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計算力学技術者試験対策
2017/08/20 shige
2017年度問題集の調査と
Redmineによる進捗管理
CAE試験勉強会
基本的なスタンス
標準問題集を淡々と解いていきます。
対象となる問題集は最新版です。
(流体1級なら2017年度版 標準問題集(熱流体1級)<第4版>)
各々の進捗状態をRedmineのチケットで管理します。
チケットによる管理はやりたい人だけで良いですが、
自分がどこまで進んだかは説明できるようにして欲しいです。
混相流に限って言えばチケットには、
問題の特徴や過去にどの程度出題されたかどうかなども書いているので
ぜひ活用ください。
新旧問題集の比較 – 混相流分野
2017年度問題集
問題数
去年までの問題集
問題数
所感
基礎 19 17 粒系分布の問題などが増えて範囲が広まっ
たイメージ
気泡 22 21 問題数も増え難易度が高そう
波 13 13 ほぼそのまま
平均化 13 13 ほぼそのまま
界面追跡 19 16 追加された問題も多く難易度が上がる?
粒子追跡 17 15 6-16,17が追加された
相変化 22 19 追加された問題も多く難易度が上がる?
結果検証 10 10 ほぼ変わらず。
単相流と共通の問題もあったが混相流だけ
の内容になった
合計 135 124 11問増えて負担が多くなったイメージ
難易度もあがるかも?
*過去出題問題との対応はredmineにて
プロジェクトの種類
• Test・・・Redmineの扱いに慣れるためのテストプロジェクトです。
いくらでもいじってくれて構いません
• 計算力学技術者試験
• 熱流体力学分野 2級・・・ 2級の進捗管理をするためのプロジェクトです
(現在、 TakuyaKusumura さんが登録)
• 熱流体力学分野 1級・・・ 1級の進捗管理をするためのプロジェクトです
(現在、shige、TakuyaKusumuraさん、
K-NaKaYaMさん、y_akiyamaさんが登録)
チケットについて
やることはすべてこのチケットで管理します。
「プロジェクト」の「チケット」で確認できます。
優先度は
過去の出題回数から
決定しています
題名は
分野と問題番号が
記載されています
このチケットの
担当者です
〇 チケットの例
チケットの分類 – トラッカー
設定内容 説明
トラッカー 例題 標準問題集最新版の問題です。
このチケットを各自に割り当てて、
チケットを終了していくことで進捗を管理します。
研究 分からない問題があったり、その問題を深く調べたいときは
このチケットを使います。
自分で式の導出を調べたり、CAEで計算してみたりします。
イベント参加 Connpassのイベントに参加したかどうかを管理します。
このチケットがいっぱい消費されていればいっぱい勉強したことに
なるのかもしれません。
試験申し込み 試験の申し込みを管理するトラッカーです。
まとめ 各分野(混相流なら混相流の基礎や気泡・液滴など)が終わったら
軽く全体像をまとめてみるのも良いかもしれません。
その時はこのトラッカーを使ってください。
チケットの大きなくくり、分類はトラッカーというもので管理します。
主に「例題」を使うことになります。
例題の設定内容
設定内容 説明
ステータス 1週目 問題をやっていない状態です。
例題のデフォルトの状態はこのステータスです。
1週目は問題をさらっとみて解けるかどうかを判断する程度でもいいです。
2週目 2回目に取り組んでいる状態です。
問題を理解したり、とりあえず丸暗記に取り組んでいても良いです。
3週目 3回目です。そろそろ問題が理解できるように
なってきたころかもしれません。
4週目 4回目に挑戦中です。かなり理解が進んできていると思います。
5週目以上 5回目以上は一緒とみなします。
完答 問題が完全に分かった状態です。この状態にすることで
チケットは「完了」となります。
やらない この問題はやらないと決めた状態です。
もう一回やる 完答した後ももう一回やることに決めたときに使う状態です。
優先度 出題回数-不明 過去に出題されたかどうか不明な時はこの状態です。デフォルトはこれです。
出題回数-1回以上 過去に1回以上の出題を確認しているときです。
出題回数-2回以上 過去に2回以上の出題を確認しているときです。
出題回数-3回以上 過去に3回以上の出題を確認しているときです。
最優先 何を差し置いてもこの例題はやっておいたほうが良い場合です。
ステータスは、例題を何回やったか?を管理します。
優先度は、その例題が何回過去に出題されたか?で決められます。
ただし、私が記録し始めた2015年以降の混相流だけしかデータはないです。
チケットの詳細
チケットを編集する
チケットを終了させたりする場合も
ここから行います
チケットの分類と番号 チケットの公開設定と題名
チケットの各項目が記載されています
チケットの編集
まずは細かいところはおいておいて
チケットを編集して完了させてみてください
各自に「Test」プロジェクト - 「例題Test1」チケットを登録しました。
このチケットのステータスを「完答」にして、「送信」をクリックしてください。
その後に、チケットが完了されていることを確認してください。
次スライドに簡単な操作方法を記載しています。
自分のチケットをクリック
チケットの編集
チケットの編集
チケットの編集
ステータスを「完了」に変更し、画面下の「送信」をクリックしてください。
チケットの編集
チケット画面に戻り、ステータスを「完了」に変更し、「適用」をクリックしてくださ
例題の親子設定
親チケットに子チケットを設定し、子チケットがすべて終了することで
親チケットを終了することができます。
親・・・混相流基礎
子・・・混相流基礎 1-1
混相流基礎 1-2
混相流基礎 1-3 etc.
親チケットと子チケットは別々にプライバシーの設定などを行えます。
親・・・混相流基礎
子・・・混相流基礎 1-1
混相流基礎 1-2
混相流基礎 1-3 etc.
公開する
非公開にする
チケットは全部やらないといけないのか?
各質問・疑問への回答
1級の合格基準は「正解率5割以上、7割正解が3分野以上、全問不正解が2分野以下」なので
そうなるようにチケットをやっていけばいいと思います。
出題されそうにないのに難しくマニアックな問題まで一生懸命やるよりかは
基本的な問題の理解のほうが合格への近道かもしれません。
自分だけ落ちたら恥ずかしい
大丈夫です。
ここには何回も落ちた人が集まっているので、もうそんなのを気にする人もいません。
また来年も受ければよいです。
その時は、ほかの人より勉強しており、過去問もわかっているので有利です。
おススメ書籍
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RedmineのWikiに載せる予定

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