1. リンクリゾルバ・統合検索の導入の経緯と現状
琉球大学附属図書館の事例
琉球大学附属図書館 大谷周平

2. 自己紹介
平成17年4月 琉球大学附属図書館に採用。
平成20年7月 財務部へ異動
財務部へ異動。
平成21年7月 附属図書館情報リテラシー係
に配属。
現在はデータベース講習会や電子リソース管
理の一部を担当。
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3. 導入システム
Serials Solutions社
・360Core（電子リソース管理システム）
・360Core（電子リソ ス管理システム）
360Li k（リンクリゾルバ）
・360Link（リンクリゾルバ）
・360Search（統合検索）
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4. 導入のタイムスケジュール
平成20年10月 検討開始
平成20年11月 館内トライアル実施（2社）
平成21年1月 リンクリゾルバ提供開始
平成21年4月 ホームページリニューアル
統合検索提供開始
平成22年1月 国内電子ジャーナルの追加
E-Bookタイトルの登録
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5. 導入経費は？
中期計画達成プロジェクト経費獲得
「琉大生のための情報リテラシー向上支援プロ
グラムの開発」
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6. プログラムの中身は？
・情報リテラシー教育支援のための教材作成
・学術情報検索環境の向上
学術情報検索環境の向上
を目的に大学教育センター・総合情報処理セン
タ 附属図書館で実施。
ター・附属図書館で実施
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7. システム選択のポイントは？
・国内での導入実績
国内での導入実績
・維持・管理の容易さ（ASPサービス）
維持 管理の容易さ（ASPサ ビス）
・導入経費
導入経費
・カスタマイズの柔軟性
カスタ イズの柔軟性
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8. 画面デザイン（電子リソース管理リスト・360Core）
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9. 画面デザイン（リンクリゾルバ・360Link）
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10. 画面デザイン（統合検索・360Search）
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11. 画面デザイン（図書館HP）
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12. 導入したことによって
どんなメリットが？
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13. 導入前（リンクリゾルバ）
1.文献情報を検索
文献情報を検索 2.電子ジャーナルを確認
電子ジャ ナルを確認
3.紙媒体の所蔵を確認 4.文献複写を依頼
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14. 導入前（リンクリゾルバ）
文献情報を手に入れた後、実際に手に入れる
ためには、複数のシステムで何度も情報を入
ためには 複数のシステムで何度も情報を入
力しないといけない。
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15. 導入後（リンクリゾルバ）
1.文献情報を検索
2.電子ジャ ナルを確認
2.電子ジャーナルを確認
3.紙媒体の所蔵を確認
4.文献複写を依頼
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16. 導入後（リンクリゾルバ）
文献情報の検索から入手までがシームレスに1
つの画面から可能に。
つの画面から可能に
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17. 導入前（統合検索）
16

18. 導入前（統合検索）
・別々のデータベースを開いて、別々に検索を
別々のデ タ スを開いて、別々に検索を
しないといけない。
・それぞれのシステムでインターフェイスが異な
それぞれ シ テ インタ イ 異な
る。
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19. 導入後（統合検索）
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20. 導入したことによって？
統一されたインターフェイスで一度に複数の
データベース検索が可能に。
デ タベ ス検索が可能に
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21. 広報は？
・ホームページでのお知らせ
・全教員へのメールでのアナウンス
・講習会やレファレンスの際に紹介
・館報「びぶりお」で紹介記事を掲載
<http://manwe.lib.u-ryukyu.ac.jp/library/biblio/bib42-2/index.html#page=3>
h // lib k j /lib /bibli /bib42 2/i d h l# 3
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22. 実際の利用状況は？（リンクリゾルバ）
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23. 実際の利用状況は？（リンクリゾルバ）
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24. 現状分析（リンクリゾルバ）
・導入初期が利用のピークとなっているが、一
定の利用が継続している。
定の利用が継続している
・Openurl経由の検索が半分を占める。
（リンクリゾルバ経由）
（ ク ゾ バ経由）
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25. 実際の利用状況は？（統合検索）
Month: Apr 2009 May 2009 Jun 2009 Jul 2009 Aug 2009 Sep 2009 Oct 2009 Nov 2009 Dec 2009 Jan 2010 Feb 2010 Mar 2010 Apr 2010 May 2010
SearchCount 2,869 4,240 4,033 4,012 2,180 1,301 3,139 2,842 2,114 3,159 1,853 1,255 3,555 3,849
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26. 現状分析（統合検索）
・導入初期が利用のピークとなっているが、一
定の利用が継続している。
定の利用が継続している
・クイックサーチ経由の検索が全体の4割弱。
（OPACのアクセスログからの推測）
（ ク グから 推測）
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27. 現状分析
・各電子ジャーナルの利用統計は、ほぼ増加傾
各 統 、 増 傾
向。
・各DBについても、全体的に増加傾向。特に一
部DBは導入後劇的に増加。
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28. 問題点（広報面）
講習会では初学者対象が中心となっており、
有用性を実感として伝えにくい。
有用性を実感として伝えにくい
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29. 問題点（リンクリゾルバ）
多機能なため、リンクリゾルバがどのようなもの
多機能なため リンクリゾルバがどのようなもの
かを意識して利用しないといけない。
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30. 問題点（統合検索）
・全DBを検索対象としているため、検索にやや
時間がかかる。
時間がかかる
・性格のことなるDBが混在しているため、検索
結果をみるときに、その結果を見極める能力
結果をみるときに その結果を見極める能力
が必要。（書誌情報なのか・フルテキストを見
ることができるのか・所蔵情報なのか）
ることができるのか 所蔵情報なのか）
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31. 今後の展開（リンクリゾルバ）
リンクリゾルバを意識させない提供方法。
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32. 今後の展開（リンクリゾルバ）
360 Link APIを「活用
→360Linkから必要なデータを取り出して、再
360Li kから必要なデ タを取り出して 再
利用することが可能に。
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33. 今後の展開（国内の事例）
京都大学図書館機構
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34. 今後の展開（海外の事例）
University of Huddersfield Library
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35. 今後の展開（リンクリゾルバ）
OPACの画面上でリンクリゾルバから電子リ
ソースの情報を表示。
ソ スの情報を表示
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36. 今後の展開（統合検索）
個別の
個別のニーズに合わせた検索環境の提供
ズに合わせた検索環境の提供
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37. 今後の展開（統合検索）
Custom Search Boxを活用
→簡単な設定で、検索対象DBカスタマイズ
→簡単な設定で 検索対象DBカスタマイズ
することが可能に
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38. 今後の展開（統合検索）
Custom S
C t Search B
h Box
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39. 今後の展開（統合検索）
医学系や教育系といった主題毎に検索可能な
画面の提供などが可能に。
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40. 平成24年度に図書館システムのリプレイス
OPAC・電子リソース・データベースや統合検
索・リンクリゾルバといったものを含めて情報
検索サービスをどのような形で提供していくの
か。
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41. リンクリゾルバ・統合検索の導入の経緯と現状
これから導入を検討されてる機関の方に
Lifo(http://www.lifo-club.org/)
Lif (htt // lif l b /)
・リ ンクリゾルバまとめ
リ リ
・大学図書館の図書館システム・リンクリゾル
バ導入状況まとめ
参考資料としてお使いください。共同編集して
いただける方も募集中です。
だ 方も募集 す
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42. リンクリゾルバ・統合検索の導入の経緯と現状
ご清聴ありがとうございました。
ご清聴ありがとうございました
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