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AWS勉強会
2016/2/23
今日のメニュー
EC2 Run Command
S3
SQS
SNS
Lambda
DynamoDB
API Gateway
CloudFormation
Config
CloudTrail
1©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
EC2 Run Command
EC2インスタンス上で任意のコマンドを実行できる
 インスタンスは複数同時指定可
 実行結果の標準出力がキャプチャされてS3に入る
 コンソールでも閲覧可(※ただし数が多いと面倒)
シェルスクリプト・PowerShellが実行できるので、やりたいことは大抵で
きる
 Windows Update
 任意のアプリケーションのインストール
 サーバー監視
まことに遺憾ながらロール割り当てが必要
 インスタンス作成時にロールを割り当てる必要がある
 つまり既存インスタンスでは使えない(残念!!)
2©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
S3 (Simple Storage Service)
みんなご存知ストレージサービス
料金は3項目
 データ容量×データ保持期間
 データ転送量
 リクエスト回数(出し入れした回数)
格納してから長時間過ぎたデータは自動的にGlacierに移動するように設定
できる
 取り出すのに数時間かかるようになる
 料金は1/3
3©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
S3 (Simple Storage Service)
イベント通知ができる
 ファイルが更新されたとき、SNSへ通知を送ることができる
 SNSからLambdaを起動して別の処理を自動実行することが可能
 Web APIを叩くとか、データをDynamoDBに入れるとか
アクセス制御ができる
 パブリックに公開→簡易的なWebサーバーみたいに使える
 IPアドレスでアクセス制御→社内のみに公開できる
 IAMユーザー単位でアクセス制御→個人・プロジェクト単位の領域
バージョン管理ができる
 上書き・削除したファイルの履歴が保存できる
 完全な削除はrootユーザーだけができるように設定可
 MFA認証
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SQS (Simple Queue Service)
メッセージを入れたり出したりするキューを提供する
 メッセージ……任意のテキストデータ。 1件あたり最大256KB
 件数には制限なし
システムを疎結合にするために使える
 ユーザーが予約を登録する→予約データをキューに入れる
 別システムがキューから予約データを処理する
…とか
5©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
メッセージ
キュー
APIを通じてキューに投入
APIを通じてキューから取得&削除
SQS (Simple Queue Service)
SQSが提供するもの
 メッセージは一定時間ロックがかけられる。排他処理ができる
 ロングポーリング(commet的なアレ)機能があり、タイムリーな処
理が可能
 安価
SQSが提供しないもの
 メッセージの順番は保証されない
 メッセージは同じものが重複して取得される可能性がある
 だいたい順番通りだし、2回以上配信されることは稀
6©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
SNS (Simple Notification Service)
メッセージを渡すと、別の場所に転送するサービス
 メッセージ……任意のテキストデータ。 1件あたり最大256KB
 転送先は任意に設定可能
 AWS SQS
 AWS Lambda
 Eメールアドレス
 モバイルプッシュ通知(スマホアプリ)
AWSのサービスが利用することが多い
 CloudWatch, S3, Config, CloudTrailなど
 CloudWatch→SNS→Lambda→Slackみたいな連携が可能
複数のSQSキューにメッセージを同時配信するのに使われるケースも多
いっぽい
7©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
Lambda
任意のコードをアップロードして実行できるサービス
 言語はJavaScript(Node.js), Python, Java
 JS, Pythonならブラウザ上で直接コードが書ける
起動タイミングはいろいろ
 手動起動、SNS、Cron、API Gateway
負荷を気にしないで良い
 処理時間単位で課金される
できることもいろいろ
 AWSのサービスを叩く
 EC2のスナップショットを作る、 DynamoDBにデータを登録する、……
 外部サービスを叩く
 Slackにメッセージを送信する、Webサイトの死活監視を行う、……
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DynamoDB
9©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
マネージドNoSQL
JSONドキュメントを容量無制限で投入できる
課金はストレージ使用量+最大読み書き速度
 read/writeごとに秒間I/Oレートを事前に設定しておき、その速度に
対して課金が発生
 これを超えると読み書きが失敗する
整合性はないかも
 レコードを更新した直後(通常1秒以内)に再度読み込みを行うと、
更新前の状態が取得できてしまう可能性がある。読み込みI/Oを2倍
消費して最新の状態を取得するオプションもある
検索条件は貧弱
 NoSQLなので!!
API Gateway
Web APIを作るためのマネージドサービス
 https://**.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/.. と
いったエンドポイントが準備される
 AWS Lambda(=リクエストパラメーターを引数とした任意のコー
ド)を実行して結果を返すことができる
 他のWeb APIを叩くことも可能(プロクシみたいになる)
Lambdaと組み合わせるとWeb APIをサーバーレスで実現できる
 リクエストをDynamoDBに格納したり、SNS→SQSへ送信したりで
きる
10©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
API Gateway
Lambda
EC2既存Web API
API Gateway
保護機能がある
 独自のAPIキーを生成して認証をかけることができる
 APIキーの設定をした場合、クライアントはキーをHTTPヘッダに入れて
リクエストを送る必要がある
 同時アクセスの上限値を設定できる
 超えた分はAPI Gatewayがエラーを返す
 無効なリクエストはバックエンドのサーバーに到達しないため安全。
負荷も一定範囲内に抑えられる
キャッシュ機能がある
 同じパラメーターに対してはキャッシュを返すように設定できる
パラメーターの変換機能がある
 既存のWeb APIを使いやすくしたりできる
 GETでパラメーターを受け取り、JSON形式でBODYに入れてPOSTで呼
び出す、HTTPヘッダに入れて呼び出すなど
11©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
CloudFormation
VPC, EC2, ELB, EBS, RDS...といったリソースを自動作成するための
サービス
最終的に必要な状態を記述したテンプレートを用意する
 JSON形式のテキスト
 以前は一度書いたらものすごく読みづらくて再利用が難しかった。今
はコンソールで読み込めるので楽
 EC2にメタデータをセットしたりできる。この
Chefなどと併用可
 完全なInfrastructure as Codeが実現できる
12©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
Config / CloudTrail
Config
 リソースに変更を加えた履歴が自動的に保存される
 JSON形式のテキストファイルがS3にたまってゆく
 一部リソースでは差分をグラフィカルに表示することもできる
CloudTrail
 全ての操作履歴(=API呼び出し履歴)が自動的に保存される
 JSON形式のテキストファイルがS3にたまってゆく
 権限が足りないために失敗した履歴も保存される
 Configでは変更履歴なので対象外
機能に重複したところもある
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AWS勉強会20160223

  • 2. 今日のメニュー EC2 Run Command S3 SQS SNS Lambda DynamoDB API Gateway CloudFormation Config CloudTrail 1©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 3. EC2 Run Command EC2インスタンス上で任意のコマンドを実行できる  インスタンスは複数同時指定可  実行結果の標準出力がキャプチャされてS3に入る  コンソールでも閲覧可(※ただし数が多いと面倒) シェルスクリプト・PowerShellが実行できるので、やりたいことは大抵で きる  Windows Update  任意のアプリケーションのインストール  サーバー監視 まことに遺憾ながらロール割り当てが必要  インスタンス作成時にロールを割り当てる必要がある  つまり既存インスタンスでは使えない(残念!!) 2©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 4. S3 (Simple Storage Service) みんなご存知ストレージサービス 料金は3項目  データ容量×データ保持期間  データ転送量  リクエスト回数(出し入れした回数) 格納してから長時間過ぎたデータは自動的にGlacierに移動するように設定 できる  取り出すのに数時間かかるようになる  料金は1/3 3©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 5. S3 (Simple Storage Service) イベント通知ができる  ファイルが更新されたとき、SNSへ通知を送ることができる  SNSからLambdaを起動して別の処理を自動実行することが可能  Web APIを叩くとか、データをDynamoDBに入れるとか アクセス制御ができる  パブリックに公開→簡易的なWebサーバーみたいに使える  IPアドレスでアクセス制御→社内のみに公開できる  IAMユーザー単位でアクセス制御→個人・プロジェクト単位の領域 バージョン管理ができる  上書き・削除したファイルの履歴が保存できる  完全な削除はrootユーザーだけができるように設定可  MFA認証 4©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 6. SQS (Simple Queue Service) メッセージを入れたり出したりするキューを提供する  メッセージ……任意のテキストデータ。 1件あたり最大256KB  件数には制限なし システムを疎結合にするために使える  ユーザーが予約を登録する→予約データをキューに入れる  別システムがキューから予約データを処理する …とか 5©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved. メッセージ キュー APIを通じてキューに投入 APIを通じてキューから取得&削除
  • 7. SQS (Simple Queue Service) SQSが提供するもの  メッセージは一定時間ロックがかけられる。排他処理ができる  ロングポーリング(commet的なアレ)機能があり、タイムリーな処 理が可能  安価 SQSが提供しないもの  メッセージの順番は保証されない  メッセージは同じものが重複して取得される可能性がある  だいたい順番通りだし、2回以上配信されることは稀 6©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 8. SNS (Simple Notification Service) メッセージを渡すと、別の場所に転送するサービス  メッセージ……任意のテキストデータ。 1件あたり最大256KB  転送先は任意に設定可能  AWS SQS  AWS Lambda  Eメールアドレス  モバイルプッシュ通知(スマホアプリ) AWSのサービスが利用することが多い  CloudWatch, S3, Config, CloudTrailなど  CloudWatch→SNS→Lambda→Slackみたいな連携が可能 複数のSQSキューにメッセージを同時配信するのに使われるケースも多 いっぽい 7©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 9. Lambda 任意のコードをアップロードして実行できるサービス  言語はJavaScript(Node.js), Python, Java  JS, Pythonならブラウザ上で直接コードが書ける 起動タイミングはいろいろ  手動起動、SNS、Cron、API Gateway 負荷を気にしないで良い  処理時間単位で課金される できることもいろいろ  AWSのサービスを叩く  EC2のスナップショットを作る、 DynamoDBにデータを登録する、……  外部サービスを叩く  Slackにメッセージを送信する、Webサイトの死活監視を行う、…… 8©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 10. DynamoDB 9©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved. マネージドNoSQL JSONドキュメントを容量無制限で投入できる 課金はストレージ使用量+最大読み書き速度  read/writeごとに秒間I/Oレートを事前に設定しておき、その速度に 対して課金が発生  これを超えると読み書きが失敗する 整合性はないかも  レコードを更新した直後(通常1秒以内)に再度読み込みを行うと、 更新前の状態が取得できてしまう可能性がある。読み込みI/Oを2倍 消費して最新の状態を取得するオプションもある 検索条件は貧弱  NoSQLなので!!
  • 11. API Gateway Web APIを作るためのマネージドサービス  https://**.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/.. と いったエンドポイントが準備される  AWS Lambda(=リクエストパラメーターを引数とした任意のコー ド)を実行して結果を返すことができる  他のWeb APIを叩くことも可能(プロクシみたいになる) Lambdaと組み合わせるとWeb APIをサーバーレスで実現できる  リクエストをDynamoDBに格納したり、SNS→SQSへ送信したりで きる 10©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved. API Gateway Lambda EC2既存Web API
  • 12. API Gateway 保護機能がある  独自のAPIキーを生成して認証をかけることができる  APIキーの設定をした場合、クライアントはキーをHTTPヘッダに入れて リクエストを送る必要がある  同時アクセスの上限値を設定できる  超えた分はAPI Gatewayがエラーを返す  無効なリクエストはバックエンドのサーバーに到達しないため安全。 負荷も一定範囲内に抑えられる キャッシュ機能がある  同じパラメーターに対してはキャッシュを返すように設定できる パラメーターの変換機能がある  既存のWeb APIを使いやすくしたりできる  GETでパラメーターを受け取り、JSON形式でBODYに入れてPOSTで呼 び出す、HTTPヘッダに入れて呼び出すなど 11©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 13. CloudFormation VPC, EC2, ELB, EBS, RDS...といったリソースを自動作成するための サービス 最終的に必要な状態を記述したテンプレートを用意する  JSON形式のテキスト  以前は一度書いたらものすごく読みづらくて再利用が難しかった。今 はコンソールで読み込めるので楽  EC2にメタデータをセットしたりできる。この Chefなどと併用可  完全なInfrastructure as Codeが実現できる 12©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.
  • 14. Config / CloudTrail Config  リソースに変更を加えた履歴が自動的に保存される  JSON形式のテキストファイルがS3にたまってゆく  一部リソースでは差分をグラフィカルに表示することもできる CloudTrail  全ての操作履歴(=API呼び出し履歴)が自動的に保存される  JSON形式のテキストファイルがS3にたまってゆく  権限が足りないために失敗した履歴も保存される  Configでは変更履歴なので対象外 機能に重複したところもある 13©sanwa systems co.,ltd. all rights reserved.