はじめてのSEO「集客できるウェブサイトの育て方」
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検索エンジンがサイトを評価するしくみ 技術的対策とマーケティング的対策 SEOのサイクル やってはいけないこと 検索だけじゃない集客の方法
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- 2. 自己紹介 門屋 亮（かどや りょう） クローバ株式会社 代表取締役社長 2007年 サイボウズ株式会社入社 デヂエ 8 開発責任者 メールワイズ 4 開発責任者 サイボウズOffice 8開発責任者 kintone プロダクトマネージャー 2015年 クローバ株式会社設立 kintone エバンジェリスト
- 3. 2 SEOとは ”Search Engine Optimization” の略であり、 検索エンジン最適化を意味します。 Googleなどの検索エンジンでの検索結果により多く露 出されるために行う一連の取り組みのことを指します。 検索上位に表示されるしくみのことではありません。
- 15. 14 ちゃんと公開されています
- 20. 19 1997〜2010年ごろ 1. 被リンク（バックリンク） • 被リンク（バックリンク）によるページラング • 他のページからリンクされるほど評価が高い。 • 無意味なページのバックリンクを販売する業者がラン キングを操作していた • リブセンス問題
- 21. 20 2010〜2015年ごろ 1. コンテンツ 2. 被リンク（バックリンク） • リンクに加えて、ページの中身（コンテンツ）を解釈 して評価するようになる。 • コンテンツの量、スペルチェック、キーワードの出現 頻度など、ルールに基づく評価。 • 検索されやすいキーワードをタイトルや見出しに入れ る、記事を長くするなどの対策が行われることに。 • WELQ問題
- 22. 21 2015〜 1. AI（人工知能） 2. コンテンツ 3. 被リンク（バックリンク） • RankBrainと呼ばれる人工知能システムの登場。 • その他200以上のシグナル（評価要素） • 品質の低いコンテンツやそれらのサイトからのリンク は低評価となる要因に。 • ルールに基づかないため、対策がとりにくい。 • よりパーソナルな検索へ。住んでいる地域や知り合い の行動なども検索結果の要素となる。
- 24. 23 クローバ PAGEでのテクニカル的対策 • レスポンシブ（スマートフォン）対応 • SSL（暗号化）対応 • 画像の最適化（データ圧縮など） • 検索エンジンが解釈しやすいタグ構造 • SNS向けのOGP（シェアした際の画像など）生成 • サイトマップの生成 • 画像のALT属性 • 構造化マークアップ（パンくずリスト） • SearchConsole用タグの生成 • 内部リンクの生成 など 常に新しい技術に対応しています。
- 27. ランキングファクターの重要度 実際のシグナルとは異なります 26 1. ダイレクトサイト訪問 2. サイト滞在時間 3. セッション/ページ 4. 直帰率 5. リファラードメインの数 6. バックリンクの数 7. リファラーのIPの数 8. followバックリンクの数 9. コンテンツの長さ 10.HTTPs 11.アンカーテキストの数 12.アンカー内のキーワード 13.body内のキーワード 14.キーワードの密度 15.title内のキーワード 16.meta内のキーワード 17.ページ内にビデオがあるか 2017年に実施 60,000キーワードの 上位100位までのデータを集計 上にいくほど関連性が高い
- 30. AIってなに 29
- 32. 31 ディープラーニングの誕生 • YouTubeにアップロードされている動画から、ランダム に取り出した1000万枚の画像 • 1000台のコンピュータで3日間かけて学習 • 人間の顔、猫の顔、人間の体の写真を見分けられるように なった • 人が猫の特徴を「教えた」わけでないことが従来の技術と 根本的に異なる。
- 35. 34 人がやっています
- 37. 36 ここまでのまとめ • 検索順位を決めるアルゴリズム（しくみ）は日々 改良されている • 順位を決める普遍的な要素は存在しない • AIの採用により、検索した人にとってのコンテン ツの「質」がより重要に • 技術的な対策はツールやサービスにおまかせして しまったほうが楽
- 38. やってはいけないこと 37
- 47. 実践編 46
- 49. 48 キーワードの選定と評価 • 検索ボリューム • 競合の多さ • 上位他サイトの状況 • 上位を狙えるキーワードか？ Googleが公開しているキーワードプランナーで 調べることができる キーワードプランナー https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword- planner/
- 50. 49 コンテンツの作成・更新（内部対策） • テクニカル面も考慮 • 読み手にもGoogleにもわかりやすい • タイトルや見出しの調整 • キーワードの個数 • リンクにキーワード • コンテンツの質をあげる • 検索ユーザーの知りたいことを意識 • 検索キーワードと関連性の高いコンテンツ • 専門的でオリジナルなコンテンツ • クリックしやすいタイトル • こまめにアップデート
- 51. 50 ユーザーからの評価（外部対策） • まずはSearchConsoleに登録 • 適切なバックリンクを得る • SNSやブログにリンクを貼る • こまめにやってますか？ • 知り合いにリンクを貼ってもらう • 評価が高いサイトからのバックリンクをもらうために • プレスリリースを出す • PR記事を書いてもらう • 評価が低いサイトからのリンクはSearchConsoleから 否認できる
- 52. 51 検索結果への反映 • SearchConsoleで確認 • 検索結果に反映されるには時間がかかる。数ヶ月から 半年は普通。 • 増減に一喜一憂しない。ビッグワードは上がらなくて 当然 • お店などはまず地域での検索上位を狙う • 検索状況から、どんなコンテンツを増やしていけばい いか検討
- 54. 検索だけじゃないウェブ集客 53
- 55. 54 SNS • 新規顧客よりも既存顧客（ファン）を意識 • 宣伝よりも見てくれる人の役にたつ情報を • 相互フォロー、相互いいねはあんまり意味ない • 個人事業の場合はお店・会社アカウントよりも個 人アカウントのほうが親近感がわきやすい • 定期的に投稿してちゃんと続けましょう
- 56. 55 広告 • Facebook広告 • 一日数百円で広告が出せる • ユーザーの興味や関心に基づいた露出が可能 • イベントの紹介や新着記事など、SNSに書きそうな内 容のほうが効果がある • お店などは「いいね」数を稼ぐために広告が有効 • リスティング（Google）広告 • キーワードの選定が重要 • AIによるコンバージョン単価設定ができる • 広告経由のユーザーの質は低い印象
- 57. 56 メルマガ • 魅力的なコンテンツを定期的に供給できるかがカギ • 経験上クリック率は3〜5% • 開封率・クリック率の測定はしたほうがいい • 未許諾でのメール配信は違法。許諾があっても配信停 止は必須
- 58. どんな集客方法であったとしても 57 • どんな人に来てもらいたいかイメージしよう • 見てくれる人が喜ぶことをしよう • 常に振り返りをしながら続けよう
- 59. 信頼できる情報サイト 58