BALUSを使って要求図を描く際のポイントをまとめました．

1. 要求図
BALUS開発チーム

2. ポイント
• 階層化して考えるべし
• 包含関係と導出関係で整理すべし
• システム設計における階層：顧客要求，
機能，設計解を意識すべし
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3. システム設計の流れ
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目的
objectives
設計仕様
specifications
機能
functions
具現化
Realization
why
what
who, whom
where, when, etc.
Validation
妥当性確認
その設計仕様で，
目的は達成されるの？
how
Verification
検証
そのやりかたで，
仕様が満足できるの？
要求図
テストプラン図

4. 要求の階層化
見ている人がハラハラすること
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• アンパンマンがピンチになること
• 新しい顔を得て一発逆転となること
• バイキンマンの水鉄砲でアンパンマンの顔が濡
れること
• 元気100倍アンパンマンのアンパンチを受けたバ
イキンマンがバイバイキンとなること
抽象
具体

5. 包含関係
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子の要求がすべて満たされると親の要求が満たされるという関係
子要求が全て真 ⇒ 親要求が真

6. MECEを意識せよ
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive
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Mutually Exclusiveでない分割
⇒重複する分割
Collectively Exhaustiveでない分割
⇒漏れのある分割
「アンパンチを放つこと」という
要求が重なっている
爽快感はあるかもしないが
ハラハラはできない

7. 導出関係
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子の要求が満たされると親の要求が満たされるという関係
子要求が真 ⇒ 親要求が真

8. 階層化されていると影響範囲を理解できる
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これらの要求は互いに
独立に変更することができる
これらの要求は
相互に関係し合っているので
勝手に変えてはいけない

9. 機能とは
機能とは設計要求を満たすためのコンセプト
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(システムは、) ○○を△△する
• 「すること」と「しないこと」
• 「使うとき」と「使わないとき」
• 「ユーザーのため」と「ユーザー以
外のため」
• 「使う前」と「使っているとき」と
「廃棄」（ライフサイクル）
漏れ無く洗い出すために
Life
Cycle
Before
using
On
Failure
After
life
表現方法

10. システムにおける要求の階層
具現
機能
目的 顧客要求
要求機能
設計解 設計解
要求機能
設計解
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11. ポストイットの例
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https://app.balus.me/projects/4918615170088960/diagrams/5707702298738688