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By Junichi Anno
俗に「IT Pro」と呼ばれるエンジニアに求められるスキルは変わりつつあります。二次元的に見れば、これまで「インフラ系」「開発系」と呼ばれていたテクノロジー領域は徐々にその交わりが拡大しています。「運用管理だからインフラ系の仕事」とは言えないし、「Visual
Studio は開発者のツール」とは言えない時代が到来したのです。組織を運営するうえで最も大きなコストは「コミュニケーションである」と言われますが、DevOps という言葉が象徴するように、両者のコミュニケーションに溝を作らない組織構造や運営プロセスが、企業に
は求められています。その前提となるのが、「両者の相互理解」です。相互理解を促すためにも、基本的な前提知識が共有できている必要があります。インフラエンジニアの使命は、アプリケーションが欲するプラットフォームを迅速に提供し、利用者が快適にサービスを利用
できる環境を維持し続けることで企業の生産性を高めることです。そして、それらをスピード感をもって改善し続ける力こそがエンジニアに求められるスキルです。ここでは、「新しいインフラエンジニアに生まれ変わりたい」と自覚している方向けに、お勧めのセッションを
ご紹介します。それぞれの時間帯で一つのセッションに絞るのなかなか難しいですが、迷ったら上のセッションに参加してみてください。
Day1 は全ての中心となる Active Directory から始めましょう。このセッションでは、Identity Provider の構成パターンについて解説
してくれます。Active Directory がすべての起点であり、ユーザーを中心とした設計「People-Centric IT」 の原則を見失わないことが
IT によるプロセスに溝を生まないインフラ設計のコツです。
➢ SC02:シチュエーション別 Active Directory デザインパターン
➢ MR12:クラウドでここまで出来る!! ~ Modern IT を実現する Windows 10 とは
➢ SP05:日本企業の生産性を根本から改善する8つの習慣とその事例
➢ DO06:Infrastructure as Code でサービスを迅速にローンチし、継続的にインフラを変更しよう
Day2 はより具体的でディープなテクノロジーに触れましょう。Azure Stack は必ずみなさんの琴線に触れるはずです。
➢ DI13:ダウンタイムを最小に! ~ Azure における障害/災害に耐えうるアーキテクチャ設計のポイント ~
➢ AC01:Container 環境を支えるマルチクラウド運用監視のデザインと実装案
➢ AC09:Azure Stack パート1 ~今知っておくべき開発者/インフラ担当者の最新ハイブリッドクラウドとの向きあい方~
➢ AC10:Azure Stack パート 2~企業が求めるこれからのハイブリッド クラウド設計~
➢ DO09:獲れたて OSS x DevOps!自動化三昧を満喫セヨ
➢ SC05:株式会社アシックス様における Azure AD 導入プロジェクトの実際
※2017年4月21日時点の情報となります。最新情報と異なる場合がございますので、最新のセッション情報はWEBサイトをご確認ください。
Microsoft は、米国 Microsoft Corporation および、またはその関連会社の商標です。その他記載されている、会社名、ロゴ等は、各社の登録商標または商標です。 © 2017 Microsoft Corporation. All rights reserved.
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de:code 2017 の歩き方-インフラエンジニア編

  • 1. By Junichi Anno 俗に「IT Pro」と呼ばれるエンジニアに求められるスキルは変わりつつあります。二次元的に見れば、これまで「インフラ系」「開発系」と呼ばれていたテクノロジー領域は徐々にその交わりが拡大しています。「運用管理だからインフラ系の仕事」とは言えないし、「Visual Studio は開発者のツール」とは言えない時代が到来したのです。組織を運営するうえで最も大きなコストは「コミュニケーションである」と言われますが、DevOps という言葉が象徴するように、両者のコミュニケーションに溝を作らない組織構造や運営プロセスが、企業に は求められています。その前提となるのが、「両者の相互理解」です。相互理解を促すためにも、基本的な前提知識が共有できている必要があります。インフラエンジニアの使命は、アプリケーションが欲するプラットフォームを迅速に提供し、利用者が快適にサービスを利用 できる環境を維持し続けることで企業の生産性を高めることです。そして、それらをスピード感をもって改善し続ける力こそがエンジニアに求められるスキルです。ここでは、「新しいインフラエンジニアに生まれ変わりたい」と自覚している方向けに、お勧めのセッションを ご紹介します。それぞれの時間帯で一つのセッションに絞るのなかなか難しいですが、迷ったら上のセッションに参加してみてください。 Day1 は全ての中心となる Active Directory から始めましょう。このセッションでは、Identity Provider の構成パターンについて解説 してくれます。Active Directory がすべての起点であり、ユーザーを中心とした設計「People-Centric IT」 の原則を見失わないことが IT によるプロセスに溝を生まないインフラ設計のコツです。 ➢ SC02:シチュエーション別 Active Directory デザインパターン ➢ MR12:クラウドでここまで出来る!! ~ Modern IT を実現する Windows 10 とは ➢ SP05:日本企業の生産性を根本から改善する8つの習慣とその事例 ➢ DO06:Infrastructure as Code でサービスを迅速にローンチし、継続的にインフラを変更しよう Day2 はより具体的でディープなテクノロジーに触れましょう。Azure Stack は必ずみなさんの琴線に触れるはずです。 ➢ DI13:ダウンタイムを最小に! ~ Azure における障害/災害に耐えうるアーキテクチャ設計のポイント ~ ➢ AC01:Container 環境を支えるマルチクラウド運用監視のデザインと実装案 ➢ AC09:Azure Stack パート1 ~今知っておくべき開発者/インフラ担当者の最新ハイブリッドクラウドとの向きあい方~ ➢ AC10:Azure Stack パート 2~企業が求めるこれからのハイブリッド クラウド設計~ ➢ DO09:獲れたて OSS x DevOps!自動化三昧を満喫セヨ ➢ SC05:株式会社アシックス様における Azure AD 導入プロジェクトの実際 ※2017年4月21日時点の情報となります。最新情報と異なる場合がございますので、最新のセッション情報はWEBサイトをご確認ください。 Microsoft は、米国 Microsoft Corporation および、またはその関連会社の商標です。その他記載されている、会社名、ロゴ等は、各社の登録商標または商標です。 © 2017 Microsoft Corporation. All rights reserved. de:code 2017 の歩き方 - インフラエンジニア編