Oracle GoldenGate Studio概要

Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. |
Oracle GoldenGate Studio概要
Faster GoldenGate Designs and Deployments
2016年2月
日本オラクル株式会社
クラウド＆テクノロジー事業統括

はじめに
• 本資料は、新製品Oracle GoldenGate Studioをご紹介するための資料です。
製品機能の詳細についてはマニュアルをご参照ください。
• 前提知識として、GoldenGateの基本的なアーキテクチャ等を理解している
必要があります。理解されていない方は、まず下記の資料を参考にして
下さい。
– Oracle GoldenGate入門
• http://www.slideshare.net/oracle4engineer/oracle-goldengate-55184461
– Oracle GoldenGateアーキテクチャと基本機能
• http://www.slideshare.net/oracle4engineer/oracle-goldengate-55184702
2

Safe Harbor Statement
The following is intended to outline our general product direction. It is intended for
information purposes only, and may not be incorporated into any contract. It is not a
commitment to deliver any material, code, or functionality, and should not be relied upon
in making purchasing decisions. The development, release, and timing of any features or
functionality described for Oracle’s products remains at the sole discretion of Oracle.
3

Oracle GoldenGate Studioの位置付け
4

Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 5
ETL エンジン不要の
高速データ変換
Data
Integrator
Big Data
Preparation
GoldenGate
Data
Quality
Data Service
Integrator
Metadata
Management
リアルタイム
データ連携
データ品質
（プロファイリング、
クレンジング、マッチ＆マージ）
Analytics向けの
データ準備
統合メタデータ管理
データ・
フェデレーション

Oracle Data Integration製品の実績
6
全世界で10000社以上のお客様にご利用頂いています。
エネルギー/産業保険業/ヘルスケア小売業その他
通信業金融業メディアサービス業日本国内の公開事例
・全日本空輸（株）
・公益社団法人
国民健康保険中央会
・佐世保中央病院
・楽天証券（株）
・DCMホールディングス
・IBJL東芝リース（株）
・サントリー・ホールディングス（株）
・北陸コカコーラ・ボトリング（株）
（株）ヒスコム
・MS&ADシステムズ（株）
・べリトランス（株）
・住友重機械工業（株）
・京都府（敬称略・順不同）

ETL エンジン不要の
高速データ変換
Data
Integrator
Big Data
Preparation
GoldenGate
Data
Quality
Data Service
Integrator
Metadata
Management
リアルタイム
データ連携
データ品質
（プロファイリング、
クレンジング、マッチ＆マージ）
Analytics向けの
データ準備
統合メタデータ管理
データ・
フェデレーション

Oracle GoldenGate 概要
• Oracle GoldenGate概要
– データ・レプリケーション製品
– 2009年旧GoldenGate社を買収
• Oracle GoldenGateの特徴
– データベースに行われた変更を他データベースへ反映
– 既存のデータベースやネットワークへの負荷は最小限
– 稼働中のデータベース同士で双方向に連携が可能
– 異なるデータベースやOSの種類・バージョンで構成され
たシステム間での連携が可能
– データベース全体だけではなく、表・列など必要な部分
に絞った柔軟な連携が可能
ソース・
データベース
ターゲット・
データベース
双方向同期
アプリ
GoldenGate
GoldenGate
アプリ
Active
Active

Oracle GoldenGate のリリース状況
9
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
OGG10.x
OGG11gR1
(11.1.1.x)
OGG11gR2
(11.2.1.x)
OGG12c
(12.1.2.x)
OGG12c
(12.2.x)
2009/10 GA
Premier Support
2010/8 GA
Premier Support
2015/6
Extended
2012/2
Premier Support
2013/11～2018/11
Premier Support
2012/7
Extended
2013/7
Sustaining Support 無期限
2017/6
Sustaining
2017/2～2020/2
Extended
2015/11～TBD
Premier Support
マルチバイト対応により
日本で本格出荷開始
Integrated Replicat
Oracle12c対応
Integrated Capture
マルチバイト対応
自動ハートビート表
パラメータの簡素化
1月GoldenGate Studio出荷
買収

Oracle GoldenGate関連ツール（管理・監視）
• コマンドラインによるGoldenGateの管理：GGSCI（GoldenGate Software Command Interface）
• GUIによるGoldenGateの管理・監視
10
GoldenGate Studio GoldenGate Monitor
•GoldenGateの監視・管理
を行うスタンドアロン製品
•高度な監視機能やア
ラート機能を提供
GoldenGate Plug-in
For EMCC12c
• Enterprise Manager Cloud
Control 12cのプラグイン
• Oracle Databaseと同一のイ
ンタフェースやメトリックを
使用して統合的に監視
GoldenGate Director
•GoldenGateのレガシー
バージョンを管理・監
視するC/Sツール
• GoldenGateをデザイン
＆デプロイするための
次世代管理ツール
監視用途でのツールは、StudioではなくMonitorもしくはEM Plug-inをご利用ください。
NEW

Oracle GoldenGate関連ツール（データ比較・修正）
• Veridataとは？
– データ比較と修正の機能を提供
• ソース / ターゲットのデータ比較・修正ジョブをGUI
ベースで作成
• ジョブの実行レポートをGUI画面から提供
– 高パフォーマンス及び低負荷でデータ比較
• 2フェーズの比較プロセスにより、リアルタイム
データの比較が可能
• 大量の行を持つ表に対しては差分（デルタ）比較
を選択可能
– GoldenGate自体は導入不要
• データベース側には軽量なエージェントのみ
Oracle GoldenGate Veridata
• Veridata利用によるメリット
– データ比較作業の簡略化とスピードアップ
 データ比較照合に際しての時間短縮
 リソース・人的ミスの削減
 データ移行後のデータの信頼性の確保
 データ連携中の各種障害や人的エラーなどに
より発生する、移行後のデータ不整合の検知

Oracle GoldenGate関連ツールの歴史
Nov
R12.2
Oracle GoldenGate
2012 2013 2014 2015 20162009 2010 2011
Oct
R10.4
Aug
R11.1.1
Feb
R11.2.1
Sep
R12.1.2.0
May
R12.1.2.1
Director
Monitor
EM Plug-inMay
R12.1.0.1
Sep
R12.1.0.2
StudioNEW
Nov
R12.1.2
Oct
R2.x
Sep
R11.1.1
Jul
R11.2.1
Jun
R12.1.3
Apr
R11.1.1
ManagementPack
構築用
(レガシー)
監視用
EM統合
監視
＊FM統合、管理機能追加
＊管理機能追加
＊監視のみ
＊監視のみ
＊マルチバイト対応
＊R11.1のBundled Patch
Jun
R11.2.1
2017
Jan
R12.2
Jun
R12.2
構築用
(次世代)
FoundationSuite
Veridata
NEW
データ
比較
・Dec 2012
R11.2
・Jun 2014
R12.1.3
・Oct 2015
R12.2.1
・Oct 2009
R3.x

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GoldenGate Studio概要
• GoldenGate Studioとは？
– GoldenGateによるレプリケーション環境をGUI
で容易に構築するための製品
– 各種ウィザードにより容易にベストプラクティス
に基づいたレプリケーション構成を自動作成
– レプリケーションフローやマッピング・競合検
知・フィルタ設定などがGUIで容易に把握可能
– 各環境へ1クリックでデプロイ＆再デプロイ
– 変化するビジネスニーズに応じて、容易に構
成を変更
– 全ての変更履歴をリポジトリに安全に保管
• 既存GoldenGateユーザ様がGoldenGate
Studioを導入するメリット
– デザインやデプロイに関わる作業時間を削減
– 従来手動で行っていた作業を、ウィザードや自動
マッピング機能などにより一部自動化
– 個々の環境で設定を確認する必要がなくなり、レ
プリケーション環境の全体構成を可視化し、
Studioから全ての環境の設定を行うことが可能
– 論理デザインと物理デザインが分離できるので、
GoldenGateの詳細を知らない方でも論理デザイ
ンを作成可能
＊GoldenGate Studio を使用する場合は、別途GoldenGate Foundation Suite ライセンスが必要です。

GoldenGate Studioの特徴① デザインの再利用性
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論理デザインと物理デザインの分離
Design
One Click Deploy
Deploy
開発、テスト、本番

• 柔軟なレプリケーション構成 • 多様なプロセスの配置
– 例：基本的な構成（ソースとターゲットに配置）
– 例：ソースに負荷をかけないリモート構成
– 例：中間サーバを置く構成
GoldenGate Studioの特徴②柔軟な構成に対応
1：1のレプリケーションだけではなく、多様な構成に対応
一方向
双方向
ハブ＆スポーク
ソース、
ターゲット
（デフォルト）
GG GG
ターゲットのみ
（リモートソース）
GG
ソース、
ハブ、
ターゲット
GG GG GG
＊最初にこれらの構成を選択後、追加・変更が可能

GoldenGate Studioのアーキテクチャ
17
デプロイ ./dirtmp バックアップディレ
クトリ
./dirprm 設定ファイル用ディ
レクトリ
./diroby コマンドファイル用
ディレクトリ
GLOBALS Globalファイルパラ
メータ
ggsci 表ロギングの追加
Capture/Pump/Repl
icat/初期ロードの
起動・停止
監視（簡易版）
Oracle
GoldenGate
Studio
12.2.1
(Java)
メトリック
(REST via OGG Manager Port)
OGG Studio
リポジトリ
(Oracle only)
Monitor Agent
12.2.1
GoldenGate
12.2.0
アクセスするGoldenGateコンポーネント

GoldenGate Studioの用語
• プロジェクト
– GoldenGateレプリケーション・ソリューショ
ンのコンテナ。1つのプロジェクトは複数
のソリューションを含む。
• ソリューション
– GoldenGateでサポートされる論理デザイ
ン（例：一方向、双方向など）
– 1つ以上の物理デザイン（デプロイメント・プロ
ファイル）とマッピング・グループを含む。
• デプロイメント・プロファイル
– レプリケーションの物理的な属性を定義
するもの。（例：GGの配置場所、DBサー
バの属性など）
• マッピング・グループ
18
＊各ウィンドウの配置は自由に変更できます。

ソリューションの作成
• ビジネスニーズに合わせて論理デザインを作成
• GoldenGateでサポートされる構成のテンプレートを提供
19
GoldenGateの詳細を知らなくても論理デザインが可能
テンプレートによる迅速なデザイン一方向
双方向
ハブ＆スポーク
論理デザイン
ソリューション・ウィザード

論理デザインの変更
• ドラッグ＆ドロップでソースや
ターゲットのデータベースを
追加可能
• ドラッグ＆ドロップで新しいレ
プリケーション・パスを追加
可能
20
ビジネスニーズに合わせて、論理デザインを変更することが可能
論理デザイン

• Capture/Replicatプロセスの配置に関わる8つのテンプレートを提供
ソース、
ハブ
（リモートターゲット）
シングル
ホスト
ソース、
ハブ、
ターゲット
ハブ
ターゲット
ソースのみ
（リモートターゲット）
ハブのみ
（リモートソース、
リモートターゲット）
ソース、
ターゲット
（デフォルト）
ターゲットのみ
デプロイメント・プロファイルの作成（1/3）
21
デプロイメント・プロファイル・ウィザードにより物理デザインを選択
ニーズに応じて様々な構成を選択可能
• ソースやターゲットの上で稼働させるか？
• リモートCaptureやリモートReplicatを使用するか？
• Hubサーバにもプロセスを配置するか？
GG GG
GG
GG
GG
GG GG GG
GG GG
GGGG
GG
物理デザイン
デプロイメント・プロファイル・ウィザード

• データ・サーバを指定
– 事前に設定したデータベース・サーバへの接
続から選択することができます。
• GoldenGateインスタンスを指定
– 事前に設定したGoldenGateインスタンスへの
接続から選択することができます。
22
前ステップで決定した構成に応じて、実際のDBサーバやGGインスタンスを設定
1つのソリューションに対して、デプロイメント・プロファイルで複数の異なるアーキテクチャを使用することが可能です。
（例：開発環境、テスト環境、本番環境）
物理デザイン

• デプロイメント・プロファイル・ウィザードにより、下記の様な構成が作成されます。
• この画面から各プロセスやファイルの管理ができます。
23
完成したデプロイメント・プロファイルからプロパティなどを調整します。
プロセスを右クリック
→ 起動・停止・強制終了など
プロセスをクリック
→ プロパティ・ウィンドウに
パラメータ設定などが表示

マッピング・グループの作成（1/2）
• 自動マッピングの方法
①リソースナビゲータからマッピングしたいス
キーマや表を選択
②ソースからターゲットにドラッグ＆ドロップ
するか、「AutoMap」ボタンを押すと、自動的
にマッピング
• 対象表が多い場合にも分かりやすい表示
24
自動マッピングまたはカスタム・マッピングが可能
①
②
表示内容の
フィルタリング
オブジェクトを選ぶとマッピング先がハイライト
物理デザイン論理デザイン

マッピング・グループの作成（2/2）
• マッピング・グループの種類
– マッピング・グループ（ソリューションの中に作成）
– グローバル・マッピング・グループ（グローバル・リソース内に作成）
• 同じマッピング・グループを、異なるソリューションや異なるプロジェクト内と共
有することが可能（1か所を変更すると全てが変更される）
25
二種類のマッピング・グループから選択可能
物理デザイン論理デザイン
＊マッピング・グループ作成後に、グロー
バル・リソース・ライブラリにコピーできます。

• 稼働環境へ直接デプロイ
– Studioから直接稼働環境にファイルをデプロイ
します。
– プロファイル下部にある「Overview」タブを選択
すると、デプロイ時のオプション等が選べます。
• GoldenGateファイルの生成
– Studioのローカル環境にデプロイに必要な
GoldenGateファイルを出力します。
– 直接デプロイしたくない場合などに使用します。
26
GoldenGateインスタンスへのデプロイと管理

参考情報
• GoldenGate Studioのデータシート（英語）
– http://www.oracle.com/technetwork/middleware/goldengate/overview/ds-
oggstudio-12-2-1-0-2868485.pdf
• GoldenGate Studioのマニュアル（英語）
– http://docs.oracle.com/goldengate/s1221/gg-studio/index.html
• GoldenGateの開発者ライセンス用メディアダウンロード
– http://www.oracle.com/technetwork/middleware/goldengate/downloads/index.html
27

Document Control
Author
日本オラクル株式会社
• 舟橋直美
Reviewer
日本オラクル株式会社
• 谷川信朗
• 後藤陽介
28
変更履歴
Date Version
2016/1 1.0 Created.

Safe Harbor Statement
The preceding is intended to outline our general product direction. It is intended for
information purposes only, and may not be incorporated into any contract. It is not a
commitment to deliver any material, code, or functionality, and should not be relied upon
in making purchasing decisions. The development, release, and timing of any features or
functionality described for Oracle’s products remains at the sole discretion of Oracle.
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