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つながろう、気付こう、
そして一歩踏み出そう!
空手家図書館員 井上 昌彦
karatekalibrarian@gmail.com
2018年11月22日 仙台市図書館研修
「自ら成長する図書館員になろう!
ー 小さな一歩がつくるプロ意識 ー」
【本発表内容は私見です】
自己紹介 ①
197×年、みかんの国松山市生まれ
図書館情報大学 → 大阪市立大学大学院
創造都市研究科(都市情報学専攻)
大学図書館 → 知財本部 → 短大図書館 →
また大学図書館
2
自己紹介 ②
空手家図書館員
マイ・ミッション:
「情報のチカラで、世界を
もっと幸せにする!」
3
自己紹介 ③
• 図書館総合展運営委員
• NDLレファレンス協同データベース事業 企画協力員
• 大学図書館問題研究会 全国委員
• 日本図書館研究会 評議員
• 図書館サービス計画研究所 幹事長+運営委員
• 震災訓練プログラムsaveMLAKメソッド ファシリテーター
• えひめライブラリアンシップ・ネットワーク 発起人
• エル・ライブラリー広報大臣
• 雑誌「LRG」掲載「司書名鑑」第1号
• 関西ライブラリアンおもてなし隊 隊長
• 宝塚で呑む図書館関係者の会 首謀者
• ブログ「空手家図書館員の奮戦記」管理人 4
自己紹介(おまけ)
5
質問
スキルアップって、どういうこと?
そもそも、公共図書館員に必要な
スキルって?
6
本日のスタンス
どんなスキルが必要かは、あなた自身が
考えること
学習方法論 < ライブラリアン・マインド
一人での学びの限界
7
結論
つながろう、気付こう、
そして一歩踏み出そう!
8
本日の内容
1. はじめに
2. 学びの心技体
3. つながり、そして成長
4. 3つのアクション
5. ある図書館員の事例
6. まとめにかえて
9
1. はじめに
10
なぜ図書館員に学びが必要?
まち・社会の変化
自治体・コミュニティも
教育・学び
図書館の概念
求められる知識・スキルの変化
自ら成長できる人材へのニーズ
11
学びとは
「行動主義では学習を『行動が変わる
こと』と定義する」、「外部から観察
可能な行動上の変化があることを学習と
呼ぶ」。(今井むつみ、野島久雄編著「人が学ぶと
いうこと」2003, 北樹出版)
自身の行動 → 利用者の行動
12
学びへの要求
 「専門的職員である司書は、地域社会の課題やそれに対する
行政施策・手法、地域の情報要求の内容、図書館サービスの
内容と可能性を学び、情報技術や経営能力を身につけ、さら
に、コスト意識や将来のビジョンを持つことなどが必要」
13
これからの図書館の在り方検討協力者会議
「図書館職員の研修の充実方策について(報告)」
 「市町村立図書館は、司書及び司書補その他の職員の資質・
能力の向上を図るため、情報化・国際化の進展等に留意しつ
つ、これらの職員に対する継続的・計画的な研修の実施等に
努める」
文部科学省「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」
2. 学びの心技体
14
心技体のイメージ
心
体技
[情熱・思い・ミッション]
[健康・環境・雇用][知識・スキル]
図書館員
15
体
雇用形態・待遇
職場の雰囲気・仲間
健康
16
技: スキルアップの標準コース①
職場研修・OJT
加盟団体等の研修
自治体に関する知識
17
標準コース ②
文献
Web上の情報
政策文書
18
よくばりコース
メーリングリスト、オンライングループ
勉強会、研究会
ONE PIECEのように
19
王様コース
人事異動
運営・主催
執筆・講演
20
心: ライブラリアン・マインド
(繰り返すけれど)ONE PIECE
仲間とつながる
仲間から学び、一緒に成長する
21
3. つながり、そして成長
22
つながりって?
知人との
情報交換
友人との
本音の
語り合い
仲間と
未来を
考えること
23
つながりから成長へ
高い目線を知る
自分で気づく、考える
一歩だけ、前へ出る
24
一本の木
あなたという木に葉を
専門的スキルは枝
木の周りを見渡したときに
25
自分の成長は社会の成長
社会の成長
まちの成長
図書館の成長
自身の成長
26
つながりマインドを持つことは
つながることは、誰にでもできること
(もちろん、あなたにも!)
つながって、みんなで成長しよう!
27
(もう一度)結論
つながろう、気付こう、
そして一歩踏み出そう!
28
4. 3つのアクション
29
3つのアクション
1) 勉強会・研究会
2) ソーシャル・メディア
3) マイ・ミッション+マイ名刺
30
(1)勉強会・研究会
自分が活躍する
ステージ
仲間に
出会える場
直接的な知識・情報
31
勉強会参加のためのTips(1)
講師はどんな人?
着席場所
休憩時間こそ勝負どき
最初にその手を
33
勉強会参加のためのTips(2)
終電
96.2%の人からメールを頂くワザ
とにかく何か書いてみる
34
(2)ソーシャル・メディア
基本= Twitter+Facebook
おススメ= ブログ
共感を呼び、人間関係を補完するメディア
35
(3)マイ・ミッション
3人の煉瓦職人
目指す姿、ありたい姿
自分の価値観を周囲に
36
自分を高める循環
価値観
見つめ
直し
可視化
行動
37
マイ名刺は最強の武器
公的名刺+マイ名刺(+おまけ)
人は、第一印象
初対面の相手へのメッセージ
38
5. ある図書館員の事例
39
彼が取り組んだこと
ニックネーム
とにかく外へ
ソーシャルメディア(ブログ)
チャレンジ
マイ・ミッション+マイ名刺+ポリシー
WLB
40
彼のミッション
【ミッション】情報のチカラで、
世界をもっと幸せにする!
【行動指針】
 図書館とWebを世界の二大情報源と位置づけ、
そのスペシャリストであるライブラリアンも
含めて、そのチカラと魅力を世界に伝える。
 情報に携わる人と人とを、とりわけ
ライブラリアン同士をつなげる。
 やるからには自身のプレゼンスも向上させ、
一目置かれるライブラリアンになる。
41
成果
3,000人?
Library of the Year選考
委員などへのチャレンジ
職場での新しい仕事
★これが示唆することは?
42
6. まとめにかえて
43
これからのライブラリアン
新しい価値観、新しいビジョン
どうせやるなら、仲間と前向きに!
伝わるコトバ
44
伝わるコトバ
価値 × 伝わるコトバ = 人に訴えるチカラ
情熱 × 伝わるコトバ = 人を動かすチカラ
信念 × 伝わるコトバ = 人を変えるチカラ
45
成長のために
三遊間のゴロ
6勝4敗 > 0勝0敗
1.01365 or 0.99365
46
自分のまちを知る
まちを歩く
様々な条例・計画・行政資料類
自分の図書館も
47
まずは自分のチームを
同僚=仲間
「おはようございます!(ニコッ)」
「委託さん」、「派遣さん」、「業者さん」
48
立場の違いを超えて
日本人4番打者説
立場以前に一人のプロフェッショナル
必ずいる味方
49
学んだことを現場に
気づいたこと、考えたことをどう活かす?
つながり≠目的
あなたの成長と魅力は・・・
50
仲間たちと
20年前と違う現在
所属・立場を超えた仲間
図書館の未来、まちの未来、社会の未来
51
最後にもう一度
つながろう、気付こう、
そして一歩踏み出そう!
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Notas del editor

  1. 図書館を明るく、楽しく、前向きに! 礼 貴重な機会、アンケート 公共図書館員のスキルアップを考えるテーマ 【本発表内容は私見です】
  2. 「わし、今日は呑んで来るけんのう」 昨年度から異動でバックヤード部門、見習いの毎日 これはよそ行きの自己紹介、ホントは・・・
  3. でも実は空手はやってない
  4. LoY、地元の図書館協議会で委員 ブログ 150万アクセス
  5. 知らない人と話す、名刺交換含めて3分で みんなアクティブ・ラーニングが大好きなので
  6. 今日の話は皆さんの気づきのヒント ライブラリアン・マインドは、図書館が好き、本が好き、そういう気持ちで利用者のため、まちのため社会のために図書館をよりよくしていこう、という気持ち また、そのために成長していきたいという気持ちでもある どうしてこう言うのか?一人での学びには、限界があるから。 ICTの進歩などで、情報環境、学術情報流通が顕著 → スキルの短寿命化 → 学び続ける必要、先を見通す力 自分の係や課の中だけでは、絶対にできない! なのでみんなで学び合い、高め合いがマスト わし目標: 今日からみんなのアクションを、よりポジティブに変える! 全員に10点ずつ身に付けてもらう講義←→一人だけでも100点を身に付けてもらう講義
  7. 主なコンテンツ
  8. まちの人口構成 少子高齢化、外国人の増加(仙台も12,000人超!) 官民データ活用推進基本法のような 知識・スキルの短寿命化 相対的地盤沈下、伝統的に勝ち取れなかった評価
  9. 従来は、「技」 これから体・技・心の順に話す。後のものほど、大事と考えているから
  10. 今日は本論ではないので 明るく元気に働ける環境
  11. いわゆるスキルアップには、これが一番近い話。 だが、技・スキルを磨くのに必要なものは成長しようという心。 スキルよりもマインドが大事。 仙台市総合計画2020「ひとが輝く杜の都・仙台」  平成 23 ~ 32年 度(2011~20年 度 ) の10年間 子育て支援、自然との調和もあるが、重視すべき視点 の1が 学びの重視 ! 4つの重点政策の先頭が 学びを多彩な活力につなげる都市づくり ! 学びの資源を生かしたまちづくり  多様な学びの拠点の充実 図書館について、レファレンス機能の強化や、地域情報の蓄積・ 発信などを進めるとともに、高齢者や障害者、外国人などへのサービ スの充実や、身近な市民センターでの図書サービスの拡充に取り組み ます 子どもたちが自ら学び成長する教育環境づくり 子どもが読書に親しむ機会を幅広く提供し、子どもの読書環境の充 実を図るなど、家庭・地域・学校・図書館・ボランティアなどが連携 しながら、子どもの読書活動を推進します。 仙台市震災復興計画(図書館が載ってない)、基礎データ集、仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略(人口ビジョン及び総合戦略)など 人口は?高齢化率は?外国人の増減は? 平成 29 年 10 月現在で 108 万6千人、平成元年と比べ 約 17 万6千人増加した。東日本大震災の発生以降は、復興需要や被災自治体からの人口流入によ り増加傾向にある。 外国人は12,500人
  12. 事前アンケートで勉強している人 「月1-2回」約5割、「週1以上」と「ほとんどない」で残り半々 政策文書読んでいる人、例えば「公立図書館の任務と目標」(2004改訂)、「地域の情報ハブとしての図書館」(2005)、「これからの図書館像」(2006) 政策文書は重要、いわば国策。それと違うポリシーでもいいが、それなら説明できないと。概要だけでも読む
  13. アンケートの礼、84%がMLに入ってない!勉強会等も同じ状況? トサケン等無料、MULU みちのく図書館員連合 今は館種問わず 勉強会「ほとんどない」39%、「年に1-2回」が43%、あわせて8割超! 率直に言って、プロとしてマズイ キーワードは仲間、仲間、仲間
  14. 戻ってくるつもりの、人事異動を 図書館以外を知らない人、挙手 外から見た図書館は、ビックリするくらい蚊帳の外 上層部は図書館は大事と言うが、福祉やシステム、学校教育などがもっと大事
  15. 繰り返しだが、仲間、仲間、仲間 つながりこそ、学びの第一歩 もう一度言うが、自分の部署で考えられることなど限られている 日々変わるサービス、日々変わる将来像。その中で、いろいろな専門を持つ仲間とつながり、学び合う 詳しくは、次で すごいことを考えている人たちがいる 自館ではなく、本の未来、図書館の未来、情報の未来、そして社会の未来 その高い目線に感化されなくては! 一歩でいい、前に出る。勢いはどんどんついてくる だから、つながろう、気付こう、そして一歩前に出よう 知識やスキルは、枝。成長しよう、学ぼうというライブラリアン・マインドこそが幹 成長していけば、周りがあなたを見る目が変わる
  16. ここから「心」の話を 今日のメイン・コンテンツ
  17. 3つのステップがある よく言われる情報交換、というのはさほど大したことじゃない ホンネで図書館のことを語り合える友人がいること。 そしてさらに一歩進んで、図書館の未来を一緒に考えられる、所属などにとらわれない仲間がいること。 支え、支えられて、一緒に頑張れること。明るい未来のために
  18. 今日のキーワードは3つ、つながり、つながり、つながり。=仲間、仲間、仲間 つながりこそ、学び・成長の第一歩 すごいことを考えている人たちがいる 自館ではなく、本の未来、図書館の未来、情報の未来、そして社会の未来。 見ている景色が違う。その高い目線に感化されなくては! 一歩でいい、前に出る。勢いはどんどんついてくる だから、出会い、学び、図書館を変える 知識やスキルは、枝葉。成長しよう、学ぼうというマインドこそが幹
  19. ミッションができれば、ライブラリアン個人が元気に。 私たちライブラリアンは、情報のプロフェッショナル。ライブラリアンは自分のまちも、社会も元気にできる。 利用者のため、自分のまちのため、ひいては社会のため、高い意識を持とう! (でも、やれることから一歩ずつ)
  20. 目線の高い仲間がいたら、勝手に感化される 思い切って一歩前にさえ出れば、後はどんどん世界が広がる 図書館をよくできれば、親組織である大学や自治体がよくなる。 それはそのまま、ほんのわずかでも社会が良くなること
  21. 私がそう。何の特技も見識も、特別な経験もない。だけど人とつながり、学ぼうとだけやってきた 自分は8年前に図書館に戻り、周りの目線に合わそうとそれなりに頑張ってきた。 今はこうして、自分の思いを伝えられる機会を頂く。 小さい図書館だからできない?私のいた短大図書館は、4年間で入館者2.4倍に。小さなところほど、やれる 個人の成長は、図書館を変える
  22. カネを払って、時間を費やして何かを得ようとしている人たち
  23. 今までそれなりに講師をさせてもらった 一番の成功例は2015年の短期研修(東日本) オープン=資料+アンケート公開、ネット参加、誰でもウェルカム 京大はさらに長く 皆さんのMLを作ろう!
  24. 事前アンケートによれば研修・勉強会に参加する人は、
  25. 1-7-30-180ルール 勉強会も結局、「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう」 もしわしの話が響いた人がいたら、この後名刺交換に来て欲しい。それがつながりに おススメはブログ。発信し、読まれつながる。
  26. 今の世代の圧倒的アドバンテージ。これを使わない手はない アンケートでは、各種数人ずつだったので強調しておく フローとして、知らない人にTwitter、知人にfacebook、ストックとしてのブログに誘導 ソーシャルメディアだけでは何にもならないけれど、人間関係を補完するツール
  27. 周囲へのアピールであると同時に、これだけは頑張るという宣言
  28. ミッションは、自分の憲法であり、活動の軸。 自分の棚卸のつもりで、じっくりと長所や経験、夢などについて考え文字にする やってきたこと、人がしていない経験も これがあなたのアイデンティティ プラスのスパイラル セルフ・ブランディング ニックネーム、強みの発信 リアルにいろいろな場に参加し、大勢に会うことこそ一番のブランディング
  29. 質問:今持っている名刺のうち、今すぐ電話してぶっちゃけを聞ける人、何人くらいいる? 名刺交換して1年・・・半年後、あなたのことを覚えてくれている人はどれくらい? 所属・名前だけならまだしも、あなたがどんな人か? ご縁は切れてしまう、記憶もなくなってしまう だから名刺、名刺がなければ思い出すきっかけもない 電話がかかってきたときに、めくるものもない 印象を強めるマイ名刺やおまけは、とてもいい。 【わしの実物】 人は第一印象
  30. ポリシーは時間があれば ワークライフバランス 外出しないときは家に 子どもたちには時間を割く 読み聞かせ量は負けない!
  31. 私のミッションは〜。誤解を恐れずに言えば、関学の未来などよりも、図書館の未来、社会の未来の方が大事。 関西学院の教育・研究を支援することで、よりよい人材を輩出し、社会に貢献する 数年前に自分の人生観が変わるほど、「情報」の持つ意味、「情報」が血肉を持っていることを知った 大風呂敷の上にバカバカしいものかもしれないが、数年間かけて自分の思いを集約したもの これもまた、「つながろう、気付こう、そして一歩踏み出そう」的
  32. いろんな話が舞い込むように LoY、LRG司書名鑑1号、総合展運営協力委員、こうして人前で思いを伝える機会 特別な知識も経験もない、ただ情熱と行動のみ=誰にでもできること
  33. これも、ヒント。 知識ではなく、ご自身で考える題材。
  34. 多くのライブラリアンに致命的に欠けている 図書館は、誰も価値を知らない宝物? 伝わらない価値は無意味
  35. 6勝4敗どころか、51勝49敗でいい、やってみる、ダメならスパッと 1.01は約37.8に、0.99は約0.03に
  36. 知らない人をサポートできるんですか? 瀬戸内市 嶋田さん わしの学部密着(授業見学・オリテン類参加・事務ミーティング・教員イベント) 自分の図書館の椅子にどれだけ座っている?分館、分室は?
  37. 一人で頑張る必要はない チームみんなで頑張る 同僚 聖和キャンパス図書館でネームプレート替えてもらった話
  38. 同僚 聖和キャンパス図書館でネームプレート替えてもらった話
  39. どんなことでもいい、他校の事例を取り入れるだけでも、同僚と話をするだけでも、一歩踏み出すこと 専門的スキルは即効薬、気づきや成長は漢方薬。幹を育てる学び ちょっとずつでもやれば、図書館は変わる。入館者2.4倍 これまた誤解を恐れずに言えば、小手先の専門的知識・スキルなどよりも、つながり気付き一歩踏み出せる、成長するライブラリアンであることの方が重要
  40. 特にネットの登場以降、明らかに他館の仲間たちとの関係性は変わってきた。 心ある人たちが、20年間で空気を変えてきた。 土壌があり、若くしてこういう必要性を聞く機会に恵まれる世代がいる 想像してください