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キッズアスリート・コンディショニング協会
活動内容説明資料

2013.10.22
当協会の活動目的

ビジョン

 スポーツを通じた健全な心身の発達
 日本のスポーツ選手の国際競争力強化

ミッション

 キッズアスリート(小中学生)のコンディションを高める環境づくり
 正しいコンディショニング知識および技術の体系化および普及啓蒙

具体的な
取組

 コンディショニングサイクル(運動・栄養・休養+養育者からの愛
情)に基づく、コンディショニングに関する国内外の知見の体系化
 体系化した知見の検定試験化等による普及啓蒙
 メディアを通じたプロモーション
キッズアスリート・コンディショニング

当協会が考える
「キッズアスリートのためのコンディショニング」

• 子どもの心と身体の発達段階を踏まえて、
• 食育や生活習慣の改善といった日々の親子の取り組
みを通じて、

• スポーツにおいて最高のパフォーマンスを発揮する身
体作りを行う
パフォーマンス向上の3要素+1

運動

愛情/
自己肯定
感
休養

栄養
Feedback / Feedforward

now

①できなかったことに
焦点を当てる

future

③未来の成長/可能性
に焦点を当てる

②Great! But…

Feedback

Feedforward
子供に対して適切な働きかけができていない

運動

•子供の話をきかない
•つい小言を言う、怒ってしまう
•承認していない

愛情

休養

•夜更かし
•寝る直前まで食べたり遊んだり・・・
•親が叱りつけ、興奮したまま就寝

栄養

•栄養バランスの偏った食事
•孤食
•朝食は菓子パンで済ませる
適切な働きかけをすることで子供は輝きだす

運動

•子供の話を聞く、承認する
•怒るのではなく、問いかける
•フィードフォワード

愛情

休養

•寝る前2時間は食べない
•穏やかな気持ちで布団に入る
•寝る前に十分なストレッチ

栄養

•栄養バランスの整った食事
•家族で楽しく食事
•朝食もしっかり
スポーツ行政と保護者支援
スポーツ行政と保護者支援

<スポーツ基本計画>
4. 国際競技力の向上に向けた人材の養成やスポーツ環境の整備
(1) ジュニア期からトップレベルに至る戦略的支援の強化
•国内競技連盟等へのナショナルコーチ等の専門的なスタッフの配置の支援
•スポーツ医・科学・情報分野等による支援や競技用具等の開発等からなる多方面からの高度
な支援(マルチ・サポート)の実施
(2) スポーツ指導者および審判員等の養成・研修やキャリア循環の形成
(3) トップアスリートのための強化・研究活動等の拠点構築

一方、以下の記述には保護者に対する期待も示されている。
「ジュニア期においては、長期的な視点に立ってアスリートを育てていくことが 必要であることか
ら、ジュニアアスリートの育成に関わるスポーツ指導者、スポ ーツ団体、保護者、地方公共団体
及び学校等においては、個々のアスリートの特性や発達段階、学業とのバランスや本人のキャ
リア形成にも配慮した適切な支援に努めることが期待される。」
スポーツ行政と保護者による支援
スポーツ行政による支援として、下記2事業を文部科学省が主体となって実施している。
①メダルポテンシャルアスリート育成システム構築事業
②マルチサポート支援事業

現状、文部科学省としては保護者に対する支援は考えていない。
アスリート
文部科学省
(スポーツ政策企画室)
事業推進における事務局
スポーツ業界とのコンタクト

トッ
プ

連
携

保護者
(養育者/親)

民間団体
(MDA育成システム構築事業)
・パフォーマンスパスウェイの構築
・MDAの発掘/育成/支援

トップ
候補

育成支援

民間団体
(マルチサポート支援事業)
・アスリート支援
・研究開発
・特別強化/育成事業

アスリート支援

子どもに
対する支援

支援

※アスリートに対する
育成支援体制は整備
済

ユース

連
携

連
携

育成

プログラム
への参加

スポーツ科・医学・情報
戦略など多方面からの
専門的かつ高度な支援
を実施

研究開発

ジュニア

※キッズアスリート
が、スポーツ行政の
育成支援を受けるプ
ロセスに乗るための
支援を実施

発掘

マルチサポートハウス

競技用具やトレーニング
機器等の研究開発、トレ
ーニング方法やコーチン
グなどの研究開発を実
施

コンディショニングケアを
中心とした選手サポート
施設の提供。オリンピッ
クの際に選手村付近に
配置
領域横断の研究および普及活動が不足している
部分的には研究・啓蒙活動が存在するが、領域横断の研究や活動は見当たらない。また、そ
れらの認知率は非常に低く、普及活動が存在しない一方で、保護者は領域を限定せず、体系
的な情報を必要としている。
領域

運動

栄養

休養

研究実態









◯

◯

◯

具体的な研究例(ごく一部)

×

笹川スポーツ財団
全国体育指導委員連合
日本スポーツ学会
松本大学地域総合研究センター研究員
一般社団法人 日本体育学会
新潟県立大学講師 渋倉崇行氏
大阪国際大学教授 高見彰氏
早稲田大学准教授 松岡宏高氏

 「小学生を対象としたスポーツ食育プログラム開発に関
する調査研究」
(2006~2009年度 日本体育協会スポーツ医・科学研究)
 高崎健康福祉大学健康福祉学部健康栄養学科 木村
典代氏






ベネッセ教育研究開発センター
国立精神・神経医療研究センター病院 亀井雄一氏
国立国際医療研究センター国府台病院 岩垂喜貴氏
岸和田市立新条小学校 宮下和氏
普及活動が不足している
日本体育協会スポーツ医・科学研究
「小学生を対象としたスポーツ食育プログラム開発に関する調査研究」
(2006~2009年度)の認知度

2%
12% (2人)
(13人)
聞いた事が無い
聞いた事はあるが報告書を読んだ事
は無い
報告書を読んだ事がある

86%
(95人)
<アンケート概要>
・実施期間
・手法
・回答数
・回答者内訳

:2013年6月12日~16日
:インターネット調査
:110名
:男性38名、女性72名
普及活動が不足している
「小・中学生のスポーツ栄養ガイド」(女子栄養出版)
の認知度

1%
1% (1人)
(1人)

9%
(10人)

89%
(98人)
コンディショニングに関する情報ニーズは高い
栄養や食育、マッサージやストレッチ、睡眠の取り方、言葉がけの仕方(接し方)等について体
系的にまとめた情報を求めていますか?

1%
(1人)

6%
(6人)

25%

42%

(28人)

(46人)

26%
(29人)
子供の運動頻度が高い程、情報に対するニーズは高い
子供の運動頻度と、コンディショニングサイクルに関する情報に対するニーズの関係
縦軸:体系的にまとめた情報を求めている親の人数の割合(セグメントごと、単位:%)
横軸:体系的にまとめた情報を求めているかどうか(高い:5、低い:1)
どんな情報を求めているか

スポーツ後にしては
いけない事などを知
りたい

スポーツをよくする子供に対
して全体的に良いとされる食
事を知りたい

キッズアスリートに必
要な栄養や献立を知
りたい
スポーツ後にした方
が良いストレッチを
知りたい

子どものモチベーションを保ちつ
つ、心身ともに健康な生活を送る
ための、子ども向けのコーチング
についての情報が欲しい。特に
声がけ、接し方、アフターフォロー
の仕方を知りたい
保護者に対する適切なノウハウ提供の枠組み

支援

支援

指導者
(コーチ)

保護者

コンテンツ提供
行政
(文科省等)

キッズ
アスリート

コンテンツ提供

後援

スポンサー

企業

知見提供
スポーツ
トレーナー

スポーツ
栄養士

スポーツ
ドクター

学識経験者
具体的な取組

メディア

 キッズアスリート・コンディショニングに関する情報提供
(ウェブ、facebook page)

Web検定

 キッズアスリート・コンディショニングの知識に関する検定
試験をWebで受験できる仕組みを提供(目標:1万人)

セミナー

 より深い知識を学びたい方向けにセミナーや講習を提供
お問合せ

一般社団法人キッズアスリート・コンディショニング協会
Web: http://kids-athlete.org/
facebook: https://www.facebook.com/KidsAthlete
Mail: info@kids-athlete.org

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Notas del editor

  1. こんな感じにして