現在中国では「新常態政策」のもとで、構造改革が進むとともに、 「内需拡大」、「都市化」、「サービス化」といった、 より付加価値の高い産業構造への転換が推進されている。 IT化はその政策の流れを受けて重要視され、関連ソフトウェア 産業などはさまざまな恩恵を受け成長している。
しかし、「上海万博」で街は超近代都市に変貌をとげ、生活の 様子も変化してきた一方で、不条理で不効率な部分も歴然と 存在している。
講師は2005年に東京から上海に拠点を移し、現地でソフトウェア 会社を運営し、パッケージ商品や、日本向けのオフショア開発など 実施し、OSSを積極的に活用してきた。
このセミナーでは講師が実際に遭遇したトピックスを取り上げ、 コンピューターネットワーク、ソフトウェアの関連事情とともに OSSの現状を紹介しながらその普及について考えたい。