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アカデミアのキャリアパス事例
~とある博士の場合~
2015/1/31(土)
矢口 裕明
あまり参考にならないかもしれない?
はじめに
 対象とする読者層は,特に理系の大学,大学院,
というものの仕組みを知らない人,大学院生,大
学教員のやっていることを知らない人,で,なお
かつ,そういった世界に興味を持っている人です.
 私をモデルケースとして紹介しますが,結構特殊
な事例を含むため,あくまで参考程度に.
誰?
 矢口 裕明
 1981年12月7日生.33歳
 博士(情報理工学)
 2009年3月修了.取得後6年目.
 東京大学 情報理工学系研究科 創造情報学専
攻 特任講師
 IPA 未踏2008年度下期スーパークリエータ
 ロボット,ビジョン,ウェアラブルな人
そもそも大学院って何?
 大学を卒業した後,さらに研究を行う能力を身につけるための教育
機関です.
 理系の大学では学部4年生から「研究」をはじめます.これは「勉
強」ではありません.
 修士号がもらえる二年間の修士課程(M1,M2)と,博士号がもらえる
三年間+αの博士課程(D1-3)にわかれます.
 博士前期,博士後期などとも言います.
 ストレートに行っても修了する頃には27歳.
 学費は払わなければならないけれど,きちんと自分で稼ぐ方法
が用意されています.
小学校 中学 高校 大学 修士 博士
6 3 3 4 2 (3) [年]
[歳]12 15 18 (22) (24) (27)
私の学歴・職歴
 2000.4 - 2004.3 明治大学理工学部機械情報工学科
 2004.4 - 2006.3 明治大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士
前期課程
 2006.4 – 2009.3 東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学
専攻博士課程
 2009.3 博士(情報理工学)
 2008.12 - 2009.8 IPA未踏IT人材発掘・育成事業採択.開発ソフト
ウェアクリエータ(個人事業主)
 2009.4 - 2009.8 東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学
専攻特任研究員(非常勤)
 2009.8 - 2013.3 同特任助教
 2013.4 – 同特任講師
大学生時代
 個人的にロボットが大変好きだったこともあり,高校
から理系.そのままロボットの研究室がある学科へ
進学.
 明治大学付属明治高校卒.内部進学生.
 大学ではプログラミングばっかりしてた記憶がありま
す.
 卒論は,移動案内ロボットのための顔型ユーザー
インタフェースについて.
 実は役者になりたかった.
 顔型インタフェースの話も演技に絡めて書いた.
FAQ:大学生時代
 Q. お金はどうしてた?
 コンビニバイトを死ぬ直前まで頑張りました.
過労で急性腸炎になり,水分補給ができず体温が41℃
に達したため救急搬送され,点滴を受けて助かった.
 ただし,それでも月謝と定期代でぎりぎりでした.
時給安すぎ.1000円切るのは良くないです!
奨学金と親に借金
 Q. 演技はいつ頃までやっていた?
 本格的にやっていたのは三年生から,四年生で一番苛烈
にやっていた.M1でもズルズルと続けていて,それ以降は
おやすみしてました.
修士課程
 正直な感想としては,「どうしたらいい
かわかんねぇ!」だった.
 当たり前である.それまでの「勉
強」ではなく,「研究」である.自分
で問題を設定して自分で何とかし
なければならない.
 と,いうことに,もっと早く気づくこと
ができたなら?
 年が近く,自分の進む先にいる先輩
というのはほんとうに大事です.
 ドクターの先輩がいたなら?
奇跡的に残っていた当時の写真
矢口,明治大学修士論文,2005.
FAQ:修士課程
 Q. お金はどうしてた?
 成績優秀者の学費を半免する制度があり,それを受けて
いました.
 TA(Teaching Assistant)という制度があり,計算機室の管
理,講義補佐を行っていました.
 ただし,それでも学費を全額払いきれなかった.
またしても奨学金と親に借金
 Q. 進学はいつ頃考えた?
 みんなが就活を慌ただしく始めるM1の12月から.
 あまりみんなが同じ方を向いて同じやり方をとる受験勉強
的なものがなじまない人なので…
博士課程へ
 やっぱり俺は,「ロボットはかせ」になりたい!!
 明治大学→東京大学へ
 博士課程から変わるのは国内ではレアと言われる
 そもそも,よりよい環境に飛び込みたかった.
 可能な限り良い環境を目指すことは,良いことだと思う.
 この時点では自己評価は相当低かった.なんとしても変わ
りたかった.
 あと,学費.
 どうしても自分で払い切りたいという意志があった.
 ただし,良かったこととしては,機械,電気回路,プログラミン
グの三要素には少し腕におぼえがあった.特にプログラミング.
博士課程
 JSKすごい.
 ドクターの先輩や若手の教員の方々というお手本が
多いということがまずすごい.
 で,どうしようか?
 積み重ねがないので,とりあえず色々やってみよう.
 HRP2を動かしてみたり
 電動車椅子を自動化してみたり
 自分にセンサをつけてみたり
 ん?自分にセンサ?これだ!
 以降ウェアラブルな人に
博士論文審査
 D3の最初に今年審査するかどうかを聞かれ,
「今年出よう」ということで論文審査へ
 博士論文の審査は,海外では”Defense”と
呼ばれます.その通り,自分の論文を防衛
する必要があります.
 秋に予備審査があり,主査1名,副査5名の前
で発表.
 そこから修正を行い,2009年1月25日に本審査.
 本審査までは,土曜の夕方帰って日曜の夕
方登校というスケジュールで一ヶ月過ごしま
した.
 無事合格.
矢口,東京大学博士論文,2008
FAQ:博士課程
 Q. お金はどうしてた?
 学振特別研究員(給料とわずかばかりの研究費)という制
度がありますが,かなり狭き門で,通りませんでした.
 D1,D2ではプロジェクトの技術補佐員として働くことができ
ました.
 D3では時間の都合で技術補佐員はせず,代わりに研究遂
行協力費という給付金制度を利用しました.
 そもそも,国立大学は学費が安いのもあり,全額自分で払
い切りました.
 Q. 大変だった?
 そりゃ大変でした.これまでの積み重ねの上にではなく,純
粋に自分の得てきたものでやり直したのだから.
まさかの自営業
 D3の終わりにIPA未踏IT人材発掘・育成事業に採択される.
 期間は2008年12月から2009年8月まで.
 あれ?4月から8月まではどうするの?
 未踏は自分で自分の人件費を払うシステムになっていまし
た.
 そのため,裁量労働制の教職員として雇用されることがで
きない.
 時間管理が行われる非常勤ならよし.
 ということで,自営業(個人事業主)と非常勤職員を兼任してい
ました.
結果的に良かったんじゃない?
 スーパークリエータとして
認定していただきました.
 自分史上最高の業績
 コンテンツとしてのアウト
プットを強く意識するよう
になりました.
 異分野(ロボット以外)の
人達との交流がありまし
た.
矢口,「自然特徴点からマーカを自動生成する拡張現実システムの開発」
IPA未踏IT人材発掘・育成事業2008年度下期プロジェクト
大学教員へ
 そもそも,大学教員とは?
 教育と研究の両方を行う職業です.
 雇用形態として,特任というケースがあります.
 何もつかない場合:大学の費用で雇用.講義や演習を担当する.
 特任の場合:プロジェクトの費用で雇用.プロジェクトの研究を行
う.
 (東大の場合)助教→講師→准教授→教授というステップになります.
 必ずしもこのとおりではないです.外部研究機関(大学ではない)
からの場合いきなり上の称号から始まることもあります.
 自分でお金を稼ぐ必要があります.
 科研費,国プロ,共同研究…
教員以降
 現在進行形!
 特任助教になってすぐも,やっぱり悩みました.
 学生という立場ではなく,職務として研究をするこ
との大変さ.3年くらいスランプだったように思う.
 特任助教の後半の二年はかなり良かった.
 プロジェクトの責任者として,前例のないことに取
り組んだと胸を張って言える.
 科研費・若手Bに採択されました.
 特任講師へ
 やってることは変わりません.
FAQ:教員以降
 Q. 親からの借金は返したの?
 修了後一年目に修士の学費相当を返納.三
年目に車を一台買ってあげた.その他実家の
修繕費用などなど…
 Q. 安定した職業ですか?
 No.任期もあるし,業績もしっかり作っていかな
いといけない.専任のポストはそんなに無い.
 他大学のポストや,他の研究機関,起業する,
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おわりに
 Q. 今,楽しい?
 A. 楽しい!

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