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Startup Science 2017 ⑥
アイディア作りからスケールまで
スタートアップの作り方
20ステップを徹底解説
Agenda
① Idea Verification : 良いスタートアップのアイディアとは
② Customer-problem Fit: 本当に問題が存在するのか?
③ Problem-solution Fit:
④ Product-Market Fit:
⑤ Transition to Scale:
問題に対してソリューション
は適切か?
ソリューション(プロダクト)に
市場は存在するか?
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スケールするための変革
Startup Science 2017
このステージの目的:
・課題を解決するソリューション仮説(プロトタ
イプ)を作成する
・顧客との対話を通じて、プロトタイプを通じて
課題が解決できそうか検証する
・顧客からのフィードバックをベースにプロトタ
イプを磨きあげる
・創業メンバーを徐々に固めていく
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Customer-Problem-Fit
で想定したカスタマーは
課題を抱えていることは検証できた
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
Problem-solution-fit
では顕在化された課題に対して
どういうソリューションを
提供するべきかを検証する
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
課題の質
課題に対する
ソリューション
の質
高
高低
低
①
②
良い
アイディア
悪い
アイディア
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Problem-
Solution
Fitのフォーカス
Startup Science 2017
80%
課題の
発見・検証
0%
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
”Problem Solution Fitの
ステージで何にフォーカスしましたか?”
40%
プロダクト
の検証
プロダクト
最適化
スケール
利益
最大化
成功したスタートアップ
失敗したスタートアップ
https://s3.amazonaws.com/startupcompass-public/StartupGenomeReport2_Why_Startups_Fail_v2.pdf
80%
課題の
発見・検証
0%
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
”Problem Solution Fitの
ステージで何にフォーカスしましたか?”
40%
プロダクト
の検証
プロダクト
最適化
スケール
利益
最大化
成功したスタートアップ
失敗したスタートアップ
https://s3.amazonaws.com/startupcompass-public/StartupGenomeReport2_Why_Startups_Fail_v2.pdf
失敗するスタートアップは
プロダクトの検証が終わる
前にプロダクトを
最適化してしまう
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
提供するソリューションが
価値提案できるかを検証
Product
Market-Fit
リスク
(=カスタマーが
欲しいものを
作れないリスク)
時間
カスタマーの
フィードバックが
ないと、PMFリスクが
増え続ける
プロトタイプを
カスタマーに提示し
フィードバックを得て
欲しがるものが何かを
みがきこむ
高
低
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
Problem-solution fit
カスタマーが
それをどのように
解決したいかを
明らかにする
Product
インタビュー
ブループリントを
ベースに
プロトタイプを作る
プロトタイプを
実際に使ってもらい
インタビューを行う
3-1 3-2 3-3
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Build
Prototype
UX
ブループリント
を作成する
Forming
team
核となるメンバーを
Fixしていく
Startup Science 2017
検証された課題仮説をベースに
UXブループリントを作る
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Startup Science 2017
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
前のステージで
検証した課題/ペイン
を確認する
Startup Science 2017
XXXXX
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
英語圏から来ている
日本へのインバウンド
旅行者
(20代〜30代
スマホヘビー
カスタマー)
移動中のフリー
wifiの使い勝手
が悪くイライラ
している
Anytime Onlineのリーンキャンパス
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
検証済みの
課題を
貼り出す
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
なぜカンバンボードを
活用するのか?
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Startup Science 2017
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロト
案①
ペーパー
プロト①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ツール
プロト③
ペーパー
プロト③
プロト
案②
①プロトタイププロセスを見える化することにより
”学び”や検証プロセスを可視化でき、コミュニケーション/コラボが活性化する
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ソフトウェア開発(プロトタイプ作成)の
知識労働の成果/プロセスは目に見えない。
目に見える仕組みを組み込むことで
”見える化したい””学習したことを共有したい”
というモチベージョンがチームに生まれる
スタートアップは、チームで
学習することがクリティカルである
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スタートアップの
メンバーの経験やスキルの差によって
前提条件やポリシーが異なってくる
(仕事の進め方、品質への意識、納期への意識、
カスタマーの理解度などが異なる)
カンバンを使ったコミュニケーションは、
自分のポリシーや前提条件を
明確にするのでズレがすくなくなり
コミュニケーションとコラボが活性化する
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロト
案①
ペーパー
プロト①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ツール
プロト③
ペーパー
プロト③
プロト
案②
②適切なタイミングでカスタマーからの
フィードバックを得るプロセスを担保するため
カスタマーからの
フィードバック
カスタマーからの
フィードバック
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Product
Market-Fit
リスク
(=カスタマーが
欲しいものを
作れないリスク)
時間
高
低
x
多くの時間(=リソース)
をかけてから
方向転換は難しい
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Product
Market-Fit
リスク
(=カスタマーが
欲しいものを
作れないリスク)
時間
カスタマーの
フィードバックが
ないと、PMFリスクが
増え続ける
多くのリソース/時間を費やした結果
人が欲しがらないものを作ってしまうリスクを減らすためである
カスタマーの
フィードバックをと
PMFリスクを抑える
ことができる
高
低
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Startup Science 2017
何がうまくいった?
何を変更すべきか?
何をキープすべきか?
というフィードバックは
チームの知識の源泉になる
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“スタートアップにとって
もっとも貴重な資源は
時間である。
リソースが無くなる前に、
最も多く学習したものが勝つ”
- Ash Maurya
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロト
案①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
プロト
案②
③作業のボトルネックがわかるので、リソースを配分でき
る
ペーパープロトが
ボトルネック
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
Startup Science 2017
どのワークフローにも
ボトルネックは発生してしまう
ボトルネックにより、
全体の流れの速度が決まる
ボトルネックを解消する
ことにより、流れを作ることができる
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ボトルネック/非ボトルネックを
可視化して、
自己組織的にコラボレーション/協力
できるようにするため
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロト
案①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
プロト
案②
④ ボトルネックの解消、見える化することにより、流れとリズムを生み出す
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ペーパープロトが
ボトルネック
同時に仕掛っている作業が
増えすぎてしまうと、
生産性が落ちてしまう
人間も機械と同様で、
複数のタスクを切り替えるときは、
前やっていたタスクの状態を
頭の中で復元しなければならない
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時間
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Startup Science 2017
作業を
同時に
色々並行
してやる
ある作業を
集中して
やってから
次に移る
作業
A
作業
A
Bの
段取り
作業
B
Aの
段取
り
作業
A
Bの
段取り
作業
B
Aの
段取
り
作業
A
Bの
段取り
作業
B
作業
A
作業
A
Bの
段取り
作業
B
作業
B
作業
B
段取り分の余計な
時間がかかる
Jootoのような
クラウド上のカンバンボードツール
も活用出来る。
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最初は物理的に(紙と付箋)で
カンバンボードを用意して、
ポリシー/前提条件を明確にしながら
コミュニケーションをするようにする
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あなたのスタートアップの”Plan A”
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Startup Science 2017
ホワイトボードに
付箋を貼って毎日
レビューをする
課題を解決するために
“どのような価値提案をするか”
”どのようなソリューションを提供するか
を考える
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Startup Science 2017
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価値提案/
ソリューション
広告を見たら
フリーで一定量の高速wifi
が使えるサービス
課題を解決するための
ソリューション
カスタマーはいつでもど
こでもwifi容量を加算して
使用することができる
課題を解決するためにどの
ような価値提供するか?
達成したい目標:
Wifiを好きな時に
利用して情報発信したい!
価値提案とは
価値提案では、顧客の立場を理解した上で、
製品を使った時に得られる便益を表したもの
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カスタマーの痛みを解決し価値提案を届けるため
に提供するプロダクトの効能のこと
その効能を実現するためソリューションは複数の
フィーチャーで、構成されている
ソリューションとは?
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Startup Science 2017
XXXXX
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英語圏から来ている
日本へのインバウンド
旅行者
(20代〜30代
スマホヘビー
カスタマー)
移動中のフリー
wifiの使い勝手
が悪くイライラ
している
Anytime Onlineのリーンキャンパス
カスタマーは
いつでもどこでも
wifi容量を加算して
使用することが
できる
容量をクレジット
カードで購入
広告視聴による加算
アンケートによる加算
提供するソリューションが
価値提案できるかを検証
ソリューションを構成する
フィーチャー候補を
Brain Stormingする
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広告を見たら
フリーで一定量
の高速wifi
が使えるサービス
ソリューションを
構成するフィーチャー
候補をリストアップする
15秒の動画広告を見る
と10MB分の使用量を
もらえる
フィーチャー
友達に、溜まった
使用量をあげることが
できるフィーチャー
アンケートにこたえた
ら5MB分の使用量を
もらえる
フィーチャー
現在の使用状況が
確認できる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(クレジットカード)
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(Paypal)
使用期限が
1週間で切れて
しまうフィーチャー
アプリをダウンロード
したら20MBの
使用量がもらえる
フィーチャー
Facebook投稿で
5MBの使用量が
もらえるフィーチャ
ー
カスタマーは
いつでもどこでも
wifi容量を加算して
使用することが
できる
Startup Science 2017
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
ソリューション
フィーチャー
候補
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Startup Science 2017
”ソリューションがカスタマーに
効能(価値)を実際に提供するか?”
というカスタマーストーリーを
を検証するために
ソリューションインタビューを設定する
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Startup Science 2017
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vStartup Science 2017馬しか乗ったことがない
カスタマーは
車(魔法のランプ)
を想像できない
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カスタマーは
価値のあるソリューションは
何かを言語化することは
できない
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それでも
魔法のランプ(=理想のソリューション)
は何かを聞く
❓
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カスタマーが本当に
何が欲しいかを見つけることが
あなたの仕事だ
- Steve Jobs
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?
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1. 魔法のランプがあって何でもできるとしたら、【タスクやオペレーション】を 完遂す
るために何をしたいと思いますか?
2. その魔法のランプに必ず含まれているべきフィーチャーはなんだと思いますか?
3. そういった【魔法のランプ】に一番近いソリューションを見つけることができましたか
4. (もしできたなら)なぜ、それを使っていないのですか?
5. そのソリューションが実際に使えなくしている要因は何ですか?
6. あなたは、その魔法のランプを使うとどれくらいの時間や労力などのリソースを節約で
きると思いますか?
7. そういった【魔法のランププロダクト】に対して、どれくらいの予算を確保できますか
8. ここまでできれば感動するプロダクトのイメージはありますか?
9. クロージング:では、その【魔法のランププロダクト】のプロトタイプができたら是非
またお会いして、色々とお聞きしてもよいですか?
Solution(魔法のランプ)インタビュー質問リスト
カスタマーになりそうな人の反応
”【魔法のランプソリューション】があれば本当に助かります。”
”【魔法のランプソリューション】があれば
こういう風につかえます”
” 今すぐ欲しいです”
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Startup Science 2017
?
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Startup Science 2017
・カスタマーは【魔法のランプ】をどのように表現しましたか?
・カスタマーは魔法のランプに含まれるフィーチャーをどのように表現しましたか
?
・その【魔法のランプ】は技術的に実現可能ですか?
・もし、その【魔法のランプ】を作れたとして、カスタマーがその製品を買ったり
、使ったりすることを阻む障壁はあるか? (コスト、メンテナンス、学習カーブ)
・その【魔法のランプ】は日々の生活(業務)のなかにフィットするように使って
もらえるだろうか?
・もしカスタマーが【魔法のランプ】を買わないのであれば、どのような理由だろ
うか?
Solutionインタビューチェックポイント
インタビューを
行う際に最も注意する点
自分たちが聞きたい
回答を得るように誘導しないこと
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ソリューションインタビューをベースにして
、
フィーチャーの優先順位を付ける。
その中で必須のフィーチャーを抽出する
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Startup Science 2017
15秒の動画広告を見る
と10MB分の使用量を
もらえる
フィーチャー
友達に、溜まった
使用量をあげることが
できるフィーチャー
アンケートにこたえた
ら5MB分の使用量を
もらえる
フィーチャー
現在の使用状況が
確認できる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(クレジットカード)
広告を見たら
フリーで一定量
の高速wifiが使えるサービス
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(Paypal)
使用期限が
1週間で切れて
しまうフィーチャー
アプリをダウンロード
したら20MBの
使用量がもらえる
フィーチャー
Facebook投稿で
5MBの使用量が
もらえるフィーチャ
ー
必須フィーチャー
あれば良しフィーチャー
必要なしフィーチャー
フィーチャーの
優先順位をつける
カスタマーは
いつでもどこでも
wifi容量を加算して
使用することができる
やってはいけないこと
この段階で、
顧客が要望すると思われる
すべての機能をリストアップして、
作り込もうとすること
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失敗するスタートアップは
プロダクトを作り込みすぎる
プロダクト
の検証ステージ
プロダクト
最適化ステージ
成功したスタートアップ
失敗したスタートアップ
https://s3.amazonaws.com/startupcompass-public/StartupGenomeReport2_Why_Startups_Fail_v2.pdf
書かれた
のコードの量 3.4倍
2.25倍
多い
少ない
ステージ
Facebookが2004年に
ローンチした時には8つの
機能しか実装されていなかった
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メッセージ、Post、通知、ウォール、
ステータスアップデートもなかった
1 ユーザーアカウント:(実名必須) havard.eduドメインのメアド
のみ登録可能
2 友達への友達リクエスト
3 招待機能(ただし、アドレス帳のインポート機能はなし、
( 一つ一つ手打ちでメアドを入力する必要があった)
4 プロフィール写真:1人につき1枚だけの写真
5 個人情報の表示:性別、誕生日、寮名、電話番号、好きな音楽、
好きな本、自己紹介、大学で受講している講座
6 検索:名前、学年、講義、他の個人情報
7 友達のみ表示、学年のみ表示などのプライバシー制限
8(後に廃止)フレンドグラフを可視化する機能
Facebook初期バージョン(2004年)
が持っていた機能一覧
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトに
必要な
フィーチャー
プロトタイプカンバンボード
インタビューをベースに
フィーチャー候補の
優先順位を付け、必須のものを
抽出する
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ソリューションインタビューを通じて、
新たに必要性が見えてきた
フィーチャーを書き出す
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Startup Science 2017
友達に、溜まった
使用量をあげることが
できるフィーチャー
アンケートにこたえた
ら5MB分の使用量を
もらえる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(Paypal)
使用期限が
1週間で切れて
しまうフィーチャー
アプリをダウンロード
したら20MBの
使用量がもらえる
フィーチャー
必須フィーチャー
あれば良しフィーチャー
必要なしフィーチャー
15秒の動画広告を見る
と10MB分の使用量を
もらえる
フィーチャー
現在の使用状況が
確認できる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(クレジットカード
)
Facebook投稿で
5MBの使用量が
もらえるフィーチャ
ー
Facebook
ログインできる
フィーチャー
e-mailで
ログインできる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加
(Paypal)
ソリューション
インタビューを通じて
新たに必要性が見えてきた
フィーチャーを書き出す
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広告を見たら
フリーで一定量
の高速wifiが使えるサービス
カスタマーは
いつでもどこでも
wifi容量を加算して
使用することができる
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトに
必要な
フィーチャー
プロトタイプカンバンボード
ソリューションインタビュー
を通じて見えてきた
必要なフィーチャーを書きだす
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納得がいくまで
ソリューションインタビューを
実行して
ソリューションのアイディアを
磨き込む
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Product
Market-Fit
リスク
(=カスタマー
が欲しいものを
作れないリスク)
時間
ソリューション
インタビューを
納得いくまでやる
高
低
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抽出したフィーチャーをベースに
UXブループリントを作る
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プロトタイプの
エレベーターピッチを作る
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このプロダクトは<代替手段の最右翼>とは違い、
<差別化の決定的な特徴>が備わっている
これは<重要な利点、対価に見合う説得力のある理由>
をカスタマーに提供することができる
<プロダクト名>というプロダクトは、
我々は<対象カスタマー>の抱えている
<ニーズ/課題>を満たしたり、解決したい
エレベーターピッチのフォーマット
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アナロジー:”我々は、XXX業界のOOOである”
エレベーターピッチのフォーマット
我々は 日本へのインバウンド旅行者 の抱えている
いつでもどこでもスマホを使いたいというニーズを満たしたり、解決したい
Anywhere onlineというプロダクトは、
広告視聴やマーケティングアンケートに答えると高速フリーwifi使用量を獲得
することができるというサービス をカスタマーに提供することができる
このプロダクトはコンビニwifi, エキナカwifi, ホテルwifiとは違い、
いつでもどこでもスマホでwifi利用ができるというフィーチャーが備わっている
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アナロジー:”我々は、モバイル業界のTV広告である”
エレベーターピッチを作る理由①:
明確になる
エレベーターピッチを作ることで
曖昧さを取り除くことができる
(誰のためのものなのか、という手強い
質問にチームは答える必要がある)
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プロダクトは何を提供するか?
それを提供する理由は何か?
そこに対価を支払う理由は何か?
をカスタマー目線で
真剣に考えることができる
エレベーターピッチを作る理由②:
チームの意識をカスタマーに向けさせる
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エレベーターピッチを作る理由③:
核心をとらえる
エレベーターピッチは
レーザービームのように
数々の関連ないことを貫いて、
プロダクトの核心を
まっすぐに突くことができる
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Startup Science 2017
プレスリリースでは
誰が顧客で、その新製品が、問題をいかに効
果的に解決するかを
説得力のある方法で説明する必要がある
アマゾンでは、新企画を立ち上げる時に、
そのプロジェクトマネージャーは
その製品が完成したことを想定した
プレスリリースを作成することから始める
“YCがスタートアップに絶対聞くのは
何を作っているのか、
なぜ作っているのか?ということ。
質問に対する答えが簡潔であれば
あるほど、評価は高い。
反対に答えがスラッとでてこない場合は
起業しても問題が発生する可能性が高い”
-Sam Altman,
Y-combinator President
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UXのブループリント作成は
ソリューション視点でなく
カスタマー視点で行う
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
抽出したフィーチャーを
ベースにプロト案を作る
プロト
案
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UXブループリント作成 ステップ①
リスト化した機能と
コンテンツをグルーピングする
15秒の動画広告を見
ると10MB分の
使用量をもらえる
フィーチャー
Facebook投稿で
5MBの使用量が
もらえる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(クレジットカード)
現在の使用状況が
確認できる
フィーチャー
Facebook
サインアップ
できる
フィーチャー
emailで
サインアップできる
フィーチャー
有料で、
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フィーチャー
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サインアップ使用量の
トップアップ
使用量の
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使用量
ダッシュボード
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Startup Science 2017
フィーチャーやUXを
整理するために
カードソートメソッド
が有効である
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カードソートとは?
カードソートは、プロダクトサイトやアプリなどに
含まれるパーツ(要素)をカードに書き出す。
そのカードを使って、ユーザーへの提示の仕方、
他のパーツ(要素)とどう関連づけるのかを検討できる。
作ろうとしているプロダクトが
階層化している場合や、複雑性のある場合
有効な手法である
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カードソートの実行方法
① 一束のカードを用意する
② カード一枚一枚に、並べたり組織化したりする対象の
機能やパーツを書き出す(画面に表示されるUI要素)
*カードを書く際は、明確でシンプルな文言を使う
③ カードの枚数は20枚〜40枚程度にする
*MVPの作成なので複雑なフィーチャーは必要ない
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カードソートの実行方法
④ 表面的な類似性ではなく、このアプリやプロダク
トを使う時に、どれとどれが同じ画面に表示される
べきかを想定してグループ化する
*どのグループにも入らない、このプロダクトにいれるべきでないといった
カードがあれば、別の山にする
⑤ それぞれのグループにふさわしい名前をつけてる
⑥ このあつまった情報に基づいて、階層構造を決定
してレイアウト・UX設計にこの階層構造を利用する
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UXブループリント作成 ステップ②
グルーピングしたフィーチャーを
カスタマー目線で構造化する
15秒の動画広告を見
ると10MB分の
使用量をもらえる
フィーチャー
Facebook投稿で
5MBの使用量が
もらえる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(クレジットカード)
現在の使用状況が
確認できる
フィーチャー
Facebook
サインアップ
できる
フィーチャー
emailで
サインアップできる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(Paypal)
サインアップ
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トップアップ
使用量の
購入
使用量
ダッシュボード
移動中のwifiの使い勝手が
悪くフラストレーション
がたまる
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UXブループリント作成 ステップ③
それぞれの画面の役割に実装する
機能、表示コンテンツを明確化する
15秒の動画広告を見
ると10MB分の
使用量をもらえる
フィーチャー
Facebook投稿で
5MBの使用量が
もらえる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(クレジットカード)
現在の使用状況が
確認できる
フィーチャー
Facebook
サインアップ
できる
フィーチャー
emailで
サインアップできる
フィーチャー
有料で、
使用量を追加できる
フィーチャー
(Paypal)
サインアップ
使用量のトップアップ使用量の購入
使用量ダッシュボード
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サインアップ
emailで
サインアップ
購入画面
カード番号
MM/YY
購入
残使用量
XX MB
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移動中のwifiの使い勝手が
悪くフラストレーション
がたまる
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15秒の動画広告を見ると
10MBの容量をもらえる
Facebook投稿で
5MBの容量がもらえる
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購入画面
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MM/YY
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ございました!
残使用量が
確認できる
クレジット
カードで
追加容量
を購入
UXブループリント作成 ステップ④
構造化したフィーチャーを
画面遷移に落とし込む
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移動中のwifiの使い勝手が
悪くフラストレーション
がたまる
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購入画面
カード番号
MM/YY
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購入
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ございました!
テストしたい垂直部分
:最後に課題が解決
できるUX
UXブループリント作成 ステップ⑤
テストしたい垂直部分を
確認する
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移動中のwifiの使い勝手が
悪くフラストレーション
がたまる
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カード番号
MM/YY
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購入
ありがとう
ございました!
トップページから
水平展開できるUX
UXブループリント作成 ステップ⑥
水平展開するUXを
確認する
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UXブループリント作成 ステップ⑦
プロダクト利用前、利用後、利用時間全体のUXを想定する
カスタマーのソリューション
利用前の体験や期待は?
カスタマーはこの
ソリューションの
利用後の体験は?
カスタマーはライフサイクル
全体を通じて、
どうソリューションと接するか?
移動中のwifiの使い勝
手が悪くフラストレー
ションがたまる
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移動中のwifiの使い勝
手が悪くフラストレー
ションがたまる
プロダクト利用前、利用後、
利用時間全体のUXを想定する
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
納得がいくまで、プロト案
を出していく
プロト
案 ①
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プロト
案 ②
プロト
案 ③
なぜ、ソリューションを
利用している時のUXだけでなく、
利用前UX、利用後UX、累積UXまでを
想定する必要があるのか?
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カスタマーに対して
ただ単にモノを提供するのではなく、
文脈を含めたコト(ストーリー)を
提供する視点を持つため
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優れたビジネスモデルと
包括的に優れたUX(利用前、利用中、利用後、累積)
を組み合わせないと
Product-market-fitを達成することはできない。
”モノづくり”から
”コトづくり(=体験づくり)”の時代へ
コンテクストを理解した上で
コト(体験)を提供しないと
価値あるものは提供できない
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Content is King, UX is Queen
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Uberの事例
街中で、多くの
人たちがライドシェ
アを活用しており、
非常に快適で
使いやすいという
噂を聞く
ドライバーを評価す
る(ほとんどの場合
が5点満点中5点)
Seamlessでスムーズなエクスペリエンス、
フレンドリーなUber driverとのコミュニケーションや会話は
自分にとってのご褒美の時間になる
・非常に簡単な操作
(ピックアップ場所のタップ
と、目的地のタップ、ライド
シェアの種類の選択)のみで
、利用開始
・フレンドリーなドライバー
・綺麗な車、綺麗な車内、快
適なライド
・事前登録クレジットカード
による簡単決済
ストーリー ストーリーストーリー
http://thebridge.jp/2015/08/design-your-own-jewerly-with-monomy
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起動する 自分の
ブランドを
開設!
さっそく
オリジナル
アクセを
作ってみる
パーツ
を組み
合わせる
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http://www.monomy.co
試着
イメージを
見てみる
確認して
販売を開始
拡散する
ために
SNSで
シェア
Instagram
に投稿
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Monomyは
アクセサリーという”もの”だけでなく、
アクセサリーをデザインして、
SNSで拡散して、友達と共有購買する
作り手から売り手に届く
”ストーリー=こと”
を提供している
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自分がInstagram
でフォローしている
お洒落なXXさんが
最近よくMonomy
っていうサービスで
デザインした
プロダクトを投稿
しているな
自分もやってみよう
自分のプロダクトも
Instagramに投稿し
てみて、どんな反応
があるか気になる
在庫ももたなくていいし、空き時間で、手軽に使えるんで、とっても
面白い。色々と作っていく中で、デザインスキルをあげて、たくさん
買ってもらいたいな
ストーリー ストーリーストーリー
“Facebookは Day oneから
’Privacy 設定’ にこだわってきた”
- Mark Zuckerburg
CEO of Facebook
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自分の投稿を
Postする前に
”誰向けに、何を見
せるか”のPrivacy
Settingをきちんと
したいな
Facebookは細かいプライバシー設定ができるので
安心して投稿できるな。ずっと使い続けよう。
自分の投稿Postに
ターゲットにした
人からフィードバッ
クがあって嬉しいな
優れた累積的UXはカ
スタマーの
定着につながる
演習
❓
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あなたのプロダクトがない状態(Before)と
あなたのプロダクトがある状態(After) が
ユーザーから目線で、どのように異なるか?
考えてみましょう
Problem-solution fit
カスタマーが
それをどのように
解決したいかを
明らかにする
Product
インタビュー
ブループリントを
ベースに
プロトタイプを実装
プロトタイプを
実際に使ってもらい
インタビューを行う
3-1 3-2 3-3
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Build
Prototype
UX
ブループリント
を作成する
Forming
team
核となるメンバーを
Fixしていく
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UX設計をベースに
プロトタイプを実装する
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デザイナー、エンジニア、ビジネス担当(可能なら
ば見込み顧客も巻き込む)とお互いの考えを述べな
がら、作業できるので、高いレベルの認識をすり合
わせるのが可能になる。
デザイナー、エンジニアなど制作サイドとの
伝言ゲームや認識違いが起きない
プロトタイプを作る理由①
高いレベルでプロダクト像の認識合わせができる
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プロトタイプを作る理由②
カスタマーの潜在的要件、
ニーズの洗い出し/確認ができる
プロトタイプ作成に見込み顧客を
巻き込むことができれば
ただ単なるヒアリングでは聞き出せない
潜在的なニーズを洗い出すことができる
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プロトタイプを作る理由③
フィードバックの対応時間が短縮でき
多様なパターンを検証できる
その場で即座にフィードバックが
くるので、すぐに軌道修正でき
イテレーションの速度を
速めることができる
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“カスタマーの”発注業者にまかせておけばいい”
“プロマネの”設計や現場メンバーにまかせればよい”
"デザイナーの”仕様通りにデザインすればよい”
“エンジニアの”設計通りに実装すればよい”
といいった他人任せの考えがなくなる
*全員が同時に手書きで作業をするため、
純粋に設計プロセスを楽しむことができる
プロトタイプを作る理由④
メンバーのオーナーシップ/モチベーション向上
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KPI設定
機能仕様作成
設計する 実装
KPIを計測
戦略/ビジネスモデル
の検証
ロードマップ策定
ビジョン策定
UXデザイン策定
カスタマー獲得
カスタマーフィードバック
を得る
ロードマップ検証
ローンチ
UXデザイン実装
テスト
ビジョン検証
Visionary
Strategiest
Hipster Hustler
Hacker
スタートアップの初期では、役割の境界線を厳密に設けない
戦略の策定/
ビジネスの分析
カスタマー
役割の
境界線を
厳密に
設けない
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フィディリティー(詳細の正確性)
Paper-
prototype Wireframe
低い 高い
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Interactive mock
スピード早い 遅い
Tool prototype
フィディリティー(詳細の正確性)
Paper-
prototype Wireframe
低い 高い
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Interactive mock
スピード早い 遅い
Tool prototype
最初はペーパー
プロトを作ってみる
ペーパープロトのポイント
・プロト案をベースに複数作ってみる
→カスタマーフィードバック時に比較できるようにするため
・スピード感と精度のバランスを保つ
・最低限確認できるレベルが必要
・メンバー全員で共有してつくる
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購入
ペーパープロト
を作る
ポストイットを使って、
カスタマーが使う
フローのプロトタイプ
を作成する
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ポストイット/ホワイトボードを
活用して、チームメンバーで
共有しながらペーパープロトを作っていく
チーム
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ペーパープロト①
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ポストイット/ホワイトボードを
活用して、チームメンバーで
共有しながらペーパープロトを作っていく
チーム
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ペーパープロト②
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
余力があれば
3−4案作ってみる
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プロト
案
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツールプロト無しに
カスタマーインタビュー
すると適切な
フィードバックを
得られないので注意
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プロト
案
プロト
案
フィディリティー(詳細の正確性)
Paper-
prototype Wireframe
低い 高い
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Interactive mock
スピード早い 遅い
Tool prototype
ツールを
使ったプロトを
実装する
プロトを構築する際の留意点:
凝ったデザインを作る必要はない
最低限のUI/UXデザインの原則
に則り設計する
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カスタマーがプロダクトのUXに期待
するメンタルモデルを想定する
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カスタマーにプロダクトの
使い方を学ぶこと強いるではなく、
カスタマーの期待に応えるような
動作をするUXを想定する
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自分が作ろうとしている
プロダクトと似ているプロダクトの
リサーチをする
すでにTractionがあるプロダクトが望ましい。
なぜ、そのプロダクトがカスタマーを
惹きつけているのかUXの観点で分析する
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怪盗ロワイヤルの生みの親である
大塚剛司はソーシャルゲーム
プロジェクトの立ち上げ
責任者抜擢されるまでゲームを
ほとんどやったことがなかった。
”不恰好経営”
by 南場智子
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大塚は責任者を任された日から、
Facebookゲームを遊び倒した。
人気ゲームだけなく、
ヒットしていないゲームを
総ざらいして、成功するゲームの
エッセンスを抽出した
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シナリオや、画面フローに合わせて、
画面の順番を組み立てて、
タップできる範囲を指定したり、
簡易なインタラクションを
作成できる
ツールを使った
プロトタイピング
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Balsamiqを活用して
プロトタイプを作成
ツールプロトタイプ①
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最低でも2つの
プロトタイプを用意する
ツールプロトタイプ②
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起動画面 ウェルカム画面 チュートリアル
動画
メニュー画面
Anywhere Onlineの
ツールプロトタイプのフロー
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メニュー画面
広告視聴 確認画面
Facebook投稿 確認画面
アンケート
画面
確認画面
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使用確認 確認画面
プラン選択画面 カード情報 Thank you 画面
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プロダクトは手元に渡ったら即座に使われ始め
る。基本的に取り扱い説明書はない。
すぐに理解できて次回以降は迷えず使えるか?
ツールプロトの作成のポイント①
直感的に使用でき使いやすいか?
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・必要とされるコンテンツがすぐにわかるデ
ザインにされているか?
・操作要素や、情報、コンテンツを頻繁に使
用される機能がわかりやすい場所に割り当て
られているか?
*よく使われる機能が押しにくい場所にあったり、
必要とされる情報がスクロールしないのは論外である
ツールプロトの作成のポイント②
機能の優先順位が明確化か?
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ツールプロトの作成のポイント③
デザインに一貫性があり、インタラクティブに
連続性はあるか?
・プロダクト内のインタラクションは一定のルールに則
りデザインされているか?
・それぞれのインタラクションがスムーズに流れるよう
になっているか?
・プロダクトのやりとりが、リアルタイムで
連続的に反応しているか?
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ツールプロトの作成のポイント④
可逆性は担保されているか?
・カスタマーの操作に対して、プロダクトの
リアクションが一方通行になっていないか?
・メインページや前のページに簡単に
戻ったり、操作の取り消しができるか?
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・動きまで表現出来る
・実物に近い状況で検証
・デジタル形式で管理共有
できる
ツールプロトタイプの
メリット
ツールプロトタイプの
デメリット
・メンバー全員で作成できない
・紙のようにその場で切ったり
貼ったりできないので柔軟性に
欠ける
・コストが割高
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Startup Science 2017
バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパープロト無しに
ツールプロトを作成すると
チーム全体の納得感
が損なうので注意
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ツール
プロト③
ツール
プロト③
ペーパー
プロト①
ペーパー
プロト②
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト①
ペーパー
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト③
完了したプロトは
完了にうつす
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プロトタイプ制作
使えるツール
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Balsamiq: Webでwireframeを作成できる
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https://balsamiq.com
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Drag & Dropで
直感的に作成
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Popというアプリを使うと
紙で書いたプロトタイプを
スクリーン上に載せて
リンクでつなげることができる
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https://marvelapp.com/pop/?popref=1
Prottを使うと、ワイヤーフレームに
動きを追加することができる
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https://prottapp.com/ja/
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Yappliを使うとコードを書かずに
アプリの制作ができる
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https://yapp.li
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数ヶ月 → 数日
実際のコードやものを作ると
月単位の時間がかかるが、
プロトタイプなら数日で作ることができる
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“スタートアップにとって
もっとも貴重な資源は
時間である。
リソースが無くなる前に、
最も多く学習したものが勝つ”
- Ash Maurya
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Problem-solution fit
カスタマーが
それをどのように
解決したいかを
明らかにする
Product
インタビュー
ブループリントを
ベースに
プロトタイプを作る
プロトタイプを
実際に使ってもらい
インタビューを行う
3-1 3-2 3-3
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Build
Prototype
UX
ブループリント
を作成する
Forming
team
核となるメンバーを
Fixしていく
プロトタイプを
持って外に出よう!
そして、カスタマーと話そう!
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なぜカスタマーとの
対話が重要なのか?
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Product
Market-Fit
リスク
(=カスタマーが
欲しいものを
作れないリスク)
時間
カスタマーの
フィードバックが
ないと、PMFリスクが
増え続ける
多くのリソース/時間を費やした結果
人が欲しがらないものを作ってしまうリスクを減らすためである
カスタマーの
フィードバックをと
PMFリスクを抑える
ことができる
高
低
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Product
Market-Fit
リスク
(=カスタマーが
欲しいものを
作れないリスク)
時間
高
低
x
多くの時間(=リソース)
をかけてから
方向転換は難しい
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“誤解されがちだが、
優れた起業家はリスクを
好まない。リスクを抑えようとするんだ。
会社を始めること自体、
すでにリスクがある。
だから創業期には
体系的にリスクを排除していくんだ”
Jeff Bezos
Founder/CEO of Amazon
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト③
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト② 完了したもの
からインタビュー
する
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プロダクトインタビュー
を設定する
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プロブレムインタビューでインタビューした人
(アーリーアダプターとして要件を満たしている人)
にお願いする
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移動中のwifiの使い勝
手が悪くフラストレー
ションがたまる
コンテクストを
確認する
移動中のwifiの使い勝手が
悪くフラストレーション
がたまる
テストしたい
垂直部分のストーリーを
確認する
テストしたい部分:
最後に課題が解決
できるUX
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ファシリテーターは以下のような質問を投げかけて
ユーザーが何を考えているか聞き出す
・これは何をするものだと思いますか?
・今何をしようとしていますか?
・あなたはXXXという文言をどう解釈しますか?
・XXXというボタンは何をするものだと思いますか?
・次は何をしますか?
・XXXボタンを押したら期待通りに動きましたか?
・期待通りでないならば、どのように動くと期待していまし
たか?
・こういったソリューション/プロダクトを導入する際に
必然的に伴ってくる費用はありますか?(新しい備品、トレ
ーニングなど)
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起動画面 ウェルカム画面 チュートリアル
動画
メニュー画面
”あなたは【状況】で
【タスク】をしようと
していると
思ってください”
”サインアップすると
こんな感じの画面が
出てきます。”
”次の画面では
こんな画面がでて
きます。
何をしますか?”
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広告視聴 確認画面
”ここであなたは
をある【タスク】
を行うために
何をしますか”
使用確認 確認画面メニュー画面
”次の画面では
こんな画面がでて
きます。
何をしますか?”
”次の画面では
こんな画面がでて
きます。
何をしますか?”
”その結果、
こういう画面が
出てきました。
【タスク】は
完了したと思いますか?
”その結果、
こういう画面が
出てきました。
【タスク】は
完了したと思いますか?
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Shut-up and Listen to Customer!
(黙って、カスタマーの話を聞く!)
カスタマーの声を聞くことがキーである
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Startup Science 2017
Product インタビューチェックポイント
・ ”今すぐこれが欲しい”という反応があったか?*
・ そのプロダクトを使っていて何がつまづいたことはありましたか?
・課題を解決する為に必要最低限のプロダクト(MVP)が何かを明確に
できましたか?
・カスタマーの予期的UXで期待していること、事後UXで
フォローしてほしいこと、プロダクトのインタラクション全体を
通じて、どのような体験をしたいか、その言語化ができたか?
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インタビューしているのを
録画して、気づいた点のノートをとる
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気がついたことを壁に貼りだして
”うまくいっているパターン”
”うまくいっていないパターン”
を洗い出す
ユーザーと話したり、観察したりして
ユーザーがどのようなメンタルモデルを
描いているのかを探り出す
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メンタルモデルとは、利用中
のプロダクト、サービスにつ
いてユーザーが期待している
ものである
ヤコブ・ニールセン
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ユーザーには使い方を学ぶ事を
強いらせるのをやめる
その期待(メンタルモデル)に
応えるような動作をする製品を作る
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ツール
プロト③
最低でも
2つのプロトは
インタビューをする
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ツール
プロト③
インタビューを通じて
必要性が見えてきた
新たなフィーチャーを
バックログに入れる
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移動中のwifiの使い勝手が
悪くフラストレーション
がたまる
このフィーチャー
はいらない!
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スタートアップは
うまくいったケース(成功)だけなく
うまくいかなかったケース(失敗)からも
貪欲に学び続ける必要がある
”こんなもの必要ない”
とカスタマーに言われた場合、
なぜ必要ないとカスタマーは感じたのか
その理由を検証する
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カスタマーからのフィードバックは
”事前の仮説を覆すもの”
”耳がいたいものほど”
重要である
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顧客は現状のソリューションやStatus Quo
に対して留まりたいという力学(慣性の法則)が
働いているのならば、それは何か?
*例えば、導入にかかる総費用など
カスタマーの
コミュニティー
自社
開発へのフィードバック
このステージで
インタビューした
カスタマーと
密に連携していく
カスタマー
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XXXXX
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英語圏から来ている
日本へのインバウンド
旅行者
(20代〜30代
スマホヘビー
カスタマー)
移動中のフリー
wifiの使い勝手
が悪くイライラ
している
Anytime Onlineのリーンキャンパス
カスタマーは
いつでもどこでも
wifi容量を加算して
使用することが
できる
容量をクレジット
カードで購入
広告視聴による加算
アンケートによる加算
提供するソリューションが
価値提案できるかを検証
Problem-solution fitの
終了の条件
・顧客が”なぜそのソリューションを利用するのか”そ
の理由が明確に言語化できているか?
・痛みのある課題の存在を確証することができてい
るか?
・その課題を解決するのに、必要最小限機能を持つ
ソリューションの洗い出しができているか?
・予期的UX、事後UX、累積的UXで想定カスタマー
が期待することを言語化できているか?
・そのソリューションを使ってくれそうな顧客の情
報(ペルソナ、カストマーストーリー)を明確にす
ることができた
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課題の質
課題に対する
ソリューション
の質
高
高低
低
①
②
質の高い
ソリューション
単なる
アイディア
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Problem-
Solution
Fitのフォーカス
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Problem-solution fit
UX
ブループリント
を作成する
カスタマーが
それをどのように
解決したいかを
明らかにする
Product
インタビュー
ブループリントを
ベースに
プロトタイプを作る
プロトタイプを
実際に使ってもらい
インタビューを行う
3-1 3-2 3-3
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Build
Prototype
ソリューションとして課題が解決でき
ない場合は、もう一度ソリューション
ブループリントに戻る
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バックログ 仕掛り中 完了 検証
検証済み
のカスタマー
ペイン
バックログ
フィーチャー
ソリューション
インタビュー
プロト
タイプ
設計
ペーパー
プロト
制作
ツール
プロト
制作
完了
プロトタイプ
インタビュー/
検証
プロトタイプカンバンボード
プロト
案
ペーパー
プロト④
ツール
プロト①
ツール
プロト②
ツール
プロト③ソリューションとして
価値提供ができるまで
イテレーションを
回ししていく
プロト
案
プロトタイプ制作を
高速イテレーションで回す
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Prototype1 Prototype2 Prototype3 Prototype4
プロトとUX仮説を磨き込み
ソリューションの質を高める
カスタマー
のフィードバック
カスタマー
のフィードバック
カスタマー
のフィードバック
UX仮説 ver1 UX仮説 ver2 UX仮説 ver3 UX仮説 ver4
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・プロトタイプは定性的な検証しかできない
・プロトタイプはビジネスモデル全体の検証
ができない
ある程度磨き込んだら
次のステージ(MVPの作成)に進む
ただし、プロトタイプは
あまり磨き込み過ぎない
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”分析や準備の
やりすぎもよくないが
やらなければ失敗する”
Eric Ries
リーンスタートアップより
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これまでのプロセスは
Design Sprintのメソッドを
用いて高速に回すこともできる
デザインスプリントとは
アメリカのGoogle Venturesが
スタートアップ支援のために用いているプログラム
5日間で新規のアイディアをプロトタイプとして具
現化して、実際の顧客を被験者としてのインタビュ
ーを
通じて、課題/ソリューションの妥当性の
検証を行うプログラム
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
①Idea
④Learn
②Build
③Launch
http://www.gv.com/sprint/
従来の
プロダクト
サイクル
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①Idea
④Learn
②Build
③Launch
http://www.gv.com/sprint/
5日間で
アイディア出しと
学びを 高速で繰り返す
Design
Sprintの
プロダクト
サイクル
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
月曜日(Day 1):現状の課題について書き出して、あるべき姿を明確にする
。専門家に課題について質問する
火曜日(Day 2):ソリューションを考えて、Step by Stepにブレークダウン
して、他のメンバーにデモをする
水曜日(Day 3):それぞれのソリューションを共有して、良い部分を抽出す
る。それらの部分がストーリーとして一つにつながるようにする
木曜日(Day 4):役割を分けて、プロトタイプを作成し、トライアルランを
する
金曜日(Day 5):カスタマーにプロトタイプを見せる。うまくいっているパ
ターン、それ以外のパターンを見極める。2nd Sprintが必要か見極める
Design Sprintのアクティビティー概要
Copyright 2017 Masayuki Tadokoro All rights reserved
①Idea
④Learn
②Build
③Launch
http://www.gv.com/sprint/
Design
Sprintの
プロダクト
サイクル
Day 1-3
Day 4
Day 5
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Problem-solution fit
カスタマーが
それをどのように
解決したいかを
明らかにする
Product
インタビュー
ブループリントを
ベースに
プロトタイプを作る
プロトタイプを
実際に使ってもらい
インタビューを行う
3-1 3-2 3-3
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Build
Prototype
UX
ブループリント
を作成する
Forming
team
核となるメンバーを
Fixしていく
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Forming team
この頃になると、
実カスタマーと話ししたり、
プロダクトのプロトタイプを作る
実行が始まる
本気でコミットするかどうかが
見極められるようになる
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Startup Science 2017
財務の視点
カスタマー
の視点
オペレーシ
ョンの視点
人材・組織
の視点
Ideation
Customer/
Problem fit
Problem/
solution fit
Product/
market fit
Growth
Ideation/
仮説の
磨き込み
サイド
プロジェクト
による
適正の見極め
質の高い
課題を言語化
・課題検証
(インタビュー)
・User Story
の検証
Founder
Problem
Fit
・Unit economics
(LTV>CPA)
・Burn rate
プロトタイプ
(MVP)の開発
共同創業
チームを
組成する
カスタマーの課題を
解決する
ソリューションの
仮説を作れたか
・AARRR
(Retention
Activationを
フォーカス)
・Churn-rate
・AARRR
(Virality, Acquisitionも
加える)
・コミュニティー運用
・NPS(CS)計測に
よるロイヤルカスタマ
ー
・MoM growth
(MRR)
・Break-even-
point
・Runway
・カスタマー開発
・Build-measure-
learn によるMVP
構築
・Pivot
・業務の標準化
・ロイヤルカスタマー
育成の仕組み化
・UX改善
・Growth hack
・業務の専門化
・Hiring/Retention
・Data-driven/Agile
team
・企業文化/コアバリュー
・Learning driven
team
・Management
team forming
・Burn rate
・株の分割
カスタマー
課題の
仮説構築
Pre-seed round
Seed round
Series A
カスタマーの課題を
解決する
ソリューションの
仮説を作れたか
共同創業
チームを
組成する
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専門性特化型
エンジニア
技術志向エンジニア
P/S
Fit
共同創業
メンバー
Fix
実験/MVP構築
Pivot
プロダクト構築
ユーザー
獲得
グロース
マネージメント
Ideation/
Plan A 作成
C/P
Fit
共同創業
メンバー
フィルター
Ideation P/M
Fit
チーム組成
(10〜名)
創業メンバー
プラスα
3-10 名程度
s
スタートアップのステージによるチームの編成
サイド
プロジェクト
で始まる
UX
デザイン
Vision Selling/Team Building
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Transition to
Growth
Stage
リソース
配分
Team
資金調達
共同創業チームを組成する
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Startup Science 2017
なぜ共同創業者が必要なのか?
❓
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共同創業者がいると
スピードが上がるから
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一人でやると平均して
3.6倍時間がかかる
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“スタートアップにとって
もっとも貴重な資源は
時間である。
リソースが無くなる前に、
最も多く学習したものが勝つ”
- Ash Maurya
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一人だと失敗する可能性が高い
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http://10years.firstround.com
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社名 共同創業者
Microsoft Bill Gates, Paul Allen
Apple Steve Jobs, Steve Wozniak, Ronald Wayne
Google Larry Page, Sergey Brin
Facebook
Mark Zuckerberg, Eduardo Servin
Dustin Moskovits etc
Airbnb Brian Chesky, Joe Gebbia
twitter Jack Dorsey Noah Glass, Biz Stone, Evan Williams
paypal Peter Theil Max Levchin, Peter Thiel
DeNA 南場智子、川田尚吾、渡辺雅之
Gree 田中良和、山岸広太郎、藤本真樹
Cyber Agent 藤田晋、日高祐介、石川篤
楽天 三木谷浩史、本城愼之介、
事実、多くの成功したスタートアップ
は共同創業である
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Startup Science 2017
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共同創業者がいると
変化の多い市場環境から
いろいろな角度で情報を
吸収することができる
Start-upの市場環境は
非常に不確実である
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人間には必ず確証バイアスがある。
共同創業者の間で
多角的な視点をやりとりすることにより
自分たちの状態を正しく把握できる
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リーンキャンパスなどのフレームワークを
使いながら、お互いの視点を
共有することにより、モレなく、ダブりない
ビジネスモデルを作れる
チーム
リーンキャンパス
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共同創業者は
”ボケ”と”つっこみ”
の組み合わせで考える
強烈なボケ :クレイジーなアイディアを出せる人
鋭いツッコミ:現実的なExecutionや
実現可能性を考えれる人
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辛い時に
助け合うことができる
(PivotはNearly Death Experienceである
Saleの95%は断られるし、
書いたコードの90%は捨てることになる)
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“スタートアップは
拒否されることの
繰り返しです”
Jessica Livingston
Y-combinator Partner
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“スタートアップをやるこ
とは繰り返し顔面を
殴られるようなものだ。”
-Paul Graham
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“学んだことやタフなことを
言葉にして共同創業者と話
すことが学習を加速する”
ーBrian Chesky
Y−combinator lecture
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”Grit”より
Grit(やり抜く力)
を持っているか?
挫折した後も
継続しつづけることができるか?
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”知能レベルが、最高でなくても、
最大限の粘り強さを発揮して
努力する人は、知能レベルが最高に高くても、
あまり粘り強く努力しない人よりも、
はるかに偉大な功績を収める”
- アンジェラ ・ダックワース
“Grit - やり抜く力”著者
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“ジェームスボンドの
ような共同創業者
を探せ!
粘り強くしたたかな
実行力のある
人間を探そう”
Sam Altman
President,
Y-combinator
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“優れた起業家は、頑固さと
柔軟さをバランス良く持ってい
る。会社のビジョンを信じて行
動しつつ、時には新しいことを
取り入れる柔軟性が必要である”
-Sam Altman,
Y-combinator President
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どういう創業チームが理想的
だと思いますか?
3−4人で共同創業をすると想
定した時の理想のメンバー構
成を書いてください
質問
❓
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Hacker
ただ単にコーディングできる人ではなく、
素早くプロダクトを開発して、
常にプロダクトを改善することができる
開発者のこと
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Hustler
ハスラーは人間関係を常に作る人
多くのカスタマー、ステークホルダー
提携先候補を常に見ている。
常にパッションに溢れており、
ビジネスセンスが高い人
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Hipster
デザイン性の高いUX/UIを
設計・実装できる人。
(機能だけでは、プロダクトは
簡単にコモディティー化する)
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Strategist
カスタマーからの定量/定性
データを元に、
ビジネスのキードライバーを
策定し、具体的な
戦略に落とし込める人
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ビジョンを持って
ビジネスやプロダクト
全体のロードマップを
描ける人
Visionary
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創業者メンバーは
高い専門性、業界の知識/経験
市場環境の変化の深い理解があるか?
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課題の質
課題に対する
ソリューション
の質
高
高低
低
高い
専門性
業界
(現場)
の知識
市場
環境変化
の理解
質の高い
アイディア
質の低い
アイディア
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発見できる課題の質は
あなたの専門性、
業界(現場)知識、
環境変化の理解
に依拠する
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KPI設定
機能仕様作成
設計する 実装
KPIを計測
戦略/ビジネスモデル
の検証
ロードマップ策定
ビジョン策定
UXデザイン策定
カスタマー獲得
カスタマーフィードバック
を得る
ロードマップ検証
戦略の策定/
ビジネスの分析
ローンチ
UXデザイン実装
テスト
ビジョン検証
Visionary
Strategiest
Hipster Hustler
Hacker
一般企業のプロダクトを作っていく際の役割
それぞれの
メンバーの
役割が明確
にある
カスタマー
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初期のスタートアップに
厳密な役割を設けない
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Startup Science 2017
KPI設定
機能仕様作成
設計する 実装
KPIを計測
戦略/ビジネスモデル
の検証
ロードマップ策定
ビジョン策定
UXデザイン策定
カスタマー獲得
カスタマーフィードバック
を得る
ロードマップ検証
ローンチ
UXデザイン実装
テスト
ビジョン検証
Visionary
Strategiest
Hipster Hustler
Hacker
スタートアップでは、役割の境界線を厳密に設けない
戦略の策定/
ビジネスの分析
カスタマー
カスタマー
との対話を
中心に置く
役割の
境界線を
厳密に
設けない
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ゼネラリストが主体の
クロスファンクショナルな
チームを作っていく
ゼネラリストはコードを書く日も
あれば分析することも、テストすることもやる
スタートアップの最初の10人は
なんでもできる人間が必要である。
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Startup Science 2017
0
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Startup Science 2017
Scaleする前のチームの平均人数
10人
成功したスタートアップ
失敗したスタートアップ
https://s3.amazonaws.com/startupcompass-public/StartupGenomeReport2_Why_Startups_Fail_v2.pdf
失敗するスタートアップは
PMFを達成する前に
チームのサイズを
大きくしてしまう
傾向がある
20人
Startupはずっと
Vision Selling(ビジョンの売り込み)
をやり続ける
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スタートアップとは
君が世界を変えられると
君自身が説得できた人たち
の集まりだ
- Peter Theil
Stanford Law School Lecture
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Startup Science 2017
気軽な共同創業者
探しはやめよう
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Co-founder
Vision
Strategy/
Business model
Product/
Feature
UX
変更頻度
多い
変更による
事業インパクト
極大
小
Pivot
できる
Pivot
できない
(会社設立後は)
ほとんどなし
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スタートアップが
失敗する理由の3番目がチームにある
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https://www.cbinsights.com/blog/startup-failure-reasons-top/
Startup Science 2017
共同創業者選びは
結婚のようなもので、
創業者間の確執は離婚の
ようにひどくなってしまう
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創業期の資本政策は
特に気をつけるようにする
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ビジョンは同質に
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Startup Science 2017
スキルは異質で
補完関係にする
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Startup Science 2017
共同創業者として
避けるべき人
❓
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Startup Science 2017
共同創業者として避けるべき人
失敗を恐れる人
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Startup Science 2017
ハックしたことがない人
(従来的なやり方に従順な人)
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
アイディアは出すけど
実行(Execution)できない人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
成功体験のない人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
テクノロジーに弱い人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
好奇心が弱い人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
課題意識の低い人
共同創業者として避けるべき人
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柔軟性がない人
(確証バイアスを正せない人)
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
専門知識がない人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
金銭的なインセンティブに
こだわる人
共同創業者として避けるべき人
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ワークライフバランスに
こだわる人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
資本政策
Convertible Note
Series A
Lock-up
Lock-up
Start-upに関する
知識をひけらかす人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
学習能力が
低い人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
共同創業者として避けるべき人
自我を通す人
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Startup Science 2017
役割・タイトルにこだわる人
共同創業者として避けるべき人
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Startup Science 2017
“自分がサポートしてきた
スタートアップでもっとも
成功したのは、一人目の
社員を雇うまでものすごい
時間をかけた企業だった”
-Sam Altman,
Y-combinator President
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チームが固まったら
会社を設立を検討しよう
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Startup Science 2017
Why your team?
(=他の誰でもなく、あなたのチームが
この事業をやるべきなのか?)
という手強い質問に答える
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Notas del editor

  1. What is good startup idea Does the issue really exist? Do you provide solution to the issue? Does product have market? Formulating team to grow
  2. We found out that painful issue exists through interview to evangelist users Delight users with experience they will remember https://www.youtube.com/watch?v=oQOC-qy-GDY talk to users 21:30
  3. In this Problem-solution-fit phase, you will verify what kind of solution you are to provide to the issue. http://innova-jp.com/2-million-lesson-startup/ Cross-10とは、「早めに製品化し、自分の商品・サービスを10人に売ってみる」というスタートアップの手法である。10人にすら売れないものは、1億人に売れる商品・サービスには絶対になり得ない。その場合、さっさと商品・サービスの開発を止めるべきだろう。
  4. Path to find good business idea: verify the quality of issues first then, verify the quality of solution
  5. Path to find good business idea: verify the quality of issues first then, verify the quality of solution
  6. Path to find good business idea: verify the quality of issues first then, verify the quality of solution
  7. You should always start by asking “Does customer really suffer from painful issues?”
  8. https://www.youtube.com/watch?v=qAws7eXItMk
  9. 話しながら記憶していく: ストーリーを話しながら、カードかポストイットに考えていることを書き出して 思考を表出かする
  10. You should always start by asking “Does customer really suffer from painful issues?”
  11. スタートアップにとってもっとも貴重な資源は時間である。 リソースが無くなる前に、最も多く学習したものが勝つ
  12. https://masa77707.jooto.com/boards?confirmed=1#123421 https://ferret-plus.com/4961
  13. ソフトウェアを活用しても良いが、 開発と顧客担当が同期をとるために 社内のよく見える場所に貼り出すのが 望ましい
  14. スタートアップにとっての共通の理解とは? Lean canvas is the tools though which each member can visualize and confirm “business model”
  15. 話しながら記憶していく: ストーリーを話しながら、カードかポストイットに考えていることを書き出して 思考を表出かする
  16. 機能よりも、利点を強調すべきである。 すぐれた価値提案とは、顧客の立場を理解した上で、 製品を使った時に得られる便益に注目したもの
  17. You should always start by asking “Does customer really suffer from painful issues?”
  18. ソリューション  価値提案    フィーチャー  
  19. Set up one-on-one interview in order to get feedback. Avoid one-to-N interview, since you cannot hear open opinions P163 start-up owener’s manual
  20. Customers cannot imagine what car-riding is like since they’ve only riden houses
  21. Nevertheless, you should ask what is “magic stick”
  22. 1 If you have magic ramp and can do anything you want to do. How would you like to do in order to complete [task or operation] 2 Did you find the solution which is close to the [magic ramp]? 3 Why don’t http://skillhub.jp/blogs/138#sthash.Cmlv2Z6X.dpuf
  23. Face to face でインタビューを行う 1 現在(タスクやオペレーション)をするのにどのように行っていますか? 2 (タスクやオペレーション)を完遂するためのツール、製品、アプリ、裏技などがあれば教えてください 3 もし魔法の杖があって何でもできるとしたら、何をしたいと思いますか? 4 最後にあなたが、(タスクやオペレーション)をしたとき、それをこなす直前に何をしていましたか? また(タスクやオペレーション)を終わらせたとき、何をしましたか? 5 (タスクやオペレーション)について、その他に私が聞くべきことはありますか? -
  24. 1 If you have magic ramp and can do anything you want to do. How would you like to do in order to complete [task or operation] 2 Did you find the solution which is close to the [magic ramp]? 3 Why don’t http://skillhub.jp/blogs/138#sthash.Cmlv2Z6X.dpuf
  25. Path to find good business idea: verify the quality of issues first then, verify the quality of solution
  26. Face to face でインタビューを行う 1 現在(タスクやオペレーション)をするのにどのように行っていますか? 2 (タスクやオペレーション)を完遂するためのツール、製品、アプリ、裏技などがあれば教えてください 3 もし魔法の杖があって何でもできるとしたら、何をしたいと思いますか? 4 最後にあなたが、(タスクやオペレーション)をしたとき、それをこなす直前に何をしていましたか? また(タスクやオペレーション)を終わらせたとき、何をしましたか? 5 (タスクやオペレーション)について、その他に私が聞くべきことはありますか? -
  27. Face to face でインタビューを行う 1 現在(タスクやオペレーション)をするのにどのように行っていますか? 2 (タスクやオペレーション)を完遂するためのツール、製品、アプリ、裏技などがあれば教えてください 3 もし魔法の杖があって何でもできるとしたら、何をしたいと思いますか? 4 最後にあなたが、(タスクやオペレーション)をしたとき、それをこなす直前に何をしていましたか? また(タスクやオペレーション)を終わらせたとき、何をしましたか? 5 (タスクやオペレーション)について、その他に私が聞くべきことはありますか? -
  28. <潜在的なニーズ>を満たしたり、抱えている課題を解決したい ー>カスタマーが解決したい課題やニーズを説明する <対象カスタマー>向けの ー>誰のためのプロジェクトなのか、あるいはソフトウェアを使うことで とくするのはだれなのかを説明する <プロダクト名>というプロダクトは、 ー>名前をつけることで、プロダクトは命を吹き込まれる。 <プロダクトカテゴリー>である ー>サービスやプロダクトが実態として何であり、 何をするものなかを説明する これは<重要な利点、対価に見合う説得力のある理由>ができ ー>そもそもなぜ、カスタマーがこのプロダクトに対価を支払いたいのかを 説明する <代替手段の最右翼>とは違って、 ー>なぜすでに存在しているものをえらばないのか、その理由を細くする <差別化の決定的な特徴>が備わっている ー>自分たちのサービスが競合相手と何が違うのか、より良い部分は どこかを説明し、差別化する。これは極めて重要である。 なぜなら、自分たちのプロジェクトへの投資を正当化できる箇所は 実質的にここだけだからである
  29. <潜在的なニーズ>を満たしたり、抱えている課題を解決したい ー>カスタマーが解決したい課題やニーズを説明する <対象カスタマー>向けの ー>誰のためのプロジェクトなのか、あるいはソフトウェアを使うことで とくするのはだれなのかを説明する <プロダクト名>というプロダクトは、 ー>名前をつけることで、プロダクトは命を吹き込まれる。 <プロダクトカテゴリー>である ー>サービスやプロダクトが実態として何であり、 何をするものなかを説明する これは<重要な利点、対価に見合う説得力のある理由>ができ ー>そもそもなぜ、カスタマーがこのプロダクトに対価を支払いたいのかを 説明する <代替手段の最右翼>とは違って、 ー>なぜすでに存在しているものをえらばないのか、その理由を細くする <差別化の決定的な特徴>が備わっている ー>自分たちのサービスが競合相手と何が違うのか、より良い部分は どこかを説明し、差別化する。これは極めて重要である。 なぜなら、自分たちのプロジェクトへの投資を正当化できる箇所は 実質的にここだけだからである
  30. 明快になる チームの意識をカスタマーに向けさせる 核心を捉える
  31. アマゾンで、 新企画を立ち上げるプロ真似は、 その製品が完成したことを想定した プレスリリースを作成することから始める このプレスリリースでは、 対象顧客向けで、その新製品が、 彼らの問題をいかに効果的に解決するかを 説得力ある方法で説明する必要がある プレスリリースの条件を満たさないと、 クリアできるまで、何度でも企画を 練り直す。 アマゾンの CTOのワーナーボーゲルは 開発中の新製品にFAQを書くことを奨励する (この方法で、製品リリース前に、ユーザーが直面する 可能性のある問題や疑問に対処できる) さらに、 ユーザーマニュアルを作成する ユーザーマニュアルは コンセプト、使い方、リファレンスの 3部構成になっている (マニュアルを作成すれば、顧客の視点から、 自分のアイディアを理解できる)
  32. You should start with idea. Then decide whether you will make a company out of it or not
  33. アプリのタイプを 選択して全体構成が決まったら、 画面遷移、つまり、プロダクト内での画面を図にまとめる 必要な画面を洗い出し、 各画面の役割、画面に実装する機能や 表示するコンテンツ、遷移の流れを整理する
  34. プロトタイプは、全体をおおざっぱに作ることではなく、必要最小限に絞ってつくることです。テストをしたい部分は詳細に作らないと意味が無いので、詳細につくる。
  35. 文脈:文脈が変われば、システムが変わらなくてもUXは変化します UX領域における文脈は、 社会的な文脈(他の人と一緒に使うこと) 物理的な文脈(机におくのか、トイレに置くのか) 仕事の文脈(システムを取り巻く仕事で、他にも注意する必要のあるもの)
  36. http://thebridge.jp/2015/08/design-your-own-jewerly-with-monomy
  37. メモを取ってもらって、発言してもらう、それをポストイット書いてに貼り付ける
  38. https://www.youtube.com/watch?v=qAws7eXItMk
  39. ・高いレベルでプロダクト像の認識合わせができる クライアントが、デザイナー、エンジニアなど、プロジェクト関係者と お互いの考えを述べながら作業をするので、高いレベルで認識をすり合わせるのが 可能になる
  40. クライアントとの共同作業は、ヒアリングでは(ー>文字にしてしまうと死んでしまう)聞き出せない潜在的なニーズを洗い出しすることができる クライアント自ら手を動かして、作成するからこそ気づく潜在的な要素がある
  41. クライアントからその場で、即座にフィードバックがえれるので、 すぐに軌道修正ができる。 デザイナーやエンジニアなど制作サイドとの伝言ゲームや認識違いがおきない
  42. カスタマーと関係者が一緒に考えるので、カスタマーの参加者意識を喚起できる カスタマーの”発注業者にまかせておけばいい” プロマネの”設計や現場メンバーにまかせればよい” デザイナーの”仕様通りにデザインすればよい” エンジニアの”設計通りに実装すればよい” といいった他人任せの考えがなくなる
  43. Fidelity https://html5experts.jp/miyuki-baba/13369/ fidelytyは正確性という意味
  44. Fidelity https://html5experts.jp/miyuki-baba/13369/ fidelytyは正確性という意味
  45. Fidelity https://html5experts.jp/miyuki-baba/13369/ fidelytyは正確性という意味
  46. http://techwave.jp/archives/51486821.html
  47. http://techwave.jp/archives/51486821.html
  48. シナリオや画面フローに合わせて画面の順番を 組み立てて、タップできる範囲を指定したり 簡易なインタラクションを作成できる。
  49. ・直感的に使用できるか? 簡単に学習できるか? サイトやスマホや、サイトにアクセス、もしくは ダウンロードされたら、即座に使われ始める 基本的に、取り扱い説明書などない 簡易的なものがほとんどである、 初見でも使い方を理解出来る。 もしくはすぐに理解できて、次回以降は 迷わずに使えることを意識して、 可能な限りカスタマーの学習コストを下げられるようにする ・操作要素や情報を最適な場所に配置しているか? 頻繁に使用される機能が割り当てられているボタンがわかりにくい、 もしくは押しにくい場所に配置されていたり、もっとも必要とされる情報が スクロールしないと表示されないのは論外である。 各要素に優先順位付け、必要とされるコンテンツがすぐにわかる画面構成を作成する ・内容はわかりやすいか? コンテンツの内容が一目で理解出来るわかりやすさも、プロダクトの使い道 を向上させる重要なポイントである
  50. ・直感的に使用できるか? 簡単に学習できるか? サイトやスマホや、サイトにアクセス、もしくは ダウンロードされたら、即座に使われ始める 基本的に、取り扱い説明書などない 簡易的なものがほとんどである、 初見でも使い方を理解出来る。 もしくはすぐに理解できて、次回以降は 迷わずに使えることを意識して、 可能な限りカスタマーの学習コストを下げられるようにする ・操作要素や情報を最適な場所に配置しているか? 頻繁に使用される機能が割り当てられているボタンがわかりにくい、 もしくは押しにくい場所に配置されていたり、もっとも必要とされる情報が スクロールしないと表示されないのは論外である。 各要素に優先順位付け、必要とされるコンテンツがすぐにわかる画面構成を作成する ・内容はわかりやすいか? コンテンツの内容が一目で理解出来るわかりやすさも、プロダクトの使い道 を向上させる重要なポイントである
  51. ツールを使ったプロトのメリット ・動きまで表現出来る ・実物に近い状況で検証 ・デジタル形式で管理、共有できる デメリット: メンバー全員で作成できない ー>最初のイテレーションは全員でペーパーでやる ー>次のイテレーションは、ツールを使ってやる 柔軟性に欠ける 紙のようにミーティングの場で切ったり貼ったりできないため 柔軟性にかける。
  52. https://balsamiq.com シンプルで使いやすい
  53. Popを使うと、リンクを貼ることができる これ以外にもいろいろなツールがあるので活用する
  54. https://prottapp.com/ja/
  55. https://yapp.li
  56. スタートアップにとってもっとも貴重な資源は時間である。 リソースが無くなる前に、最も多く学習したものが勝つ
  57. https://www.youtube.com/watch?v=qAws7eXItMk
  58. Delight users with experience they will remember https://www.youtube.com/watch?v=oQOC-qy-GDY talk to users 21:30
  59. boldより
  60. *P152 スタートアップオーナーズマニュアル
  61. 新たな知は、経験に基づいて暗黙のうちに持つ主観的な「暗黙知」と、言葉で表現できる客観的な「形式知」が、対話を通して相互に変換し、スパイラルに循環していくなかで生まれる。 タグ&個別ページへのリンク
  62. You should always start by asking “Does customer really suffer from painful issues?”
  63. ー十分に痛みのある課題の存在が存在することを確証した ー課題を解決するのに必要最小限の機能が明確にできた ーソリューションを使ってくれそうな顧客プロフィールが特定できた
  64. Path to find good business idea: verify the quality of issues first then, verify the quality of solution
  65. https://www.youtube.com/watch?v=qAws7eXItMk
  66. 分析のやりすぎもよくないが、 分析をやらなければ失敗する eric ries
  67. 米Google Venturesがスタートアップ支援の為に用いているプログラムで、5日間で新規のアイデアをプロトタイプとして具体化し、実際の顧客に近しい被験者へのインタビューを通じてアイデアの妥当性や効果の検証を行うものです。
  68. https://www.youtube.com/watch?v=qAws7eXItMk
  69. パートタイム (週1回) 仮CEO 仮CTO CEO
  70. スタートアップにとってもっとも貴重な資源は時間である。 リソースが無くなる前に、最も多く学習したものが勝つ
  71. http://10years.firstround.com
  72. http://mashable.com/2011/12/25/how-co-founders-met/ http://takanoridayo.blog.shinobi.jp/Entry/367/
  73. start-upは拒否され続ける https://www.youtube.com/watch?v=KQJ6zsNCA-4
  74. スタートアップっぽい動きをするとそれは死への一歩である
  75. 重要な課題を克服するために 挫折を乗り越えた経験があるか?
  76. 知能レベルが、最高でなくても、最大限の粘り強さを発揮して 努力する人は、知能レベルが最高に高くても、あまり粘り強く努力 しない人よりも、はるかに偉大な功績を収める
  77. Find someone like James Bond
  78. You should start with idea. Then decide whether you will make a company out of it or not
  79. たとえば、Gameが大好きだけど、
  80. Quality of issue you can discover depends on your expertise, industry knowledge and knowledge on how the particular market is evolving
  81. ゼネラリストはいろんな帽子をかぶることに慣れている コードを書く日もあれば、分析することもある、 別の日にはテストを担当することもある 曖昧な状況に抵抗がない人 ー>あらかじめ何もかもがしっかり、きっちり トト持っていることはない。 要求は出揃っていないだろうし、計画は変わる。 こうした状況に適応していかなければならない。
  82. Path to find good business idea: verify the quality of issues first then, verify the quality of solution https://techcrunch.com/2011/09/01/a-deeper-look-at-blackboxs-data-on-startup-failure-and-its-top-cause-premature-scaling-infographic/
  83. There are many unknown secrets out there. Entrepreneurs are to create future as they discover them and create business based on them Stanford Lecure からs
  84. 事業に対するインパクト
  85. https://www.cbinsights.com/blog/startup-failure-reasons-top/
  86. ティールの法則 何かを始めるにあたって、最も重要な最初の決断は ”誰と始めるか”だ。共同創業者選びは結婚のようなもので、 創業者間の確執は離婚と同じようにひどい。
  87. 資本政策 ・少数の創業者が所有権の大部分を握り、他の従業員には 渡そうとしない ・株式の希薄化を断固として反対している少数の投資家が 会社を支配している ・多数の小口投資家が、株主管理を難しくしている。 ・過去の資金調達で高すぎたために、根がつかない
  88. スキルや、人脈が被っていると、役割分担や仕事内容で揉めることがある、良い補完関係を目指そう
  89. カスタマーから学べない人
  90. ピボットは必ず起こるので、柔軟性のない
  91. スタートアップに関する知識は最低限あれば必要ありません
  92. You should start with idea. Then decide whether you will make a company out of it or not