Shibuya.trac vol.04 プレゼン資料 Scrum & Trac By Certified Scrum Master

1. 認定スクラムマスターによる
S c ru m tra c と
"scrum" and "trac" by Certified ScrumMaster
ebacky すくすく・スクラム
t o .e b a c k y @ g m a il.c o m
EBATA Kazumasa; sukusuku-scrum.
第4 回 S h ib u y a .t r a c 豆蔵トレーニングルーム; 2 0 0 9 /0 7 /1 1 (S u n )

2. eb ac ky
t o .e b a c k y @ g m a il.c o m
EB ATA Kazum asa

3. EBATA Kazumasa
eb ac ky
とある情報ベンダー 開発部
ソリューションマネージャー
Scrum Alliance member
アジャイルチームＷＧ
すくすく・スクラムの立案者

5. ebacky
きっかけ

6. すくすく・スクラム ふりかえり会 ebacky
ebacky のチームは
scrumで、trac使ってる？
なら、Shibuya.trac で
話して貰おう！決定！！
※一部脚色ありｗ

7. Shibuya.trac ML ebacky

8. Shibuya.trac ML ebacky
多くの発表者が集まる！そして、キャンセルへ・・・

9. ebacky
しかし

10. Okamoto san's Mail ebacky

11. ebacky
で、

12. 認定スクラムマスターによる
S c ru m tra c と
"scrum" and "trac" by Certified ScrumMaster
ebacky すくすく・スクラム
c o o lg ir lt o b o y @ g m a il.c o m
EBATA Kazumasa; sukusuku-scrum.
第4 回 S h ib u y a .t r a c 豆蔵トレーニングルーム; 2 0 0 9 /0 7 /1 1 (S u n )

14. ebacky
Scrum の話の前に
必ずお話しておきた
いこと

15. Frederick Phillips Brooks, Jr. ebacky
No Silver Bullet -
essence and accidents
of software engineering
この論文、ご存知ですか？

16. ebacky
銀の弾丸はない
このタイトルなら、ご存知ですか？

17. 銀の弾丸とは、中世のヨーロッパで、悪魔の使い
と信じられていた「狼人間」（ハリウッドで映画化さ
れてからは「狼男」と言われるようになった）を殺す
ために使われた、十字架の銀を溶かして作られた
弾丸のことである。そして、近世になると無能な領
主や国王を暗殺するために使われた「銀の弾丸」
のことでもある。
銀の弾丸は、世の中の悪いことをたった１発で解
決してしまう。
ブルックスは、ソフトウェア開発には「銀の弾丸な
どない」ことを、論理的に証明しようとしたのであ
る。
http://pcserver.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/ohba/se/silver.htm

18. ebacky
残念ながら
Scrum も銀の弾丸で
はありません

19. ebacky
注意喚起done
ToDo あじぇんだ

20. その前に ebacky
突然ですが
隣の方と自己紹介
をして下さい
Five minutes

21. 自己紹介 ebacky
自己紹介のネタは
以下からお選び下さい
Five minutes

22. 自己紹介 ebacky
・ 五木ひろし
・ 森進一 Five minutes
・ ルパン三世
・ 芸能人、有名人

23. 自己紹介 ebacky
普通の自己紹介は隣の方
のご迷惑となります。
くれぐれも
ご注意下さい
Five minutes

24. 自己紹介 ebacky
普通の自己紹介は隣の方のご迷惑となります。
くれぐれもご注意下さい
・ 五木ひろし Five minutes
・ 森進一
・ ルパン三世
・ 芸能人、有名人

25. あじゃんだ ebacky
今日、お話すること

26. あじゃんだ ebacky
scrum の概要

27. 原メソッド ebacky
ebacky へ 会場の方々へ
質問しましたか？
・ trac ご存知ですか？
・ scrum ご存知ですか？
・ どちらかと言えば、trac より
scrum の話が聞きたい？

28. ebacky
Scrum の概要

29. Scrum とは ebacky
・ 日本の製造業の製品開発手法を
ソフトウェア開発に応用した方法論
・ 最初のスクラムは１９９３年（らしいです）
・ 繰り返し型開発手法
Ken Schwaber
・ 重要なものから作って By Scrum Alliance
ユーザーに提供してご使用頂く
・ 優先順位はいつ変更してもよい
ただし、Sprint中の実装機能は優先度を変更できない

31. ebacky
Scrum の役割

32. Scrum 役割 ebacky
Scrum Team
開発を行うチーム
スプリントにコミット

33. Scrum 役割 ebacky
Scrum Master
外部との折衝
scrum teamを雑音から守る
会議をファシリテートする
スクラムのキーパーソン

34. Scrum 役割 ebacky
Product Owner
業務の視点で、ＲＯＩ
（費用対効果）を考慮し
Product Backlog の
優先順位を管理する

35. Scrum 役割 ebacky
Scrum Team
開発を行うチーム
スプリントにコミット
Scrum Master
外部との折衝
scrum teamを雑音から守る
会議をファシリテートする
スクラムのキーパーソン
Product Owner
業務の視点で、ＲＯＩ
（費用対効果）を考慮し
Product Backlog の
優先順位を管理する

36. ebacky
Scrum のプロセス

37. Scrum プロセス ebacky
Daily Scrum
毎日定時に１５分間の打合せ。

38. Scrum プロセス ebacky
Sprint
繰り返す開発の単位
Sprint Planning で決めた機能開発

39. Scrum プロセス ebacky
Sprint Backlog
実装・開発する作業リスト
Scrum Team が分かる言葉で記載

40. Scrum プロセス ebacky
Product Backlog
必要だと思われる作業リスト
ユーザーの分かる言葉で記載
誰が記載してもよい

41. Scrum プロセス ebacky
Sprint Planning
Sprint Backlog を作成する会議

42. Scrum プロセス ebacky
Sprint Review
Sprint の状況を Product Owner
へレビュー

43. Scrum プロセス ebacky
Sprint Retrospective
Sprint Team だけで行う会議
テーマは当該 Sprint について

44. Scrum プロセス ebacky
Daily Scrum
毎日定時に１５分間の打合せ。
Sprint
繰り返す開発の単位
Sprint Planning で決めた機能開発
Sprint Backlog
実装・開発する作業リスト
Scrum Team が分かる言葉で記載
Product Backlog
必要だと思われる作業リスト
ユーザーの分かる言葉で記載
誰が記載してもよい
Sprint Planning
Sprint Backlog を作成する会議
Sprint Review Sprint Retrospective
Sprint の状況を Product Owner Sprint Team だけで行う会議
へレビュー テーマは当該 Sprint について

45. 原メソッド ebacky
ebacky へ 会場の方々へ
質問しましたか？
・ ここまでの内容で
ご質問ありませんか？
・ scrum に
ご興味を持って頂けた方は
ぜひ、すくすく・スクラムへ
ご参加下さい。2009/07/23(Thu)

46. ebacky
Scrum の基礎となる価値

47. Scrum の基礎となる価値 ebacky
自己組織化
実測駆動
問題の原因は
ツールや技術ではなく
人間に依存する

48. ebacky
Scrum のポイント

49. Scrum のポイント ebacky
実測駆動管理と制御プロセスからなる
繰り返しと調整のループ
Sprint ごとの納品
原理が単純
管理者不在の開発
Scrum Team に Sprint の責任と権限がある
個人ではなく Scrum Team 単位で考える
Product Owner に Puroduct の責任がある

50. 原メソッド ebacky
ebacky へ 会場の方々へ
質問しましたか？
・ ここまでの内容で
ご質問ありませんか？
・ scrum に デジャブｗ
ご興味を持って頂けた方は
ぜひ、すくすく・スクラムへ
ご参加下さい。2009/07/23(Thu)

51. ebacky
ebacky Team Scrum

52. バーンダウンチャート
カンバン
スプリント中の作戦会議

53. ebacky
多くの事をやっているよう
に見えますが・・・

54. ebacky
厳密な Scrum
ではありません

55. ebacky
Scrum の恩恵を受け損
なっているカモしれません

56. ebacky
でも、だから
イイんですｗ

57. 原メソッド ebacky
ebacky へ
・ 意味不明という感じの視線を
浴びていますか？
・ ペース配分は大丈夫ですか？
では、伺います！

58. では、伺います！ ebacky
提唱されている Scrum を
完璧になぞったところで、
最高の生産性をあげる事
が出来ると誰が保障して
くれるますか？

59. では、伺います！ ebacky
提唱されている Scrum を
完璧になぞることを
Scrum Team が望んでい
ますか？

60. では、伺います！ ebacky
提唱されている Scrum を
完璧になぞることに拘っ
て、Scrum Team のモチ
ベーションは下がりませ
んか？

61. では、伺います！ ebacky
提唱されている Scrum を
完璧になぞることに拘っ
て、Scrum Team の生産
性を上げることができま
すか？

62. では、伺います！ ebacky
まっ、ムリですｗｗ

63. では、伺います！ ebacky
Scrum Team が理解して
そうすべきだと納得してい
ない方法をおしつけても
逆効果

64. では、伺います！ ebacky
それに、Scrum Master に
そんな権限はない！

65. ebacky
提唱されているように
Scrum Team をファシリ
テートできていないのは
単に私のスキル不足なだ
けなのですｗ

66. では、伺います！ ebacky
スキル不足ｗ

67. では、伺います！ ebacky
これを実感させ
足りないモノは何か？
それを考えさせるのが
Scrum のプロセスにある
と思い込んでいます

68. ebacky
Scrum の概要はここまで

69. 原メソッド ebacky
ebacky へ 会場の方々へ
質問しましたか？
・ ここまでの内容で
ご質問ありませんか？
・ ここからは、trac を交えた
お話をします。

70. あじゃんだ ebacky
次に、お話すること

71. あじゃんだ ebacky
trac を利用した
scrum の実践事例

72. 突然ですが ebacky
突然ですが

73. ディスカッション ebacky
ここまでの話を聞いて
trac をどのように利用し
ているか、隣の方と話し
合ってみて下さい。

74. ebacky
ヒント！

75. Scrum プロセス ebacky
Daily Scrum
毎日定時に１５分間の打合せ。
Sprint
繰り返す開発の単位
Sprint Planning で決めた機能開発
Sprint Backlog
実装・開発する作業リスト
Scrum Team が分かる言葉で記載
Product Backlog
必要だと思われる作業リスト
ユーザーの分かる言葉で記載
誰が記載してもよい
Sprint Planning
Sprint Backlog を作成する会議
Sprint Review Sprint Retrospective
Sprint の状況を Product Owner Sprint Team だけで行う会議
へレビュー テーマは当該 Sprint について

76. 原メソッド ebacky
ebacky へ
・ 回答して大丈夫そうですか？
・ あくまでも事例紹介です
とお伝えしていますか？
では、いきます！

77. 回答 ebacky
回答！

78. 回答 ebacky
ebacky Team Scrum

79. 回答 ebacky
工夫している点

80. 回答 ebacky
各マイルストーンを
きってチケットを利用して
いる

81. 回答 ebacky
・ Sprint
"Sprint○○” という名のマイルストーン
・ Sprint Backlog
"Sprint Backlog” という名のマイルストーン
・ Product Backlog
"Product Backlog” という名のマイルストーン

82. 回答 ebacky
ユーザー、Product
Owner、Scrum Team、み
んな同じログをみている
極めて透明性を高く保っ
てている

83. 回答 ebacky
後は
・wiki にルール記載したり、
各項目にリンク付
・リポジトリで、ソースとド
キュメントの管理
・フォーラムにRubｙとかのノ
ウハウを蓄積

84. 回答 ebacky
後は
・チケット、フォーラム登録の際
にチームに自動メール転送
・リポジトリブラウザで、ソース
レビュー
などなど

85. 回答 ebacky
バーンダウンチャートはプ
ラグインであるよ！

86. 回答 ebacky
でも、そのプラグインは
使っていません！
入れてるけどｗ
TimingAndEstimationPlugin、ScrumBurndownPlugin

87. 回答 ebacky
誤解を恐れずに言うと
trac の作業時間収集や
バーンダウンチャートは
管理者が嬉しいだけで
Scrum Team にとっての
ありがたみは少ない

88. 回答 ebacky
カンバン、バーンダウン
チャートは模造紙を利用
Scrum Team が管理

89. 回答 ebacky
Sprint Retrospective の
タイムラインで大活躍中！

90. 回答 ebacky
バーンダウンチャートを
模造紙にしていることで
Scrum team が毎日一コ
メント書いてチーム日記
になっているからｗ

91. ebacky
最後に お話しておき
たいこと

92. 最後に ebacky
Scrum や trac をフル活用
することを考えるのではなく

93. 最後に ebacky
現場やチームが納得してプ
ラクティスを導入することの
方が大切だと思います。

94. 最後に ebacky
Agile Agile
Scrum Scrum
と言っているだけでは
本質ではない
また本質を説明できていない

95. 最後に ebacky
ナニかの導入のコツは
プラクティスの良さを
チームや管理職に納得させ
られるほど探求すること
また、それを諦めないこと

96. 最後に ebacky
導入のコツにも
銀の弾丸は存在しない

97. 最後に ebacky
だた、諦めず
戦略的な try & error を
どこまで繰り返せるか？
そのモチベーションをどのよ
うに保つのがコツかもしれま
せん

98. 最後に ebacky
私が Scrum や trac から
学んだこと

99. 最後に ebacky
どんなによいツール : trac
どんなによい手法 ： Scrum
が存在しても、そこにいる
人が利用するのだから
その人を無視しても何も生
まれない

100. 最後に ebacky
問題の原因は
ツールや技術ではなく
人間に依存する

101. 予備 ebacky
予備スライド

102. 予備 ebacky
最近、接する機会も多く、と
てもよい刺激を下さる
尊敬するエンジニアの
方のブログ

103. 予備 ebacky
やっぱり、システム開発っ
て人なんだよなー。どんな
技術を使って、どういう風
に人の役に立たせるか、そ
れを一生懸命に考えるこ
と。エンジニアって楽しい仕
事なんだ。

104. 最後に ebacky
ご清聴
ありがとう
ございました