教員養成学部授業における学習ゲーム開発および小学校での実践の試み
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第1回シリアス＆アプライドゲームサミット＠オランダ王国大使館での講演資料 “教員養成学部授業における学習ゲーム開発および小学校での実践の試み -千葉大学教育学部・グリー株式会社のコラボレーション授業-”，阿部学 敬愛大学 “Development and Practice of Education Games for Elementary Schools and Lessons Learned, – Classrooms by Collaboration of Chiba University and GREE Inc.-”, Manabu Abe, Keiai University
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教員養成学部授業における学習ゲーム開発および小学校での実践の試み
- 4. 千葉大☓グリーのコラボ授業 • 2013年度 プロトタイプの制作まで。 • 2014年度 小学校で「体験」してもらう。 • 2015年度 小学校の「授業」で使う。 （小2、国語・算数、協働） • 2016年度 小学校の「授業」で使う。 （小6、社会・家庭、協働） ※千葉大・藤川大祐教授と実施。阿部は、TA（院生）だったり講師だったり
- 5. 基本的なカリキュラム • その年のテーマを提示する ex. 小6、家庭科、協働 • ゲームの教育利用について学ぶ（講義・調査） • アイデアソン＠グリーで方向性を決める（半日） • デザイン等について学びながら、企画をねる • 担当エンジニアに企画を送り、やりとり • ハッカソン＠グリーでアプリ制作(2日間) • 小学校での実践へ向けての準備∼最後に実践
- 6. アプリ紹介
- 16. 取り組みの背景や意図
- 17. 私たち(大学)のねらい • 情報技術の発展 ↔ 停滞する「教育の情報化」 • よくある批判？ 「教員は世間知らず…」「メールが返ってこない」 • 将来の「教育の情報化」を 担っていけるような教員を養成する！ グリーさん（企業）のねらいについては、後で聞いて下さい。
- 18. 次世代の担い手をどう育てるか? • 情報社会を象徴するような人たちと関わる - エンジニアの協力（プログラミングを学ぶ訳ではない） - アイデアソン、ハッカソンを体験 • ゲームの教育利用について学ぶ - 「チョーク&トーク」まじめな授業観を変える - ICT活用も含めた、新しく楽しい教材づくり • 加えて、「協働的な学び」についても理解を深める - 教室には多様な子がいる、ゲームもみんなで遊ぶ - ゲームのチカラを借りて、違う角度から教育を考える
- 24. この試みを読み解くレイヤー • 子どもの学習に使えるゲームをつくる。 • 学生が情報社会にふれる。 • 学生がゲームの教育利用について学ぶ。 • ゲームのチカラを借りて教育について考える。 • 次世代を担う教員養成として。 • グリー、エンジニアさんたちの思い。
- 25. 参考文献 • 藤川大祐・阿部学・城亜美（2014）「教員養成学部授業におけるアプリ教 材づくり―ハッカソンにおけるプロトタイプ制作まで―」、藤川大祐編『社 会とつながる学校教育に関する研究（2）』、千葉大学大学院人文社会科学 研究科研究プロジェクト報告書、第277集、pp.29-42 • 阿部学・藤川大祐・狩野明香里（2016）「教員養成学部授業におけるアプ リ教材制作および小学校での実践の試み―「協働学習を促すアプリ」をテー マとして―」コンピュータ＆エデュケーション、Vol.41、pp.46-51 • グリー☓教育 千葉大学共同授業 プロジェクトレポート2015 http://corp.gree.net/jp/ja/csr/special/chiba-university-2015/