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Iugonet 20100916
- 1. 太陽地球系物理学における
メタデータ・データベースの構築
小山幸伸 *1 、河野貴久 *2 、阿部修司 *3 、新堀淳樹 *4 、堀智昭 *2 、
林寛生 *4 、吉田大紀 *1 、田中良昌 *5 、鍵谷将人 *6 、上野悟 *7 、金
田直樹 *7
京大・理・地磁気センター、 *2 名古屋大学太陽地球環
境研究所、
*3
九大・宙空環境研究センター、 *4 京大・生存圏研究所
*1
極地研究所、
大気研究センター、
*7
京大・理・附属天文台
*5
*6 東北大・惑星プラズマ
- 7. IUGONET プロジェクトの目的と参加メンバー
IGY 以来継続されてきた国際共同観測事業で蓄積された超高
層大気の地上観測データ ( アナログ・デジタル ) の流通を促進
分散して存在する観測データを横断検索するシステムを構築
多様なデータの解析による超高層大気長期変動の研究の進展
参加機関・組織
東北大学理学研究科附属惑星プラズマ・大気研究センター
小野 高幸、寺田 直樹、加藤 雄人、笠羽 康正、岡野 章一、熊本 篤志、坂野井 健、
三澤 浩昭、鍵谷 将人
国立極地研究所
佐藤 夏雄、中村 卓司、宮岡 宏、岡田 雅樹、冨川 喜弘、田中 良昌
名古屋大学太陽地球環境研究所
藤井 良一、荻野 竜樹、三好 由純、堀 智昭、大塚 雄一、河野 貴久
京都大学生存圏研究所
津田 敏隆、林 寛生、新堀 淳樹
京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター
家森 俊彦、能勢 正仁、藤 浩明、竹田 雅彦、小山 幸伸、吉田 大紀
京都大学理学研究科附属天文台
柴田 一成、上野 悟、金田 直樹
九州大学宙空環境研究センター
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
湯元 清文、阿部 修司 2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
7
- 14. IUGONET 解析ソフトウェアとの連携
クライアント側
(3) DOM
IUGONET metadata DB
XML
(2) Metadata
(4a) Load
procedure
(1) Query
(6) Plot
(IDLVM+TDAS)
(5) Observational
Data
(4b) Wget
(Internal call)
IDL から DSpace にアクセスし、得られたメ
タデータを DOM で加工するテスト済み ( ただ
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
(SRU/SRW, OpenSearch)
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
し DC) 。
- 15. 光球画像(京大天文台)
スタックプロットの試作 (2003 年 1 年分03:00
)
5/28 00:02
10/29 00:14
11/19
1/1 01:20
ACE Vsw
ACE IMF-Bz
AE 指数
(京大 WDC )
昭和 VLF[8kHz]
(極地研)
女川 Pc3 指数
(東北大)
陸別地磁気 H 成分
(名大 STEL )
CEB 地磁気 H 成分
(九大)
EAR 南北風 [18km]
(京大 RISH )
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
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- 16. 解析ソフトウェアの開発
要求される最低限の仕様
時系列プロットのスタック表示
2 次元画像の同時表示
複数データの
スタックプ
ロット
解析ソフトウェアのイ
メージ
開発方針
IDL + TDAS(THEMIS science
Data Analysis Software) を
ベースに開発する
( 無償の )IDL VM で動作する
ことを保証する
ローカルマシンでの解析と
サーバ側での解析の両方を目
指す サイエンスセンターと
ERG
の協力のもと、開発を進める
2 次元画像
データ表
示
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
GUI によ
る操作
16
- 20. メタデータフォーマットの策定
IUGONET フォーマット ver.1 = SPASE(ver.2.1.0) + 一部改変
(http://www.spase-group.org)
SPASE とは
太陽、惑星間空間、地球磁気圏の人工衛
星観測に関連する研究リソースを包括的
に表現するために作られたメタデータ
フォーマット
•超高層大気研究と密接な関係にある分野の
データを記述するために開発 ( ベースとし
て利用しやすい )
•要素、単語の拡張が可能 ( 我々のデータに
あったカスタマイズが可能 )
•周辺分野の VxO に採用されている ( 将来
的なデータ交換を考慮 )
•メタデータは XML ファイルとして管理 (
コンピュータ上で扱いやすい )
•フォーマットや関連ツールは全て公開 ( 自
己開発する部分を減らせる )
•開発は続行中 ( フォーマット改変の提案が
できる )
IUGONET による改変
非デジタル保存データに関する単語の追加
太陽観測データに特有な座標系を表す単語の追加
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
観測位置・範囲等を記述する新要素 (SpatialCoverage) の追加
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
20
- 22. まとめ
超高層大気の地上観測データの流通、サイエンスへの
有効利用に関する大学間 ( 極地研、東北大、名大、京
大、九大 ) の連携プロジェクト【平成 21 年〜 26 年
度】
SPASE をベースにしたメタデータフォー
マットを策定。各機関でメタデータの抽出
作業へ
DSpase を利用したメタデータ・データベー
スシステムを開発中。
IDL + TDAS をベースにした解析ソフトウェ
アを開発中。
CAWSES-II E-Science and informatics
への貢献
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
22
- 24. 検索結果 (XML 形式 )
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 25. 検索結果の変換( IDL+DOM )
• 以下のコマンドで "sampleSRWresult.xml" の
<recordData> タグの値を取得できる。
• oDoc =
OBJ_NEW('IDLffXMLDOMDocument',filename="sample
SRWresult.xml") ;Load XML
• oNodeList = oDoc>GetElementsByTagname('recordData')
• oName = oNodeList->Item(0)
• oNameText = oName->GetFirstChild()
• print,oNameText->GetNodeValue() ;Get value
• OBJ_DESTROY, oDoc
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 28. IUGONET の周辺
WMO は SRU を実装済み & 運用中
メタデータ・フォーマットが異なる点が課題
。
超高層大気以外の
地球環境情報の MDB
数値モデル実験
の MDB
衛星観測の
MDB
WMO
ポータ
ル ?
MDB
OAI-PMH
VDC4EPS
MDB
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 30. 外部提供インターフェイス③
• 外部提供インターフェイスの用途
– IUGONET 解析ソフトウェアとの連携
• 他の可視化 / 解析ソフトウェアとの連携
↓
• (動的に観測データのロケーション情報を
得られることが利点)
– 他のデータベースとの連携
例えば、 World Meteorological Organization 図
書館系等
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 31. IUGONET 解析ソフトウェアとの連携
クライアント側
(3) DOM
IUGONET metadata DB
XML
(2) Metadata
(4a) Load
procedure
(1) Query
(6) Plot
(IDLVM+TDAS)
(5) Observational
Data
(4b) Wget
(Internal call)
IDL から DSpace にアクセスし、得られたメ
タデータを DOM で加工するテスト済み ( ただ
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
(SRU/SRW, OpenSearch)
し DC) 。
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 33. 検索結果 (XML 形式 )
この様な XML ファイルから
、 URL 情報を切り出す際に
XML Parser を使用する。
(IDL の場合は DOM)
URL 情報を切り出す為のサ
ンプル・プログラム(代表
的なプログラム言語で記
述)は、 IUGONET によっ
て提供されるでしょう。
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 34. 検索結果の変換( IDL+DOM )
• 以下のコマンドで "sampleSRWresult.xml" の
<recordData> タグの値を取得できる。
• oDoc =
OBJ_NEW('IDLffXMLDOMDocument',filename="sample
SRWresult.xml") ;Load XML
• oNodeList = oDoc>GetElementsByTagname('recordData')
• oName = oNodeList->Item(0)
• oNameText = oName->GetFirstChild()
• print,oNameText->GetNodeValue() ;Get value
• OBJ_DESTROY, oDoc
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 36. 外部提供インターフェイスの利用者
• メタデータ・データベースを IDL から検索し、実データ
の URL を取得するプロシージャは UDAS で提供される
。
• IUGONET 側から API が公開されるまで待つ。
– はっきりしたリリース日は言えない。
– しかしながら、 IUGONET-MDB と IUGONET- 解析ソフトウェア
の連携を SGEPSS での話題にしたい。
– WMO 、 ERG 、 Dagik などと協調する上でも、最重要課題と認識
している。
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 38. 図書館業界
170もの DB を横断検
索!
(DC だから、話は単純ではあるが。)
SRU/SRW
OpenSearch
NDL Search
(PORTA を内
包)
OAI-PMH
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 39. IUGONET の周辺
WMO は SRU を実装済み & 運用中
メタデータ・フォーマットが異なる点が課題
。
超高層大気以外の
地球環境情報の MDB
数値モデル実験
の MDB
WMO
ポータ
ル ?
衛星観測の
MDB
MDB
VDC4EPS
MDB
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 44. KURENAI での IUGONET の検索結果
IUGONET の発表を、積極的に KURENAI に登録
。
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
- 45. JAIRO での IUIGONET の検索結果
QIR へ登録したデータも、ハーベスティングされて
いる。
RIMS 研究集会「数学におけるデジタルライブラリー構築に向けて」
2010.9.16 ( 京都大学数理解析研究所 )
Notas del editor
- (10s) IUGONETメタデータ・データベースの構築というテーマで、京都大学地磁気センターの小山が発表します。
- (30s)
- (30s)