1. マーケティングプログラム 2012
最終報告会
特定非営利活動法人「育て上げ」ネット

2. ●育て上げネット
Vision 目指すべき社会
すべての若者が将来に希望を持てる社会
Mission 果たすべき使命
若者が抱える困難や課題を解決し、若者と社会をつなぐ
Value 提供すべき価値
持続的な社会参加と経済的自立
Identity 私たちは支援者である
●私たちは、若者の自立を「社会投資」と考え、将来の「社会リターン」となることに
強い信念と揺るがない志を持って活動する支援者である。
●若者の課題解決を妨げる障壁を乗り越え、未知なる課題に対しては解決手段を創造する
支援者である。
●自己犠牲・他者依存に依らない自立的な組織を築くための「社会性」と「事業性」の両立を
追求するべく、常に創意工夫を怠らない支援者の集合体であり続ける。

3. 主要事業
若者就労支援事業 保護者支援事業 教育支援事業
川下・対処型 支援事業 川上・予防型 教育事業
Scale-Out /社会インフラ化

4. ●育て上げネットの支援
● 若者が目指す雇用形態を尊重する

5. ●本日の構成
①ターゲティング
②ポジショニング
③プレマーケティング

6. ●マーケティングプログラムの目標設定まで
地域若者サポートステーション 初来所時の雇用形態希望
初来所時の年齢(n=1,210)
0%
13% 24以下
21% 24%
25～29
正社員希望
23% 30～34
その他
35～39
43% 40以上 76%

7. ●ターゲット選定
■ 20歳～25歳のコア年齢層（就活が決まらない大学生（3年秋～4年生）お
よび第二新卒者（無業/フリーター）
■ ターゲット選定理由
若者
項目 22 23-2５ 26-30 30以上
（歳）
採用ニーズ ◎ ○ △ △
社会的ニーズ ◎ ◎ ○ ○
アウトリーチ（集客） ○ ◎ ◎ △
社会課題の位置づけ 予防/対処 予防/対処 対処 対処
変容可能性 高 中 低 低
予防型サポート 対処型サポート
TARGET

8. ●ターゲット選定
リサーチ 結 果
正社員希望者多数
既存データ分析
早期支援が重要
就職支援担当者
既存サービスの限界
(民間）
ヒ
ア 現役大学生 大学外支援は信頼性重要
リ
ン
グ
大学生の保護者 情報がない
・来所者のみ支援可能
キャリアセンター
・秋から3年生がメイン

9. ●本日の構成
①ターゲティング
②ポジショニング
③プレマーケティング

10. ●プロジェクトポジショニング
employ ability （高）
新卒応援
既存
ハローワーク
民間
支援サービスに
就職支援
乗れる層
サービス
本プロジェクト
緊急雇用
Accessibility 接近困難層 求職者訓練など （高）
（低）
地域若者サポートステーション
手厚い支援が
必要な層
福祉領域（目安はIQ80）の支援
（低）

11. ●本日の構成
①ターゲティング
②ポジショニング
③プレマーケティング

12. ●プレマーケティング内容と結果
■就職支援セミナー
＜目的＞
• 顧客価値の妥当性検討
• リーチ方法の妥当性検討
4P 団体視点 4C ターゲット視点
プロダクト 就職支援セミナー 顧客価値 自己分析/応募書類対策/面接対策
価格 無料（交通費のみ） 顧客コスト 低負担
場所 立川 利便性 家から1時間以内
チラシ置き、大学営業 ○ 自分から情報を入手
リーチ戦略 コミュニケー
保護者セミナー △ ション
大学の担当者から情報を入手
メディア掲載（不発）× 保護者から情報を入手
⇒結果… 集客ゼロ

13. ●分析～戦略の誤りと改善点
①大学営業（5校／7校）
実 施：7校中5校に営業
成 果：短期的効果がなかった
改善点：中長期的関係性の構築
②保護者セミナー
実 施：保護者セミナー(1回）
成 果：ニーズはある。早期情報提供が重要。
改善点：長期的な情報提供
③メディア掲載
実 施：プレスリリース
成 果：掲載なし
改善点：タイミング／団体内での調整／メディア以外

14. ●今後の展開
 支援対象者への情報収集とリーチ方法の再検討
⇒ 現状及び、今後の取り組み
 保護者
⇒ 早期／継続的な情報発信
 大学キャリアセンター
⇒ 継続的な関係の構築

15. ●目標
中長期目標
 大学4年生/既卒生への継続支援プログラム提供
 大学内で、1年次から支援プログラムを提供
(より川上へ)
教育から職業社会への移行に
不安のない社会の実現に向けて

16. すべての若者が将来に希望を持てる社会を創る
ご清聴ありがとうございました。