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ジオツーリズムと
パブリックアルケオロジーの邂逅
Collaboration of Geotourism and Public
             Archaeology
            ジオツーリズム研究会
https://sites.google.com/site/geoparkagora/

   オーガナイザ:目代邦康(自然保護助成基金)

         サイエンスアゴラ2012
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        #geopark #sciagora12 
ジオツーリズム研究会
●   サイエンスアゴラで過去,以下のイベントを企画.
    –   サイエンスアゴラ2010
        ●   WS ジオパーク,ジオツーリズムのこれから

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        ●   お台場ミニジオツアー 大野希一,鈴木雄介
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背景
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    Conservation,Education,Geotourismの活動の
    核とする,認定をうけた特定の地域.
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        れる.
    –   対象は,地球科学的事象のみならず,生態学的価値を
        持つもの,考古学的価値を持つものも含む(Global
        Geopark Network)
SCの場としてのジオパーク
●   理想:地球科学(地質学,地理学,地球物理学)の
    専門的知識の情報発信の場であり,非専門家から
    のフィードバックの場.
    –   フィールドサイエンスである地球科学におけるサイエン
        ス コミュニケーションの一つの現場.
●   実態
    –   行政の視点:地域振興策の一つ.ブランドの獲得.
    –   ジオツーリズム:多くのガイドは科学者ではない
        ●
            コンテンツの科学的な信頼性の担保.
        ●
            経済的に未成熟な体系.
パブリックアーケオロジー
 Public Archaeology



     ! 
ねらい
●   フィールドサイエンスにおける,専門家と非専門
    家,あるいは科学者と社会との関わりについて,考
    えたい.
●   実践的な,日本における公共地球科学(Public
    Geoscience)・公共地理学(Public Geography)
    は,成立するか?
●   ジオパークの運動(movement)と考古学者とのよ
    りよい関係を探る.
プログラム
●   基調講演 (13:05-13:45)
    –   魚津知克(大手前大学史学研究所)
    –   柚洞一央(室戸ジオパーク推進協議会)
●
    コメント (13:45-14:05)
    –   近藤康久(学振・東工大)
    –   橋本麻里(ライター・エディター)
●   総合討論 (14:05-14:25)
    –   司会 目代邦康
    –   登壇者4名

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  • 2. ジオツーリズム研究会 ● サイエンスアゴラで過去,以下のイベントを企画. – サイエンスアゴラ2010 ● WS ジオパーク,ジオツーリズムのこれから – サイエンスアゴラ2011 ● お台場ミニジオツアー 大野希一,鈴木雄介 ● WS ジオツーリズムの楽しみ方
  • 3. 背景 ● 近年,日本において研究者と地方自治体が主導 で,ジオパークの活動が活発化. ● ジオパーク: Conservation,Education,Geotourismの活動の 核とする,認定をうけた特定の地域. – UNESCOにおける自然環境保全の議論の中から生ま れる. – 対象は,地球科学的事象のみならず,生態学的価値を 持つもの,考古学的価値を持つものも含む(Global Geopark Network)
  • 4. SCの場としてのジオパーク ● 理想:地球科学(地質学,地理学,地球物理学)の 専門的知識の情報発信の場であり,非専門家から のフィードバックの場. – フィールドサイエンスである地球科学におけるサイエン ス コミュニケーションの一つの現場. ● 実態 – 行政の視点:地域振興策の一つ.ブランドの獲得. – ジオツーリズム:多くのガイドは科学者ではない ● コンテンツの科学的な信頼性の担保. ● 経済的に未成熟な体系.
  • 6. ねらい ● フィールドサイエンスにおける,専門家と非専門 家,あるいは科学者と社会との関わりについて,考 えたい. ● 実践的な,日本における公共地球科学(Public Geoscience)・公共地理学(Public Geography) は,成立するか? ● ジオパークの運動(movement)と考古学者とのよ りよい関係を探る.
  • 7. プログラム ● 基調講演 (13:05-13:45) – 魚津知克(大手前大学史学研究所) – 柚洞一央(室戸ジオパーク推進協議会) ● コメント (13:45-14:05) – 近藤康久(学振・東工大) – 橋本麻里(ライター・エディター) ● 総合討論 (14:05-14:25) – 司会 目代邦康 – 登壇者4名