Más contenido relacionado
La actualidad más candente (20)
Similar a 今さら聞けないITエンジニアのための管理会計 (20)
Más de Keisuke Tameyasu (20)
今さら聞けないITエンジニアのための管理会計
- 5. 4
わたしは
紹介
為安 圭介(ためやす けいすけ)
札幌市在住のITエンジニア
仕事 企業向けWebシステムやスマホAP開発
資格 認定スクラムマスターとかプロマネとか
著書
『強いチームを作るためのたった66の方法』『1200日の朝会で学んだたったひとつのこと』
『自分のことを朕と呼んだらチームが変わった』『ブレイブ・プロジェクトマネジメント』等多数
・・・だと良いな https://www.facebook.com/keisuke.tameyasu
本スライドは、「松尾 豊(著)@KADOKAWA『人工知能は人間を超えるか』のまとめです!
- 10. Ⅰ 売上高
Ⅱ 売上原価
売上総利益 営業活動
Ⅲ 販売費及び一般管理費 経常活動
営業利益
Ⅳ 営業外収益
Ⅴ 営業外費用 財務活動
経常利益
Ⅵ 特別利益
Ⅶ 特別損失
税引前当期純利益 非経常活動
Ⅷ 法人税等
当期純利益
9
売上と利益
はいどうぞ
- 34. 33
シミュレーションしてみよう
販売
数量
直接就業
時間
配賦率 売値 1サービス
あたりの売値
1 30h 30,000円/h
=90万円/30h
108万円(=90万円×1.2)
直接労務費
90万円=30,000円/h×30h
108万円
5 150h 6,000円/h
=90万円/150h
108万円(=90万円×1.2)
直接労務費
90万円=6,000円/h×150h
21.6万円
(=108万円
÷5)
10 300h 3,000円/h
=90万円/300h
108万円(=90万円×1.2)
直接労務費
90万円=3,000円/h×300h
10.8万円
(=108万円
÷10)
100 3000h 300円/h
=90万円/3000h
108万円(=90万円×1.2)
直接労務費
90万円=300円/h×3000h
1.08万円
(=108万円
÷100)
ど
ん
ど
ん
下
が
る
\(^o^)/
- 38. 37
シミュレーションしてみよう
生産
数量
直接就業
時間
売価 配賦率 1サービス
あたりの売値
1 30h 10.8万円=9万円×1.2
直接労務費
9万円=3,000円/h×30h
3,000円/h
10.8万円
5 150h 54万円=45万円×1.2
直接労務費
45万円=3,000円/h×150h
10.8万円
(=54万円÷5)
10 300h 108万円=90万円×1.2
直接労務費
90万円=3,000円/h×300h
10.8万円
(=108万÷10)
100 3000h 1,080万円=900万円×1.2
直接労務費
900万円=3,000円/h×3000h
10.8万円
(=1,080万÷100)
直接要員は150h働くのが妥当と決め込む。※この150hを「基準操業度」と呼ぶ。
直接要員は2人なので300h。つまり、予定配賦率=90万円/300h=3,000円/h
- 51. 50
いや、原価割れしてますが・・・
受けない場合
売上 : 0
外注費 : 0
直接労務費 : 4,000
製造間接費 : 2,000
粗利 : -6,000
受けない場合と受けた場合で比較してみましょう
粗利がマイナス。つまり、原価割れしてます。
受けるべきではありませんね。
受けない場合
売上 : 18,000
外注費 : 14,000
直接労務費 : 4,000
製造間接費 : 2,000
粗利 : -2,000
- 52. 51
その差は?
受けない場合
売上 : 0
外注費 : 0
直接労務費 : 4,000
製造間接費 : 2,000
粗利 : -6,000
受けない場合と受けた場合で比較してみましょう
受けない場合
売上 : 18,000
外注費 : 14,000
直接労務費 : 4,000
製造間接費 : 2,000
粗利 : -2,000
その差は?
受けた場合の方が -2,000-(-6,000) = +4,000粗利が多い。
つまり、「受けたほうが得」となる。
- 54. 53
貢献利益は何に貢献するのか
受注しない 受注する 差額
売上高 0 18,000 18,000
外注費 0 14,000 14,000
直接労務費 4,000 4,000 0
製造間接費 2,000 2,000 0
差額合計 - - 4,000
さっきの例を表にしてみると
この4,000千円という数字は、売上高から変動費を引いたもの。
この数値を「貢献利益」と呼ぶ。
- 60. 59
強化すべき部門はどこか?
部門A 部門B 部門C 事業部
売上高 100 100 100 300
売上原価
外注費 40 30 30 100
労務費 10 10 15 35
経費 10 10 15 35
売上原価合計 60 50 60 170
売上総利益 40 50 40 130
販売費及び一般管理費
販売費 10 10 5 25
給与 5 15 10 30
本社費配賦額 15 20 30 65
販管費合計 30 45 45 120
営業利益 10 5 △5 10
10.0% 5.0% △5.0% 3.3%
- 62. 61
そういう頭の悪いスタッフが会社にいたら困りますね
部門Cを撤退させてみよう
部門A 部門B 事業部
売上高 100 100 200
売上原価
外注費 40 30 70
労務費 10 10 20
経費 10 10 20
売上原価合計 60 50 110
売上総利益 40 50 90
販売費及び一般管理費
販売費 10 10 20
給与 5 15 20
本社費配賦額 30 35 65
販管費合計 45 60 105
営業利益 △5 △10 △15
△5% △10% △7.5%
事業部への本社配賦額は
変わらないとすると、
部門C分の配賦額をAとB
で負担することになる。
部門Cの撤退分売上が
減る。その分原価も
減る。
- 64. 63
変動費と固定費に分けてから判断する
部門A 部門B 部門C 事業部
売上高 100 100 100 300
変動費
外注費 40 30 30 100
販売費 10 10 5 25
変動費合計 50 40 35 125
貢献利益 50 60 65 175
固定費
経費 10 10 15 25
労務費 10 10 15 35
給与 5 15 10 30
本社費配賦額 15 20 30 65
固定費合計 40 55 70 165
営業利益 10 5 △5 10
10.0% 5.0% △5.0% 3.3%
- 67. 66
強化判断は経営資源や市場環境によって変わるのは当たり前
部門A 部門B 部門C 事業部
売上高 100 100 100 300
変動費
外注費 40 30 30 100
販売費 10 10 5 25
変動費合計 50 40 35 125
貢献利益 50 60 65 175
社員数 20 30 40 90
社員1人あたり貢献利益 2.5 2.0 1.6 1.9
この場合、強化の順番は、A→B→Cの順番
これはどういう意味?
→企業は、限り有る経営資源を切り売りしていると考えることができる。同じ単位の経営資源を売るなら、
単位あたりの貢献利益が高い事業や製品から売った方が利益が出る、という意味。
逆に、市場環境(需要)にボトルネックがある場合(予算等)は、売上高貢献利益率で判断する方が良い。
- 71. 70
今回の例で言うと
部門A 部門B 部門C 事業部
売上高 100 100 100 300
変動費
外注費 40 30 30 100
販売費 10 10 5 25
変動費合計 50 40 35 125
貢献利益 50 60 65 175
個別固定費
経費 10 10 15 25
労務費 10 10 15 35
給与 5 15 10 30
個別固定費合計 25 35 40 100
部門利益 25 25 25 75
共通固定費配賦額
本社費配賦額 15 20 30 65
営業利益 10 5 △5 10
10.0% 5.0% △5.0% 3.3%
- 78. 77
シミュレーションしてみよう
販売
数量
直接就業
時間
総コスト 配賦率 1サービスあたりの売値
1 30h 90万円
=30万円
×3人
30,000円/h
=90万円/30h
144万円(=120万円×1.2)
原価:120万円
直接労務費:90万円=30,000円/h×30h
間接労務費:30万円
5 150h 90万円
=30万円
×3人
6,000円/h
=90万円/150h
57.6万円(=48万円×1.2)
原価: 48万円
直接労務費:18万円=6,000円/h×30h
間接労務費:30万円
10 300h 90万円
=30万円
×3人
3,000円/h
=90万円/300h
46.8万円(=39万円×1.2)
原価: 39万円
直接労務費: 9万円=3,000円/h×30h
間接労務費:30万円
100 3000h 90万円
=30万円
×3人
300円/h
=90万円/3000h
37.1万円(=30.9万円×1.2)
原価:30.9万円
直接労務費:0.9万円= 300円/h×30h
間接労務費:30万円
ど
ん
ど
ん
下
が
る
\(^o^)/
- 82. 81
シミュレーションしてみよう
生産
数量
直接就業
時間
原価 配賦率 1サービス
あたりの
売値
1 30h 39万円
直接労務費: 9万円=3,000円/h×30h
間接労務費:30万円
3,000円/h 46.8万円
5 150h 75万円
直接労務費:45万円=3,000円/h×150h
間接労務費:30万円
3,000円/h 18.0万円
10 300h 120万円
直接労務費:90万円=3,000円/h×300h
間接労務費:30万円
3,000円/h 14.4万円
100 3000h 930万円
直接労務費:900万円=3,000円/h×3000h
間接労務費: 30万円
3,000円/h 11.2万円
直接要員は150h働くのが妥当と決め込む。※この150hを「基準操業度」と呼ぶ。
直接要員は2人なので300h。つまり、予定配賦率=90万円/300h=3,000円/h