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インド女性暴行死事件、上告した2被告の死刑執行延期
2014年3月16日 17:38 (AFPBB News)
インド・ニューデリー(New Delhi)の高裁に出廷した2012年12月の女性暴行死事件の
(左から)アクシャイ・タクール(Akshay Thakur)、ビナイ・シャルマ(Vinay
Sharma)、ムケシュ・シン(Mukesh Singh)、パワン・グプタ(Pawan
Gupta)の各被告(全て2013年9月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
(AFPBB News)
【AFP=時事】2012年12月、インドの首都ニューデリー(New Delhi)市内
で女子学生(当時23歳)が6人の男に性的暴行を受け死亡した事件で、最高裁判所(Supreme Court)は15日、
死刑判決を受けた被告4人のうち上告した2人について刑の執行延期を命令した。
 死刑執行を延期されたのは、ムケシュ・シン(Mukesh Singh)被告(27)とパワン・グプタ(Pawan
Gupta)被告(20)。両被告は、一審の死刑判決を支持した13日の高裁判決を不服として上告していた。
 最高裁の判事2人は15日に緊急審理を行い、両被告の上告審が行われている間は死刑執行を差し止める命令を
出し、これを刑務当局に伝えるよう指示した。死刑執行予定日がいつであったかは不明。
 事件はインド国内を震撼(しんかん)させ、数週間にわたって抗議活動が続いた。13日の高裁判決は、事件が
極めてまれに見る残虐な犯行であり、昨年9月に下された一審の死刑判決は妥当との判断を示していた。
 最高裁によると、一審と二審で死刑判決を受けた被告4人のうち、ビナイ・シャルマ(Vinay Sharma)被告と
アクシャイ・タクール(Akshay Thakur)被告の2人は上告しなかったという。
 他の実行犯2人のうち1人は、昨年、勾留施設で死亡。当局は自殺とみている。残り1人は事件当時未成年だっ
たため、3年間の予定で矯正施設に収容されている。
【翻訳編集】AFPBB News
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