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徳島県とアジャイル
- 5. アジャイルとの出会い
徳島県がアジャイルと出会ったのは,「システム開発にOSS
を活用する」という徳島県の方針と密接な関係があります。
OSS活用方針の経緯
2006.4 徳島県の情報政策のためCIOを設置
CIOのもと「業務・システムの最適化」に着手
詳細な業務分析,既存情報システムの棚卸しを実施
業務改善効果の高い「総務事務システム」の開発を決定
最適化の手法,ベンダーロックインの排除を模索しOSSに着目
2007.4 OSSを利用した長崎県のシステムを「総務事務システム」に採用
(CentOS, Apache, PHP, perl, MySQL, NFS, DRDB)
2007.5 「業務・システム最適化ガイドライン」にOSSの活用を明記
2008.5 「徳島県庁ホームページ再構築」に着手 → 後のJoruri CMS
このあたりの詳しい事情は,OSC .Governmentでの発表資料などを御覧下さい。
https://www.ospn.jp/osc2012-fall/pdf/osc2012TokyoFall_Gov_tokushima_pref.pdf
Tokushima Prefectural Government 5
- 6. アジャイルとの出会い
2008年 JoruriCMS の開発で,アジャイルと出会いました。
開発仕様にOSSの「島根県CMS」をベースとするように指定
「島根県CMS」は,Ruby on Rails で開発されていた。
Ruby on Rails は,アジャイルに非常に適していた。
開発仕様にアジャイル手法を明記してあったわけではないが,詳細な
打ち合わせと機能確認試験を毎週のように行った。
結果,必然的にアジャイル開発手法を実施したことになりました。
Tokushima Prefectural Government 6