1. (
3
)
科目種別 医学部医学科
(
4
)
授業科目名〔英文 病理学実習〔P
a
t
h
o
l
o
g
yP
r
a
c
t
i
c
e
〕
名
〕
(
5
)
対象学年 3
(
6
)
必修・選択 必修科目
(
7
)
単位 2
(
8
)
学期 前期
(
9
)
曜日・時限 火曜日 5 1
0時限,水曜日 5 1
0時限
(
1
0
)
授業形式 実習
(
1
1
)
担当教員(所属) 水 上 浩 哉
(
1
2
)
難易度(レベル) レベル 2
(
1
3
)
対応する CP• D C
P・
D
P 2 解決していくカ
p
0病理学総論で習得した知識を基に病理標本の所見を理解する 。
(
1
4
)
授 業 と し て の 具
0病理標本から得られた所見を基に病気の病態,分類を習得する 。
0各臓器の病理標本から得られた所見を基に,総和としての患者の病態を理解す
体的到達目標
る
。
0
病理標本に基づく患者の病態から適切な治療を選択できる 。
1
. 基礎医学の知識を土台として多くの疾病の基盤となる主要な病気の病理変化
について学ぶ。
(
1
5
)
授業の概要
2 疾病を顕微鏡観察により把握し,臨床症候,治療指針との関連について理解
す
る
。
3 疾病の内容について講義によって学んだ後に,実際の顕微鏡観察を行う 。
C
-
2
-
2
) 組織・各臓器の構成、機能と位置関係
C
-
4
-
1
) 遺伝的多様性と疾患
モデル・コア・カリキ
C
-
4
-
2
) 細胞傷害・変性と細胞死
C
-
4
-
3
) 代謝障害
ュラム
C
-
4
-
4
) 循環障害、臓器不全
C
-
4
-
5
) 炎症と創傷治癒
C
-
4
-
6
) 腫瘍
(
1
6
)
授業の内容予定 別表のとおり
(
1
7
)
成 績 評 価 方 法 及 1
. 講師によっては実習期間中,スカイプ、 t
e
a
m
s を用いた質疑応答時間を設け
-
2
3
9
-
2. び採点基準 る。
積極的な学習態度も評価に加える。観察記録(スケッチ :
どこをどのようにみ
たかポイントとなる事項など記載)の提出を求め,その都度評価する (
1
0
%
)
。
スケッチにおいて,粗末な描写や必要事項が欠如したものは再観察,再提出を要
する 。
評価が著しく低い場合,スケッチが終了しない場合は試験資格を剥奪する。
2
. 講義終了後、小テストを行うこともある。小テストの結果も評価の対象とす
る (
5
%
)
。
3
. 定期的にスケッチチェックでスケッチの進行度をチェックする予定である。
3
. 実習終了後 ,筆記、顕微鏡を用いたランニング試験による実習評価を行う
(
8
5
%
)。疾病の各論、顕微鏡観察における形態変化についての知識を筆記試験で
行う予定である 。
4 過去のスケッチの模写、その他の不正行為が露見した場合は、試験資格を剥
I 1
:す希二にょりハンドアウトを事前に配布するのて,記載されている疾患につい
てあらかじめ学習する 。 各疾患の臨床的事項、病理学的事項を学習する。特に病
(
1
8
)予習及び復習等理学の教科書のみならず、内科学などの教科書を併用することによるより深い臨
の内容 床事項の習得をすすめる。また、病理学総論の項目もあわせて参照することによ
(
1
9
)
教材・教科書
(
2
0
)
参考文献
│
(
2
1
)
留意点・予備知識I
り、病態の理解がより深まる。
2
.希望により実習室の開放を行うこともある 。
1
. 教科書は必ず自分のものを用意し,常に参照するようにすること。
2
. 実習の際正常構造の知識が必要とされるため,組織学の教科書も用意するこ
と。
3
. 実習前半の時間に,病理学(各論)に相当する講義を行う。それに対応しつつ,
教科書(エッセンシャル病理学,標準病理学, R
u
b
i
n "
P
a
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y
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, R
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I
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B
a
s
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so
fD
i
s
e
a
s
e
s
) 英文版))を基準に疾患を学び,実習スライドは,
① カラーアトラスマクロ病理学(西村出版),②組織病理アトラス(文光堂),③病
理組織の見方と鑑別診断(医歯薬出版), ④マ クロ病理アトラス(文光堂),⑤アン
ダーソン病理学カラーアトラス (
M
E
D
S
i
)
,⑥カラーアトラス基礎組織病理学(西村
書店),⑦神経病理を学ぶ人のために(医学書院)などを参考にして実際を学ぶ。
臨床事項については内科学の教科書が好ましいが、 y
e
a
rn
o
t
e(メディックメディ
ア)などでエッセンスをまとめておく。
2
0
0
3年に作製した分子病態病理学講座作成の病理組織学実習書およびそれに付
随する C
D
-
R
O
Mが用意されている 。ま
た
, C
D
-
R
O
Mの内容ば学内のインターネッ
トから閲覧も可能となっている
(
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t
t
p
:
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/p
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│
o
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1
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p
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d
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x
.
h
t
m
│
)
。 とくに血液疾患についてばネットで画
像の確認をすること。
各項目における標本について基本的な解剖学,組織学,生化学などの知識につい
て予習等の準備が必須であり ,かつ標本観察後は基礎医学についての補充的な復
-
2
4
0
-
3. 習が必要である。この補充のために,教科書での復習が不可欠であり ,ノ
ー
ト
,
プリントなどを参考にする 。必要な情報は適宜分子病態病理学講座のホームペー
ジに載せるので参照のこと 。
(
2
2
)
授 業 内 容 に 関 すl
担当代表教員/シラバス作成者 :
金曜日 1
6:
0
0
-
1
7
:
0
0
る質問・疑義等
(
2
3
)
Eメ ー ル ア ド レl
水上浩哉; h
│
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o
k
i
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@
h
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k
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-
u
.
a
c
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p
ス •HP アドレス
分子病態病理学講座: ~/_index. h
t
m
l
(
2
4
)
学問分野 1(
主
学l
1
5
0
:
腫瘍学およびその関連分野
問分野)
(24) 学問分野 2 (副学j H49 病理病態学、感染•免疫学およびその関連分野
問分野)
(
2
4
)
学問分野 3(
副
学l
1
5
2
内科学一般およびその関連分野
問分野)
(
2
5
)実 務 経 験 の あ るI
実務教員
教 員 に よ る 授 業 科 目
について
(
2
6
)
地域志向科目 1
なし
1
. 観察記録(スケッチ)用紙は A
4
用紙を各自で用意する 。それを整理するバイン
ダーを用意すること 。
2
.スケッチは色鉛筆を用いてカラーで描くこと 。説明を十分入れること 。
3
. 各実習の開始は 1
2時 4
0分にその日の実習内容についての講義を 1
時間強配
信もしくは対面で授業を行う 。その後バーチャルスライドを用いて鏡検観察を
(
2
7
)
授業形態・授業方/--
I
行っか、状況によっては実習室で実習を行う 。
法
(
2
8
)
科目ナンバー
(
2
9
)メ デ ィ ア 授 業 に
4
.実習所定時間中は,講師によってはスカ イプ等を用いて質疑応答をうける。講
師によって質疑応答の有無、時間は異なるので授業毎に確認すること 。
5
.全標本を観察し,スケッチすること 。スケッチ用紙は表だけを用いて ,通常 2
つのプレパラート標本を描くこと 。
6
.スケッチチェックの方法は現在検討中である。状況によっては実施しない。
よ る 著 作 物 利 用 の 有l
有
無について
(
3
0
)
その他
1
. 実習不履行,スケッチの不正が明白な場合試験資格は与えられない。
2
. 実習期間中 ,所定時間に不在のもの,態度が著しく悪いもの,スケッチの模写
は欠席もしくは不正行為とみなす。 (試験資格を剥奪する) 。
-2
4
1_