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• 遷 移 は 主 体と し て の 植物 群 と 、 植物 群 を 取 り巻 く 環 境 とが 相 互 に 作用
し 、 そ の 結果 が 積 も りに 積 も っ て現 状 の 様 式で は 対 応 しき れ な く なる
た め に 生 じる 。
• そ れ ぞ れ の遷 移 の 段 階が 、 前 段 階と 断 絶 し た非 連 続 的 な変 化 で あ り、
一 つ の シ ステ ム か ら 別の シ ス テ ムへ の 推 移
20. Performance
T i m e
A
B
Performance
B
A
梅棹貞夫さんの生態学史観でみるパラダイムシフトの構造
馬
Source: 梅棹貞夫, 文明の生態学史観を参考に筆者作成
車
サ ブ ネ ッ ト ワ ー ク A
鍛 冶 屋
騎 馬 速 達 郵 便
水 飲 み 場
サ ブ ネ ッ ト ワ ー ク B
モ ー テ ル
交 通 裁 判 所 / 警 官
信 号
舗 装 道 路
ガ ソ リ ン ス タ ン ド
フ ァ ー ス ト フ ー ド
納 屋
馬 の 手 入 れ 人
サブシステムを含めた全体としての共進化
21. 文 明 の生態学史観(遷移) / 梅 棹 貞夫
• 遷 移 は 主 体と し て の 植物 群 と 、 植物 群 を 取 り巻 く 環 境 とが 相 互 に 作用
し 、 そ の 結果 が 積 も りに 積 も っ て現 状 の 様 式で は 対 応 しき れ な く なる
た め に 生 じる 。
• そ れ ぞ れ の遷 移 の 段 階が 、 前 段 階と 断 絶 し た非 連 続 的 な変 化 で あ り、
一 つ の シ ステ ム か ら 別の シ ス テ ムへ の 推 移
• 後 段 階 が 前段 階 を 必 ずし も 完 全 に駆 逐 す る わけ で は な い( 環 境 に 応じ
て 共 生 が 可能 )
22. Performance
T i m e
A
B
Performance
B
A
C
梅棹貞夫さんの生態学史観でみるパラダイムシフトの構造
郵 便
電信
Source: 梅棹貞夫, 文明の生態学史観を参考に筆者作成
後段階が前段階を必ずしも完全に駆逐するわけではない
(環境に応じて共生が可能)
23. 文 明 の生態学史観(遷移) / 梅 棹 貞夫
• 遷 移 は 主 体と し て の 植物 群 と 、 植物 群 を 取 り巻 く 環 境 とが 相 互 に 作用
し 、 そ の 結果 が 積 も りに 積 も っ て現 状 の 様 式で は 対 応 しき れ な く なる
た め に 生 じる 。
• そ れ ぞ れ の遷 移 の 段 階が 、 前 段 階と 断 絶 し た非 連 続 的 な変 化 で あ り、
一 つ の シ ステ ム か ら 別の シ ス テ ムへ の 推 移
• 後 段 階 が 前段 階 を 必 ずし も 完 全 に駆 逐 す る わけ で は な い( 環 境 に 応じ
て 共 生 が 可能 )
• そ の 推 移 は漸 進 的 で ある 。 前 段 階か ら 断 絶 があ る が 、 あた か も 前 段階
の 資 産 を 継承 す る か のよ う に 、 後段 階 が 姿 を現 す ( コ ケか ら 陰 樹 性の
高 木 へ は いか な い )
24. 梅棹貞夫さんの生態学史観でみるパラダイムシフト
• 技 術 的 蓄 積
• 社 会 的 課 題 ・ ニ ー ズ
• 人 々 の 意 識 変 容 ・ 願 い
周 辺 領 域 に お け る
後 段 階 へ の 蓄 積 は な に か
自 分 た ち の 現 在 地 は ど こ か
Performance
A
C
現 状 の 様 式 で は 耐 え ら れ な い
緊 張 構 造 ・ 蓄 積 は な に か
重 要 な こ と は す で に 起 こ っ た 未 来 を 確 認 す る こ と で あ る
( ピ ー タ ー ド ラ ッ ガ ー / 社 会 生 態 学 )
Source: 梅棹貞夫, 文明の生態学史観を参考に筆者作成
27. 私たちにとって都市とはなんだろう?
ア メ リ カ 大 都 市 の 死 と 生
( ジ ェ イ ン ・ ジ ェ イ コ ブ ズ )
より良く
生きる舞台
安心・安全
装置
農 耕 革 命 ・ 定 住 生 活
経済活動
の集積地
ポ リ ス の 壁 の 外 で は
何 も 興 味 深 い こ と は 起 こ ら な い
( ソ ク ラ テ ス )
1 万 年 前
5 0 0 0 年 前
都 市 の 形 成
科 学 革 命 ・ 産 業 革 命
G D P / 人 増 加
2 - 3 0 0 年 前
人間中心/ウェルビーイング
人 と 自 然 を 切 り 離 さ れ た
都 市 文 明
人 口 増 加 ・ 都 市 拡 張
に よ る 都 市 問 題
リバブルシティ
感 情 ・ 直 感
< 論 理 ・ 思 考
2 0 C 後 半
機 械 よ り も
人 間 性 が 必 要 な の だ
( チ ャ ッ プ リ ン )
28. “The Object of Knowledge is
the control of Nature. Nature
has no purpose.”
Francis Bacon
(1561 - 1626)
知は自然を支配するためにある
30. ジ ェ イン・ジェイコブズの 4原則
Source: BCNecologia
小さな街区の必要性
街路の幅が狭く、曲がっていて、一つ一つのブロッ
クの長さが短い
新古の建物の必要性
古い建物と新しい建物が混在する
混合一次用途の必要性
各区域は、二つ以上の機能を果たす
密集の必要性
人口密度ができるだけ高いこと
42. 私たちにとって都市とはなんだろう?
ア メ リ カ 大 都 市 の 死 と 生
( ジ ェ イ ン ・ ジ ェ イ コ ブ ズ )
より良く
生きる舞台
安心・安全
装置
農 耕 革 命 ・ 定 住 生 活
経済活動
の集積地
ポ リ ス の 壁 の 外 で は
何 も 興 味 深 い こ と は 起 こ ら な い
( ソ ク ラ テ ス )
1 万 年 前
5 0 0 0 年 前
都 市 の 形 成
科 学 革 命 ・ 産 業 革 命
G D P / 人 増 加
2 - 3 0 0 年 前
人間中心/ウェルビーイング
人 と 自 然 を 切 り 離 さ れ た
都 市 文 明
人 口 増 加 ・ 都 市 拡 張
に よ る 都 市 問 題
リバブルシティ
経 済 は 私 達 が 繁 栄 す る か ど う か に
関 係 な く 成 長 を 必 要 と し て い る
( ケ イ ト ・ ラ ワ ー ス )
感 情 ・ 直 感
< 論 理 ・ 思 考
環 境 革 命 ( 大 転 回 )
近 代 産 業 社 会 の 終 焉
2 0 C 後 半
機 械 よ り も
人 間 性 が 必 要 な の だ
( チ ャ ッ プ リ ン )
持続可能性・生物多様性
に お け る 危 機
共繁栄のための
文明装置
44. アントロポセンとこれからの都市(共繁栄のための文明装置=エコロジカル的転回)
個 の リ ズ ム 文 明 の リ ズ ム 地 球 の リ ズ ム
( 生 態 系 サ ー ビ ス )
自 然 環 境 か ら 資 源 や サ ー ビ ス を 享 受 す る こ と は あ っ て も
共 に 繁 栄 し 生 命 多 様 性 を 高 め て い く よ う な 視 点 や メ カ ニ ズ ム を 上 手 く 組 み 込 め て こ な か っ た
?
49. Source: 一般社団法人シネコカルチャーSource: https://www.biotopetide.com/?p=2524
• シネコカルチャー(協生農法)とは、雑草や自然に生えてくる木、昆虫や動物も含めた多様
な生命がもつ自己組織化能力を多面的・総合的に活用しながら、生態系そのものを回復・構
築していく農法技術
• 生物が海から陸に上陸し、動植物が協同して陸地の表土の仕組みを作り上げた地球の生命の
歴史に基づいており、学術的には「拡張生態系(Augmented Ecosystem)」と呼ばれる考え
方が基盤
• 人の手が介入することで、自然環境の再生産が成されていく文明装置であり、人と地球環境
との関係性をリ・ジェネラティブ(再生的)なものへと転換していく試み
59. ベルリン在住のデザインリサーチャー
日比野 紗希 氏
Ecological Memes 発起人
小林 泰紘
ベルリン在住の日比野さんと考える
人の世界に閉じない共生社会 −身体感覚・エコロジー・アート−
- Regenerative Radio #2 -
2020. 6.20 sat 16:00 – 17:30@オンライン配信
Ecological Memes
鈴木 望美
Notas del editor これまで言われていた「生態系としての都市」は人の世界に閉じていた
生態学を人の世界でに活用する これまで言われていた「生態系としての都市」は人の世界に閉じていた
生態学を人の世界でに活用する 協生農法という言葉をきいたことがあるだろうか?土を耕すことはしないし、肥料や農薬も使用しない。雑草や自然に生えてくる木、昆虫や動物も含めた多様な生命を多面的・総合的に巻き込んで、生態系そのものを回復・構築しようとする試みだ。そのシステムは、生物が海から陸に上陸し、動植物が協同して陸地の表土の仕組みを作り上げた地球の生命の歴史に基づいているという。
あなたを見ると、あなたしか見えません。自分を見ると、自分しか見えません。
両者が持つ”あはひ”を見ることで、反転して自分と相手のお互いの全体像が浮かび上がってくるのです。」
協生農法という言葉をきいたことがあるだろうか?土を耕すことはしないし、肥料や農薬も使用しない。雑草や自然に生えてくる木、昆虫や動物も含めた多様な生命を多面的・総合的に巻き込んで、生態系そのものを回復・構築しようとする試みだ。そのシステムは、生物が海から陸に上陸し、動植物が協同して陸地の表土の仕組みを作り上げた地球の生命の歴史に基づいているという。
あなたを見ると、あなたしか見えません。自分を見ると、自分しか見えません。
両者が持つ”あはひ”を見ることで、反転して自分と相手のお互いの全体像が浮かび上がってくるのです。」