第19回 Office 365 勉強会 (2017年6月3日開催) セッション資料 Docs.com サービス停止のため、資料を引っ越しました。 Slideshare 公開時点では古い内容を含んでいることがありますが、記録・参考として公開します。

1. 第19回 Office 365 勉強会
2017年6月3日
瀬尾佳隆 (@seosoft)
Microsoft MVP for Windows Dev
Skype for Business + Bot
+ Graph API

2. おことわり
本資料は、2017年6月3日時点の内容です
Slideshare 公開した 2018年1月時点では
一部古い内容を含んでいることがありますが、
記録・参考として公開します

3. 自己紹介
瀬尾佳隆 (せおよしたか)
• MVP for Windows Development
• http://yseosoft.wordpress.com/
• 乃木坂46 / 欅坂46 と、仏像 / 屏風絵が好き
 Cogbot コミュニティ スタッフ
 Techfair 主宰
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4. 今日の内容
Bot Framework の概要
Skype for Business 対応
Bot で Graph API 利用
操作手順、コード例は資料後半に「おまけ」として載せてます
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5. この資料の置き場所
http://bit.ly/s4bbot_20170603
“Skype for Business” + “Bot” + 今日の日付
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6. 今日の皆さんの宿題
Bot Framework が
Skype for Business に対応
• Preview なので、まだまだ課題があるのは事実
•企業内システムでも
Chat インターフェイスが増えるはず
今のうちにアイデアを練ってください
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7. Build 2017
Bot Framework 関連のアップデート
• Channel 追加
• Skype for Business
• Adaptive Card
• LUIS 連携の強化
• Speech 対応
など
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8. Bot Framework の概要
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9. Bot とは
ユーザーとシステムとのコミュニケーションは
Dialog で行われる (Screen ではない）
https://docs.microsoft.com/en-us/bot-framework/bot-design-conversation-flow
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10. Bot のアーキテクチャー
https://docs.microsoft.com/en-us/bot-framework/overview-how-bot-framework-works
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11. Bot のアーキテクチャー
https://docs.microsoft.com/en-us/bot-framework/overview-how-bot-framework-works
ユーザーBot サービス 直接通信している
わけではない
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12. Bot Framework
https://dev.botframework.com/
Bot 作成のツール、管理ポータルの集合体
• 開発ツール
• Bot 登録管理
• Bot Directory
• ドキュメント
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13. Bot 開発に必要なもの
Bot Builder SDK
Bot Application Template
Bot Framework Emulator
Bot Connector
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14. Bot Builder SDK
Bot 開発のためのライブラリ / API セット
• Bot Builder SDK for .NET
• Bot Builder SDK for Node.js
• Azure Bot Service
• REST API
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15. Bot Application Template
Visual Studio 用のプロジェクトテンプレート
• http://aka.ms/bf-bc-vstemplate
• ZIP ファイルのままで、
“%USERPROFILE%¥Documents¥Visual Studio
2017¥Templates¥ProjectTemplates¥Visual C#¥”
にコピー
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16. Bot Framework Emulator
Bot のデバッグツール
• https://docs.microsoft.com/en-us/bot-
framework/debug-bots-emulator
• 会話の流れ
• 会話の生データ (json)
• ログ
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17. Bot Connector
Bot と Chat アプリとを接続する仕組み
• Chat アプリごとに Bot のコードを変更する必要がない
• Skype for Business が追加された (Build 2017)
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18. Skype for Business 対応
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19. 現在は Preview
今後に期待 何を言いたいのか察してください・・・
https://msdn.microsoft.com/en-us/skype/Skype-For-Business-Bot-Framework/docs/overview19

20. Bot Connector (再確認)
Bot と Chat アプリとを接続する仕組み
• Chat アプリごとに Bot のコードを変更する必要がない
Chat アプリの種類に
よらず接続可能
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21. Skype for Business + Bot
Bot と Skype for Business との接続もOK
• Skype for Business でも Bot を変更する必要ない
Skype for Business
であっても Bot 変更不要
Preview なので、いろいろ
課題はあるんですが・・・
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22. 現在の課題
シングルサインインできない
• 認証されているのは Skype クライアント
• Bot はユーザーが認証されていることを
知らない
• Bot では Chat アプリ固有のコードは
記述しない
Bot のプレゼンスが取れない
• オンラインでないと話しかけづらいかも
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23. 認証の方法
方法は 2つ
• OAuth 認証のコードを自力で書く
• AuthBot パッケージを使う
• ただし AuthBot は非公式、かつプレビューなので制約が多い
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24. AuthBot
現在 Preview 版、非公式パッケージ
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25. AuthBot の注意点
依存関係のある NuGet パッケージの
バージョン縛りがある
• 全パッケージを最新にすると
ビルドエラーや実行時エラー
• Preview が取れるのを
待ちましょう
2017年6月2日現在、
最新バージョンにしては
いけないパッケージ
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26. AuthBot 実行結果 (1/4)
認証情報の要求
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27. AuthBot 実行結果 (2/4)
認証
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28. AuthBot 実行結果 (3/4)
マジックナンバーを送信
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29. AuthBot 実行結果 (4/4)
認証成功
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30. Bot で Graph API 利用
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31. 認証できたら、次は
Graph API 利用
• Graph エクスプローラーがあれば、アプリ実装は意外と簡単
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32. Graph エクスプローラー
Graph API の呼び出し方を確認するのに便利
https://developer.microsoft.com/ja-jp/graph/graph-explorer 32

33. Graph API 呼び出し方
Graph API 呼び出しは定石通り Graph エクスプローラーの
クエリをペースト
(必要に応じて加工)
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34. モデルの例 (1/2)
ユーザー情報の場合
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35. モデルの例 (2/2)
カレンダー情報の場合
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36. 実行例
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37. 参考
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38. 情報源
Bot Framework
• https://dev.botframework.com/
SecuretaryBot 開発チーム Blog
• https://secretarybotja.wordpress.com/
Cogbot コミュニティ
• https://www.facebook.com/groups/cogbot/
瀬尾のセッション資料 (Cogbot 関連)
• https://docs.com/yoshitaka-seo/2037/cogbot
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39. 第6回 Cogbot 勉強会
Build 2017, de:code 2017 最新情報
2017年6月16日 (金) 19:30 開始
https://cogbot.connpass.com/event/58638/
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40. おまけ 1
Bot 開発のポイント
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41. コーディングのポイント
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42. コーディングのポイント (1/5)
IDialog を実装したクラスで、
ユーザーとBotとの対話を処理
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43. コーディングのポイント (2/5)
ここまでの対話の
必要な内容を保持できる
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44. コーディングのポイント (3/5)
ユーザーが送信してきた
メッセージ
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45. コーディングのポイント (4/5)
Bot からユーザーに返す
メッセージ
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46. コーディングのポイント (5/5)
ユーザーからの
次のメッセージを待つ
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47. おまけ 2
Bot 登録手順
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48. Bot 登録手順 (1/8)
Bot を Azure App Service に展開
あとで使います
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49. Bot 登録手順 (2/8)
Bot Framework の My bots で
[Create a bot]
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50. Bot 登録手順 (3/8)
名前、ハンドル、説明を入力
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51. Bot 登録手順 (4/8)
Bot のエンドポイントを入力
• サイト URL を “https” にして、末尾に “api/messages”
正確には Bot の
Controller名
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52. Bot 登録手順 (5/8)
[Create Microsoft App ID and password]
でアプリ ID とパスワードを自動生成
• ID とパスワードはあとで使うので、メモ帳などに貼り付け
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53. Bot 登録手順 (6/8)
管理者のメールアドレスを入力して、登録
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54. Bot 登録手順 (7/8)
Visual Studio に戻って、web.config を編集
• AppID, Password を入力
• 最後にもう一度デプロイして、config を反映させる
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55. Bot 登録手順 (8/8)
My bot 画面の [Test] で動作確認
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56. おまけ 3
Skype for Business の Channel 登録手順
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57. Channel 登録手順
「Preview だから」ということもあってか・・・
登録手順がちょっと面倒
時間がかかる（テナントの設定反映 8時間！）
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58. Channel 登録手順 (1/7)
My bot の [Add a channel] で
Skype for Business を選択
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59. Channel 登録手順 (2/7)
[Learn how] をクリック
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60. Channel 登録手順 (3/7)
あとは、このページの通り
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61. Channel 登録手順 (4/7)
PowerShell の Skype for Business Online
Connector モジュールをインストール
※Skype for Business Bot 登録をする PC ごとに
初回の1回だけ
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62. Channel 登録手順 (5/7)
管理者権限で PowerShell を開いて
以下のコマンドで、Office 365 の管理者で
サインイン
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63. Channel 登録手順 (6/7)
AppId を使ってエンドポイントを追加
• 結果が返るまで 2～3分かかることも・・・
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64. Channel 登録手順 (7/7)
あとは、ただ 8時間以上待つだけ・・・
• テナントへの反映が済むまでは
エラーメッセージが表示される
• あきらめて Bot 削除しないように
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65. AuthBot の使い方 (1/4)
https://github.com/microsoftdx/AuthBot
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66. AuthBot の使い方 (2/4)
web.config にキー 7個を追加
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67. AuthBot の使い方 (3/4)
IDialog 実装クラス 1か所目
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68. AuthBot の使い方 (4/4)
IDialog 実装クラス 2か所目
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69. おまけ 5
Azure AD 認証のローカルデバッグ方法
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70. AAD ローカルデバッグ
Azure AD 認証するアプリをローカルの IIS で
デバッグするためには、
SSL を有効
にする必要があります
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71. AAD ローカルデバッグ方法 (1/3)
プロジェクトを選択して、
プロパティペインで
[SSL 有効] を “True” にする
• ポート番号が自動的に決まるのでメモ
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72. AAD ローカルデバッグ方法 (2/3)
プロジェクトのプロパティ – [Web] で
[プロジェクトの URL] に先ほど決まった URL を指定
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73. AAD ローカルデバッグ方法 (3/3)
F5 キーで Bot を起動すると、指定のポートで
SSL 有効な状態で起動
• PC ごとに初めての SSL 有効化の際には、証明書インストー
ルを求められる
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