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IPv4アドレス枯渇とIPv6への移行と共存
⇒日本国内でIPv4アドレス枯渇で最初に影響を
受けるのは、ネットワークの拡張を行い続けて
いるアクセス事業者(FTTH)、新たなネット
ワークの構築を行っているアクセス事業者(ワ
イヤレス、モバイル)、さらにはクラウド事業者
⇒IPv4アドレス枯渇に対して煽ることなく、影響
を最初に受ける顧客のために必要な対応を
粛々と準備する
⇒IPv4とIPv6の共存のための安定的な取り組
みも必要
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JPIXの基本スタンス
• IPv4アドレス枯渇に対応する
• IPv4とIPv6の共存を円滑に進める
• IPv6への緩やかな移行を可能とする
• 共存の期間は短くても5年で長ければ10年以上
• v4/v6が安定に共存する環境の用意
• v4/v6の共存を円滑に進めるサービスの提供
• 特に最初にv4枯渇の影響を受ける顧客向け
• 新たなv6サービス展開への挑戦
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•v4/v6が安定に共存する環境の用意
⇒IXサービスのIPv4/IPv6デュアル化
⇒「IPv4ネイティブ」「IPv6ネイティブ」「IPv4/IPv6デュア
ルスタック」の3形態での提供
•v4/v6の共存を円滑に進めるサービスの提供
⇒IPv6v4エクスチェンジサービス(トランスレータ)
••新たな新たなv6v6サービス展開への挑戦サービス展開への挑戦
⇒⇒VNEVNE事業への参入事業への参入
IPv6 NativeIPv6 NativeIPv6 NativeIPv6 NativeIPv4/IPv6IPv4/IPv6IPv4/IPv6IPv4/IPv6
Dual stackDual stackDual stackDual stack
IPv4 NativeIPv4 NativeIPv4 NativeIPv4 Native
IPv6IPv6IPv6IPv6
IPv4IPv4IPv4IPv4
JPIX L2 IXJPIX L2 IXJPIX L2 IXJPIX L2 IX – flat segment with a lot of switchesflat segment with a lot of switchesflat segment with a lot of switchesflat segment with a lot of switches
IPv4のみ
デュアル
ネイティブ
JPIXの取組
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IPv4 InternetIPv4 InternetIPv4 InternetIPv4 Internet
IPv6 InternetIPv6 InternetIPv6 InternetIPv6 Internet
IPv4 InternetIPv4 InternetIPv4 InternetIPv4 Internet
IPv6 InternetIPv6 InternetIPv6 InternetIPv6 Internet
IPv6/IPv4 トランスレータ
ⅠⅠⅠⅠ
ⅡⅡⅡⅡ
ⅢⅢⅢⅢ
ⅣⅣⅣⅣ
(a) v6(a) v6(a) v6(a) v6クライアントクライアントクライアントクライアント⇒⇒⇒⇒v4v4v4v4サーバサーバサーバサーバ ((((共存前期共存前期共存前期共存前期))))
(b) v4(b) v4(b) v4(b) v4クライアントクライアントクライアントクライアント⇒⇒⇒⇒v6v6v6v6サーバサーバサーバサーバ ((((共存後期共存後期共存後期共存後期))))
データセンターでの
提供が適当?
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IXにおいても外部環境の変化に適応するべく、
NTT-NGN に何らかの関与が必要。
ISPの相互接続の場から、
• アクセス網の寡占化によりア
クセス網が直接接続する場へ。
• 且つ、有力コンテンツが直接
接続する場へ。
ADSL(IPv4)から、
• FTTH化の加速によるトラ
フィックの急増
• ネイティブ方式(IPv6接続)
が認可された。
VNE事業への参入
IXの役割が変化 NTT-NGNの大規模整備
ネイティブ方式を活用した新規事業
日本ネットワークイネイブラーの設立
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日本ネットワークイネイブラー株式会社
Japan Network Enabler.Corp(略称jpne)
トラヒック増対応への
柔軟性確保
IPv6アドレスによる
IPv4枯渇対策
先進的IPv6プラットフォーム
による新規ビジネス創出
IPv4からIPv6
への移行促進
JPIXとJPNEの連携により相乗効果を発揮。
より良いインターネット環境の提供。
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IXの現実
Tier-1キャリアにはIXの意味はない
Tier-1キャリアはISPやコンテンツを囲い込みたい
Tier-1同士はダイレクトピア(プライベートピア)
激しい競争による定額課金という日本の(特殊)事情
トラヒック莫大で成長し続けるが売上は伸びない
100Mbps5,000円だとマーケット全体でも数兆円
コストにシビアな中でのIXの意味づけ
ピアでトラヒックを無償で渡すことの意味づけ
トランジットとの価格差の縮小
「コンテンツ vs. アクセス」の「ネットの中立性」議論
Tier-1キャリアを凌駕するプレイヤの出現
Google, Akamaiといった巨大プロバイダ
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IXの未来
IXとは最もインターネットらしさを体現しているところ
• 事業者(xSP)であれば自由に参加できる
• xSPは自律的に運用を行っている
• 誰と接続(Peer)するかは各事業者の主体性に委ねられている
• クリティカルインフラや公共サービスもIX上に存在している
• IX事業者はxSPの参加の支援を積極的に行っている
• インターネットコミュニティへの貢献も大きい
インターネットがインターネットらしくある限り
IX:Internet Exchangeは必要
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IXの未来
IXも先進的な取組を継続しないと生き残れない
(グローバル)Tier-1キャリア
による寡占状態の到来
アクセス網の集約化に関わらず
自由なサービス提供環境の維持
• アクセス網(固定+無線+移動)の何らかの集約は必然
• 集約化の流れとしての「垂直統合」vs「水平分業」
• クラウド化とプラットフォームビジネスによるサービス競争の激化
• ネットの中立性と「ガラパゴス的」進化