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本セッションの目的
• 次の2つの組み合わせがもたらす 次世代型デスクトップ仮想化 の価値
✓ Windows Server 2016 デスクトップ仮想化 (RDS/VDI) 新機能
✓ Azure 最新機能 (IaaS + PaaS)
▶ 本セッションの中でご理解いただきたいこと
• マイクロソフト デスクトップ仮想化ソリューションの実機評価・導入
• (既存環境がある場合は) バージョンアップや移行に向けた準備
▶ 本セッションの後に実行いただきたいこと
自己紹介 ~本セッションは2名で担当します~
前島 鷹賢
Takamasa Maejima
戸嶋 一葉
Kazuha Toshima
• デスクトップ仮想化を愛し続けて11年
• 著書:
「仮想化」 実装の基礎知識 (リックテレコム)
• クライアント管理やモバイルワークの訴求
• 本日はデモラーとしてご一緒させていただきます
• このプレゼンテーション資料は 2016 年 5 月 24 日時点で公開可能な
情報をもとに作成されています。
• このプレゼンテーション資料には Windows Server 2016 など 2016 年
5 月 24 日時点で一般提供(GA)されていない製品やサービス、
機能の説明が含まれている場合があります。
[はじめる前に ① ]
未提供製品・サービスに関する情報
[はじめる前に ② ]
本セッションに含まれないもの
[FEST 2015 : CLD-332]
フレキシブル ワーク スタイルを支えるマイクロソフトのデスクトップ仮想化
・動画: https://channel9.msdn.com/events/FEST/2015/CLD-332
・資料: https://docs.com/microsoftjapan-/7552
📢 または Ask the Speaker まで
[はじめる前に ③ ]
本セッションで登場する主要コンポーネント
RD Gateway (RDGW)
RD Web Access (RDWeb)
RD Connection Broker (RDCB)
SQL Server for RDCB (DB)
RD Session Host (RDSH)
RD License Server (RDLic)
File Server for UPD (File)
Domain Controller (ADDS)
RD Virtualization Host (RDVH)
() 内は本資料における略語表記
• RDP over HTTPS, ポリシー制御
• 接続ポータルおよびフィードの公開
• クライアントからの接続情報管理
• セッション情報/構成情報の保持
• RDS CAL (ライセンス) の管理
• アプリケーションやデスクトップの実行環境
• 仮想デスクトップを提供するための仮想化基盤
• User Profile Disk (UPD) 保管サーバー
• 認証基盤 (RDS 環境では必須)
Multi-Factor Auth. Server (MFA)
• 多要素認証を提供するサーバー
目次
1. Why Cloud? Why Azure?
2. RDS on Azure の現在と課題
3. RDS on Azure リファレンスアーキテクチャー の進化
with Windows Server 2016
4. まだまだある Windows Server 2016 RDS/VDI 強化ポイント
5. Windows 10 with Azure の可能性
6. まとめ
『デスクトップ on クラウド』 という選択肢
RDGW
RDCB / DB
RDWeb
• スケールの柔軟性
(複雑なサイジングからの解放)
✓ 仮想マシンの増減に即時対応可能
✓ 仮想マシンのスペックも変更可能
• コストの最適化
✓ 使わないときはシャットダウンしてコスト削減
• 超高速かつ高品質なデプロイ
✓ Resource Manager テンプレートによる展開
FileRDSH
ADDS RDLic
Microsoft Azure (IaaS) 上で Remote Desktop Services を運用
[参考] 既設オンプレ環境とのハイブリッド構成も
オンプレミス
RDGW
RDCB / DB
ADDSRDLic
RDWeb
Microsoft Azure
RDSH
追加の RDSH
File
たとえば繁忙期の一時的なリソース拡張先として・・・
• RD セッションホストの
自動起動・停止を実現
➢ピーク時:
現在接続中のユーザー数や
リソース使用率を踏まえて、
追加のホストを起動
➢オフピーク時
ユーザーに一時ログオフを促し、
全ユーザーがログオフした
ホストをシャットダウン
PowerShell スクリプトによるオートスケール
https://gallery.technet.microsoft.com/scriptcenter/Automatic-Scaling-of-9b4f5e76
Azure なら “分単位” でのコスト削減が可能
▶ ピーク時
▶ オフピーク時
RDGW
RDCB / DB
RDWeb
FileRDSH
ADDS RDLic
Azure Resource Manager を使った RDS 展開
検証済みテンプレートを用いて、数ステップで RDS on Azure 環境を構築
INF-011 『驚愕! Azure リソース マネージャを利用した Infrastructure as Code 実践』
[参考] RDS 展開用テンプレートの構成 (1/2)
• こちらからすぐにTRY
☞ RD Session Collection deployment
http://azure.microsoft.com/documentation/templates/rds-deployment/
• 構築後の各サーバーの運用は、通常通り必要
• すでに Windows Server 2016 も選択可能!
Azure クイックスタートテンプレートを今すぐ利用!
• テンプレートから作成される仮想マシン
➢ AD / DNS server
➢ RD Connection Broker with database
➢ RD Session Host (RDSH) → 台数およびサイズ指定可能, 事前作成したカスタムイメージも利用可能
➢ RD Gateway
➢ RD Web Access server
➢ RD License server
[参考] RDS 展開用テンプレートの構成 (2/2)
Azure クイックスタートテンプレートを今すぐ利用!
Azure Resource Manager Template for RDS Deployment
http://blogs.msdn.com/b/rds/archive/2015/07/13/azure-resource-manager-template-for-rds-deployment.aspx
📢 Remote Desktop Services Blog
メリットの大きいクラウド (RDS on Azure) だが・・・
• 20年近い歴史を持つ RDS は “クラウド ネイティブ” ではない
✓クラウドの特性を活用した設計
✓クラウドの制約を考慮した設計
☞ 重要
http://aka.ms/RDSonAzure
リファレンス
アーキテクチャー
導入手順書
Windows Server 2012 R2 RDS + Azure (V1) を前提としたリファレンス
冗長化を考慮しない単純構成の場合
RDSH
RDGW
RDCB / DB ADDS RDLic
File
・・・
RDP over HTTPS
クライアント
RDWeb
一般的なシステム要件を考慮した場合の、代表的なシステム構成図
RDSH
RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS
RDLic
File可用性セット
・・・
MFA
RDP over HTTPS
クライアント
一般的なシステム要件を考慮した場合の、代表的なシステム構成図
RDSH
RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS
RDLic
File可用性セット
・・・
MFA
RDP over HTTPS
クライアント
• 2ノード構成の ADDS が必要
• ユーザープロファイルディスク用
ファイルサーバーの冗長化手段なし
• 2ノード構成の
MFA サーバーが必要
• 2ノード構成の SQL Server が必要
• SQL Server Enterprise エディションが必要
(AlwaysOn 可用性グループ)
課題 ①
課題 ②
課題 ④
課題 ③
課題整理
課題 背景
コスト / 複雑性
① 2ノード構成の SQL Server が必要 [*]
(SQL Server Enterprise エディション)
• RDCB およびデータベース サーバーの可用性確保のため
• AlwaysOn 可用性グループを構成するため
② 2ノード構成の ADDS が必要 • ドメインコントローラーの可用性確保のため
③ 2ノード構成の MFA サーバーが必要 • 多要素認証によるセキュリティ強化を実現するため &
• MFA (多要素認証) サーバーの可用性確保のため
信頼性
④ ファイルサーバーの冗長化手段なし [*] • UPD (ユーザープロファイルディスク) 用ファイルサーバーの
可用性確保のため
セキュリティ
⑤ セキュリティの強化 • ますます高度化する攻撃によるリスクを軽減するため
[*] オンプレミスの場合は、共有ディスクを用いたクラスター (MSFC) を組むことで可用性を確保することが一般的ですが、
Azure には共有ディスクがないため同じ構成をとることができません。
▶ 💡 Azure SQL Database (PaaS) を利用可能に!
[ライセンス費用]
¥113,832/月 x 2台 = ¥227,664/月
(従量課金 での SQL ENTERPRISE 料金)
DB
AlwaysOn
可用性グループ
[基本構成]
Windows Server 2012 R2
with SQL Server Enterprise
(IaaS) x 2台
[課題①] 2ノード構成の SQL Server が必要
今までの基本構成
今までのライセンス費用
Managed
Platform & Infrastructure
Dynamic Scalability
Fast & Flexible Platform
Based on
SQL Server Technology
Low TCO for
ExistingApps
Full SQL
Server Capability
Flexibility &
Control
Managed
Infrastructure
OS・DB のパッチ適用や
HA 構成を自動管理
スケールアップ構成
スケールアウト構成
迅速なクラウド・アプリケー
ション開発に最適
既存の DB・アプリを
そのままクラウド化
OS・DB のパッチ適用や
HA 構成を自己管理
仮想マシン上の全ての
設定を制御可能
SQL Server の機能を
フルサポート
SQL Server の大部分の
機能をサポート
DBP-004 『クラウドファーストをリードする Azure SQL Database の仕組みと新機能』
https://technet.microsoft.com/en-us/library/mt703353.aspx
✓ Azure の管理ポータルにアクセスし、
[SQL データベース] の利用を開始
✓ エディションは10種類から選択可能。環境の規模に
よって適宜選択 (decode デモではS0を選択)
✓ RDS on Azure 環境と接続する場合は、
RDCBに接続文字列を定義する
作業工数とコスト削減を導く、PaaS の利用!
[利用料金]
¥3,460/月
(S1 の場合)
DB
AlwaysOn
可用性グループ
[基本構成]
SQL Database
Single database モデル
(PaaS の利用)
▶ 💡 Azure SQL Database (PaaS) を利用可能に!
[課題①] 2ノード構成の SQL Server が必要
[ライセンス費用]
¥113,832/月 x 2台 = ¥227,664/月
(従量課金 での SQL ENTERPRISE 料金)
[基本構成]
Windows Server 2012 R2
with SQL Server Enterprise
(IaaS) x 2台
今までの基本構成
今までのライセンス費用
基本構成
新しい ライセンス費用
ADDS [基本構成]
Windows Server 2012 R2
Domain Controller
(IaaS) x 2台
[利用料金]
¥25,498/月 x 2台 = ¥50,996/月
(従量課金 での Azure VM [D2] 料金)
▶ 💡 Azure AD ドメイン サービス (PaaS) を利用可能に!
[課題②] 2ノード構成の ADDS が必要
今までの利用料金
今までの基本構成
Azure AD ドメイン サービスとは?
Azure AD と統合された “Domain Controller as a Service”
Azure Active Directory (AAD)
クレーム ベース認証・認可
(SAML, WS-Federation, Oauth,
OIDC など)
REST
(Graph API)
同期 (自動)
Azure
オンプレミス
Active Directory (AD DS)
ドメイン
参加
グループ
ポリシー
Kerberos
/ NTLM
認証
LDAP
同期 (AAD Connect)
Azure Active Directory
Domain Services (AAD DS)
ドメイン
参加
グループ
ポリシー
Kerberos
/ NTLM
認証
LDAP
(注) AAD DS は、2016年5月現在プレビューであり、今後機能や制限が変更される可能性があります。
(注) AAD DS は、2016年5月現在プレビューであり、今後機能や制限が変更される可能性があります。
(注) AAD DS は、2016年5月現在プレビューであり、今後機能や制限が変更される可能性があります。
作業工数とコスト削減を導く、PaaS の利用!
✓ Azure AD の開始は旧ポータルにアクセス
✓ 新規のディレクトリを作成
✓ [構成]タブより [ドメイン サービス]を有効化、
仮想ネットワーク(V-NET)を選択
✓ 有効化後、既存の RDS on Azure 環境と接続する
際は、IPアドレスを選択する
ADDS
Azure AD
Domain Services
[基本構成]
Windows Server 2012 R2
Domain Controller
(IaaS) x 2台
[利用料金]
¥25,498/月 x 2台 = ¥50,996/月
(従量課金 での Azure VM [D2] 料金)
[基本構成]
Azure Active Directory
Domain Services
(PaaS の利用)
[利用料金]
¥15,178/月
(5,000ユーザーの場合)
▶ 💡 Azure AD ドメイン サービス (PaaS) を利用可能に!
[課題②] 2ノード構成の ADDS が必要
今までの利用料金
基本構成
新しい 利用費用
今までの基本構成
Azure PaaS の活用により、RDS システム構成をよりシンプルかつスマートに!
RDSH
RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS
RDLic
File
RDP over HTTPS
クライアント
・・・
MFA
SQL Database AAD DS
RDS
on Azure
Internet
MFA Server (IaaS)
ユーザー
▶ 💡 Azure AD Application Proxy + α で、よりセキュアに!
[課題③] 2ノード構成の MFA サーバー が必要
[課題⑤] さらなるセキュリティの強化
Azure
Azure AD
Application Proxy
Azure IaaS /
社内ネットワーク
RD GW
RD Web
社内 Web
Connector
Azure AD Application Proxy (AAD AP) とは?
Azure AD と統合された “Remote Access as a Service”
DMZ
社外デバイス
[参考] AAD AP 主な機能と特徴
Azure Active Directory
企業
ネットワークDMZ
https://sales-contoso.msappproxy.com
http://sales
https://blogs.technet.microsoft.com/applicationproxyblog/2015/10/14/
publishing-remote-desktop-with-azure-active-directory-application-proxy/
[参考] AAD AP + RDS の構成ガイド
https://blogs.technet.microsoft.com/junichia/2015/10/18/azure/
• 有償のサービス (ユーザーごと、もしくは認証ごとから選択可能)
• Azure AD と連携するサービスやアプリケーションの
認証セキュリティの向上
• オンプレミス設置型アプリケーションにも対応
✓ Azure AD Application Proxy を経由して接続することで、(MFA サーバーなしで) サービスでの利用も可能に
[参考] Azure 多要素認証 (MFA) とは?
• 多要素認証プロバイダーの機能として、さまざまな認証方式をサポート
[参考] Azure MFA の多要素認証方式
RDS
on Azure
Internet Internet
ユーザー
IT管理者
ユーザー
MFA Server (IaaS)
RDS
on Azure
Firewall
AAD AP
Connector
• MFA サービス
• 条件付きアクセス 等
▶ 💡 Azure AD Application Proxy + α で、よりセキュアに!
[課題③] 2ノード構成の MFA サーバー が必要
[課題⑤] さらなるセキュリティの強化
[課題④] ファイルサーバーの冗長化手段なし
RDSH File
・・・
ユーザー
▶ 新規ログオンするユーザー ▶ ログオン中のユーザー
ほかの手段は?
Windows Server 標準機能の一つであり、
ファイルサーバー冗長化手段としては一般的。
ただし、ユーザープロファイル領域はパフォーマンスの
保証が難しいなどの理由によりサポートされない。
https://support.microsoft.com/en-us/kb/2533009
ほかの手段は?
(*) マイクロソフトおよび各社では、RDS on Azure に特化した仕組みとして、これら製品を提供しているわけではありません。
ユーザープロファイル領域は一般的なファイルサーバーよりも多くの差分更新が発生しやすいため、システム要件や規模など
の条件に応じて、案件ごとに評価いただく必要があります。
http://i.sios.com/news/press/20150403-dkazure.html
https://blogs.msdn.microsoft.com/windowsazurej/2014/11/28/wsfcilb-sios-datakeeper/
http://jpn.nec.com/cloud/private/azure.html
▶ たとえば・・・
File Server
Active
File Server
Passive
正式サポートできる手段を評価中… (現時点で想定されている方式は2種類)
File Server
Active Active
File Server File Server
Active
記憶域スペース
複数ノードのローカルストレージを論理的に束ねる
Storage Spaces Direct
ブロックレベルの複製を実現する
Storage Replica
複製
INF-017 『次期 Windows Server に実装される Software Defined Storage 』
▶ 💡
Software Defined Storage 機能により対応見込み!
[課題④] ファイルサーバーの冗長化手段なし
Windows Server 2016
Azure & Windows Server 2016 新機能により、より洗練された環境に!
新しいリファレンスアーキテクチャー
RDSH
RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS
RDLic
File
・・・
MFA
SQL Database AAD DS
AAD AP Connector
クライアント
AAD AP
MFA
サービス
条件付き
アクセス
実装方式は
評価中
課題 解決手段
対応可能な OS バージョン
2012 R2 2016
コスト / 複雑性
① 2ノード構成の SQL Server が必要 • Azure SQL Database をサポート
② 2ノード構成の ADDS が必要 • Azure AD ドメインサービスをサポート
③ 2ノード構成の MFA サーバーが必要 • AAD Application Proxy 経由での
Azure MFA サービスをサポート
信頼性
④ ファイルサーバーの冗長化手段なし • Storage Spaces Direct または
Storage Replica をサポート
セキュリティ
⑤ セキュリティの強化 • AAD Application Proxy 経由とす
ることにより、Azure AD のセキュリ
ティ機能を利用可能
リファレンスアーキテクチャー 進化のまとめ
(*)
(*) Storage Spaces Direct および Storage Replica は Windows Server 2016 新機能ですが、Windows Server 2012 R2ベースの
RDS 環境と、Windows Server 2016 のファイルサーバーを組み合わせた構成は可能になる見込みです。
強化機能一覧 ①
RemoteFX
vGPU
OpenGL / OpenCL サポート DirectX に加えて、OpenGL および OpenCL に対応
(CAD などのアプリケーションを VDI 環境でも利用可能に)
割当 VRAM の上限拡張 各仮想マシンに対して、最大 1GB までのVRAM を割当可能に
最大解像度の向上 4K (3,840×2,160) の解像度を仮想マシン上でサポート
RemoteFX vGPU の
サーバー OS サポート
RemoteFX vGPU の機能を、サーバー VMでも利用可能に
DDA 仮想マシンへの GPU パススルー ホスト OS に搭載された GPU カードを仮想マシンにパススルー接続し、
IHV が提供するグラフィックドライバーをそのまま利用可能に
RDP 10 H.264/AVC 4:4:4 サポート RDP 10 では、対応可能な codec として H.264/AVC 4:4:4 が追加され
るなど、画面転送プロトコルの品質をさらに改良
Pen Remoting RDP 環境で、Surface ペンなどのペンデバイスをサポート
(筆圧の感知、ペン付属ボタンなどに対応)
RDP Client MSTSC でのズーム機能の搭載 リモートデスクトップ接続クライアント (MSTSC) でズーム機能を搭載し、
RDP 接続後にリモートの画面倍率を変更可能に
更なる純正 RDP クライアント より多くのデバイスからアクセスできるように、追加の Microsoft 純正
RDP クライアントを開発中
G
P
U
仮
想
化
強化機能一覧 ②
RDS / VDI
共通基盤
Azure SQL Database のサポート RD コネクションブローカー用データベースとして、
Azure SQL Database v12 (PaaS) を利用可能に
(DB サーバーの設計・運用における複雑さを排除)
WebSocket による負荷分散 RD ゲートウェイの負荷分散方式として、WebScocket に対応し、
従来の IP アフィニティ方式に比べて、パフォーマンスの改善と信頼性の向
上を実現
コネクションブローカーの
パフォーマンス向上
RD コネクションブローカー 1台あたりのパフォーマンスが向上し、短時間で
より多くの接続を処理可能に
RDS 基盤 Personal Session based Desktop RDセッションホストを、特定のユーザーに占有させる機能
ユーザーに管理者権限を与えて、アプリケーションのインストールなどを実行
させることも可能に
Desktop Experience の
デフォルト有効化
UX 向上のため、Windows Server 2016 では「デスクトップ エクスペリエ
ンス」機能をデフォルトで有効化
VDI 基盤 サーバー OS のサポート MSVDI のゲストOSとして、Windows サーバー OS を正式サポートし、
「サーバーVDI」を実現
(個人型およびプール型どちらにも対応可能)
第2世代 VM のサポート 第2世代仮想マシン (UEFIベース) をゲストOSとして利用可能に
➢ Remote FX vGPU
➢ DDA (Discreate Device Assignment)
2種類の GPU 仮想化技術
VM
VM
VM
RemoteFX 3D
ビデオアダプター
RDP with
RemoteFX
VM
RDP, PCoIP など
(マルチセッションをサポート)
GPU ネイティブドライバー
(パススルー)
RemoteFX vGPU Discrete Device Assignment
○ 実装が容易 (Windows Server 2008 R2 ~)
△ ドライバーに依存するオーバーヘッドや機能制限
○ ベアメタルと同等の機能およびパフォーマンス
△ スケールしにくい (GPUカードと VM は1対1)
RemoteFX の強化に加えて、新たに DDA (パススルー方式) をサポート!
[参考] 2種類の GPU 仮想化技術
Discrete Device AssignmentRemoteFX vGPU
GPU 仮想化技術の進化
Windows Server 2008 R2
[RemoteFX vGPU]
• Hyper-V 統合
• DirectX 9.0c
Windows Server 2012
[RemoteFX vGPU]
• DirectX 11.0
• GPU 管理機能の強化
• 最大モニター数拡大 (8台)
Windows Server 2012 R2
[RemoteFX vGPU]
• DirectX 11.1
• VRAM の上限拡張
• 解像度の拡張 (2560 x 1600)
• OpenGL & OpenCL API
• VRAM の上限拡張
(1GB 占有)
• 解像度の拡張 (4k)
• サーバーVM サポート
(シングルセッションのみ)
• パフォーマンス向上
• API 完全サポート
(DirectX, OpenGL, OpenCL, CUDA…)
• 幅広い ゲスト OS サポート (Linux も)
• マルチセッション / RemoteApp 対応
• 最小のオーバーヘッド
Windows Server 2016
RemoteFX vGPU DDA 💡
[参考] Hyper-V における GPU 仮想化技術 比較
WARP WARP
vGPU
Driver
vGPU
Driver
GPU
サイズ コア数 メモリ SSD RDMA GPU
NV6 6 56 GB 380 GB - M60 半分 (GPU 1基)
NV12 12 112 GB 680 GB - M60 1枚 (GPU 2基)
NV24 24 224 GB 1.5 TB - M60 2枚 (GPU 4基)
NC6 12 56 GB 380 GB - K80 半分 (GPU 1基)
NC12 24 112 GB 680 GB - K80 1枚 (GPU 2基)
NC24 24 224 GB 1.5 TB - K80 2枚 (GPU 4基)
NC24r 24 224 GB 1.5 TB RoCE K80 2枚 (GPU 4基)
 デスクトップアプリでの OpenGL / DirectX サポート
 動画のエンコーディング
 GPGPU (CUDA / OpenCL)
 Deep Learning (深層学習)
GPU インスタンスの想定用途
近日プレビュー開始予定
NVIDIA Tesla M60 あるいは K80 を備える「Nシリーズ」
Visualization
(グラフィックス向け)
の NV 系
Tesla M60搭載
Compute の
NC 系
Tesla K80 搭載
Remote Desktop Protocol Graphics の進化
Server 2008 R2
& Win 7 Sp1
• RDP 7.1
• RDP bitmap remoting
using Calista Codec
Server 2012
Win 8
• RDP 8
• Progressive Calista
Codec
• Separate AVC/H.264
Video channel
Server 2012 R2
Win 8.1
• RDP 8.1
• H.264/AVC Mixed with
Clear codec for WinRT
Server 2016
Win 10
• RDP 10
• H.264/AVC 444
単純にビットマップとして画面転送するのではなく、
画面の情報(文字/画像/動画等)を判断し、最適な Codec を用いて画面転送を実施
RDP 画面転送の基本イメージ
Bitmap
CAVIDEO
CLEARCODEC
PLANAR
H264/AVC 4:2:0
ALPHA
H264/AVC 4:4:4vGPU GPU
RDPセッション環境でもペンデバイスをサポートし、ローカル同等の操作性を
⇒
DPI オートスケールに対応しない古い OS 等に接続する場合の弱点を解消
Universal Windows Platform (UWP)
様々な Windows 10 デバイス から
共通のインターフェースでアクセス可能なクライアントを提供
• PC
• Tablet
• Phone (Windows 10 Mobile Continuum 機能)
• HoloLens もサポート予定
Web Platform (HTML5)
Windows (Win32), Mac, iOS, Android などの既存クライアントに加えて、
新たにマルチプラットフォーム化とインターフェースの共通化を促進
Linux や ChromeOS からの接続をサポート
コネクションブローカー (RDCB) のパフォーマンス向上
https://blogs.msdn.microsoft.com/rds/2015/12/15/improved-remote-desktop-connection-broker-
performance-with-windows-server-2016-and-windows-server-2012-r2-hotfix-kb3091411/
特に朝のログオン集中時間帯 (ログオンストーム) のアクセスを大幅に改善
Personal Session based Desktop
ハイパーバイザー 不要
ユーザーへの管理者権限付与 OK
OS 占有 (デスクトップ : ユーザー = 1 : 1)OS 共有
Client OS 利用可
Azure などパブリッククラウド(非占有環境)での展開 OK
RDSH
RDS (マルチセッション)
RDSH
Personal Session based Desktop
RDVH
VM
Micrsoft VDI
占有デスクトップ環境を提供し、ユーザーが自由にアプリ導入など実行可能に
接続元としての Windows 10 はどんな端末でもOK
Continuum × Remote Desktop Client (UWP) × RDS の組み合わせで・・・
Windows ストアプリとしてのリモートデスクトップクライアント (UWP) も提供
✓ Windows 10 Mobile の Continuum 機能を活用で
Win32 アプリを利用可能!
✓ サーバーの高い処理性能を使って、
モバイルデバイスでも生産性を落とさず業務を継続
Windows クライアント OS on Cloud の現在
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/licensing-faq/
マルチテナント型ホスティング環境での利用はライセンス上認められていない
Windows クライアント OS on Cloud の現在
MSDN サブスクリプション特典として、開発・評価用途に限り許可されている
高まるご要望に応えるべく・・・
http://blogs.technet.com/b/mssvrpmj/archive/2016/04/26/azure-hybrid-use-benefit.aspx
Windows on Azure 実現に向けて最終調整中!
間もなくアナウンス予定!
VDI on Azure with Windows 10 ?
(少なくとも現時点では…)
まったく 手段がないのか・・・?
RDVH RDVH RDVH
RD 仮想化ホスト (RDVH, Hyper-V ホスト)
• ドメイン参加 & 管理者権限が必要
VDI on Azure with Windows 10 ?
• Citrix XenDesktop
• MS VDI with Nested Hyper-V
さまざまな可能性(*)を模索中・・・ STAY TUNED
(*) いずれも今後の可能性を示すものであり、
正式サポートが確定しているわけではありません
RDVH
(Nested Hyper-V)
Azure ホスト (Windows Serer 2016 Hyper-V)
お客様
管理
Azure
管理
Windows Server 2016
仮想化ホスト
Windows 10 VDI
Nested VM
RDVH
(Nested Hyper-V)
RDVH
(Nested Hyper-V)
https://blogs.technet.microsoft.com/in_the_cloud/2016/05/24/microsoft-and-citrix-partner-
to-help-customers-move-to-the-cloud/
まとめ
クラウド対応への正当な進化を遂げた Windows Server 2016
Azure はデスクトップ仮想化の味方!PaaS も大活躍!
いよいよ Windows 10 on Azure も…
✓ ARM テンプレートなら数クリックで
RDS 環境を展開可能!
✓ Windows Server 2016 TP5 も リリース済み
RDS on Azure なら、今すぐ 環境を構築・ご評価を開始いただけます!
💡考えるよりも、まずは実践。
手を動かしてご体感ください!
http://aka.ms/RDSonAzure
https://mva.microsoft.com/en-us/training-courses/remote-desktop-services-on-
microsoft-azure-deep-dive-8409
https://technet.microsoft.com/en-us/library/mt718499.aspx
https://blogs.msdn.microsoft.com/rds/
デスクトップ仮想化の実践 - powered by Windows Server 2016 & Azure - (Microsoft de:code 2016)

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デスクトップ仮想化の実践 - powered by Windows Server 2016 & Azure - (Microsoft de:code 2016)

  • 2. 本セッションの目的 • 次の2つの組み合わせがもたらす 次世代型デスクトップ仮想化 の価値 ✓ Windows Server 2016 デスクトップ仮想化 (RDS/VDI) 新機能 ✓ Azure 最新機能 (IaaS + PaaS) ▶ 本セッションの中でご理解いただきたいこと • マイクロソフト デスクトップ仮想化ソリューションの実機評価・導入 • (既存環境がある場合は) バージョンアップや移行に向けた準備 ▶ 本セッションの後に実行いただきたいこと
  • 3. 自己紹介 ~本セッションは2名で担当します~ 前島 鷹賢 Takamasa Maejima 戸嶋 一葉 Kazuha Toshima • デスクトップ仮想化を愛し続けて11年 • 著書: 「仮想化」 実装の基礎知識 (リックテレコム) • クライアント管理やモバイルワークの訴求 • 本日はデモラーとしてご一緒させていただきます
  • 4. • このプレゼンテーション資料は 2016 年 5 月 24 日時点で公開可能な 情報をもとに作成されています。 • このプレゼンテーション資料には Windows Server 2016 など 2016 年 5 月 24 日時点で一般提供(GA)されていない製品やサービス、 機能の説明が含まれている場合があります。 [はじめる前に ① ] 未提供製品・サービスに関する情報
  • 5. [はじめる前に ② ] 本セッションに含まれないもの [FEST 2015 : CLD-332] フレキシブル ワーク スタイルを支えるマイクロソフトのデスクトップ仮想化 ・動画: https://channel9.msdn.com/events/FEST/2015/CLD-332 ・資料: https://docs.com/microsoftjapan-/7552 📢 または Ask the Speaker まで
  • 6. [はじめる前に ③ ] 本セッションで登場する主要コンポーネント RD Gateway (RDGW) RD Web Access (RDWeb) RD Connection Broker (RDCB) SQL Server for RDCB (DB) RD Session Host (RDSH) RD License Server (RDLic) File Server for UPD (File) Domain Controller (ADDS) RD Virtualization Host (RDVH) () 内は本資料における略語表記 • RDP over HTTPS, ポリシー制御 • 接続ポータルおよびフィードの公開 • クライアントからの接続情報管理 • セッション情報/構成情報の保持 • RDS CAL (ライセンス) の管理 • アプリケーションやデスクトップの実行環境 • 仮想デスクトップを提供するための仮想化基盤 • User Profile Disk (UPD) 保管サーバー • 認証基盤 (RDS 環境では必須) Multi-Factor Auth. Server (MFA) • 多要素認証を提供するサーバー
  • 7. 目次 1. Why Cloud? Why Azure? 2. RDS on Azure の現在と課題 3. RDS on Azure リファレンスアーキテクチャー の進化 with Windows Server 2016 4. まだまだある Windows Server 2016 RDS/VDI 強化ポイント 5. Windows 10 with Azure の可能性 6. まとめ
  • 8.
  • 9. 『デスクトップ on クラウド』 という選択肢 RDGW RDCB / DB RDWeb • スケールの柔軟性 (複雑なサイジングからの解放) ✓ 仮想マシンの増減に即時対応可能 ✓ 仮想マシンのスペックも変更可能 • コストの最適化 ✓ 使わないときはシャットダウンしてコスト削減 • 超高速かつ高品質なデプロイ ✓ Resource Manager テンプレートによる展開 FileRDSH ADDS RDLic Microsoft Azure (IaaS) 上で Remote Desktop Services を運用
  • 10. [参考] 既設オンプレ環境とのハイブリッド構成も オンプレミス RDGW RDCB / DB ADDSRDLic RDWeb Microsoft Azure RDSH 追加の RDSH File たとえば繁忙期の一時的なリソース拡張先として・・・
  • 11. • RD セッションホストの 自動起動・停止を実現 ➢ピーク時: 現在接続中のユーザー数や リソース使用率を踏まえて、 追加のホストを起動 ➢オフピーク時 ユーザーに一時ログオフを促し、 全ユーザーがログオフした ホストをシャットダウン PowerShell スクリプトによるオートスケール https://gallery.technet.microsoft.com/scriptcenter/Automatic-Scaling-of-9b4f5e76 Azure なら “分単位” でのコスト削減が可能 ▶ ピーク時 ▶ オフピーク時
  • 12. RDGW RDCB / DB RDWeb FileRDSH ADDS RDLic Azure Resource Manager を使った RDS 展開 検証済みテンプレートを用いて、数ステップで RDS on Azure 環境を構築 INF-011 『驚愕! Azure リソース マネージャを利用した Infrastructure as Code 実践』
  • 13. [参考] RDS 展開用テンプレートの構成 (1/2) • こちらからすぐにTRY ☞ RD Session Collection deployment http://azure.microsoft.com/documentation/templates/rds-deployment/ • 構築後の各サーバーの運用は、通常通り必要 • すでに Windows Server 2016 も選択可能! Azure クイックスタートテンプレートを今すぐ利用!
  • 14. • テンプレートから作成される仮想マシン ➢ AD / DNS server ➢ RD Connection Broker with database ➢ RD Session Host (RDSH) → 台数およびサイズ指定可能, 事前作成したカスタムイメージも利用可能 ➢ RD Gateway ➢ RD Web Access server ➢ RD License server [参考] RDS 展開用テンプレートの構成 (2/2) Azure クイックスタートテンプレートを今すぐ利用! Azure Resource Manager Template for RDS Deployment http://blogs.msdn.com/b/rds/archive/2015/07/13/azure-resource-manager-template-for-rds-deployment.aspx 📢 Remote Desktop Services Blog
  • 15.
  • 16. メリットの大きいクラウド (RDS on Azure) だが・・・ • 20年近い歴史を持つ RDS は “クラウド ネイティブ” ではない ✓クラウドの特性を活用した設計 ✓クラウドの制約を考慮した設計 ☞ 重要
  • 18. 冗長化を考慮しない単純構成の場合 RDSH RDGW RDCB / DB ADDS RDLic File ・・・ RDP over HTTPS クライアント RDWeb
  • 19. 一般的なシステム要件を考慮した場合の、代表的なシステム構成図 RDSH RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS RDLic File可用性セット ・・・ MFA RDP over HTTPS クライアント
  • 20. 一般的なシステム要件を考慮した場合の、代表的なシステム構成図 RDSH RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS RDLic File可用性セット ・・・ MFA RDP over HTTPS クライアント • 2ノード構成の ADDS が必要 • ユーザープロファイルディスク用 ファイルサーバーの冗長化手段なし • 2ノード構成の MFA サーバーが必要 • 2ノード構成の SQL Server が必要 • SQL Server Enterprise エディションが必要 (AlwaysOn 可用性グループ) 課題 ① 課題 ② 課題 ④ 課題 ③
  • 21. 課題整理 課題 背景 コスト / 複雑性 ① 2ノード構成の SQL Server が必要 [*] (SQL Server Enterprise エディション) • RDCB およびデータベース サーバーの可用性確保のため • AlwaysOn 可用性グループを構成するため ② 2ノード構成の ADDS が必要 • ドメインコントローラーの可用性確保のため ③ 2ノード構成の MFA サーバーが必要 • 多要素認証によるセキュリティ強化を実現するため & • MFA (多要素認証) サーバーの可用性確保のため 信頼性 ④ ファイルサーバーの冗長化手段なし [*] • UPD (ユーザープロファイルディスク) 用ファイルサーバーの 可用性確保のため セキュリティ ⑤ セキュリティの強化 • ますます高度化する攻撃によるリスクを軽減するため [*] オンプレミスの場合は、共有ディスクを用いたクラスター (MSFC) を組むことで可用性を確保することが一般的ですが、 Azure には共有ディスクがないため同じ構成をとることができません。
  • 22.
  • 23. ▶ 💡 Azure SQL Database (PaaS) を利用可能に! [ライセンス費用] ¥113,832/月 x 2台 = ¥227,664/月 (従量課金 での SQL ENTERPRISE 料金) DB AlwaysOn 可用性グループ [基本構成] Windows Server 2012 R2 with SQL Server Enterprise (IaaS) x 2台 [課題①] 2ノード構成の SQL Server が必要 今までの基本構成 今までのライセンス費用
  • 24. Managed Platform & Infrastructure Dynamic Scalability Fast & Flexible Platform Based on SQL Server Technology Low TCO for ExistingApps Full SQL Server Capability Flexibility & Control Managed Infrastructure OS・DB のパッチ適用や HA 構成を自動管理 スケールアップ構成 スケールアウト構成 迅速なクラウド・アプリケー ション開発に最適 既存の DB・アプリを そのままクラウド化 OS・DB のパッチ適用や HA 構成を自己管理 仮想マシン上の全ての 設定を制御可能 SQL Server の機能を フルサポート SQL Server の大部分の 機能をサポート DBP-004 『クラウドファーストをリードする Azure SQL Database の仕組みと新機能』
  • 25.
  • 27. ✓ Azure の管理ポータルにアクセスし、 [SQL データベース] の利用を開始 ✓ エディションは10種類から選択可能。環境の規模に よって適宜選択 (decode デモではS0を選択) ✓ RDS on Azure 環境と接続する場合は、 RDCBに接続文字列を定義する 作業工数とコスト削減を導く、PaaS の利用!
  • 28. [利用料金] ¥3,460/月 (S1 の場合) DB AlwaysOn 可用性グループ [基本構成] SQL Database Single database モデル (PaaS の利用) ▶ 💡 Azure SQL Database (PaaS) を利用可能に! [課題①] 2ノード構成の SQL Server が必要 [ライセンス費用] ¥113,832/月 x 2台 = ¥227,664/月 (従量課金 での SQL ENTERPRISE 料金) [基本構成] Windows Server 2012 R2 with SQL Server Enterprise (IaaS) x 2台 今までの基本構成 今までのライセンス費用 基本構成 新しい ライセンス費用
  • 29. ADDS [基本構成] Windows Server 2012 R2 Domain Controller (IaaS) x 2台 [利用料金] ¥25,498/月 x 2台 = ¥50,996/月 (従量課金 での Azure VM [D2] 料金) ▶ 💡 Azure AD ドメイン サービス (PaaS) を利用可能に! [課題②] 2ノード構成の ADDS が必要 今までの利用料金 今までの基本構成
  • 30. Azure AD ドメイン サービスとは? Azure AD と統合された “Domain Controller as a Service”
  • 31. Azure Active Directory (AAD) クレーム ベース認証・認可 (SAML, WS-Federation, Oauth, OIDC など) REST (Graph API) 同期 (自動) Azure オンプレミス Active Directory (AD DS) ドメイン 参加 グループ ポリシー Kerberos / NTLM 認証 LDAP 同期 (AAD Connect) Azure Active Directory Domain Services (AAD DS) ドメイン 参加 グループ ポリシー Kerberos / NTLM 認証 LDAP
  • 32.
  • 33. (注) AAD DS は、2016年5月現在プレビューであり、今後機能や制限が変更される可能性があります。
  • 34. (注) AAD DS は、2016年5月現在プレビューであり、今後機能や制限が変更される可能性があります。
  • 35. (注) AAD DS は、2016年5月現在プレビューであり、今後機能や制限が変更される可能性があります。
  • 36. 作業工数とコスト削減を導く、PaaS の利用! ✓ Azure AD の開始は旧ポータルにアクセス ✓ 新規のディレクトリを作成 ✓ [構成]タブより [ドメイン サービス]を有効化、 仮想ネットワーク(V-NET)を選択 ✓ 有効化後、既存の RDS on Azure 環境と接続する 際は、IPアドレスを選択する
  • 37. ADDS Azure AD Domain Services [基本構成] Windows Server 2012 R2 Domain Controller (IaaS) x 2台 [利用料金] ¥25,498/月 x 2台 = ¥50,996/月 (従量課金 での Azure VM [D2] 料金) [基本構成] Azure Active Directory Domain Services (PaaS の利用) [利用料金] ¥15,178/月 (5,000ユーザーの場合) ▶ 💡 Azure AD ドメイン サービス (PaaS) を利用可能に! [課題②] 2ノード構成の ADDS が必要 今までの利用料金 基本構成 新しい 利用費用 今までの基本構成
  • 38. Azure PaaS の活用により、RDS システム構成をよりシンプルかつスマートに! RDSH RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS RDLic File RDP over HTTPS クライアント ・・・ MFA SQL Database AAD DS
  • 39. RDS on Azure Internet MFA Server (IaaS) ユーザー ▶ 💡 Azure AD Application Proxy + α で、よりセキュアに! [課題③] 2ノード構成の MFA サーバー が必要 [課題⑤] さらなるセキュリティの強化
  • 40. Azure Azure AD Application Proxy Azure IaaS / 社内ネットワーク RD GW RD Web 社内 Web Connector Azure AD Application Proxy (AAD AP) とは? Azure AD と統合された “Remote Access as a Service” DMZ 社外デバイス
  • 41. [参考] AAD AP 主な機能と特徴 Azure Active Directory 企業 ネットワークDMZ https://sales-contoso.msappproxy.com http://sales
  • 43. • 有償のサービス (ユーザーごと、もしくは認証ごとから選択可能) • Azure AD と連携するサービスやアプリケーションの 認証セキュリティの向上 • オンプレミス設置型アプリケーションにも対応 ✓ Azure AD Application Proxy を経由して接続することで、(MFA サーバーなしで) サービスでの利用も可能に [参考] Azure 多要素認証 (MFA) とは?
  • 45. RDS on Azure Internet Internet ユーザー IT管理者 ユーザー MFA Server (IaaS) RDS on Azure Firewall AAD AP Connector • MFA サービス • 条件付きアクセス 等 ▶ 💡 Azure AD Application Proxy + α で、よりセキュアに! [課題③] 2ノード構成の MFA サーバー が必要 [課題⑤] さらなるセキュリティの強化
  • 46. [課題④] ファイルサーバーの冗長化手段なし RDSH File ・・・ ユーザー ▶ 新規ログオンするユーザー ▶ ログオン中のユーザー
  • 48. ほかの手段は? (*) マイクロソフトおよび各社では、RDS on Azure に特化した仕組みとして、これら製品を提供しているわけではありません。 ユーザープロファイル領域は一般的なファイルサーバーよりも多くの差分更新が発生しやすいため、システム要件や規模など の条件に応じて、案件ごとに評価いただく必要があります。 http://i.sios.com/news/press/20150403-dkazure.html https://blogs.msdn.microsoft.com/windowsazurej/2014/11/28/wsfcilb-sios-datakeeper/ http://jpn.nec.com/cloud/private/azure.html ▶ たとえば・・・
  • 49. File Server Active File Server Passive 正式サポートできる手段を評価中… (現時点で想定されている方式は2種類) File Server Active Active File Server File Server Active 記憶域スペース 複数ノードのローカルストレージを論理的に束ねる Storage Spaces Direct ブロックレベルの複製を実現する Storage Replica 複製 INF-017 『次期 Windows Server に実装される Software Defined Storage 』 ▶ 💡 Software Defined Storage 機能により対応見込み! [課題④] ファイルサーバーの冗長化手段なし Windows Server 2016
  • 50. Azure & Windows Server 2016 新機能により、より洗練された環境に! 新しいリファレンスアーキテクチャー RDSH RDGW/RDWeb RDCB DB ADDS RDLic File ・・・ MFA SQL Database AAD DS AAD AP Connector クライアント AAD AP MFA サービス 条件付き アクセス 実装方式は 評価中
  • 51. 課題 解決手段 対応可能な OS バージョン 2012 R2 2016 コスト / 複雑性 ① 2ノード構成の SQL Server が必要 • Azure SQL Database をサポート ② 2ノード構成の ADDS が必要 • Azure AD ドメインサービスをサポート ③ 2ノード構成の MFA サーバーが必要 • AAD Application Proxy 経由での Azure MFA サービスをサポート 信頼性 ④ ファイルサーバーの冗長化手段なし • Storage Spaces Direct または Storage Replica をサポート セキュリティ ⑤ セキュリティの強化 • AAD Application Proxy 経由とす ることにより、Azure AD のセキュリ ティ機能を利用可能 リファレンスアーキテクチャー 進化のまとめ (*) (*) Storage Spaces Direct および Storage Replica は Windows Server 2016 新機能ですが、Windows Server 2012 R2ベースの RDS 環境と、Windows Server 2016 のファイルサーバーを組み合わせた構成は可能になる見込みです。
  • 52.
  • 53. 強化機能一覧 ① RemoteFX vGPU OpenGL / OpenCL サポート DirectX に加えて、OpenGL および OpenCL に対応 (CAD などのアプリケーションを VDI 環境でも利用可能に) 割当 VRAM の上限拡張 各仮想マシンに対して、最大 1GB までのVRAM を割当可能に 最大解像度の向上 4K (3,840×2,160) の解像度を仮想マシン上でサポート RemoteFX vGPU の サーバー OS サポート RemoteFX vGPU の機能を、サーバー VMでも利用可能に DDA 仮想マシンへの GPU パススルー ホスト OS に搭載された GPU カードを仮想マシンにパススルー接続し、 IHV が提供するグラフィックドライバーをそのまま利用可能に RDP 10 H.264/AVC 4:4:4 サポート RDP 10 では、対応可能な codec として H.264/AVC 4:4:4 が追加され るなど、画面転送プロトコルの品質をさらに改良 Pen Remoting RDP 環境で、Surface ペンなどのペンデバイスをサポート (筆圧の感知、ペン付属ボタンなどに対応) RDP Client MSTSC でのズーム機能の搭載 リモートデスクトップ接続クライアント (MSTSC) でズーム機能を搭載し、 RDP 接続後にリモートの画面倍率を変更可能に 更なる純正 RDP クライアント より多くのデバイスからアクセスできるように、追加の Microsoft 純正 RDP クライアントを開発中 G P U 仮 想 化
  • 54. 強化機能一覧 ② RDS / VDI 共通基盤 Azure SQL Database のサポート RD コネクションブローカー用データベースとして、 Azure SQL Database v12 (PaaS) を利用可能に (DB サーバーの設計・運用における複雑さを排除) WebSocket による負荷分散 RD ゲートウェイの負荷分散方式として、WebScocket に対応し、 従来の IP アフィニティ方式に比べて、パフォーマンスの改善と信頼性の向 上を実現 コネクションブローカーの パフォーマンス向上 RD コネクションブローカー 1台あたりのパフォーマンスが向上し、短時間で より多くの接続を処理可能に RDS 基盤 Personal Session based Desktop RDセッションホストを、特定のユーザーに占有させる機能 ユーザーに管理者権限を与えて、アプリケーションのインストールなどを実行 させることも可能に Desktop Experience の デフォルト有効化 UX 向上のため、Windows Server 2016 では「デスクトップ エクスペリエ ンス」機能をデフォルトで有効化 VDI 基盤 サーバー OS のサポート MSVDI のゲストOSとして、Windows サーバー OS を正式サポートし、 「サーバーVDI」を実現 (個人型およびプール型どちらにも対応可能) 第2世代 VM のサポート 第2世代仮想マシン (UEFIベース) をゲストOSとして利用可能に
  • 55. ➢ Remote FX vGPU ➢ DDA (Discreate Device Assignment)
  • 56. 2種類の GPU 仮想化技術 VM VM VM RemoteFX 3D ビデオアダプター RDP with RemoteFX VM RDP, PCoIP など (マルチセッションをサポート) GPU ネイティブドライバー (パススルー) RemoteFX vGPU Discrete Device Assignment ○ 実装が容易 (Windows Server 2008 R2 ~) △ ドライバーに依存するオーバーヘッドや機能制限 ○ ベアメタルと同等の機能およびパフォーマンス △ スケールしにくい (GPUカードと VM は1対1) RemoteFX の強化に加えて、新たに DDA (パススルー方式) をサポート!
  • 57. [参考] 2種類の GPU 仮想化技術 Discrete Device AssignmentRemoteFX vGPU
  • 58. GPU 仮想化技術の進化 Windows Server 2008 R2 [RemoteFX vGPU] • Hyper-V 統合 • DirectX 9.0c Windows Server 2012 [RemoteFX vGPU] • DirectX 11.0 • GPU 管理機能の強化 • 最大モニター数拡大 (8台) Windows Server 2012 R2 [RemoteFX vGPU] • DirectX 11.1 • VRAM の上限拡張 • 解像度の拡張 (2560 x 1600) • OpenGL & OpenCL API • VRAM の上限拡張 (1GB 占有) • 解像度の拡張 (4k) • サーバーVM サポート (シングルセッションのみ) • パフォーマンス向上 • API 完全サポート (DirectX, OpenGL, OpenCL, CUDA…) • 幅広い ゲスト OS サポート (Linux も) • マルチセッション / RemoteApp 対応 • 最小のオーバーヘッド Windows Server 2016 RemoteFX vGPU DDA 💡
  • 59. [参考] Hyper-V における GPU 仮想化技術 比較 WARP WARP vGPU Driver vGPU Driver GPU
  • 60. サイズ コア数 メモリ SSD RDMA GPU NV6 6 56 GB 380 GB - M60 半分 (GPU 1基) NV12 12 112 GB 680 GB - M60 1枚 (GPU 2基) NV24 24 224 GB 1.5 TB - M60 2枚 (GPU 4基) NC6 12 56 GB 380 GB - K80 半分 (GPU 1基) NC12 24 112 GB 680 GB - K80 1枚 (GPU 2基) NC24 24 224 GB 1.5 TB - K80 2枚 (GPU 4基) NC24r 24 224 GB 1.5 TB RoCE K80 2枚 (GPU 4基)  デスクトップアプリでの OpenGL / DirectX サポート  動画のエンコーディング  GPGPU (CUDA / OpenCL)  Deep Learning (深層学習) GPU インスタンスの想定用途 近日プレビュー開始予定 NVIDIA Tesla M60 あるいは K80 を備える「Nシリーズ」 Visualization (グラフィックス向け) の NV 系 Tesla M60搭載 Compute の NC 系 Tesla K80 搭載
  • 61.
  • 62. Remote Desktop Protocol Graphics の進化 Server 2008 R2 & Win 7 Sp1 • RDP 7.1 • RDP bitmap remoting using Calista Codec Server 2012 Win 8 • RDP 8 • Progressive Calista Codec • Separate AVC/H.264 Video channel Server 2012 R2 Win 8.1 • RDP 8.1 • H.264/AVC Mixed with Clear codec for WinRT Server 2016 Win 10 • RDP 10 • H.264/AVC 444
  • 66.
  • 67. ⇒ DPI オートスケールに対応しない古い OS 等に接続する場合の弱点を解消
  • 68. Universal Windows Platform (UWP) 様々な Windows 10 デバイス から 共通のインターフェースでアクセス可能なクライアントを提供 • PC • Tablet • Phone (Windows 10 Mobile Continuum 機能) • HoloLens もサポート予定 Web Platform (HTML5) Windows (Win32), Mac, iOS, Android などの既存クライアントに加えて、 新たにマルチプラットフォーム化とインターフェースの共通化を促進 Linux や ChromeOS からの接続をサポート
  • 69.
  • 71. Personal Session based Desktop ハイパーバイザー 不要 ユーザーへの管理者権限付与 OK OS 占有 (デスクトップ : ユーザー = 1 : 1)OS 共有 Client OS 利用可 Azure などパブリッククラウド(非占有環境)での展開 OK RDSH RDS (マルチセッション) RDSH Personal Session based Desktop RDVH VM Micrsoft VDI 占有デスクトップ環境を提供し、ユーザーが自由にアプリ導入など実行可能に
  • 72.
  • 73. 接続元としての Windows 10 はどんな端末でもOK Continuum × Remote Desktop Client (UWP) × RDS の組み合わせで・・・ Windows ストアプリとしてのリモートデスクトップクライアント (UWP) も提供 ✓ Windows 10 Mobile の Continuum 機能を活用で Win32 アプリを利用可能! ✓ サーバーの高い処理性能を使って、 モバイルデバイスでも生産性を落とさず業務を継続
  • 74. Windows クライアント OS on Cloud の現在 https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/licensing-faq/ マルチテナント型ホスティング環境での利用はライセンス上認められていない
  • 75. Windows クライアント OS on Cloud の現在 MSDN サブスクリプション特典として、開発・評価用途に限り許可されている
  • 77. VDI on Azure with Windows 10 ? (少なくとも現時点では…) まったく 手段がないのか・・・? RDVH RDVH RDVH RD 仮想化ホスト (RDVH, Hyper-V ホスト) • ドメイン参加 & 管理者権限が必要
  • 78. VDI on Azure with Windows 10 ? • Citrix XenDesktop • MS VDI with Nested Hyper-V さまざまな可能性(*)を模索中・・・ STAY TUNED (*) いずれも今後の可能性を示すものであり、 正式サポートが確定しているわけではありません RDVH (Nested Hyper-V) Azure ホスト (Windows Serer 2016 Hyper-V) お客様 管理 Azure 管理 Windows Server 2016 仮想化ホスト Windows 10 VDI Nested VM RDVH (Nested Hyper-V) RDVH (Nested Hyper-V)
  • 80.
  • 81. まとめ クラウド対応への正当な進化を遂げた Windows Server 2016 Azure はデスクトップ仮想化の味方!PaaS も大活躍! いよいよ Windows 10 on Azure も…
  • 82. ✓ ARM テンプレートなら数クリックで RDS 環境を展開可能! ✓ Windows Server 2016 TP5 も リリース済み RDS on Azure なら、今すぐ 環境を構築・ご評価を開始いただけます! 💡考えるよりも、まずは実践。 手を動かしてご体感ください!