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マンガ駆動開発によるデザインプロセス
~ 協働プロジェクトのためのシナリオ設計 ~
2018年2月25日
先端IT活用推進コンソーシアム
UX技術部会 リーダー 松山 憲和
2018年5月度AITC オープンラボ
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AITC:バックボーン
A Guide to the Manga Driven Development Body of Knowledge:MaBOK v1
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マンガ駆動開発とは
マンガ駆動開発とは
関係者全員が
ユーザー体験を意識しながら
プロダクトやサービスを
開発するための開発プロセス
UXデザインプロセスの一種
企画 設計 実装 評価
適用範囲
最も効果的な適用範囲
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『空気を読む家のリビング』
【お題】失くし物を探してくれる、忘れ物を教えてくれるリビング
どんな利用者が?
どんな状況で?
どんなユーザー体験?
マンガ駆動開発プロセスで
『空気を読む家のリビング』をデザイン
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マンガ駆動開発 全体像
キャラ取材 分析
プロット ネーム
寸劇 実装 評価
マンガ
9つのフェーズ
キャラ
づくり
シナリオ
づくり
モノ
づくり
3つのステップ
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マンガ駆動開発: ステップ1
キャラ
づくり
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マンガ駆動開発: ステップ1
プロダクトやサービスを使用する
ターゲットユーザーを明確化する
 『キャラ(誰)』のどんなニーズを満たすのか?
 『キャラ』のどんな課題を解決するのか?
 その『キャラ』は、どんなプロフィールか?
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マンガ駆動開発: フェーズ 1-1
取材
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マンガ駆動開発: フェーズ 1-1
利用者の実像を把握する
利用環境や状況を把握する
インタビュー原稿/アンケート集計
内省報告(表面的な声/心の声)
写真、ビデオ
インタビュー/アンケート
ユーザー観察(師匠・弟子モデル)
ローケーション・ハンティング
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取材:【空気を読む家のリビング】
グループインタビュー
複数の対象者(10人)を集め、『忘れ物』『失くしモノ』の
経験談を話してもらい、その時の状況や気持ちを把握
スマホを忘れた
撮影旅行でカメラ
のメモリカードや
マウンタアダプタ
を忘れた
爪切りやハサミが
いつもの場所にな
い(家族の誰かが
持ち出したまま)
いつもと違う鞄を
使う時に、必要な
ものを入れ忘れた
キーホルダーを失
くした
(思わぬ場ところ
に入っていた)
服に入れた
定期を忘れた
(普段は鞄の中)
・・・
・・・
約30個の
エピソード
状況 心情
その後
どうした
•慌てていた
•別の事を考えていた
•普段と違う場所
:
•がっかり
•悲しい
•悔しい
:
•何度も確認
•置き場所/ポケットを決める
•荷物を減らす
:
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マンガ駆動開発: フェーズ 1-2
分析
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分析: フェーズ 1-2
利用者のセグメンテーションとターゲッティグ
課題やニーズの抽出
ターゲットとする利用者の人物像
課題やニーズに対する利用者の心の声
インタビュー分析
エンパシーマップ
カスタマージャーニーマップ
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分析:【空気を読む家のリビング】
通勤時における価値観
到着時間に対するこだわり
運行状況に対するこだわり
効率的
所要時間に対するこだわり
弱い
混雑に対するこだわり
弱い
天気への関心
弱い
通勤時間の有効活用に対するこだわり
弱い
手荷物を減らすことへのこだわり
弱い
トラブル対処に対する余裕
なし
M.N.
M.N.
M.N.
ぎりぎりの時間で行動して
達成感を味わいたい
時間ぎりぎりで効率よく行
動したい
予定通りにチェックポイント
を通過したと実感したい
遅れる場合は早く知りたい
目的に10分前くらいに到着
したい
出社時間の1時間前に到着し
たい
時間には遅れる方なので、
移動時間は短い方がいい
早く出るのが嫌
通勤時間を短くしたい
行動を起こす前に経路を
知っておきたい
できればいろいろ持ち歩き
たい
傘, PC, カメラ.. 荷物を減らしたい
荷物を持ちたくない
家族や会社と連絡を取りたい
困っている人がいたら助け
たい
遅れることを連絡したい トラブルを乗り越えたい
事前に調べることでトラブル
を回避したい
自力でリカバリできない問題
に遭遇したくない
タイムリーな運行状況を知
りたい
雨を避けたい
雨だと自転車に乗れないので
天気を早く知りたい
雨が嫌い
気にならない
帰りに効率よく買い物に行き
たい
音楽や読書のためのスペース
がほしい
スマートフォンを使いたい
混雑を避けたい 座りたい
混雑したくない
混雑を避けたい
混みを避けたい
混んだ電車に乗りたくない
混雑を避けたいが所要時間を
優先する
待ちたくない
傘を差さない
M.N.
M.N.
M.N.
M.N.
T.R.
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T.R.
T.R.
T.R.
S.Y.
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S.Y.
S.Y.
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H.T.
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M.D.
M.D.
M.D.
M.D.
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J.M.
J.M.
J.M.
J.M.
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J.M.
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S.K.
S.K.
S.K.
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K.T.
K.T.
K.T.
K.T.
K.T.
K.T.
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T.R.
T.R.
T.R.
T.R.
T.R.
S.K.
T.R.
T.R.
インタビュー分析 カスタマージャーニーマップエンパシーマップ
行動や状況
を
分類
心情
を
分析
行動や状況
変化に伴う
感情変化
忘れモノや失くしモノをした状況における
行動や心情の変化の見える化
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マンガ駆動開発: フェーズ 1-3
キャラ
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マンガ駆動開発: フェーズ 1-3
利用者を『キャラクター』として具体化
取材と分析を通して得られた
キャラクターの具体像
プロフィール、価値観、趣味
ユーザーモデリング
ペルソナ
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キャラ:【空気を読む家のリビング】
名前 :電脳 太郎
性別 :男性
年齢 :40歳
職業 :IT企業のプロジェクトマネージャー
家族 :妻38歳(リカ)/長男小3(翔)/長女小1(凛)
潜在ニーズ :子どもとのコミュニケーション
遠距離通勤:1.5時間(電車)
その他
•持ち家
•几帳面な性格/整理整頓
•時間に余裕をもちたい
•情報を能動的に取得する
•スマホアプリを使いこなす
•天気が気になる(雨を避けたい)
ペルソナ
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マンガ駆動開発: ステップ2
シナリオ
づくり
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マンガ駆動開発: ステップ2
利用シーンのシナリオを作成
操作手順ではなく、キャラの行動や感情、環
境や状況を関係者で理解/共有
 マンガ『キャラ』が、システムを利用するシナ
リオ/ストーリ
 マンガで『キャラ』『状況』『システム』を表現
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マンガ駆動開発: フェーズ 2-1
プロット
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マンガ駆動開発: フェーズ 2-1
利用シーンのあらすじ(メインストーリー)を作
成し、解決したい課題を明らかにする
メインストーリー
ブレーンストーミング
ものがたり
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補足:プロット
• プロットには取材・分析を行った事実やそこから導き出された
改善方法などを盛り込む
• 事実ではないアレンジを加えても構わないが、歪曲してはダメ
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【空気を読む家のリビング】のプロット
ものがたり
コンセプトを実現するに重要ポイントのみをものがたり
化。最も高い優先度の解決したい課題を明確化
①電脳太郎さんは
爪を切ろうして
爪切りを探すが
見つからない
②電脳太郎さんは
リビングに
爪切りがどこにあ
るのか尋ねる
③リビングが
電脳太郎さんに
爪切りの場所を
教える
④電脳太郎さんは
爪切りを見つけ
爪を切ることがで
きた
①電脳太郎さんは
快晴の朝
出勤しようと
リビングを出た
②リビングが
傘を持って行くこ
とを勧める
③電脳太郎さんは
傘を持って
家を出た
④電脳太郎さんが
帰宅時、雨が降り
出した
傘を持っていたの
で濡れなかった
ストーリーA
ストーリーB
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マンガ駆動開発: フェーズ 2-2
ネーム
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マンガ駆動開発: フェーズ 2-2
利用状況の詳細化し、利用者にどんな体験
を行ってもらいたいのか明らかにする
ストーリー
機能一覧
ものがたり
ジャーニーマップ
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補足:ネーム
• プロットに基づきプロダクトやサービスのアイデア出しをブ
レーンストーミングなどでおこなう
• 色々なパターンのネームを検討する→アイディアが出やすい
• 技術的/コスト的な実現可能性も考慮しておく(夢ものがたりで
は意味なし)
• アイデアを整理し、ユーザーが経験することになる機能を抽出
する
• プロットとネームのプロセスを反復することでアイデアを練り
上げる
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【空気を読む家のリビング】のネームA
ものがたり
プロットで作成したメインストーリーの前・間・後を補完/
詳細化。利用者にどんな体験して欲しいかを明確化
①電脳太郎さんは、休日の午後、妻のリカさんと自宅のリビングでTVを見ながら、寛いでいる。
②ふと、指を見ると、爪が伸びていることに気付き、爪を切ろうと思う。
③電脳家では、普段爪切りは書類ケースの最上段に、ハサミなどの小物と一緒に乱雑に収納さ
れている。
④電脳太郎さんは、書類ケースの最上段を引き出し、爪切りを探すが、なかなか見つからない。
少しイライラする。
⑤妻のリカに『爪切りはどこ?』と聞くと、『私じゃないわ。あなたがどこかに持って行った
んでしょ!』と逆に怒られた。
⑥仕方なく、リビングに『爪切りは誰が使った?』と尋ねる。
⑦リビングが『爪切りは、リカさんが昨日の20時に持ち出したままです』と教えてくれる。
⑧それを聞いていたリカさんは『そおいえば、昨晩、子供達の爪を切って、そのまま子供部屋
に置いたままかも・・・』と思いだした。
⑨リカさんが、子供部屋から爪切りを持ってくる。
⑩電脳太郎さんは、リカさんから爪切りを受け取り、爪を切り始める。
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気を読む家のリビング】のネームB
ものがたり
プロットで作成したメインストーリーの前・間・後を補完/
詳細化。利用者にどんな体験して欲しいかを明確化
ある朝の電脳太郎さんは
①出勤前、午後から○○社で打合せであることをカレンダーで確認
②玄関をでようとすると「『今日は午後から雨が降りそうです。傘を持っていきましょう」』
と『空気を読む家』が教えてくれる。
③以前、客先からの帰りに急な雨に降られて大変な思いをしたことを思い出す電脳太郎さん
④午後に○○社に向かう電脳太郎さん
⑤天気が良いので、本当に雨が降るのか半信半疑な電脳太郎さん。
⑥○○社での打合せも終わり、帰ろうとする電脳太郎さん。
⑦外に出ようとすると、急に雨が降り出した。
⑧傘を持ってきてホッとする電脳太郎さん。
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マンガ駆動開発: フェーズ 2-3
マンガ
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マンガ駆動開発: フェーズ 2-3
システムを利用する際のキャラの行動や感
情、利用環境や状況などのユーザー体験を
関係者全員で共有
マンガ
紙とペンとスキャナ
コミPo!
CLIP STUDIO
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【空気を読む家のリビング】のマンガ
マンガ
コミPo!
写真
マンガは、文章と比較し、利用シーンや
ユーザー体験をより具体的に表現できる
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【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 32
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA:①
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 33
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ②
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 34
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ③
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 35
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ④
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 36
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑤
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 37
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑥
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 38
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑦
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 39
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑧
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 40
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑨
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 41
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑩
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 42
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 43
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:①
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 44
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:②
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 45
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:③
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 46
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:④
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 47
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑤
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 48
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑥
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 49
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑦
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 50
【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑧
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 51
マンガ
マンガだと、文章と比較し、利用シーンやユーザ
ー体験をより具体的に表現できる
綺麗なマンガを書くことよりも、プロットやネー
ムで検討した結果をマンガに忠実に反映すること
を優先しましょう。
マンガを書くことがゴールではありません。
マンガの世界を実現することがゴールです。
マンガを作成する手間がかかりそうですが、コミ
Po!などマンガ作成ツールを使用すると、誰でも
簡単に作成することができるようになりました。
取材(ロケハン)で撮影した映像を活用すること
も効果的です。
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マンガ駆動開発: ステップ3
モノ
づくり
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マンガ駆動開発: ステップ 3
マンガで表現したシステムやサービスを実装
背景は利用シーンにおいて、マンガと同様の
行動や感情になるかを検証
利用シナリオ
キャラの行動と感情
利用している環境や状況
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マンガ駆動開発: ステップ3-1
寸劇
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 55
マンガ駆動開発: フェーズ 3-1
マンガで描かれた世界を人が実演すること
で、プロダクトやサービスへの共感を深める。
寸劇で違和感があれば、シナリオ作りフェー
ズに戻る
プロダクトへの共感/違和感
最初はモノがなくても「エアー」でもOK
寸劇を演じる役者
プロジェクタなどの大画面表示装置
利用シーンを再現する小物類
ビデオカメラ
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マンガ駆動開発: フェーズ 3-1
寸劇
マンガ 操作画面
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マンガ駆動開発: フェーズ 3-2
実装
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マンガ駆動開発: フェーズ 3-2
マンガの世界を実現するプロダクトやサービ
スを実装。
プロタイプ開発だけではなく、本番実装もこ
のフェーズに含まれます。
動作するプロダクトやサービス
寸劇→実装→評価のイテレーション開発
ペーパープロトタイピング
PowerPoint、Keynote
各種プロトタイピングツール
 Adobe Experiensce Design
 Mockups
 STUDIO
開発ツール(VisualStudio/xCode)
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 59
マンガ駆動開発: フェーズ 3-3
評価
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 60
マンガ駆動開発: フェーズ 3-3
実装されたプロダクトやサービスが、マンガで
表現したシナリオを実現しているかを評価
マンガと実装とのFit&Gapの認識と改善
Fit&Gap評価シート
ヒューリスティック法
ユーザビリティテスト
ログデータ分析法(アイトラッキング)
観察法
NEM法
インタビュー/ヒヤリング
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 61
現在の活動
マンガ駆動開発とは
マンガ駆動開発とは
関係者全員がユーザー
体験を意識しながら、プ
ロダクトを開発するため
の、新しい開発プロセス
です。
『マンガ駆動開発ではじめるUXデザイン(仮)
』執筆中
マンガ駆動開発体系 + チュートリアル&事例
Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved.
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https://www.facebook.com/aitc.jp
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AITCオープンラボ 2018年5月度(2)

  • 1. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. マンガ駆動開発によるデザインプロセス ~ 協働プロジェクトのためのシナリオ設計 ~ 2018年2月25日 先端IT活用推進コンソーシアム UX技術部会 リーダー 松山 憲和 2018年5月度AITC オープンラボ
  • 2. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 2 AITC:バックボーン A Guide to the Manga Driven Development Body of Knowledge:MaBOK v1
  • 3. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 3 マンガ駆動開発とは マンガ駆動開発とは 関係者全員が ユーザー体験を意識しながら プロダクトやサービスを 開発するための開発プロセス UXデザインプロセスの一種 企画 設計 実装 評価 適用範囲 最も効果的な適用範囲
  • 4. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 4 『空気を読む家のリビング』 【お題】失くし物を探してくれる、忘れ物を教えてくれるリビング どんな利用者が? どんな状況で? どんなユーザー体験? マンガ駆動開発プロセスで 『空気を読む家のリビング』をデザイン
  • 5. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 5 マンガ駆動開発 全体像 キャラ取材 分析 プロット ネーム 寸劇 実装 評価 マンガ 9つのフェーズ キャラ づくり シナリオ づくり モノ づくり 3つのステップ
  • 6. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 6 マンガ駆動開発: ステップ1 キャラ づくり
  • 7. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 7 マンガ駆動開発: ステップ1 プロダクトやサービスを使用する ターゲットユーザーを明確化する  『キャラ(誰)』のどんなニーズを満たすのか?  『キャラ』のどんな課題を解決するのか?  その『キャラ』は、どんなプロフィールか?
  • 8. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 8 マンガ駆動開発: フェーズ 1-1 取材
  • 9. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 9 マンガ駆動開発: フェーズ 1-1 利用者の実像を把握する 利用環境や状況を把握する インタビュー原稿/アンケート集計 内省報告(表面的な声/心の声) 写真、ビデオ インタビュー/アンケート ユーザー観察(師匠・弟子モデル) ローケーション・ハンティング
  • 10. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 10 取材:【空気を読む家のリビング】 グループインタビュー 複数の対象者(10人)を集め、『忘れ物』『失くしモノ』の 経験談を話してもらい、その時の状況や気持ちを把握 スマホを忘れた 撮影旅行でカメラ のメモリカードや マウンタアダプタ を忘れた 爪切りやハサミが いつもの場所にな い(家族の誰かが 持ち出したまま) いつもと違う鞄を 使う時に、必要な ものを入れ忘れた キーホルダーを失 くした (思わぬ場ところ に入っていた) 服に入れた 定期を忘れた (普段は鞄の中) ・・・ ・・・ 約30個の エピソード 状況 心情 その後 どうした •慌てていた •別の事を考えていた •普段と違う場所 : •がっかり •悲しい •悔しい : •何度も確認 •置き場所/ポケットを決める •荷物を減らす :
  • 11. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 11 マンガ駆動開発: フェーズ 1-2 分析
  • 12. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 12 分析: フェーズ 1-2 利用者のセグメンテーションとターゲッティグ 課題やニーズの抽出 ターゲットとする利用者の人物像 課題やニーズに対する利用者の心の声 インタビュー分析 エンパシーマップ カスタマージャーニーマップ
  • 13. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 13 分析:【空気を読む家のリビング】 通勤時における価値観 到着時間に対するこだわり 運行状況に対するこだわり 効率的 所要時間に対するこだわり 弱い 混雑に対するこだわり 弱い 天気への関心 弱い 通勤時間の有効活用に対するこだわり 弱い 手荷物を減らすことへのこだわり 弱い トラブル対処に対する余裕 なし M.N. M.N. M.N. ぎりぎりの時間で行動して 達成感を味わいたい 時間ぎりぎりで効率よく行 動したい 予定通りにチェックポイント を通過したと実感したい 遅れる場合は早く知りたい 目的に10分前くらいに到着 したい 出社時間の1時間前に到着し たい 時間には遅れる方なので、 移動時間は短い方がいい 早く出るのが嫌 通勤時間を短くしたい 行動を起こす前に経路を 知っておきたい できればいろいろ持ち歩き たい 傘, PC, カメラ.. 荷物を減らしたい 荷物を持ちたくない 家族や会社と連絡を取りたい 困っている人がいたら助け たい 遅れることを連絡したい トラブルを乗り越えたい 事前に調べることでトラブル を回避したい 自力でリカバリできない問題 に遭遇したくない タイムリーな運行状況を知 りたい 雨を避けたい 雨だと自転車に乗れないので 天気を早く知りたい 雨が嫌い 気にならない 帰りに効率よく買い物に行き たい 音楽や読書のためのスペース がほしい スマートフォンを使いたい 混雑を避けたい 座りたい 混雑したくない 混雑を避けたい 混みを避けたい 混んだ電車に乗りたくない 混雑を避けたいが所要時間を 優先する 待ちたくない 傘を差さない M.N. M.N. M.N. M.N. T.R. T.R. T.R. T.R. T.R. T.R. T.R. S.Y. S.Y. S.Y. S.Y. S.Y. S.Y. S.Y. H.J. H.J. H.J. H.J. H.J. H.J. H.J. H.T. H.T. H.T. H.T. H.T. H.T. M.D. M.D. M.D. M.D. M.D. M.D. M.D. J.M. J.M. J.M. J.M. J.M. J.M. J.M. S.K. S.K. S.K. S.K. S.K. S.K. K.T. K.T. K.T. K.T. K.T. K.T. K.T. T.R. T.R. T.R. T.R. T.R. S.K. T.R. T.R. インタビュー分析 カスタマージャーニーマップエンパシーマップ 行動や状況 を 分類 心情 を 分析 行動や状況 変化に伴う 感情変化 忘れモノや失くしモノをした状況における 行動や心情の変化の見える化
  • 14. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 14 マンガ駆動開発: フェーズ 1-3 キャラ
  • 15. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 15 マンガ駆動開発: フェーズ 1-3 利用者を『キャラクター』として具体化 取材と分析を通して得られた キャラクターの具体像 プロフィール、価値観、趣味 ユーザーモデリング ペルソナ
  • 16. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 16 キャラ:【空気を読む家のリビング】 名前 :電脳 太郎 性別 :男性 年齢 :40歳 職業 :IT企業のプロジェクトマネージャー 家族 :妻38歳(リカ)/長男小3(翔)/長女小1(凛) 潜在ニーズ :子どもとのコミュニケーション 遠距離通勤:1.5時間(電車) その他 •持ち家 •几帳面な性格/整理整頓 •時間に余裕をもちたい •情報を能動的に取得する •スマホアプリを使いこなす •天気が気になる(雨を避けたい) ペルソナ
  • 17. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 17 マンガ駆動開発: ステップ2 シナリオ づくり
  • 18. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 18 マンガ駆動開発: ステップ2 利用シーンのシナリオを作成 操作手順ではなく、キャラの行動や感情、環 境や状況を関係者で理解/共有  マンガ『キャラ』が、システムを利用するシナ リオ/ストーリ  マンガで『キャラ』『状況』『システム』を表現
  • 19. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 19 マンガ駆動開発: フェーズ 2-1 プロット
  • 20. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 20 マンガ駆動開発: フェーズ 2-1 利用シーンのあらすじ(メインストーリー)を作 成し、解決したい課題を明らかにする メインストーリー ブレーンストーミング ものがたり
  • 21. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 21 補足:プロット • プロットには取材・分析を行った事実やそこから導き出された 改善方法などを盛り込む • 事実ではないアレンジを加えても構わないが、歪曲してはダメ
  • 22. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 22 【空気を読む家のリビング】のプロット ものがたり コンセプトを実現するに重要ポイントのみをものがたり 化。最も高い優先度の解決したい課題を明確化 ①電脳太郎さんは 爪を切ろうして 爪切りを探すが 見つからない ②電脳太郎さんは リビングに 爪切りがどこにあ るのか尋ねる ③リビングが 電脳太郎さんに 爪切りの場所を 教える ④電脳太郎さんは 爪切りを見つけ 爪を切ることがで きた ①電脳太郎さんは 快晴の朝 出勤しようと リビングを出た ②リビングが 傘を持って行くこ とを勧める ③電脳太郎さんは 傘を持って 家を出た ④電脳太郎さんが 帰宅時、雨が降り 出した 傘を持っていたの で濡れなかった ストーリーA ストーリーB
  • 23. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 23 マンガ駆動開発: フェーズ 2-2 ネーム
  • 24. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 24 マンガ駆動開発: フェーズ 2-2 利用状況の詳細化し、利用者にどんな体験 を行ってもらいたいのか明らかにする ストーリー 機能一覧 ものがたり ジャーニーマップ
  • 25. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 25 補足:ネーム • プロットに基づきプロダクトやサービスのアイデア出しをブ レーンストーミングなどでおこなう • 色々なパターンのネームを検討する→アイディアが出やすい • 技術的/コスト的な実現可能性も考慮しておく(夢ものがたりで は意味なし) • アイデアを整理し、ユーザーが経験することになる機能を抽出 する • プロットとネームのプロセスを反復することでアイデアを練り 上げる
  • 26. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 26 【空気を読む家のリビング】のネームA ものがたり プロットで作成したメインストーリーの前・間・後を補完/ 詳細化。利用者にどんな体験して欲しいかを明確化 ①電脳太郎さんは、休日の午後、妻のリカさんと自宅のリビングでTVを見ながら、寛いでいる。 ②ふと、指を見ると、爪が伸びていることに気付き、爪を切ろうと思う。 ③電脳家では、普段爪切りは書類ケースの最上段に、ハサミなどの小物と一緒に乱雑に収納さ れている。 ④電脳太郎さんは、書類ケースの最上段を引き出し、爪切りを探すが、なかなか見つからない。 少しイライラする。 ⑤妻のリカに『爪切りはどこ?』と聞くと、『私じゃないわ。あなたがどこかに持って行った んでしょ!』と逆に怒られた。 ⑥仕方なく、リビングに『爪切りは誰が使った?』と尋ねる。 ⑦リビングが『爪切りは、リカさんが昨日の20時に持ち出したままです』と教えてくれる。 ⑧それを聞いていたリカさんは『そおいえば、昨晩、子供達の爪を切って、そのまま子供部屋 に置いたままかも・・・』と思いだした。 ⑨リカさんが、子供部屋から爪切りを持ってくる。 ⑩電脳太郎さんは、リカさんから爪切りを受け取り、爪を切り始める。
  • 27. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 27 気を読む家のリビング】のネームB ものがたり プロットで作成したメインストーリーの前・間・後を補完/ 詳細化。利用者にどんな体験して欲しいかを明確化 ある朝の電脳太郎さんは ①出勤前、午後から○○社で打合せであることをカレンダーで確認 ②玄関をでようとすると「『今日は午後から雨が降りそうです。傘を持っていきましょう」』 と『空気を読む家』が教えてくれる。 ③以前、客先からの帰りに急な雨に降られて大変な思いをしたことを思い出す電脳太郎さん ④午後に○○社に向かう電脳太郎さん ⑤天気が良いので、本当に雨が降るのか半信半疑な電脳太郎さん。 ⑥○○社での打合せも終わり、帰ろうとする電脳太郎さん。 ⑦外に出ようとすると、急に雨が降り出した。 ⑧傘を持ってきてホッとする電脳太郎さん。
  • 28. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 28 マンガ駆動開発: フェーズ 2-3 マンガ
  • 29. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 29 マンガ駆動開発: フェーズ 2-3 システムを利用する際のキャラの行動や感 情、利用環境や状況などのユーザー体験を 関係者全員で共有 マンガ 紙とペンとスキャナ コミPo! CLIP STUDIO
  • 30. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 30 【空気を読む家のリビング】のマンガ マンガ コミPo! 写真 マンガは、文章と比較し、利用シーンや ユーザー体験をより具体的に表現できる
  • 31. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 31 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA
  • 32. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 32 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA:①
  • 33. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 33 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ②
  • 34. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 34 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ③
  • 35. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 35 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ④
  • 36. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 36 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑤
  • 37. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 37 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑥
  • 38. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 38 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑦
  • 39. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 39 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑧
  • 40. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 40 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑨
  • 41. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 41 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーA: ⑩
  • 42. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 42 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB
  • 43. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 43 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:①
  • 44. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 44 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:②
  • 45. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 45 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:③
  • 46. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 46 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:④
  • 47. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 47 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑤
  • 48. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 48 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑥
  • 49. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 49 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑦
  • 50. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 50 【空気を読む家のリビング】のマンガ:ストーリーB:⑧
  • 51. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 51 マンガ マンガだと、文章と比較し、利用シーンやユーザ ー体験をより具体的に表現できる 綺麗なマンガを書くことよりも、プロットやネー ムで検討した結果をマンガに忠実に反映すること を優先しましょう。 マンガを書くことがゴールではありません。 マンガの世界を実現することがゴールです。 マンガを作成する手間がかかりそうですが、コミ Po!などマンガ作成ツールを使用すると、誰でも 簡単に作成することができるようになりました。 取材(ロケハン)で撮影した映像を活用すること も効果的です。
  • 52. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 52 マンガ駆動開発: ステップ3 モノ づくり
  • 53. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 53 マンガ駆動開発: ステップ 3 マンガで表現したシステムやサービスを実装 背景は利用シーンにおいて、マンガと同様の 行動や感情になるかを検証 利用シナリオ キャラの行動と感情 利用している環境や状況
  • 54. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 54 マンガ駆動開発: ステップ3-1 寸劇
  • 55. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 55 マンガ駆動開発: フェーズ 3-1 マンガで描かれた世界を人が実演すること で、プロダクトやサービスへの共感を深める。 寸劇で違和感があれば、シナリオ作りフェー ズに戻る プロダクトへの共感/違和感 最初はモノがなくても「エアー」でもOK 寸劇を演じる役者 プロジェクタなどの大画面表示装置 利用シーンを再現する小物類 ビデオカメラ
  • 56. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 56 マンガ駆動開発: フェーズ 3-1 寸劇 マンガ 操作画面
  • 57. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 57 マンガ駆動開発: フェーズ 3-2 実装
  • 58. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 58 マンガ駆動開発: フェーズ 3-2 マンガの世界を実現するプロダクトやサービ スを実装。 プロタイプ開発だけではなく、本番実装もこ のフェーズに含まれます。 動作するプロダクトやサービス 寸劇→実装→評価のイテレーション開発 ペーパープロトタイピング PowerPoint、Keynote 各種プロトタイピングツール  Adobe Experiensce Design  Mockups  STUDIO 開発ツール(VisualStudio/xCode)
  • 59. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 59 マンガ駆動開発: フェーズ 3-3 評価
  • 60. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 60 マンガ駆動開発: フェーズ 3-3 実装されたプロダクトやサービスが、マンガで 表現したシナリオを実現しているかを評価 マンガと実装とのFit&Gapの認識と改善 Fit&Gap評価シート ヒューリスティック法 ユーザビリティテスト ログデータ分析法(アイトラッキング) 観察法 NEM法 インタビュー/ヒヤリング
  • 61. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 61 現在の活動 マンガ駆動開発とは マンガ駆動開発とは 関係者全員がユーザー 体験を意識しながら、プ ロダクトを開発するため の、新しい開発プロセス です。 『マンガ駆動開発ではじめるUXデザイン(仮) 』執筆中 マンガ駆動開発体系 + チュートリアル&事例
  • 62. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. http://aitc.jp https://www.facebook.com/aitc.jp 最新情報は こちらをご参照ください ハルミン AITC非公式イメージキャラクター