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米国の動向
◼ 2023年1月~4月のBEV車登録台数が35万台に迫る
➢米国で2023年1~4月のBEV登録台数は348,258台で、前年同期比72%増、市場全体の約7%
✓ BEVの最大手であるTeslaは、1-4月期の新規登録台数が211,842台(前年同期比52%増)であり、BEVセ
グメント全体の約60.8%のシェアを占めている。
6月15日 (19)
✓ 米国BEV登録台数(一部モデル)-2023年1月~4月:
▪ ベストセラーモデルを見ると、トップは
Tesla Model Y(127,541台)とModel 3
(72,259台)。
▪ 興味深いのはModel 3が依然として成長
を続けている点。
✓ 米国プレミアムブランド登録台数 - 2023
年1月~4月:
1.Tesla:211,842台(52%増)
2.BMW:114,889台(8.6%増)
3.レクサス:95,511台(8.2%増)
4.メルセデス・ベンツ:86,033台(4.5%増)
5.Audi:72,582台(43%増)
1.Tesla Model Y - 127,541 (99%増)
2.Tesla Model 3 - 72,259 (28%増)
3.Chevrolet Bolt EUV - 16,036 (up from 1,191)
4.Volkswagen ID.4 - 11,858 (236%増)
5.Chevrolet Bolt EV - 8,653 (up from 454)
6.Tesla Model X - 8,216 (15%増)
7.Ford Mustang Mach-E - 7,972 (25%減)
8.Hyundai Ioniq 5 - 7,957 (7.4%減)
9.Ford F-150 Lightning - 7,085 (up from 100)
10.BMW i4 - 6,560 (up from 250)
11.Rivian R1T/R1S - 9,302
12.Tesla Model S - 3,826 (67%減)
13.Lucid Air - 2,298
14.Ford E-Transit - 2,110
15.VinFast VF 8 - 83
16.GMC Hummer EV Pickup - 28 (down from 156)
- 15. 14
欧州の動向
◼ 4月のプラグイン車販売台数は約20万台
➢4月の欧州乗用車市場は回復を続け、新規登録台数はほぼ100万台に達した。(前年比16%増)
➢PEVは約20万台で、BEVは前年比50%増の12万台以上に拡大し総販売台数の13%を占めた。
✓ 一方、PHEVは7.5万台で4%減少
✓ PEVの4月新規登録台数
▪ BEV: 122,500台(前年比50%増)、シェア13%
▪ PHEV: 75,400台(前年比4%減)、シェア8%
✓ 年初来の新規プラグイン車登録台数
▪ BEV:約56万台、シェア13%
▪ PHEV:約30万台、シェア8%
6月10日 (46)
✓ PEV 年初来の結果 (モデル別トップ10)
1.Tesla Model Y - 83,340
2.Volvo XC40 (BEV + PHEV) - 26,993
3.Volkswagen ID.3 - 23,350
4.Volkswagen ID.4 - 22,881
5.Tesla Model 3 - 22,703
6.Audi Q4 e-tron - 20,414
7.Dacia Spring - 18,507
8.Fiat 500 electric - 18,268
9.Peugeot e-208 - 17,158
10.MG 4 - 17,004
- 16. 15
欧州の動向 (ドイツ)
◼ 5月のEV販売台数は47%増加
➢5月のドイツの乗用車新車登録台数は、前年比19%増の246,966台。
✓ 5月のPEV登録台数は56,583台(前年比8%増)で、全体の23%近く。
✓ この成長率の鈍化は、PHEV部門の前年比41%減の13,803台に起因しており、BEVの登録台数は前年比47%
増の42,780台で、市場シェアは17.3%(前年比14.1%)に達した。
▪ BEV:42,780台 - 47%増、シェア17.3%。
▪ PHEV:13,803台(41%減、シェア5.6%)。
▪ 合計:56,583台 - 8.0%増、シェア22.9%。
6月15日 (21)
✓ 登録台数の今年度累計
▪ BEV:167,256台 - 24%増 (15.0%)
▪ PHEV:63,135台 - 44%減 (5.7%)
✓ BEVの各社累計販売台数
1.Tesla Model Y - 21,727
2.Volkswagen ID.4/ID.5 - 13,225
3.Volkswagen ID.3 - 9,520
4.Audi Q4 e-tron - 6,616
5.Skoda Enyaq iV - 5,832
6.Fiat 500 electric - 5,668
7.Tesla Model 3 - 5,619
- 17. 16
中国の動向
◼ 2023年4月のPEV販売台数が539,563台で前年比93%増
➢PEVの大半はBEVで、37万台と全販売台数の24%を占める。
➢1-4月で、中国では190万台以上のPEVが新規登録されており(前年比約37%増)、総販売台数の33%。
✓ 累計実績
▪ BEV:約130万台、シェア22%
▪ PHEV:約61万台、シェア11%
▪ 合計:192万1,923台(前年比37%増)、シェア33%
▪ 参考までに、2022年、中国では592万台以上の乗用車用PEVが新規登録された(総台数の30%)。
6月11日 (42)
✓ 中国PEV登録台数(トップ10)-2023年1月~4月:
1.BYD Song Plus (BEVs + PHEVs): 178,215
2.Tesla Model Y: 121,407
3.BYD Qin Plus (BEV + PHEV): 119,242
4.BYD Yuan Plus (aka Atto 3) BEV: 106,014
5.BYD Dolphin: 100,009
6.Wuling Hong Guang MINI EV: 87,928
7.GAC Aion S: 67,879
8.Tesla Model 3: 55,978
9.BYD Han (BEV + PHEV): 52,643
10.GAC Aion Y: 52,120
- 33. 32
Teslaの動向
◼ 米国でModel Yを再値上げ、今度は250ドル値上げ
➢米国でModel Yの開始価格を過去2カ月で3回目となるが、$250値上げした。
✓ Teslaのウェブサイトによると、Model Yは現在$47,740からとなっている。Long RangeとPerformanceバー
ジョンの価格は変わらない。
▪ 2023年の最初の数カ月、何度か値下げを行った後、一部の価格を引き上げ始めたが、それでも年初に比べれば
大幅に安くなっている。
◼ 販売促進の紹介プログラムを強化、1000ドル割引、FSDを3ヶ月間無料に
➢Model SとModel Xには$1,000の割引と3ヶ月の無料フルセルフドライビング、Model 3とModel Yにはよ
り多くのクレジットを提供している。
✓ 昨年から生産量を増やしたことによる需要の問題は間違いなく、Teslaが言ったように、合理化された生産
ラインによって、Teslaがその節約分を還元することができるのは確か。
◼ Teslaを買うのは、Amazon Primeで買い物をするような感覚だ
➢Teslaはメーカー希望小売価格を設定していないが、その価格はウェブサイト上で常に最新となっている。
Amazonの様に、お気に入りの食器用洗剤や朝食用シリアルの価格のように、頻繁に変更される可能性
がある。
✓ 一方、従来のディーラでは希望小売価格に従わない場合があり、マークアップで調整するのが一般的。
▪ Teslaにより、これまでの「店によって値段が異なりその上で価格交渉する」ストレスから解放された。
✓ Morgan Stanleyは、Teslaがレガシーライバルに対して「最も過小評価されている唯一の利点」は収益であり、
直販はここでの大きな鍵となると考えている。
6月13日 (30)、6月3日 (73)、6月8日 (62)
- 37. 36
Teslaの動向
◼ Model Y、走行距離5万キロ: ベストセラーとなった理由をオーナーが語る
➢Model Yは、Teslaの継続的なOTA(Over-The-Air)ソフトウェア・アップデートのおかげで、購入後も改善
され続けている。
✓ 以前の車は初日から最後まで同じだったのに対し、Model Yは購入以来大幅に改善されている。
✓ 絶え間ないOTAアップデートのおかげで、FSDベータ機能は飛躍的に改善された。
6月10日 (45)
- 39. 38
Teslaの動向
◼ TeslaのAIの夢はすでに株価に織り込まれているかもしれない
➢Tesla CEOのElon Musk自身は、現在のAIラッシュよりずっと前の昨年、会社の価値はほぼ完全に自動
運転のコードに依存していることを示唆した。
✓ 年初来で82%上昇したTesla株は、水曜日の終値で将来利益の約61倍で取引されており、自動車業界の
雄であるGMやFordの1桁台半ばから後半の倍率と比較して高い。現在のAIの寵児であるNvidiaは42倍で
取引されている。
✓ 「他の自動車会社の価格設定とTeslaの評価プレミアムとを比較すれば、その差分は、AIの機会がすでに織
り込まれていることを示している」(Fernwood Investment)
6月8日 (55)
- 44. 43
Mercedes-Benzの動向
◼ 軸流モーターと独自バッテリーを搭載した「Vision One 1 Eleven」を発表
➢Vision One ElevenコンセプトでMercedes-Benzのデザインチームは、従来の運転体験のリアリティと拡張ビ
ジョンをシームレスに融合しようとしている。
6月15日 (18)
✓ F1のセルケミストリーにヒントを得た液冷式円筒形バッテリーと、軸流モー
ターの統合は、Mercedes-Benz EVに新たなパフォーマンストリムを提供し、
将来のMBハイパーカーの世界新記録達成に貢献するか。
▪ YASAという会社が、1820年代に作られた古風なモーターを、現代の技術や材
料を使って、実に巧妙に最適化することに成功し、ラジアルモーターの代替品と
して軸流モーターが誕生した。
- 46. 45
Mercedes-Benzの動向
◼ Mercedes-Benzのレベル3自動運転DRIVE PILOT、米国での利用可能地域
を同国で最も人口の多いカリフォルニア州での認証取得
➢Mercedes-BenzのDRIVE PILOTは、国際的に有効な型式承認を受けた世界で唯一のSAEレベル3システム。
✓ DRIVE PILOTは、米国市場において、2024年モデルのMercedes-Benz S ClassおよびEQSセダンのオプション
として提供され、最初の車両は2023年後半に顧客に引き渡される予定。
✓ 適切な高速道路の区間や交通量の多い渋滞区間で、時速40マイルまでDRIVE PILOTがダイナミックな運転を
代行する。最終的には時速80マイル(130km)での走行を目標としている。
▪ DRIVE PILOTは、条件付き自動運転中に、ドライバーが交通渋滞から解放され、特定の二次的な活動に集中できるよ
うにするシステム
▪ 条件が整えば、システムはコントロールボタンに使用可能なことを表示する。
▪ ドライバーがDRIVE PILOTを起動すると、システムはスピードと距離をコントロールし、車線内で車両を誘導する。ルートプ
ロファイル、ルート上で発生したイベント、交通標識も考慮される。また、予期せぬ交通状況にも対応し、車線内での回
避行動やブレーキ操作など、独自に対処する。
▪ 運転手が、緊急の催促や引き継ぎ時間の経過にもかかわらず、コントロールを取り戻さない場合(例えば、深刻な健康
問題)、システムは、ハザード警告灯を作動させながら、制御された方法で車両を停止させるためにブレーキをかける。
▪ システムを搭載した車両は、ステアリングやブレーキのアクチュエーター、車載電気系統を冗長化しているため、これらの
システムのいずれかが故障しても操縦性を維持し、ドライバーへの安全な引き継ぎを確保することができる。
✓ この究極の目標を達成するために、同社はNVIDIAやLuminarのような強力なプレーヤーと提携した。
Mercedes-Benzによる今回のSAEレベル3の達成は、自動運転にとって大きなマイルストーンであり、パートナー
シップは、将来的に何が可能かについての同社の野心的なレベルを高めることになる。
6月9日 (51)
- 50. 49
GMの動向
◼ GM CEO、EVはTeslaがリードしており、2030年末まで3~4万ドルのEVは採算
が取れないと発言
➢Merry Barra氏は、EVと内燃機関のコストが同等になるのは、「この10年の後半にか、もう少しかかるかもし
れない」と予測。
✓ 今や米国の新車平均販売価格は$48,000になっており、TeslaはすでにModel 3をインセンティブ前の$37,000
から販売し利益が出ているのは間違いない。
✓ GMは現在、Chevy Bolt EVを$26,500から販売しており、今年市場に出るEquinox EVのスタート価格は
$30,000程度と約束されている。
▪ 約$30,000からのベースバージョンが出るのは2030年頃になるということか?
6月5日 (70)
- 52. 51
Fordの動向
◼ 2023年5月、米国FordのBEV販売が回復基調
➢Fordの5月のBEV販売台数は5,444台で、前年同月比13%減
✓ BEVの販売台数は、3月の2,096台から4月は3,499台、5月は
5,444台と増加している。早ければ6月にも前年同月比の伸びが
見られるはず。
✓ Ford BEVの米国販売台数 - 2023年5月
▪ Mustang Mach-E:2,917台(前年比44%減)
▪ F-150 Lightning:1,707台(前年比749%増)
▪ E Transit:820台(前年比6%減)
▪ 合計:5,444台(前年比13%減)、シェア3.3%
✓ Ford BEVの米国累積販売台数 - 2023年1-5月
▪ Mustang Mach-E:9,930台(37%減)
▪ F-150 Lightning:7,333台(1,498%増)
▪ E Transit:2,546台(4%増)
▪ 合計:19,809台(6%増)、シェア2.5%
➢F-150 Lightningの不運な生産停止(バッテリー・リコール)とFord
Mustang Mach-Eのメキシコ工場のアップグレードの後、同社が再
び生産と販売を強化している。
6月3日 (74)
- 53. 52
Fordの動向
◼ Ford、EVを作るということは、時計の針を100年戻すということだ
➢Jim Farley CEOは、そのすべてを「垂直統合」というひとつのテーマに集約している。
✓ Henry Fordが自給自足を目指し、自動車生産に必要なすべての資源を調達し、舵取りをしようとしたように、
Farley氏は数十年にわたるアウトソーシングを改め、より多くのことを社内で行うことに価値を見出す。
✓ ギアボックス、電気モーター、インバーター、電気的な構造全体は、何十年にもわたってすべてのサプライヤーに
委託してきたので、垂直統合が今日のテーマとなる。
5月23日 (99)
- 54. 53
Stellantisの動向 (Citroen、RAM、Jeep)
◼ 来年27,000ドル以下のモデルで手頃な価格のEVセグメントに参入へ
➢この低価格のEV (e-C3)は、Jeep、Dodge、RAM、Alfa Romeo、Fiat、Maseratiなど、Stellantis傘下の14ブ
ランドの1つであるCitroënから発売され、スロバキアで製造され、来年初めに販売される予定。
✓ 欧州では、中国製のモデルが続々と登場する中、手頃な価格のEVを生産することが急務だと考えられている。
▪ ドイツでは、第1四半期にドイツに輸入されたEVのうち28%が中国からで、昨年のわずか7.8%から上昇。
✓ Stellantisの動きは、VWに続くもので、VWもこれまでで最も手頃な価格のEV、ID 2allの計画を発表しており、約
$27,000ドル(€25,000)からとなっている。
➢Stellantisは、米国で初のEVピックアップ「2025 RAM 1500 REV」を発売
✓ 北米初のJeepEVであるReconとWagoneer Sの予約を今年後半に開始する計画もある
6月16日 (16)
- 59. 58
BYDの動向
◼ 2023年5月のプラグインカー販売台数24万台の大記録を達成
➢5月のBYD乗用車用PEVの販売台数は239,092台で、前年同月比109%増。
✓ BYDでは通常、PHEVがBEVよりいくらか有利であったのに対して5月はBEVとPHEVの販売台数が基本的に同数
(12万台)となっている。
▪ BEV:119,603台(前年比124%増)
▪ PHEV:119,489台(前年比96%増)
▪ 合計:239,092台(前年比109%増)
✓ BYDのプラグイン車の1-5月累計販売台数
▪ BEV:488,614台(前年比92%増)
▪ PHEV:507,862台(前年比105%増)
▪ 合計:996,476台(前年比98%増)
✓ BYDの過去12カ月間の販売台数は235万台超え。
▪ 月販25万台を超える日も近い。
▪ 2023年には300万台以上の販売を目指している。
✓ トップモデル
▪ リフレッシュされたBYD Qin (BEV+PHEV)は、BYDのラインナップの中で再び最も売れたモデルとなり、43,757台。
▪ 次いで、BYD Song (BEV+PHEV)が38,014台、BEVのBYD Yuanが35,815台、BEVのBYD Dolphinが30,679台、
BYD Han (BEV+PHEV)が20,387台。
▪ 新型のBYD Seagullは14,300台(中国市場投入初月の4月は1,500台)であり、ポテンシャルの高さを示している。
✓ BYDの販売台数の圧倒的多数は中国国内でのもので、輸出台数は全体の数パーセント
6月6日 (69)
- 61. Hyundaiグループの動向
◼ Hyundaiの新型EVプラットフォームでEVトラックの登場を示唆 - Kiaの可能性
➢Hyundaiグループは今週、Hyundai、Kia、Genesisの3ブランドから13の新型EVモデルをサポートする次世代
EVプラットフォーム「eM」を発表した。
✓ HyundaiのCEOは、この新プラットフォームによって、EVトラックを含むすべてのセグメントでEVを生産できるよう
になることを確認した
➢Hyundaiは、 2023年の年次投資家説明会で「今、業界に激震が走る中」、約$27.8Bを投資してEVを推進
し、確立された地位を活用すると述べている。
✓ Kiaは昨年の投資家説明会で、2027年までに2車種のEVピックアップを含む15車種のEVをフルラインナップす
ることを目指し、少なくとも年に2車種のEVを発売する計画を明らかにした
60
6月21日(4)
Hyundai Santa Cruz クロスオーバー・トラック・コンセプト(出典:Hyundai)
- 62. Hyundaiグループの動向
◼ 2023年5月、HyundaiのPEV販売が引き続き増加
➢Hyundai(HyundaiおよびGenesis)は、5月の世界車両販売台数が349,194台で、前年同月比7.8%増。
2023年1~5月の販売台数は1,705,878台で11%増。
✓ 先月、HyundaiとGenesisのPEVの卸売出荷台数は、合計28,321台(前年比25%増)。
▪ 内、BEVの出荷台数は約23,000台。
✓ 今年のPEVの卸売出荷台数は141,000台を超え、全体の約8%を占めている
✓ パワートレイン別卸売出荷台数 (累計)
▪ BEV:119,099台(72%増)、シェア7.0%
▪ PHEV:22,685台(13%増)、シェア1.3%
▪ プラグイン合計 141,784台(59%増)、シェア8.3%
▪ FCV:2,830台(31%減)、シェア0.2%
61
6月14日(32)
▪ 2022年のHyundaiのPEV販売台数は24万台以上(前
年比45%増)、うちBEVは19万5,000台近く(56%増)。
✓ 先月(およびYTD)のトップモデル
1.Hyundai Ioniq 5 - 11,772台(YTD:49,650台)
2.Hyundai Kona Electric - 4,844台(YTD:31,231台)
3.Hyundai Ioniq 6 - 4,845 台(YTD:28,301台)
4.Hyundai Tucson PHEV - 3,596 (YTD:17,062台)
5.Hyundai Santa Fe PHEV - 1,310 (YTD:5,623台)
- 63. Hyundaiグループの動向
◼ EVengers? HyundaiがSamsung、SK、LGとEV連合を結成
➢Korea Timesによると、Hyundaiグループは、同じ韓国の技術大手であるSamsung、SK、LGと手を組み、強
力なEVアライアンスを形成した
✓ KiaとGenesisを含むHyundaiグループは、市場への導入に成功した後、すでに2030年までに世界のトップ3の
EV生産者になる計画を明らかにしている。
▪ EVアライアンスは、Samsungの自律走行用半導体とSKのバッテリーをHyundaiとKiaの電気モデルに使用することを想
定している。一方、LGはドライバーを誘導するための有機発光ダイオード(OLED)インストルメントパネルを供給する予定
▪ LGは、LG Display(パネル)、LG Innotek(カメラモジュール)、LG Magna(パワートレイン)、LG Electronics(OS・インフォ
テインメント)などの関連会社を持ち、主要部品事業で世界のトップ2を争っている。
▪ LG Energy Solution、SK On、Samsung SDIは、EV用バッテリー分野で世界的に市場をリードしている。また、
Samsusng電子はAudiやVWに半導体を供給している。
62
6月12日(40)
✓ 国内産業の発展に大きな影響を及ぼすと予想
される国内企業間の連携により、シナジー効果
が期待される。
▪ 報告は、HyundaiがEVや自律走行車を含む自
動車産業の未来に備えるため、国内のハイテ
ク大手と緊密な関係を築いていると指摘する
- 65. Kiaの動向
◼ Kia EV6、2023年5月の卸売出荷台数が増加
➢Kiaによると、5月の世界販売台数は268,593台で前年同月比14.4%増。2023年1~5月の販売台数は
1,296,241台で11%以上増。
✓ E-GMPベースのBEV販売は徐々に増加しており、5月のKia EV6の卸売販売台数は9,671台で、前年同月比
31%増。
✓ Kiaの2030年の年間販売目標は430万台で、そのうち160万台がBEV。BEVがKiaの世界総販売台数の37%
を占めることになる。
✓ Kia BEVの先月の販売台数
▪ EV6:韓国外小売販売 5,773 台 (卸売 9,671 - 韓国内 1,894 台、輸出 7,777 台)
64
6月13日 (36)
▪ Niro EV:韓国外小売販売4,105台
▪ Niro Plus EV:韓国外小売販売22台
▪ Seoul EV:韓国外小売販売161台
▪ 合計*:少なくとも11,955台(前年比
4.5%減)または全体の4.5%の台数
- 66. 65
トヨタの動向
◼ 車両設計と工学原理を融合させるジェネレーティブAIを発表
➢Toyota Research Institute(TRI)は、初期のデザイン・スケッチを提示すればエンジニアリング・パラメーターを
確実に組み込む生成AI技術を開発したと発表。
✓ デザイナーは、空気抵抗に関する特定の要件を満たすようAIに要求するなどが可能で、空気力学の向上はバッテ
リーEVの航続距離を伸ばすことになるため、同社にとってこれは差し迫った課題。
✓ 将来的には、ホイールベースや構造的完全性の基準、動的性能の指標に基づいたハンドリング特性をAIに取り
入れることも検討する予定。
6月20日 (5)
- 70. 69
トヨタの動向
◼ 将来のEVに375,000ドルのLexus LFAのような走りを見出す
➢トヨタはLexus UX 300eのプロトタイプを製作し、マニュアル・トランスミッションを模したギア・シフターとクラッ
チ・ペダルを搭載した。
✓ EVには、内燃機関が停止状態から加速するために必要なドライブシャフトやギアがない。
✓ この2つの部品は、機械的なものには一切接続されておらず、事実上、ビデオゲームのジョイスティックと変わらな
い。
▪ トヨタがこのコンセプトについてジャーナリストたちに説明したのは数ヶ月前のことだが、先週の技術説明会でアナリストや
記者たちにEVのギアチェンジの感覚を実際に体験してもらう機会があった。
▪ トヨタが「Electrified Sport Concept」と呼ぶこのカテゴリーでは、パワートレインの挙動をその場で変化させ、コンパクト
カー「Passo」から配送バン、$375,000の「Lexus LFA」までを模倣できるレクサスRZ 450eも披露された
✓ EVに音を追加するのは、新しいアイデアではない。
▪ トラクション・モーターは通常、歩行者に注意を促し、運転にちょっとした個性を加えるために、目立つ音量で特定の音を
発するように調整されている。FerrariからDodgeまで、さまざまなブランドが開発中のEVのために、偽の排気音を作って
いる。
6月13日 (31)
https://twitter.com/i/status/1599784987238
309888
- 72. 71
バッテリーの動向 (トヨタ)
◼ 技術説明会で次世代EVをサポートするいくつかのイノベーションを紹介
➢製造技術の向上によるコスト削減
✓ 将来のEVの収益性を確保するために、ギガキャストによるシンプルでスリムな車体構造を取り入れる
✓ 自走式組立ラインのような技術も統合する
6月13日 (34)、6月12日 (39)
➢空気力学を強化する極超音速技術
✓ ロケットに使われる極超音速技術のような抵
抗を減らす新技術を、EV用に研究
➢固体電池を含むEVバッテリー技術
✓ 個体電池に関しては、ブレイクスルーを発見
したため、900マイル以上(1440km)の走
行距離を実現できる可能性のある個体EV
バッテリーを提供することを目指す
➢EVの商品力を向上させるための根本的な変更
✓ モーター、ギア、トレイン、インバーターなど、
EVの主要コンポーネントを小型化し、「小型
eAxle」によって航続距離を伸ばし、抵抗を
少なくする。
✓ 次世代SiCウェーハにより、電力損失を50%
削減し、EVのエネルギー消費を改善する。
- 73. 72
バッテリーの動向 (米国)
◼ EV用バッテリー製造へのアメリカの長く苦しい旅路
6月8日 (54)
2007年、A123のリチウムイオン自動
車用バッテリー
Our Next Energyのバッテリーパックの1
つに使用されるLFPセル
➢LFPは1990年代半ばテキサス大学オースティン校の
科学者が発見し、数年後にマサチューセッツ州ウォー
タータウンの新興企業A123 Systemsが商業化した。
✓ 2009年、A123はオバマ政権から$数100Mの資金
を獲得し、米国でのEV生産に弾みをつけることがで
きると大いに期待されたが、2012年までに、A123
は破産を申請。2013年、中国の当時最大手の自
動車部品会社が倒産したA123を買収した。
✓ A123の自動車事業を率いたIjaz氏は現在、ONE
(Our Next Energy)を設立し、デトロイトでLFP電池
の航続距離を向上させている。
✓ インフレ抑制法により、連邦政府は
ONEがミシガン州で生産する
105kWhのバッテリーパック1個に
つき$6,500を支払う。
▪ 成功するかどうかは、創業者の粘
り強さだけでなく、米国政府が自
国の邪魔をする傾向を克服する
かどうかにもかかっているのかも
しれない
- 75. 74
バッテリーの動向 (Greater Bay Technology)
◼ 全天候型EV用バッテリーでブレークスルーを主張
➢Greater Bay Technologyによると、同社の新しいPhoenix Cellは超伝導材料で作られており、5分間でマ
イナス4度から77度までバッテリーを温めることができる熱管理技術を備えている。
✓ Greater Bayは、創業から2年ですでにユニコーン($1B以上の評価を受ける新興企業)となった。
▪ GACのAionのEV SUV「V Plus」に来年搭載される予定。
✓ スタートアップは他の自動車メーカーとも1回の充電で1000kmの走行距離を持つこの電池の採用について交
渉中。
6月6日 (66)
- 76. 75
バッテリーの動向 (Gotion)
◼ 1回の充電で1,000km走行可能なLMFP EVバッテリーを低価格で発表
➢Gotionは240Wh/kgのエネルギー密度を達成できる新しいLMFP電池を発表した。
✓ 比較のため、Gotionの現在のLFP電池のエネルギー密度は、最高でも190Wh/kg程度。
➢GotionのLFP(Lithium-Iron-Phosphate)電池は、最近VinFastのエネルギー部門であるVinES社とのJVに
より、Gotionがベトナムに進出することが判明。
✓ 共同でLFPバッテリー工場を建設する一方、Gotionはすでに来年を見据え、1回の充電で1,000kmの航続距離
を実現すると約束する新しいLMFP(リチウム-鉄-マンガン-リン酸)バッテリーの生産を始める予定。
▪ Astroinno LMFPと呼ばれるLMFP電池ではマンガンを電池ケミストリーに加えることで、より高いエネルギー密度を、よ
り低い重量とパックサイズで達成することができたとGotionは述べている。
6月6日 (67)
▪ Astroinno LMFPが、中国安徽省に
ある同社の2つの工場で、早けれ
ば2024年第2四半期に大量生産
される見込み
▪ 一般的な電池であるニッケルマン
ガンコバルト(NMC)化学の電池よ
りも約20〜25%安価。
▪ ステップチャージで18分以内に
10%から80%まで充電される。
- 77. 76
バッテリーの動向 (GM/Posco Future M)
◼ GMと韓国の先進EV電池材料会社Posco Future Mは、カナダ・オンタリオ州
の新正極工場への追加投資額が$1Bを超えたことを明らかにした。
✓ 今回の新たな資金調達により、北米における正極活物質(CAM: Cathode Active Material)の生産と、その生
産に必要な前駆体材料(pCAM)の増産が図られる。
▪ この工場はUltium電池用の正極活物質を製造する。
✓ CAMは、リチウムと二次金属(または金属)からなる主要な原材料で、EVバッテリーのコストの約40%を占める。
▪ 現在、EV用電池の正極には、ニッケルコバルト-マンガン(NCM)とリン酸鉄リチウム(LFP)の2つが主流となっている
✓ GMは、3つのUltium電池工場で年間130万台のEVに相当する135GWh以上の電池セル生産を計画しており、
原料回収を含む電池サプライチェーン全体を構築する
▪ Ultium Cellsは、昨年8月にオハイオ州にある第1工場で生産を開始し、来年テネシー州にある第2工場が操業を開始
する予定。第3工場はミシガン州にあり、2025年初頭の操業開始を予定。
✓ GMは今年、以下を含むいくつかの期待されるUltium EVの発売を控えている:
▪ Silverado EV:第2四半期後半にデリバリーを開始し、2023年下半期に生産を増強する予定
▪ Blazer EV:今夏発売予定、Equinox EV:今秋発売
6月2日 (76)
▪ 第1四半期に四半期で初め
て2万台を超えるEVを販売
したGMは、2023年上半期
に北米で5万台、下半期に
10万台のEVモデルを生産す
る計画でガイダンスを出した。
- 79. 78
バッテリーの動向 (Stellantis)
◼ 将来のStellantis EV:リチウム硫黄電池技術で航続距離と重量を比較?
➢5月25日に発表されたStellantis Venturesからの非公開の投資により、Stellantisとカリフォルニアのスター
トアップLytenは、これらの電池との追加技術を使って、ソリューションを共同で開発する。
✓ Lytenは現在、NMC電池と比較して、電池の製造におけるカーボンフットプリントを60%削減すると提示してお
り、それを更にカーボンニュートラルに向けて引き下げる計画を立てている。
▪ リチウム硫黄電池は長い間、大きな可能性を秘めた化学物質であると考えられてきたが、サイクル寿命や劣化、製造
性といった現実的な障壁があったが、Lytenは、「調整可能な3D grapheneスーパーマテリアルのパイオニア」であり、そ
れがリチウム硫黄電池の化学反応を可能にするかもしれない。
5月25日 (95)
- 80. 79
バッテリーの動向 (GMとSamsung)
◼ SK On、生産能力増強のため9億4400万ドルを調達
➢米国、韓国、中国、ハンガリーに工場を持つSK Onは、全世界の生産能力を昨年末の88GWhから2025年
までに少なくとも220GWhへ引き上げることを目標としている。
✓ SK Innovationのバッテリー部門は、2025年頃までにグローバル生産能力を2倍以上に引き上げるため、金融
投資家から最大$944Mを調達する予定。
▪ これとは別に、SK Onは顧客のHyundaiとKiaから2兆ウォン($1.5B)を借り入れる予定。
5月24日 (96)
- 83. 82
◼ 急成長するEV充電企業 - そしてウォール街は嫌う
➢Blink Charging、ChargePoint、EVgoの株価は、年間売上が約2倍になったにもかかわらず、株価はこの1
年で急落している。
✓ どの充電器メーカーも、まだ利益を上げられることを証明していないし、いつになったら利益を上げられるかも明
らかではない。
▪ 各社は充電器を配備するために多額の資金を投じており、土地収奪と見なす向きもある。投資家は、各社が道路脇や
駐車場にプラグを設置するために必要となる資金量に警戒心を強めている。
▪ FordとTeslaとの取引は、FordのEVドライバーにTeslaの充電ネットワークへのアクセスを提供するもので、他の充電事
業者から将来の顧客を奪うかもしれない。
5月31日 (82)
充電インフラの動向 (米国)
- 85. 84
◼ TeslaのNACSがドミノ効果を享受、EV充電事業者が規格を採用
➢GMのMarry Barra CEOとTeslaのElon Musk CEOが、GMが将来のEVに搭載するコネクタとしてNACSを
採用するための協力を発表したとき、彼らは基本的にこのコネクタが北米における新しい標準になると宣
言した。
➢EVドライバーの混乱を解消するのに役立つ。最終的には、NACS規格の採用が増えることは、EVドライ
バーによる普及と、現在NACSを提供しているステーションの信頼性の両方が向上する。
◼ ホワイトハウス、TeslaのNACS勝利に冷や水を浴びせる (8日)
➢政府は、資金を得るために、まだいくつかのCCSコネクタを搭載することを望んでいる。
✓ 今年初め、ホワイトハウスは、公的資金によるEV充電がすべてのドライバーにとってアクセスしやすく、信頼
性が高く、安価であることを保証するための最低基準を策定し、競争を促進するために相互運用性を求めた。
▪ これらの基準は、ドライバーが最低限CCSを期待できる限り、CCSとNACSの両方を追加する柔軟性が求められる。
◼ ホワイトハウス、Teslaの連邦政府による充電器購入資金を歓迎 (10日)
➢ホワイトハウスは9日、Teslaの標準プラグを使用するEV充電ステーションは、米国の充電標準接続であ
るCCSを含む限り、連邦政府から$数Bの補助金を受けることができると発表した
✓ バイデン政権が、全米で最も交通量の多い高速道路の約7500マイルに、最大$7.5Bを投じて新たな高速
充電器を建設する取り組みとTeslaを直接結びつけたのはこれが初めて。
▪ 「より多くのドライバーが、Teslaのスーパーチャージャーを含む、より質の高い充電を利用できるようになることは、一
歩前進だ」(ホワイトハウス報道官)
6月8日 (59)、6月8日 (60)、6月10日 (44)
充電インフラの動向 (米国)
- 88. 87
自動運転の動向 (レベル3)
◼ レベル3は自動運転における複雑な「泥沼の中心」となる
➢レベル3自動運転では、特定のシナリオにおいて車が制御と責任を持つ。しかし、人間のドライバーはシステ
ムの要求に応じてコントロールしなければならない。
✓ Mercedes-BenzのDrive Pilotはレベル3で、2024年にMercedes-BenzのSクラスとEQSに搭載される予定
▪ Mercedesによると、ドライブ・パイロットが作動しているときは、ドライバーは交通から注意をそらすことができるという
▪ VolvoとAudiは数年前、同様のシステムを提供しようとしたが、レベル3ドライビングにつきものの法的、規制的、安全上
の難問を解くことができないと判断し、断念した
✓ レベル3でドライバーに何ができるのか、何ができないのかをめぐる曖昧さは、誰が、あるいは何が車両の操作に
責任を持つのかを理解することのはじめの一歩だ。
▪ 「ドライバーは解説書を読まずに、道路から目を離して携帯電話やその他の機器を手に取ることが許されると思ってしまう
かもしれない」
6月19日 (6)
✓ NHTSAはレベル3の定義では、人間のドライバーは
「介入するための合図に反応できるよう、いつでも準
備ができていなければならない」
▪ しかし、その期間がどのようなものであるべきかにつ
いての基準はない
▪ MITが3月に発表した研究によると、レベル2のシス
テムが要求した後、ドライバーが道路に視覚的な集
中を戻すのに平均6.1秒かかったという。
▪ レベル3では、人間おドライバーが状況認識をとりも
どすには更に時間が長くなる可能性がある。
- 91. 90
その他の動向 (中国でのElon Musk氏)
◼ Musk氏のジェット機、中国訪問を終えて上海を出発
➢Musk氏は深夜12時ごろ上海工場を訪問し、Model 3の改良型のプロトタイプを見た。
✓ しかし、まだ試作は始まっておらず、一般公開はしばらく先になりそう。
✓ 夜の工場でのイベントが終わり、億万長者の飛行機は現地時間の翌木曜日午前11時22分に上海の虹橋空
港からテキサスに向けて離陸した。
➢Musk氏の中国訪問は火曜日に北京で始まり、秦剛外相と会談し、中国との関係維持の重要性を強調した。
また、CATLのYuqun Zeng CEOと火曜日に会談した。
6月1日 (77)
- 92. 91
その他の動向 (中国でのElon Musk氏)
◼ Musk氏、訪中2日目に中国政府高官と会談
➢31日、北京で中国の工業・情報技術担当大臣であるJin Zhuanglong氏と会談した。同省の発表によると、
2人は新エネルギー車とインテリジェント・コネクテッド・ビークルの開発について意見交換を行ったという。
✓ Musk氏はQin外相との会談で、中国と米国の利益は絡み合っているとし、Teslaは中国からのデカップリングに
反対し、中国での拡張を続けると述べた。
▪ この発言は、先月MercedesのOla Källenius CEOがドイツのBild am Sonntagに語った中国からの切り離しは「幻想」
であり、3月に訪問したAppleのTim Cook CEOがAppleと中国の関係の共生を強調したことを思い起こさせる。
▪ 中国の習近平国家主席に対して地政学的に優位に立とうとする、米国のジョー・バイデン大統領やドイツのオラフ・ショ
ルツ首相などの指導者の努力と相反するもの。
▪ 一方、米国のNicholas Burns駐中国大使は、二国間の関係が悪化する中、中国の外務大臣Qin氏の就任から5カ月後
に会えただけだった。
◼ 同期間中国がDimon、Musk両氏を招聘、習近平政権に景気浮揚の圧力も
➢中国は、世界のビジネスリーダーを招き、世界第2位の経済大国が外国資本に対してより敵対的になってい
るという懸念を払拭しようとしている。
✓ 中国への海外直接投資は急減し、第1四半期には$30Bの資金が引き揚げられた。
▪ 習近平国家主席は、今月行われた注目の会議で、産業界の安全保障を守ることを「優先事項の優先事項」と呼び、中
国はリスクの増大に直面しているため、「セキュリティを開放」すべきだと述べている。
5月31日 (79)、5月31日 (80)
- 93. 92
その他の動向 (中国でのMarry Barra氏)
◼ GM CEO Mary Barraが訪中、上海の党首と会談
➢Barra氏は24日水曜日に上海の指導者と会談し、GMが同市での投資と研究開発を強化するよう奨励した
と、市政府は声明で発表した
✓ 中国におけるGMの納車台数は2019年の309万台から昨年の230万台に減少し、中国の新車市場における
シェアは2015年の15%から2022年の9.8%に低下した。
▪ GMはTeslaやBYDに市場シェアを奪われている。
5月25日 (94)