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研修担当者に聞く、
             学生のうちに
             学ぶべきこと


                                      2009-07-10
http://www.kwappa.net/
                         tobe-tobe
vol.7
chapter
1
自己紹介

     • Kwappa(かっぱ)

       – プログラマ
         •http://www.kwappa.net/
       – 東京Basic
Technology勉強会
主宰
         •http://bit.ly/tobe-tobe
           – 山口先生のお友達です




http://www.kwappa.net/              2
特別講義の歴史

     • 2008年10月




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特別講義の歴史

     • 2009年1月




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特別講義の歴史

     • 2009年6月




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Q:で、なにしに来たの?

                         A:おせっかい。

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いきさつ・1

     •「とべとべ」の場所がない
     •場所を募集した
     •「本学を使いませんか?」
           –   山口先生


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いきさつ・2

     • blogを読んでいた

     • 極道的研修のあらまし
       「引数と戻り値が分かりません」
           – http://d.hatena.ne.jp/yuripop/20090701/p1

     • 衝撃的なやりとり




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生徒Sくん
         「ゆりせんぱーい、
          『HTTPセッション』というのが分かりません」
         ゆり
         「あらあら、それはWebコンテナやJavaEEの
          パッケージ群が管理してくれている
          オブジェクトのことですよ」
         Sくん
         「一切分かりません」
         ゆり
         「予想済みです。
         






(中略
/
HTTP
Responseについての説明)
         これがHTTPレスポンス」


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Sくん
         「興味が持てません」


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http://www.kwappa.net/   11
というわけで

     • お題が決まりました


            研修担当者に聞く、
             学生のうちに
             学ぶべきこと
http://www.kwappa.net/   12
ちょっと質問


     •進学する人?
     •就職する人?
     •IT系企業?
http://www.kwappa.net/   13
Sくん「興味が持てません」


     •SIerの新人なのに…
     •Sくんもゆり先輩も不幸
     •不幸を減らしたい
http://www.kwappa.net/   14
アンケートをとってみました

     •勉強会で出会った方
     •twitterで交流のある方

     •「後進の育成」という
      ミッションに関わっている方
http://www.kwappa.net/   15
まじめに考えた

     • いただいた回答をもとに考えてみた
     • アンケートの設問はこちら
                 • http://tobe-tobe.kwappa.net/misc/vol7-enquete/

     • 後日整理して公開予定




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いまさらアジェンダ

     • 自己紹介
     • 特別講義のいきさつ
     • 企業の新人研修とは
     • 技術的なお話
     • 精神的なお話
     • 学生さんの質問に答える
     • まとめ
     • 質疑応答
http://www.kwappa.net/   17
企業の
                         新人研修
                           とは
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例・その1

     • 期間
           – 3か月
     • 内容
           – 座学の基礎研修
           – ワークショップ
                 • ひとりでサイトを作る
                 • チームでサイトを作る




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例・その2

     • 期間
           – 1か月
     • 内容
           – 座学の基礎研修
                 • C
/
Java
           – 配属先別カリキュラム
           – OJT
     • 特記事項
           – 基礎
/
配属先別とも
             カリキュラムがしっかりできている

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例・その3

     • 期間
           – 半年弱
     • 内容
           – 座学の基礎研修
                 • Java
/
MySQL
                 • ネットワーク基礎
           – OJT
                 • 配属予定チームにて
     • 特記事項
           – 社内大学(インド)にて履修
                 • 外資系だから
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傾向

     • 期間
           – 1〜6か月
                 • ビジネスマナーなど基本的な研修も含む
     • 内容
           – 座学による基礎研修
           – 個人
/
チームでの実習
           – OJT




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技術的な
                 お話
http://www.kwappa.net/   24
基礎研修にて

         経験者は半分くらいだった。
         未経験者との差は最初のうちは顕著だが、徐々
         に狭まっていく。
         ただし、全員同じことをやっているので、追いつ
         く、ないし追い越す、ということはなかった。
         プログラムの基本である論理的な思考ができな
         い人がいたため、特別研修を行った。


http://www.kwappa.net/       25
よくある問答

         学生のうちに基礎的なこと
         (例中の制御構造とか配列とか)や、
         いい意味で色々と「失敗」も経験して欲しい。

         よくある問答
         Q.
プログラムが思った通りに動きません
         A.
プログラムは書いた通りにしか動きません



http://www.kwappa.net/            26
「実習
プログラミングI
平成20年度版」

     • 大変よい教材
     • この授業の期間は?
           – ざっくり20営業日ちょっと
                 • 約1か月


     • つまり

           時間は十分ではない
http://www.kwappa.net/       27
個人的なおすすめ

     • なにかひとつ言語の基礎をつかもう
     • 手続き型言語がいい
     • OOP?その前にやることはたくさん

     • 実際の現場で要求されるスキルを
       網羅することは難しい
     • 手続き型言語の基礎ができてれば
       あとはなんとでもなる
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技術的なお話・まとめ

     •研修「だけ」に頼らず
      自分自身で理解しよう
     •基礎として何かひとつ
      言語を習得しておこう
     •言語に依存しない
      基本的な考え方に慣れよう
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オチ


          文法を身につけてくれないと
           そもそもプログラミングの
            練習すらできない。


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精神的な
                 お話
http://www.kwappa.net/   31
質問力をつけよう・1
      • 忙しい雰囲気のときに聞きづらかったりするのは
        分かりますが、積極的にどんどん聞いてくれれ
        ば答えるのになーと思ったりします。

      • 会社でのシゴトは結果が一番。
        わからないことをどんどん聞くことが必要。
        質問力をつけて欲しい。
        一人で黙々とできることは限界もあるし、品質も
        悪いし、しかも評価されない。

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質問力をつけよう・2
      • 積極的に質問するのはいいことだと思うが、前提とし
        て「自分でここまで調べましたが・・・」というのが見え
        るのと見えないのとでは、受け手の印象がまるで違
        う。また、質問者自身の理解度や知識の幅/厚さに
        差が出てくると思う。

      • 1から10まで人に聞くのではなく、自分なりに調べて
        わからないことを聞くようにしたほうがよいです。そう
        することで、自分の問題解決能力もつくし、問題解決
        の近道となります。
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つまり

     • 先輩もみんな迷っている
     • 自分で調べたのか?
           – 答えることが相手のためになるだろうか

     • 何でもっと早く聞きにこない?
           – 迷った時間が相手のためになるだろうか

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質問力・まとめ

     • わからないことがあったら勇気を持って聞く
     • まずは自分で調べよう
           – 自分なりの基準を作る
                 • 例:15分調べてダメだったら聞く
     • フィードバックしよう
           – 経緯を提示できるようにしておく
           – 確実に理解してから先に進む
           – 質問のタイミングは適切だったか?
                 • 直接聞いてもいい

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勉強力をつけよう

     • キャンパスライフの敵


           –出欠
           –課題
           –試験
     • 社会に出ると全部なくなる!

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理解の上にしか理解は築けない
         理解が曖昧なうちに先に進むことは、絶対NGです。
         技術の世界は他人に説明できるように理解してお
         かないと、どこかで破綻をきたします。学んだことの
         上に新しいことを学ぶからです。基礎的な知識を
         ちゃんと体系立てて構築しておかないと、後々苦労
         します。
         わからないのは当たり前だし恥ずかしいことではな
         いですが、わからないままにしておくのは絶対ダメ
         です。
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成功にも失敗にも理由がある

         失敗したままにせず、その理由を
         理解した上で成功させて欲しい。
         最初から成功した場合も「なんで
         成功したか分からない」てことが
         無いように。


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情報のチャンネルはひとつじゃない

         プログラムの技術的な知識自体は入社後
         でも身につけられると思いますが、分から
         ないことがあったときに、邪険にされてもど
         うにかこうにか聞きだしたり、あるい
         は、Googleで手を変え品を変え検索語を変
         えたりして調べたりして、ある程度のところ
         まで調べ切ることが大事かと思います。


http://www.kwappa.net/       39
勉強力・まとめ

     • 出欠
/
課題
/
試験のかわりになるもの

     • 会社が興味あるのは
       「成果」のみ
     • 「成果」を手にするためには
       「実力」が必要
     • 「実力」を高めるためには
       「勉強」が必要
http://www.kwappa.net/         40
ここからは
                    「先輩の名言集」
                     をお送りします

http://www.kwappa.net/         41
名言・1

      • 職業としてエンジニアをする場合は、
        ドキュメント5割、
        コミュニケーション3割、
        プログラミング2割。


     現場によって割合は違うかもしれないが、
     エンジニアの仕事は「コードを書くだけ」ではない。
http://www.kwappa.net/          42
名言・2

      •「お金をもらって、
        勉強させてもらっている」
       という気概が感じられない
       ことがある。

     新人の給料は企業のコスト。
     スキルアップは会社のため、自分のため。
http://www.kwappa.net/     43
学生さんの
                    質問に
                    答える
http://www.kwappa.net/     44
Q.



      •受講者のこれは気にな
       る
/
直したほうがいい
       「癖」はありますか?
http://www.kwappa.net/   45
質問力
/
勉強力
      • わからないことを分かったふり、あとで調べよう
        は×。
      • わからないのにわかった態度をとること。逆もし
        かりで、わかってるのにわかってないような態度
        をとること。
      • 具体的に質問していただいたほうが答えやすい
        です。相手が答えを出しやすいように質問する
        のも技術の一つ。

http://www.kwappa.net/       46
メモについて
      • メモを取る習慣を身につけること。
        メモを取るときも自分の考えをメモすること。
      • メモを取る事に集中しすぎて、
        講義内容の意図や本質を見逃してしまうこと
        (メモを否定する訳ではないが、
        
それが目的でもない)




http://www.kwappa.net/          47
心地よいコミュニケーションのために
      • 文頭の「あ」。
      • 聞かれたら返事をしましょう




http://www.kwappa.net/   48
Q.


      •IT業界は「学科不問」での募集
       が多いように思います。
       これは本当ですか?また、
       どうして不問なのでしょう?

http://www.kwappa.net/   49
「学科不問は企業によります。」
         特にSEとして上流工程に携わる会社の場合、専門的
         な技術よりも業務知識やコミュニケーションスキルが
         問われることが多く、幅広い分野での人材を要求し
         ています。
         逆に派遣主体の会社などは人手の数=資産なの
         で、ただ人間を集めたいという理由で学科不問という
         会社も存在します。
         また、社内で研究を行う場合には学科を問うところが
         多く、在学中に何を学んだのかが重要になります。
http://www.kwappa.net/         50
Q.

      • 会社説明会に行くとよく、
          「文系の方や理系でも情報系の
          ことについて学んでいない方で
          も研修をしっかりやるので大丈
          夫です。」
          と聞きますが、本音のところどうなのでしょ
          う?
http://www.kwappa.net/       51
キビシい回答続出。

         少なくとも弊社では研修はしっかりやります。
         やりすぎなくらいやっていると思います。
         ただし、学んだことを理解できるか、
         学んだことを身につけられるかは、
         皆さん次第です。
                         •「大丈夫」かどうかは自分次第。
                         •研修をしっかりやるところ
                          •その研修で「十分」と思ったらアウト。
                         •研修をしっかりやらないところ
                          •自分でなんとかしないとアウト。


http://www.kwappa.net/                       52
Q.



      •企業が「新入社員」に求
       めているものはなんで
       すか?
http://www.kwappa.net/   53
石の上にも三年

         (前略)
         人並みに人であることです。
         (中略)
         せめて3年以上は居てくれる人でしょう。




http://www.kwappa.net/         54
自信と不信

         自分への自信と、自分への不信。
         自信を持って入って来てほしいと思ってます。
         技術力でも人間力でも記憶力でも想像力でも。
         同時に、
         「オレって、本当にこれでいいんだっけ?」
         と常に振り返る力を持っててほしいと思います。
         若いのに頑固はダメよん。


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よい行動のイテレーション

         「素直に話を聞いて、理解して、考えて動く」
         ということを繰返し行なっているか、今後もそうし
         た行動の仕方ができるかどうか。




http://www.kwappa.net/           56
Q.



      •企業が「就職活動中の
       学生」に求めているもの
       はなんですか?
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自信を持とう。インターンシップ。

     • 自分も会社を選んでいる、という感覚。
         卑屈にならず、聞きたいことは聞いてほしい。
     • 夏季インターンをやっている会社があれば積極
         的に参加してみるといいかも。僕らのころにはほ
         とんどなかった制度なのでうらやましい。使って
         みたほうがいいと思う。
     • 「企業に求められるもの」を意識しなくてすむ経
         験や知識と適度な自信

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まとめ
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最後にもひとつ名言


             「エンジニアは技術を
             好きになってください。
               好きになれば、
              疲れませんから」
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好きになるには?

     • イヤな思いを極力減らす
     • 極力減らすには?
     • 今日のお話を思い出してください
           – プログラミングの基礎を学んでおく
           – 質問力をつけておく
           – 勉強力をつけておく
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質疑応答
http://www.kwappa.net/   62
ご清聴ありがとうございました。




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研修担当者に聞く、学生のうちに学ぶべきこと

  • 1. 研修担当者に聞く、 学生のうちに 学ぶべきこと 2009-07-10 http://www.kwappa.net/ tobe-tobe
vol.7
chapter
1
  • 2. 自己紹介 • Kwappa(かっぱ)
 – プログラマ •http://www.kwappa.net/ – 東京Basic
Technology勉強会
主宰 •http://bit.ly/tobe-tobe – 山口先生のお友達です http://www.kwappa.net/ 2
  • 3. 特別講義の歴史 • 2008年10月 http://www.kwappa.net/ 3
  • 4. 特別講義の歴史 • 2009年1月 http://www.kwappa.net/ 4
  • 5. 特別講義の歴史 • 2009年6月 http://www.kwappa.net/ 5
  • 6. Q:で、なにしに来たの? A:おせっかい。 http://www.kwappa.net/ 6
  • 7. いきさつ・1 •「とべとべ」の場所がない •場所を募集した •「本学を使いませんか?」 – 山口先生 http://www.kwappa.net/ 7
  • 8. いきさつ・2 • blogを読んでいた • 極道的研修のあらまし 「引数と戻り値が分かりません」 – http://d.hatena.ne.jp/yuripop/20090701/p1 • 衝撃的なやりとり http://www.kwappa.net/ 8
  • 9. 生徒Sくん 「ゆりせんぱーい、  『HTTPセッション』というのが分かりません」 ゆり 「あらあら、それはWebコンテナやJavaEEの  パッケージ群が管理してくれている  オブジェクトのことですよ」 Sくん 「一切分かりません」 ゆり 「予想済みです。 






(中略
/
HTTP
Responseについての説明) これがHTTPレスポンス」 http://www.kwappa.net/ 9
  • 10. Sくん 「興味が持てません」 http://www.kwappa.net/ 10
  • 12. というわけで • お題が決まりました 研修担当者に聞く、 学生のうちに 学ぶべきこと http://www.kwappa.net/ 12
  • 13. ちょっと質問 •進学する人? •就職する人? •IT系企業? http://www.kwappa.net/ 13
  • 14. Sくん「興味が持てません」 •SIerの新人なのに… •Sくんもゆり先輩も不幸 •不幸を減らしたい http://www.kwappa.net/ 14
  • 15. アンケートをとってみました •勉強会で出会った方 •twitterで交流のある方 •「後進の育成」という ミッションに関わっている方 http://www.kwappa.net/ 15
  • 16. まじめに考えた • いただいた回答をもとに考えてみた • アンケートの設問はこちら • http://tobe-tobe.kwappa.net/misc/vol7-enquete/ • 後日整理して公開予定 http://www.kwappa.net/ 16
  • 17. いまさらアジェンダ • 自己紹介 • 特別講義のいきさつ • 企業の新人研修とは • 技術的なお話 • 精神的なお話 • 学生さんの質問に答える • まとめ • 質疑応答 http://www.kwappa.net/ 17
  • 18. 企業の 新人研修 とは http://www.kwappa.net/ 18
  • 19. 例・その1 • 期間 – 3か月 • 内容 – 座学の基礎研修 – ワークショップ • ひとりでサイトを作る • チームでサイトを作る http://www.kwappa.net/ 19
  • 20. 例・その2 • 期間 – 1か月 • 内容 – 座学の基礎研修 • C
/
Java – 配属先別カリキュラム – OJT • 特記事項 – 基礎
/
配属先別とも カリキュラムがしっかりできている http://www.kwappa.net/ 20
  • 21. 例・その3 • 期間 – 半年弱 • 内容 – 座学の基礎研修 • Java
/
MySQL • ネットワーク基礎 – OJT • 配属予定チームにて • 特記事項 – 社内大学(インド)にて履修 • 外資系だから http://www.kwappa.net/ 21
  • 22. 傾向 • 期間 – 1〜6か月 • ビジネスマナーなど基本的な研修も含む • 内容 – 座学による基礎研修 – 個人
/
チームでの実習 – OJT http://www.kwappa.net/ 22
  • 23. あわせて読みたい • 歩きつづける ゆり 咲きつづける • http://d.hatena.ne.jp/yuripop/ – 宙船は沈まない » http://d.hatena.ne.jp/yuripop/20090602/p1 – 極道的研修のあらまし 「引数と戻り値が分かりません」 » http://d.hatena.ne.jp/yuripop/20090701/p1 – 戯曲風味・開発研修(1) » http://d.hatena.ne.jp/yuripop/20090706/p1 http://www.kwappa.net/ 23
  • 24. 技術的な お話 http://www.kwappa.net/ 24
  • 25. 基礎研修にて 経験者は半分くらいだった。 未経験者との差は最初のうちは顕著だが、徐々 に狭まっていく。 ただし、全員同じことをやっているので、追いつ く、ないし追い越す、ということはなかった。 プログラムの基本である論理的な思考ができな い人がいたため、特別研修を行った。 http://www.kwappa.net/ 25
  • 26. よくある問答 学生のうちに基礎的なこと (例中の制御構造とか配列とか)や、 いい意味で色々と「失敗」も経験して欲しい。 よくある問答 Q.
プログラムが思った通りに動きません A.
プログラムは書いた通りにしか動きません http://www.kwappa.net/ 26
  • 27. 「実習
プログラミングI
平成20年度版」 • 大変よい教材 • この授業の期間は? – ざっくり20営業日ちょっと • 約1か月 • つまり 時間は十分ではない http://www.kwappa.net/ 27
  • 28. 個人的なおすすめ • なにかひとつ言語の基礎をつかもう • 手続き型言語がいい • OOP?その前にやることはたくさん • 実際の現場で要求されるスキルを 網羅することは難しい • 手続き型言語の基礎ができてれば あとはなんとでもなる http://www.kwappa.net/ 28
  • 29. 技術的なお話・まとめ •研修「だけ」に頼らず 自分自身で理解しよう •基礎として何かひとつ 言語を習得しておこう •言語に依存しない 基本的な考え方に慣れよう http://www.kwappa.net/ 29
  • 30. オチ 文法を身につけてくれないと そもそもプログラミングの 練習すらできない。 http://www.kwappa.net/ 30
  • 31. 精神的な お話 http://www.kwappa.net/ 31
  • 32. 質問力をつけよう・1 • 忙しい雰囲気のときに聞きづらかったりするのは 分かりますが、積極的にどんどん聞いてくれれ ば答えるのになーと思ったりします。 • 会社でのシゴトは結果が一番。 わからないことをどんどん聞くことが必要。 質問力をつけて欲しい。 一人で黙々とできることは限界もあるし、品質も 悪いし、しかも評価されない。 http://www.kwappa.net/ 32
  • 33. 質問力をつけよう・2 • 積極的に質問するのはいいことだと思うが、前提とし て「自分でここまで調べましたが・・・」というのが見え るのと見えないのとでは、受け手の印象がまるで違 う。また、質問者自身の理解度や知識の幅/厚さに 差が出てくると思う。 • 1から10まで人に聞くのではなく、自分なりに調べて わからないことを聞くようにしたほうがよいです。そう することで、自分の問題解決能力もつくし、問題解決 の近道となります。 http://www.kwappa.net/ 33
  • 34. つまり • 先輩もみんな迷っている • 自分で調べたのか? – 答えることが相手のためになるだろうか • 何でもっと早く聞きにこない? – 迷った時間が相手のためになるだろうか http://www.kwappa.net/ 34
  • 35. 質問力・まとめ • わからないことがあったら勇気を持って聞く • まずは自分で調べよう – 自分なりの基準を作る • 例:15分調べてダメだったら聞く • フィードバックしよう – 経緯を提示できるようにしておく – 確実に理解してから先に進む – 質問のタイミングは適切だったか? • 直接聞いてもいい http://www.kwappa.net/ 35
  • 36. 勉強力をつけよう • キャンパスライフの敵 –出欠 –課題 –試験 • 社会に出ると全部なくなる! http://www.kwappa.net/ 36
  • 37. 理解の上にしか理解は築けない 理解が曖昧なうちに先に進むことは、絶対NGです。 技術の世界は他人に説明できるように理解してお かないと、どこかで破綻をきたします。学んだことの 上に新しいことを学ぶからです。基礎的な知識を ちゃんと体系立てて構築しておかないと、後々苦労 します。 わからないのは当たり前だし恥ずかしいことではな いですが、わからないままにしておくのは絶対ダメ です。 http://www.kwappa.net/ 37
  • 38. 成功にも失敗にも理由がある 失敗したままにせず、その理由を 理解した上で成功させて欲しい。 最初から成功した場合も「なんで 成功したか分からない」てことが 無いように。 http://www.kwappa.net/ 38
  • 39. 情報のチャンネルはひとつじゃない プログラムの技術的な知識自体は入社後 でも身につけられると思いますが、分から ないことがあったときに、邪険にされてもど うにかこうにか聞きだしたり、あるい は、Googleで手を変え品を変え検索語を変 えたりして調べたりして、ある程度のところ まで調べ切ることが大事かと思います。 http://www.kwappa.net/ 39
  • 40. 勉強力・まとめ • 出欠
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試験のかわりになるもの • 会社が興味あるのは 「成果」のみ • 「成果」を手にするためには 「実力」が必要 • 「実力」を高めるためには 「勉強」が必要 http://www.kwappa.net/ 40
  • 41. ここからは 「先輩の名言集」 をお送りします http://www.kwappa.net/ 41
  • 42. 名言・1 • 職業としてエンジニアをする場合は、 ドキュメント5割、 コミュニケーション3割、 プログラミング2割。 現場によって割合は違うかもしれないが、 エンジニアの仕事は「コードを書くだけ」ではない。 http://www.kwappa.net/ 42
  • 43. 名言・2 •「お金をもらって、  勉強させてもらっている」 という気概が感じられない ことがある。 新人の給料は企業のコスト。 スキルアップは会社のため、自分のため。 http://www.kwappa.net/ 43
  • 44. 学生さんの 質問に 答える http://www.kwappa.net/ 44
  • 45. Q. •受講者のこれは気にな る
/
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  • 46. 質問力
/
勉強力 • わからないことを分かったふり、あとで調べよう は×。 • わからないのにわかった態度をとること。逆もし かりで、わかってるのにわかってないような態度 をとること。 • 具体的に質問していただいたほうが答えやすい です。相手が答えを出しやすいように質問する のも技術の一つ。 http://www.kwappa.net/ 46
  • 47. メモについて • メモを取る習慣を身につけること。 メモを取るときも自分の考えをメモすること。 • メモを取る事に集中しすぎて、 講義内容の意図や本質を見逃してしまうこと (メモを否定する訳ではないが、 
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  • 48. 心地よいコミュニケーションのために • 文頭の「あ」。 • 聞かれたら返事をしましょう http://www.kwappa.net/ 48
  • 49. Q. •IT業界は「学科不問」での募集 が多いように思います。 これは本当ですか?また、 どうして不問なのでしょう? http://www.kwappa.net/ 49
  • 50. 「学科不問は企業によります。」 特にSEとして上流工程に携わる会社の場合、専門的 な技術よりも業務知識やコミュニケーションスキルが 問われることが多く、幅広い分野での人材を要求し ています。 逆に派遣主体の会社などは人手の数=資産なの で、ただ人間を集めたいという理由で学科不問という 会社も存在します。 また、社内で研究を行う場合には学科を問うところが 多く、在学中に何を学んだのかが重要になります。 http://www.kwappa.net/ 50
  • 51. Q. • 会社説明会に行くとよく、 「文系の方や理系でも情報系の ことについて学んでいない方で も研修をしっかりやるので大丈 夫です。」 と聞きますが、本音のところどうなのでしょ う? http://www.kwappa.net/ 51
  • 52. キビシい回答続出。 少なくとも弊社では研修はしっかりやります。 やりすぎなくらいやっていると思います。 ただし、学んだことを理解できるか、 学んだことを身につけられるかは、 皆さん次第です。 •「大丈夫」かどうかは自分次第。 •研修をしっかりやるところ •その研修で「十分」と思ったらアウト。 •研修をしっかりやらないところ •自分でなんとかしないとアウト。 http://www.kwappa.net/ 52
  • 53. Q. •企業が「新入社員」に求 めているものはなんで すか? http://www.kwappa.net/ 53
  • 54. 石の上にも三年 (前略) 人並みに人であることです。 (中略) せめて3年以上は居てくれる人でしょう。 http://www.kwappa.net/ 54
  • 55. 自信と不信 自分への自信と、自分への不信。 自信を持って入って来てほしいと思ってます。 技術力でも人間力でも記憶力でも想像力でも。 同時に、 「オレって、本当にこれでいいんだっけ?」 と常に振り返る力を持っててほしいと思います。 若いのに頑固はダメよん。 http://www.kwappa.net/ 55
  • 56. よい行動のイテレーション 「素直に話を聞いて、理解して、考えて動く」 ということを繰返し行なっているか、今後もそうし た行動の仕方ができるかどうか。 http://www.kwappa.net/ 56
  • 57. Q. •企業が「就職活動中の 学生」に求めているもの はなんですか? http://www.kwappa.net/ 57
  • 58. 自信を持とう。インターンシップ。 • 自分も会社を選んでいる、という感覚。 卑屈にならず、聞きたいことは聞いてほしい。 • 夏季インターンをやっている会社があれば積極 的に参加してみるといいかも。僕らのころにはほ とんどなかった制度なのでうらやましい。使って みたほうがいいと思う。 • 「企業に求められるもの」を意識しなくてすむ経 験や知識と適度な自信 http://www.kwappa.net/ 58
  • 60. 最後にもひとつ名言 「エンジニアは技術を 好きになってください。 好きになれば、 疲れませんから」 http://www.kwappa.net/ 60
  • 61. 好きになるには? • イヤな思いを極力減らす • 極力減らすには? • 今日のお話を思い出してください – プログラミングの基礎を学んでおく – 質問力をつけておく – 勉強力をつけておく http://www.kwappa.net/ 61