1. 瓦礫撤去
「この地区だけで、
毎日2000人いても足りない」
そういう地区に、10人で行った。

2. 瓦礫撤去に遣わされたのは、
Oさんのりんご園。
ここに津波が直接押し寄せ
た。

3. 壁。車。漁業の網。
ソファー。アルバム。鍋。靴。
そして、りんごの樹。
本来、何の脈絡も無いはずのもの
が、
リンゴ園でごっちゃりと絡み合う。

4. ところで
この地区だけで、毎日2000人のボランティアがいたとしても、
気付いただろうか。
復興の目処が立たないよ」 と、ボランティアセンターの人。
その地区で、たった10人の仲間と、たった１軒のお宅の瓦礫を片付ける。

5. きょうあっても、
あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、
神はこれほどに装ってくださるのだから、
ましてあなたがたに、
よくしてくださらないわけがありましょ
うか。
マタイ６：３０
神さまは、必ずこの地を回復させ、
人々の傷を癒してくださる、そう思った。
根元から折れたりんごの樹から、
健気に花が咲いている。

6. 避難所
仮設住宅
人は、悲しいと、こんな顔になるんだ。

7. キッチンセット 衛生セット

8. 小さな避難所で暮らしている人たちにとって、
今は仮設住宅に入居するのが唯一の希望。
その日のためにもと、
キッチンセットがとても喜ばれた。

9. 小さな避難所にお持ちした、手芸用
品。
手製の「アクリルタワシキット」。

10. 家もお金も仕事も失っても、
生きる楽しみを探す彼女たちは、
「アクリルタワシキット」を
喜んで受け取ってくださった。

11. これは、お肉、お魚の詰め合わせ。
単身者ばかり17人集まった小さな避難所で、
缶詰ばかりを2ヶ月間食べてきたと聞いて、
いただいた献金をここにささげた。
受け取った時の
避難所の女性の涙を、
忘れることはないと思う。

12. 教会からの献品を小袋に分けて、
これを仮設住宅にお持ちします。
お米、レトルト食品、ジュース、
サランラップ、タオル、洗

13. ここは、小学校のグラウンドに建設された仮設住
宅。

14. 物資をお持ちすると、
ゆっくりとお話してくださる方が
いる。
震災のときのことだけじゃなく、
悲しみと不安、思い出、
今日の出来事、
最近想うこと、、、

15. 子どもたちはみんな無邪気な笑
顔。
学校のことや、宿題のこと、
お友だちのことを話してくれる。
喜ぶ者といっしょに喜び、
泣く者といっしょに泣きなさい。
ローマ１２：１５
悲しそうな大人の横でも、
みんな、一生懸命、
喜びを探して生きている。

16. きょうあっても、
あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、
神はこれほどに
装ってくださるのだから、
私たちは、
こういうわけで、
ましてあなたがたに、
私たちに対する神の愛を知り、
いつまでも残るものは
よくしてくださらないわけが
また信じています。
信仰と希望と愛です。
ありましょうか。
その中で一番すぐれているのは
神は、愛です。 マタイ６：３０
愛です。
Ｉヨハネ４：１６
Ⅰコリント１３：１３
喜ぶ者といっしょに喜び、
泣く者といっしょに泣きなさい。
ローマ１２：１５