Más contenido relacionado La actualidad más candente (20) Similar a 運用ドキュメントの分類と構造化 (20) 運用ドキュメントの分類と構造化4. 運用現場の問題点解消のために
1. 高負荷
2. 属人的
3. 見えぬ費用対効果
運用現場の問題点
ブラックボックス化
低付加価値化
業務が複雑化
1. 業務の複雑化を許さない仕組み
作り
2. 業務のブラックボックス化を許
さない仕組み作り
3. 業務価値の陳腐化を許さない仕
組み作り
運用設計の目的運用方法論の目的
‣ サービスの安定
社会基盤に相応しい安定運用。
‣ 業務負荷の平準化
うまく業務が回る運用現場。
‣ 運用に対する評価の適正化
適正な利潤を生む現場と、適切に評価される要員。
1.「運用」への期待の明確化
3. 期待に対する消費リソースの測定化
2.「運用設計」の確立
常にシンプル
常に見える
常に価値を生む
2010年
6. 運用研究会 (2010年1月現在)
研究会メンバー
伊賀野 康生 (Verizon Business)!
谷津 航 (KDDI ネットワークオペレーションセンター)!
豊野 剛 (インターネットマルチフィード)!
中西 晶 (明治大学 経営学部 教授)!
波田野 裕一 (日本UNIXユーザ会 会長) [研究会主査]!
水越 一郎 (NTT東日本 ブロードバンドサービス部 サービス開発担当部長)!
村益 寛紀 (Telecom ISAC Japan ACCESS-WG主査,ソフトバンクBB)!
協力団体!
•財団法人日本データ通信協会 テレコム・アイザック推進会議 ACCESS-WG!
•日本UNIXユーザ会 (jus)
10. 発表の概要 (修正)
本論では、!
!
1. 記述対象による運用ドキュメントの分類、!
2. 分類を意識したドキュメントの構造化!
!
を検討し、運用ドキュメントの作成維持工数の抑制および業務利便性向上の効果について定性的に考察する。
本論では、運用ドキュメントの作成維持工数の抑制および業務利便性向上のための!
!
1. 記述対象による運用ドキュメントの分類、!
2. 分類を意識したドキュメントの構造化!
!
について考察する。
24時間365時間稼動を求められる現在の運用現場において、ドキュメント不足による属人化やスキルの偏在に
よるトラブルの多発および特定メンバーの異動や退職による事業継続性リスクが課題となっている。
29. ドキュメントテーマの3類型
時間軸 activity活動
状
態
変化前 変化後
変化
主観: Define (定義) "
状態分析 / 設計 / 要求"
客観: Status (状態)"
スナップショット
主観: Activity (作業)"
オペレーション / リリース "
客観: Event (事象)"
ログ / インシデント
主観: Change (変更差分)"
変更分析 / 効果測定"
客観: Difference (変化)"
差分解析 / トレンド解析
主観: ヒト
客観: システム
30. 参考: ドキュメントテーマによる価値 (仮説)
activity活動
変化
状
態
• 反復・再利用性の高いドキュメント(資産性ドキュメント)。!
• 「変化」「活動」の起点・終点となる最も重要なドキュメント"
• 何らかの形で売却できる場合「収益性」があると言える。
• 反復作成されるが再利用はしにくい。(費用性ドキュメント)!
• 「運用の費用対効果」を説明するためのドキュメントとなるた
め「収益性」があると考えることもできる。!
• 「活動」の蓄積が変化を生む。"
• [留意]「変化させない事」が重要とされる業務もある。
• 反復作成されるが再利用はしにくい。(費用性ドキュメント)!
• コストが直接配賦されれば「収益性」があるが、共通配賦され
る場合は、作成自体が「運用コスト」と評価される。
ドキュメントテーマ
38. ドキュメントテーマの3類型 (再掲)
時間軸 activity活動
状
態
変化前 変化後
変化
主観: Define (定義) "
状態分析 / 設計 / 要求"
客観: Status (状態)"
スナップショット
主観: Activity (作業)"
オペレーション / リリース "
客観: Event (事象)"
ログ / インシデント
主観: Change (変更差分)"
変更分析 / 効果測定"
客観: Difference (変化)"
差分解析 / トレンド解析
主観: ヒト
客観: システム