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3/20イベント用スライド
- 10. この敷地の特徴と設計についての私の考え
(関係性を築く観点から)
一般的な住宅地 別荘地など 今回の計画地
まちなか=可能性はあるけど 森 =心地良く自由だけど まちなか+森 = 暮らしの豊かさ
限界あり 独立してる
関係性の中に豊かさを築ける
・周囲にいろいろな環境 ・良好な住環境が期待 ・良好な住環境と、周囲
があり関係性を築ける可 でき、設計の自由度も との関係性を同時に満た
能性は開かれているが、 高いが、自然以外の周 しながら計画が可能。
できること・効果には限 囲との関係は限定的。
界がある。
(ただし工夫と協力が必
要。)
↓
長所を伸ばすような設計が大切!
- 11. 住宅提案をすることで大切にすることは
ひと と すみか がいい関係
ひと と 環境 がいい関係
ひと と ひと がいい関係
計画地全体で、いろいろな関係性を築いて行きながら
暮らしの豊かさを積み上げていくこと。
- 12. talk theme - 3
「雑木林の 8 つの家」をうけて
これからつくってゆきたい理想の
「暮らし方」のイメージ
- 13. これからの暮らし方。
20 世紀 受動化と分断の時代
20 世紀に得られた利便性の多くは関係性を断ち切り、生
活・暮らしを切り売りしていくことと引き換えに得られた
部分が大きいのではないか。
その過程で生活がどんどん受動的なものになっていった。
21 世紀 能動化と関係性の時代
これまで手放してきたものに光を当て、関係性を紡いでい
きながらとで再び手元に引き寄せることで、生活・暮らし
の豊かさを取り戻す。
「生活・暮らし」は受動的な態度ではなくて、自分ごと
と受け止めた能動的な態度の中から立ち上がってくるも
の。
- 14. 「棲み家」をめぐる 28 の住宅模型展
テーマは「棲み家」
「住宅」や「家」ではなく「棲み家」と言ってみること
で、
そこに住むのだ、と言う意志、生活に能動的に関わってい
こうという意志が生まれないか、と考えた。
そういう意志が反映されることでまちなみも活き活きとし
てくる。
- 15. YOSHINONGE.H
【ひと と すみか】
人と家が対等に寄り添い合うような並列の関
係
やわらかく人を受け止める素材
【ひと と 環境】
家の中にいていろいろな場所を感じられる空
間
【ひと と ひと】
いろいろな場所で思い思いに過ごしながらも
ひとを感じられるような空間
- 17. 分断・受動
関係性の構築・能動化
化
空調 窓を閉め切って、エアコンのス 通風の確保や断熱強化。
イッチひとつで完結。 自ら窓を開け、風を感じるとこ
外部との関係も断たれがち。 ろから関係性が生まれ始める。
素材 工業製品で安く簡単にメンテナ 自然素材など。
ンスフリー。 ものや工法の持つ奥行きや歴史
ものの持つ奥行きや人の手の痕 との対話の余地。メンテナンス
跡が失われがち。 も関係性を積み上げる貴重な機
会。
部屋 機能によって細かく分断。各部 部屋どうしや外部環境との関係
屋で完結し、部屋どうしや外部 性を考慮して設計。多様なもの
環境との関係性は考慮されな を感じながら生活する。
い。記号のみが流通する貧し
さ。
関係性を意識した設計の意義
- 18. 分断・受動
関係性の構築・能動化
化
コミュニティ ともに豊かさを築きあげる仲
田舎の不自由さから逃れるよう
間。現代的な新しい関係性の模
に核家族に細かく分断。関係性
索。
の薄さこそが価値。
地縁→志縁 とか。
行政に任せる。お上にしてもら
公共機能全般 自分たちでできることは自分た
うという受動的な関係。財政を
圧迫。 ちでやる。
能動的な態度から関係性が生ま
れ暮らしの豊かさと直結する。
福祉 行政のサポートを受けつつ、一
行政に任せる。高齢化等に伴い
定の地域全体で受け持つ。関係
財政を圧迫。住む場所や関係性
性の多様化。役割・仕事の創
の層ごとの分断が進む。
出。
エネルギー 生産と消費が分断。単一機関が エネルギーの選択肢の多様化。
受け持つ。 一定の地域で基本的な生産を受
け持つ。能動的な意識と関係性
の強化。
地域社会圏主義
INAX 出版
(2012/1/10)
157 ページ 集まって住むことの意義