から住む人の話を聞く機会もない
会話をするきっかけがない
町内会、議員などは、どこかで決められている
地域で育ち、仕事をしてコミュニティのある人と、
コミュニティのない人のギャップ
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©empublic
- 13. コミュニティが求められる時代に
変化の時代
= そこからどんどん新しい課題が生まれていく時代
どこにも正解がない時代、正解が変化する時代
「誰かが解決してくれること」を待っていたら、次々と
生じる課題に飲み込まれてしまう。。。
人が新しい課題解決に挑戦でき、失敗しながらも
前に進んでいくことができる地域が求められる
課題と失敗に向き合い、それを学びにできる
コミュニティが求められている
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©empublic
- 14. 新しい活動が生まれるには
コミュニティが不可欠
支援・ 企業・行政
事業体 励まし
地域資源 起 業 家 顧客
共に働く 地域内外の
仲間 仲間
協働パートナー
思い・志、事業計画があっても、
「つながり」がない地域で
活動・事業は生まれない・・・
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©empublic
- 15. シリコンバレーって、なぜ起業が多い?
起業家、ビジネスマン、技術者、学生らが、日々、
勉強会やホームパーティで交流している
「これから、こういうニーズが広がりそう」
「あの人、会社を辞めて新しいことするらしいよ」
「そんなこと考えているなら、あの人に会えばいい」
毎日の暮らしの中で、顧客も、資源も、仲間も、応援
者にも出会えている
もし起業して失敗しても、「あいつは○○はできて、
○○が苦手」と周りが知っているから雇用される
起業の失敗経験は「学び」と共有されている
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©empublic
- 17. 自分たちで良い子育てを・・・から
コミュニティが始まった
1994年:画一的な幼稚園の姿に疑問を感じた共稼ぎ夫婦
25組が、「お金を出しあえば、自分たちの求める保育園を、
自分たちで作れてしまうのでは?」と考え、近所に移住し、
共同育児施設「私たちの子供の家」設立
子どもの成長や生活の中でのニーズに応じて、学童保育や
フリースクールに活動が展開
子どもの親だけに閉じない地域のつながりの受け皿として、
「安心な食」をキーワードに、2000年、生協を設立
2001年、ソンミサンの山を壊す開発に反対する住民運動で
新住民と旧住民がつながり、コミュニティが拡充
自分の生活に必要なサービスを自分たちでつくる!
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- 18. コミュニティ・レストラン
のできるまで
まちに、食事しながら議論できる
店があれば・・・
IT企業勤務の会社員が、
「レストランをやってみたい」と
手をあげる
まちの人で企画をつくる
企画に、まちの人が出資する
店ができ、スタッフも、まちの人が参画
立上げの経営の苦労を、励ます!
1年で黒字化し、安定した経営に
事業を生み、育てるノウハウと
つながりが、まちに定着している
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©empublic
- 20. 豊かさは区民が自らつくる
ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)
⇔ マネー・キャピタル(金融資本)
お金は持つ人、ある組織から集めればいい。
特定の人が使途を決め、活かすこともできる。
しかし、人と人の関係性は、“誰か”には作れない。
地域力 = 地域の幅広い人の自主的な参画
では、つながりは、どうやったらつくれる?
震災後、キーワードとなった「絆」「つながり」
人はつながるために、つながる訳ではない
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- 21. 「つながり」への第一歩としての「対話」
教育、産業、福祉、防災、環境、財政、子育て……
わざわざ口にすることはないとしても、多くの人が
気になっている
対話のやりとりから 求めること、
共通の関心から
思い、経験を場に できることを介し
人が集い・・・
出しあい・・・ つながっていく
求める できる
こと こと
できる 求める
こと こと
できる
思い
求める こと 求める
こと 経験 こと
場
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- 22. でも、対話って難しそう・・・
いきなり対話しよう!と周りに呼びかけたり、一人で
熱く語り始めたら、周りは引いてしまいそう。。。
何を話したらいいのか? 地域の何に関心あるか?
自分に何かできるか?自分も周りもわからない。。。
しかも、対話は・・・・
発言しないといけない
ちゃんとした「意見」を言わなくてはいけない
声の大きな人に圧倒されそう
考えやノリが合わないと否定されそう
説得しあう議論はしんどそう
ネガティブな話ばかり言い出したら嫌
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©empublic
- 23. そのために!
地域貢献講座「文京まちかどミーティング」が
始まります!!
地域の気にある課題を何とかしたい
もっとつながりが充実したらいいのに
その第一歩となる対話をやってみたい
そんな思いのある方が講座という枠組みを活かし、
良い対話の技法を学び、実際に「やってみる」機会
としていただくための講座です
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©empublic
- 24. 対話には「技法」がある
「対話」と、ただ話すことは違う
何を話すのか、テーマを定める
どういう順で何をするか、プログラムがある
その人の主張を話すことより、
聴きあうことからの気づきを大切にする
全員が守る、ルールを定める
ファシリテーターがいる
集う人が、それぞれの思いを出しあうことが主張の
攻撃となるのではなく、相互支援・相互刺激となる場
をつくる技法を学びましょう!
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- 26. なぜ文京区の講座で?
~「新たな公共」の時代に
新たな公共
・・・・行政だけが公共サービスを提供する役割を担うのでは
なく、区民、地域活動団体、NPO、事業者など地域の多様な
主体が担い、相互に協力し合う中で地域課題を解決する
文京区は「新たな公共」の本格推進をスタート
ステージ1 たくさんの意見やアイデアが集まって、解決策
の種となるものを数多く生み出すステージ (対話の場)
ステージ2 意見やアイデアから活動を立ち上げ、可能なも
のを事業化し、運営するステージ
ステージ3 公共サービスの担い手となるようなプロフェッ
ショナルな団体や事業を創出するステージ
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- 27. 新しい協働への階段を共に上るために
住民参加のはしご 【ゴール像】
(シェリー・アーンスタイン1969を改変)
• 地域のありたい姿(ビジョン)を共有
住民、行政、企業、コミュニティ、NPO等が • 地域づくりのプロセスを共有
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パートナー。住民主体のデザインと運営
• 地域課題の発見から現状、対応策
創発的 NPOなど一部の住民による住民主体の までを、住民が行政と共に議論
7
協働 活動
• 住民の担えることを主体的に実践
6 協働での計画づくりなどプロセスの共有 • 幅広い多数の住民の参画
• 住民も行政も協働のノウハウをもつ
委員会形式
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(意見を聞くが、最終的な決定は行政) • 様々な主体がパートナーとして
枠内の
同じ舞台のうえに立っている
4
協働
アンケート調査やグループインタビュー
3 一方的な情報提供、公聴会
住民も、行政も、
2 住民の不満・陳情の受付
形式的
協働
はしごを上る時
1 自治会長など、ごく一部の人の参加