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スマートフォンアプリ「Geopaparazzi」を用いた自然地域の利用者行動把握の可能性
- 7. 7
FOSS4G Tokyo 2017
ワークショップ -自然地域計画実習
実際にやってみた=大学の実習
• 場所:富士山の麓から5合目まで
• 実習の開催目的
自然地域の多様なゾーニングを学ぶ
GISを用いた基本的な解析の手法を学ぶ
• 参加者:合計40人(引率+7人)
2年生29人,3年生11人(標準履修年次は学部2年)
男女比15:25,Android率12人/40人
• 日程:2017年7月18日~21日
ワークショップを19日,20日の
村山古道登山にて実施(それぞれ20人ずつで)
- 8. 8
FOSS4G Tokyo 2017
ワークショップ -自然地域計画実習
• 村山古道について
明治まで使われていた古道
10年程前に復活整備された
• 実際の行程
約12km,8時発~15時前後着
登りのみ,帰りはバスを利用
天候は終始晴れ
2.ゴール
新六合目
2,500m
3.バスで
下山↙
1.スタート:1,100m
- 9. 9
FOSS4G Tokyo 2017
ワークショップの流れ -準備
• Geopaparazziについての事前学習(大学)
趣旨と使い方の説明,実演
• 直前講習(富士山)
班毎のミーティング,行動計画の策定
• 班分け
体力,アウトドア経験を得点化
ひと班3~4人(+引率1名)×10班
タブレット端末を1班に1台配布
>有志のAndroidユーザーで2班を
「ジオパパ特戦隊」に
- 10. 10
FOSS4G Tokyo 2017
ワークショップの流れ -端末
• Geopaparazziをインストールする端末
Qua tab KYT31(Android5.1)×8台分
ジオパパ特戦隊は個人の端末×7台(人)
• Google Playからのインストール後…
ワークショップに特化した入力フォーム
OSM,国立公園計画図,国有林森林計画図
地理院地図タイル を作成・追加
- 11. 11
FOSS4G Tokyo 2017
ワークショップの流れ -実施
• 行動ログの記録(1m,2秒毎)
スタートからゴールまでのGPSの軌跡
• フォームによる地点の記録
>時刻,写真,地点の特徴
定点:標高200m毎のチェックポイント
10ヶ所+α
フリー:自由に記録を取る場所
• 端末操作はローテーションで全員実施
⇒データを最終日のプレゼンに使用
- 13. 13
FOSS4G Tokyo 2017
ワークショップの流れ -結果
班 端末名 フリー地点
A-1 Qua tab KYT31 38
A-2 Qua tab KYT31 33
A-3 Qua tab KYT31 15
A-4 Qua tab KYT31 14
A-5 Xperia? 17
A-5 Xperia Z5 44
A-5 freetel Priori3S 29
A-5 Xperia Z5 17
B-1 個人 21
B-1 Qua tab KYT31 53
B-1 個人 10
B-2 Qua tab KYT31 21
B-3 Qua tab KYT31 11
B-4 Qua tab KYT31 15
B-5 Qua tab KYT31 25
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FOSS4G Tokyo 2017
課題
@ワークショップの運営でのもの
• 統一的なデータを得ようとするには,個人の端末の使用は
事前準備,データ回収の煩雑さから難しい
• 機能が有りすぎてむしろ使いこなすのがむしろ難しい
@技術的・アプリ依存なもの
• 端末によってGPSの誤差が生まれる可能性がある
• 一度フォームを記録すると,位置情報の
変更ができず修正ができない
• 写真の画質が悪い?
• iPhone…