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JAPAN COLLECTIVE IMPACT SESSION in 渋谷
- 3. 事業数 学習会拠点数 登録生徒数 登録ボランティア数 ３３事業 ６２か所 ２０６４名 １０８５名 南三陸 仙台 東京 高校内補習塾 志翔学舎 東京都 高校進学 221名（進学率100％） 大学受験 17名 2017年度キッズドア無料学習会・居場所運営実績 copyright©️2018NPOKIDSDOOR
- 5. 最新の貧困線 相対的貧困とは 国民生活基礎調査における相対的貧困率は、一定基準（貧困線）を下回る等価 可処分所得しか得ていない者の割合。 貧困線とは、等価可処分所得（世帯の可処分所得（収入から税金・社会保険料 等を除いたいわゆる手取り収入）を世帯人員の平方根で割って調整した所得）の 中央値の半分の額。 2人世帯 177万円未満 3人世帯 217万円未満 4人世帯 250万円未満 Copyright©2017 NPO KidsDoor
- 6. 貧困世帯の経済的状況 n= 200万円未満 200〜300万 円未満 300〜400万 円未満 400〜500万 円未満 500〜600万 円未満 600〜700万 円未満 (%) 文科省 67309 5.8 7.4 10.1 11.7 12.4 11.6 キッズドア 147 30.6 18.4 17.0 10.9 8.2 2.0 n= 700〜800万 円未満 800〜900万 円未満 900〜1000万 円未満 1000万円以 上 無回答 平均値（無回 答を除く） （万円） 文科省 67309 10.5 6.9 5.7 10.9 7.2 633.3 キッズドア 147 2.0 0.7 0.0 0.0 10.2 304.9 ※文科省「1,000万円以上～1,200万未満」「1,200万円以上～1,500万未満」「1,500万円以上」 を全て合算。キッズドア「100万未満」と「100～200万未満」を合算。 また、類似調査と比較すると、無回答を除いた平均値は、文科省が 633.3万円に対して、キッズドアは304.9万円と大きく異なっている。 【保護者】ご家族の現在の世帯年収を教えてください。 ※同居されているご家族全員の合計金額でお答えください。
- 8. 8 こども宅食の対象世帯 世帯数（世帯） 人数(人) 文京区全人口 116,661 213,969 子どもが いる世帯 総数 30,562 99,881 ひとり親世帯 6,877 15,861 就学援助受給 10.9％ （世帯数は非公開） 1,066（児童数） 児童扶養手当受給 681 906（児童数） 生活保護受給 2,157 2,472 こども宅食の対象者は文京区民で下記就学援助または児童扶養手当を受給 している約1,000世帯とする
- 11. 11 パートナー団体（一部） ※一部コンソーシアムで購入した製品を含む 2018年8月現在、食品・飲料メーカー等19社・団体が登録 継続的に主食・加工食品・飲料・菓子類等約20品目をご寄付 いただく
- 12. こども宅食の４つの特徴 12 2. 全国展開を見据えた活動 3. ふるさと納税を活用 1. 自治体と民間セクターで コンソーシアムを形成 4. 社会的インパクト評価シス テムを実装 文京区と6つの非営利団体がコン ソーシアムを形成し、組織の壁を 越え、お互いの強みを出し合い、 社会的課題の解決を目指します。 こども宅食は資金調達に、ふるさと 納税制度を活用しています。 返礼品は用意せず、集まったご支援 の全てを事業推進に活用します。 こども宅食は、活動の結果として生じ た社会的・環境的な成果（社会的イン パクト）を定量的・定性的に把握し、 事業や活動についての評価を行います。 こども宅食は貧困家庭支援モデル構築 を目指しています。2019年度からは モデルを導入したい全国各地の支援団 体との連携も視野に活動しています。
- 13. 2017年度の活動のまとめ ※寄付金総額、寄付者人数は4月20日現在の確定値 15 社以上 8 kg以上 1回あたり宅配量 食品を寄付して頂いた企業 20 品目以上 1回あたり食品の品目数 150 世帯 3 回 こども宅食の利用世帯 2017年度の配送回数 ふるさと納税で頂いた活動資金 寄付人数 利用家庭へのアンケートで 「DVがある」と回答した家庭 8,225 万円 2,343 人 91 人 7 件 配送ボランティア人数 （のべ人数） 13
- 14. こどもの貧困やこども宅食について、積極的に広報活動を行い、 2017年度は合計85回各種メディアに取り上げて頂きました。 記者会見の様子 第1回配送の取材の様子 湯浅誠氏との対談 反貧困ネットワーク事務局長、元内閣府参与 髙岡昂太氏との対談 反産業技術総合研究所 人工知能研究センター 研究員 阿部彩氏との対談 首都大学東京教授 橘ジュン氏との対談 NPO法人BONDプロジェクト代表 14
- 15. 食品の宅配によって、平均で月約3,700円の節約となりました。 金額は多くはありませんが、生活への影響は大きいものでした。 ● おやつや夕食を我慢させることが以前はあったが、今は少しだけ できるようになった。 ● 親と子で靴や服を共有していたが、サイズに合うものを購入した。 （上履きなど小さいものをはいていた） ● 柄のかわいいノートや、流行の服を購入して笑顔が増え、学習意欲が 増加した。 ● いつも支払がぎりぎりなので、たすかりました。 ● 高校受験の年だったので塾の冬期講習に申し込んだ。 ● 出かけられるようになりました。笑顔が増えました。 こども宅食の利用によって、できるようになったこと 15
- 17. 2. 新公益連盟などの弱いネットワークですでに 繋がっていた 3. 常にオープン 1. 都心２３区で実現 全国市区町村住民所得ランキング7位(2017 年）の文京区でも 「子どもの貧困」は深刻 コレクティブインパクトから見た こども宅食のポイント 「初めまして」ではない関係が、スピーディな事業実施に →意思決定時に信頼関係が重要 スタートから調査データまで、できるだけオープンに 知ってもらう→共感してもらう
- 18. 2. 文化の違う団体で協働する 3. メンバーの仕事が見えない 1. スタッフの負担 業務量＋新しいことを手探りでやる コレクティブインパクトをやっていて 難しい点 団体のトップのコミットメントが重要 ココネット西濃運輸の河合社長が会議に毎回参加 同じ場所で作業をしているわけではないので 「うちが一番大変じゃない？」
- 21. 21