企業が存続し、成長に必要なCHRO(最高人事責任者)について東京社労士協会プレゼン資料公開用
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2016年12月13日開催、東京社労士協会向けに開催したCHRO(最高人事責任者)についてのプレゼン資料
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企業が存続し、成長に必要なCHRO(最高人事責任者)について東京社労士協会プレゼン資料公開用
- 1. 東京社労士協会御中 企業が存続し、成長に必要な CHRO(最高人事責任者） について 企画経営アカデミー http://kikaku-keiei.com
- 4. CHRO 最高人事責任者 とは • 経営者(創業者）が思い描いているビジョンを実 現するために、組織に働きかけを行う人 • 理念構築＆理念浸透 o 経営者の個人的なビジョンを、企業理念に落とし込む o 理念にそった採用、教育、評価などの制度設計の戦略作りをする o 理念が社員に浸透するためのアクションプランを作る • 理念達成のための活動 o ビジョンを早く達成するために、組織の生産性を向上させる o 長期的な視点で、社内活性化のための活動をする ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 5. CHROの一番の役割 経営者と社員をつなぐ ©2016企画経営アカデミー禁無断複製 経営者の視点 • 会社の将来 会社の将来のイメージ • 社員の将来 社員になって欲しい姿 • 事業の将来 事業の将来のイメージ • 社会の将来 社会変革のイメージ 社員の視点 • 給与の使い道 • 現在の生活 • 家族の生活 • 社内での評価 • 同期との比較
- 6. CHROは経営者と社員の橋渡 しをするのが一番の役目 • 社員と経営者は別のところを見ている • 社員が一番気にしているのは目の前の生活の保障 • 経営者は夢を追う • 社員は現実を見る 経営者は社員に自分と同じ考えや気持ちになって欲しいと 願うが、社員との間には大きなギャップがある ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 7. CHROと従来からある 人事部との違い • 人事部は管理と実行が中心 • 人事は与えられた予算、枠の中で最適化を図る • 人事部は経営者よりも下位組織になるため、組織に問題 を感じていてもうまく上に伝えられないことが多い • CHROは経営者と対等に経営戦略について話し合う • CHROは人的資源に刺激を与え、企業の「成長」のため に力を発揮する • CHROは経営者に経営戦略に必要な情報を提供し、経営 者のビジョンを具現化させることが仕事 ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 8. 良くある組織 • 経営者がＣＨＲＯの役割から人事部まで全て行っている • 経営者がＣＨＲＯの役割を担い、人事部に指示を出す • 日本の組織においてＣＨＲＯという役職があることはまれ • 多くの日本企業は、すぐにお金にならない理念よりも、目 の前の売上げにつながる営業やマーケティングを重視して しまう ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 9. CHROの機能を社内に 導入している企業 ©2016企画経営アカデミー禁無断複製 創業3年目で売上げ42億円 総ユーザー3,000万人以上 企業としての評価価値1,000億円以上 メルカリ
- 11. CHROの目的 • 企業の成長 o 早く事業目標を達成できる組織を作る • 一体感のある組織 o 事業が危機に陥った場合でも耐えられる組織作り • 組織の活性化 o 自立的に社員が動く組織を作る ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 12. CHROの具体的な仕事 • ビジョン、ミッション、バリューを明確にする o 経営者の想いを引き出し、考えを翻訳し、企業にとって最適な形にする • 理念を社内に浸透させる o 会社の理念に沿った行動を社員ができるように設計する o 理念に沿った社員を採用できるようにする • 人事が動ける実行プランを作成する o 理念に基づいた評価、制度設計 o 企業を成長させられる人材の獲得プランの作成 • 組織の活性化 o 社内コミュニケーションで活用できそうなツールを開拓 o 社員の心に耳を傾け、社員のやる気を引き出す o 社員の生産性をアップ ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 19. なぜ、今CHROなのか？ 事業の成長に陰りがみえてきたり、低成長の時代 には、管理型組織から自立型組織への移行が必要 o グローバル化、ダイバーシティに対応した組織 o 低成長時代では、社員それぞれの生産性が売上げに 大きく影響を与える ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 20. なぜ、今CHROなのか？ • 制度設計だけで社員をコントロールでき なくなってきている o 残業を規制しても、隠れ残業が絶えない隠れブラック企業 • 制度は外からのアプローチ、社員の気持 ちに寄り添い、中からもアプローチする 必要がある。 ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 21. なぜ、今CHROなのか？ • 人事が社内だけでなく、社外にも影響を与える ようになってきている • ブラック企業と評されると企業の信用が落ち、 売上げにまで影響を与える o 和民、電通、ブラック企業大賞 • 社内教育をしっかり行うことによって企業ブラ ンドを作り、売上げを上げることができる o スターバックス、ザッポス、メルカリ、アカツキ、等 ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 22. なぜ、今CHROなのか？ • 社会のグローバル化により社会の変化が早くなり、 儲かるビジネスがすぐに儲からなくなる時代 o 価格破壊を起こす特攻隊の存在 • 事業が停滞した時には既存事業だけに頼らず、常に 新規事業を立ち上げられる体制が求められる • イノベーションが起きる組織にするためには組織変 革が必要 ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 23. なぜ、今CHROなのか？ • 雇用条件だけではエース人材は獲得でき ない時代 • 優秀な社員ほど働きがいのある会社に移 動してしまう o 「働きがいのある会社」ランキング o Great Place to Workが実施している企業調査 • 働きがいは、採用ブランディング、 リファラル採用につながる ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 24. 企業が存続し、成長するために • 外部環境の変化にたえられる企業体質か o 約10年に一度やってくる経済の大きな波に耐えられるか • より高い生産性を上げられる組織か o 日本はOECD加盟国、34カ国中22位という低生産性国(2013年) • 企業ブランドという無形資産を持っているか o 広告費、営業費を使わずに製品が売れ、人が集まってくる 事業は常に変化する、企業理念によるブレない軸と 組織活性がカギ ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 25. チェックリスト □ 企業理念は会社にあるか □ 理念浸透のための活動はしているか □ 経営者は理念を作った背景について語れるか □ 社員は理念の意味について答えられるか □ 企業理念のバリュー（価値観、行動規範、等）に基づいた評価制度はあるか □ 理念に基づいた就業規則になっているか □ 理念に基づいた人材採用はしているか ・もし一つも無ければ、事業が行き詰まった時に、経営破綻する可能性が大 ・理念だけあって誰もその理念について知らないようであれば、理念が形骸化し ており、機能していない可能性が大 ・理念はあるものの、社員がその理念について良く理解していないようであれば、 経営者が空回りしている可能性が大 ・理念と制度が結びついていない場合には、社内にモラルハザードやメンタルヘ ルスの問題が発生している可能性が大 ている可能性が大 ・理念が人材採用の採用基準に結びついていなようであれば、内定辞退や離職率 が高く、採用コストがムダに発生している可能性が大 ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 26. まとめ • トップダウンによる個人経営から自立型の組織経営にステッ プアップすることは、変化に強い組織を作ることになる • 社員が社長に依存しない組織を作れると、社員が企業の成長 のために、自らリーダーシップを発揮するようになる • 人事に力を入れることが、会社のブランド作りに影響を与え、 優秀な社員の獲得や企業の売上げアップに貢献をする • 社員の気持ちを改善すると、社員のやる気を起こし、組織の 生産性をアップさせる 上記を達成するには理念を作り、理念を浸透させる理念 経営が有効である。CHROという役職がその役割を担う ©2016企画経営アカデミー禁無断複製
- 27. 社外CHROサービス ©2016企画経営アカデミー禁無断複製 • 企画経営アカデミーでは、社内にCHRO的役割の人材がいない、 CHROになってくれる人材獲得が難しい企業のために、社外 CHRO（最高人事責任者)サービスを行っています。 • 社外CHRO（最高人事責任者)サービスは、社外の客観的な立場で経 営者のビジョン実現をお手伝いし、企業成長に必要な生産性向上の 解決策を提示するサービスです。 • 詳しくは、下記サイトをご参照ください。 http://kikaku-keiei.com/chro • お問い合わせ先 企画経営アカデミー株式会社 大槻貴志 info@kikaku-keiei.com 03-5371-3181 ※セミナー、講演なども随時承っています