システム運用集約化事例～定型的業務の削減～

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2012 年 6 月 21日
株式会社ビーエスピー
プレミアムカスタマ部
磯崎一二
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Ａｇｅｎｄａ
 異なる管理ツールの共存運用
 サービス部門への変革
 定型的業務の集約
 統合監視システムのご紹介
 統合監視システムのデモンストレーション

現状のシステム運用環境
　現在、多くの企業がそれぞれの利点を活かしながら、
メインフレームとオープンシステムを共存させてシステ
ムを運用しています。
　そのような環境下において、様々なシステムが稼働し
ていれば、 A-AUTO 以外にも Tivoli や JP1などのベン
ダーが提供する管理ツールを別々に使用しているケース
があります。
このような複数の管理ツールを使用することで、定型的
業務が多くなり、本来の業務が妨げられているのが現状
です。
異なる管理ツールの共存運用

サービス部門への変革
　企業内における IT 部門の役割やポジションの
変化情報システムを統括する部門からサービス提供部門
へ
情報システムを統括する部門からサービス提供部門
へ
マネジ
メント
機能
マネジ
メント
機能
運用管
理
機能
運用管
理
機能
サービ
ス統括
機能
サービ
ス統括
機能
ＩＴ部門ＩＴ部門
コント
ロール＆
モニタリ
ング機能
コント
ロール＆
モニタリ
ング機能

定型的業務の集約
　異なるプラットフォームで異なる管理ツールを利用し
ての運用が続く中、定型的業務については集約する必要
があります。　
監視業務を集約し、集中的に管理を行うこと
で
コスト削減や人員シフトする
監視業務を集約し、集中的に管理を行うこと
で
コスト削減や人員シフトする
【定型的業務】　
　定期ジョブの実行・監視運用
　バックアップ運用

統合監視システムのご紹
介
　　　 Surveillance System

統合監視システムのコンセプト
様々な業務監視ツールからの情報もとに業務運行に影
響を与える全ての要因を対象に統合的に監視を行う。
複数監視ツールにおける課題を解決します。
　　・業務そのもの（業務ジョブ、データ到着）およ
び特定
　　　メッセージの監視を行いたい。
　　・監視ツールが相違しているため、人員の確保や
教育が
　　　必要になる。

異なる管理ツールの共存運用
統合監視システムのシステム構成
インシデント DB
サーバ
JP1/IM
A-AUTO
A-AUTO
クライアント
インシデント
情報書込
インシデント
情報書込
インシデント
情報書込
インシデント
情報参照
Linux
Windows
M/F
WindowsWindows
クライアント
クライアント
インシデント
情報参照
インシデント
情報参照
A-SUPERVISION
サーバ
監視ルーム
情報システム部
拠点の管理者
JP1/IM
JP1/IM
A-SUPERVISION
サーバ
A-SUPERVISION
サーバ

統合監視システムの機能
１．インシデント情報の自動登録機能
２．インシデントの一元管理
３．サーバ毎の監視レベルの実現
４．統合監視クライアント毎に監視対象の選択機能
５．ジョブ / ネットの自動完了機能

統合監視システムの機能 ①
１．インシデント情報の自動登録機能
① 異常終了や遅延が発生したら即座にインシデント DB に自動的に
記録します。
② 統合監視クライアントから登録されたインシデント情報を参照できま
す。
インシデント DB への記録は間隔パラメータで指定された
間隔時間で記録します。
インシデント DB へ記録する内容は以下になります。
発生日時・サーバ名・インシデントのステータス・ジョブ / ネット名・
メッセージ本文

統合監視システムの機能 ②
２．インシデントの一元管理
① 発生したインシデントは全てインシデント DB に記録されます。
しかも発生したインシデント情報ごとに現在の対応状況が把握が
できます。
対応状況は対応中と対応完了のステータスで管理されます。

統合監視システムの機能 ③
３．サーバ毎の監視レベルの実現
① サーバ毎に監視レベルの設定ができます。しかも簡単に監視レベ
ルの変更が行えます。
監視レベル低： PING による死活監視
監視レベル中：メッセージによるサーバ監視
監視レベル高：業務アプリケーションの異常・遅延監視

３．統合監視クライアント毎に監視対象の選択機
能
役割に応じて監視条件の設定が簡単に実施できます。
たとえば、全体を監視する人は監視対象に全てのサーバを監視定義し
、特定業務のみを監視する人は、特定業務サーバのみの監視設定がで
きます。
特定業務のみを監視することで特定インシデント情報のみの参照が可
能なり監視品質が向上します。

監視対象の一覧画面イメー
ジ
サーバの死活監視
M/F 版 A-
AUTO
JP1 用サーバ
OPEN 版 A-AUTO 用
サーバ
ボタンの背景色は状況によって変化します。
白色････正常稼働中
赤色････異常終了中のジョブ / ネットあり
灰色････監視エージェントが未稼働
遅延
異常終了
対応中

統合監視システムのクライアント画面
監視対象の詳細画面
ジョブ / ネット
名

統合監視システムの機能 ⑤
５．ジョブ / ネットの自動完了機能
① ネットワークが開始遅延になるとインシデント情報に記録されま
す。その後開始遅延していたネットワークがスタートしたタイミ
ングで開始遅延のインシデントを対応完了にします。
② ネットワークが終了遅延になるとインシデント情報に記録されま
す。その後終了遅延していたネットワークがエンドしたタイミン
グで終了遅延のインシデントを対応完了にします。
③ ネットワークが異常終了するとインシデント情報に記録されます。
その後異常終了していたネットワークが正常終了したタイミング
で異常終了のインシデントを対応完了にします。

導入による期待される効果
運用管理工数の増大防止と生産性向上へ
繋げることが可能。
運用管理工数の増大防止と生産性向上へ
繋げることが可能。
効果１．監視業務の負荷の軽減
・複数管理ツールの操作が不要
効果２．サービスレベルの維持・向上
・問い合わせに対する迅速な対応
・管理品質の向上

統合監視システムのデモ

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JOBNET
1
19
デモ構成
ANET01 BNET01
ANET02
開始遅延
15 時 45 分までに
処理を開始しない
と開始遅延になり
ます
異常終
了
異常終
了
JOBNET
2
JOB0030
異常終
了
異常終
了
A-AUTO 用ネット構成
JP1 用ネット構成
15 時 55 分までに
処理を開始しない
と開始遅延になり
ます
開始遅延

今後のシステム展開
 他社業務管理ツールとの対応
Zabbix 、 Tivoli 、 Systemwalker 、千手との対応
 弊社ＩＴサービスマネジメントツール
（ LIMS ）
との連携
お客様のご要望により対応製品は順次拡張します。
インシデント DB を CMDB に拡張します

課題解決のヒントが集結！
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ご清聴ありがとうございました。
お問い合わせ
株式会社ビーエスピー
プレミアムカスタマ部
E-mail 　：　
support@bsp.co.jp
電話　　：　 03-5463-6414

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