PeedDetectorFake

1. PeekDetectorFake

2. 私は
コミュニケーションしたくない。
（ときどき）

3. 問題
画面みられてるよー
やだなー

4. 仕様
• 隣の人に「画面を見られることは嫌だ」と伝えた
い
• しかし隣の人と会話したくない
• （プライバシーフィルタは見づらいから嫌だ。）

6. ソリューション
• PCのWebカメラで顔認識し、隣人の視線方向を検知する
• 視線を捉えたら、「システムは第三者の視線を検知しま
した。この画面はだれかに覗かれている可能性がありま
す」と画面に表示し、隣人が自主的に覗くことをやめる
ことを促す。
→コミュニケーション主体が計算機になるので、「空気の
よめない計算機のしわざ」になり、人間は責任を回避でき
る
→そもそも覗き見さえなければ隣人に情報は伝わらないの
で、こちらを非難してきたらその事自体が覗き見の動かぬ
証拠。

7. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
状況まとめ

8. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
直接応戦は嫌
応戦

9. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
計算機に応戦させる
自動化され
「空気読めない」

10. ん？

11. 実用的Wizard of Oz
• なにも自動的に視線検出するツールを開発する必
要はない。
• 単純にホットキーを押すとあたかもシステムが視
線検出したような画面を表示すればいい。
「PeepDetectorFake」を作りました
（実装時間１０分）

12. PeepDetectorFake
DEMO

14. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
状況まとめ

15. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
直接応戦は嫌
応戦

16. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
計算機に応戦させる
自動化され
「空気読めない」

17. ユーザ
ユーザの
計算機
対象の人
攻撃
計算機が勝手にやったようなフリ
をする
自動化され
「空気読めない」
印象
Wizard of Oz

18. 発展
• 仮説
– 「機械に代わりに咎責してもらうと気が楽？」
– 「機械に咎責されるほうが人間にされるよりよい？」
• 心理学者と研究をすすめてます。