時間の使い方～時間の使い方は命の使い方１８の恐怖

時間の使い方
あなたの大切な時間を奪う１８の恐怖

１，大惨事の可能性～インパクトによる恐怖
• あなたは、１回の事件で多数の死者が出る場合、リスクの認識が高まる
（時間軸上に分散された少数の死者よりもはるかに恐怖の度合いが高
まる）

２，馴染み～馴染みがないものへの恐怖
• あなたは、よく知らないあるいは聞いたことのないリスクは、余計に心配
する

３，理解～知らないことへの恐怖
• あなたは、活動あるいは技術の働く仕組みがよく理解できていないと、危
機意識が高まる

４，個人による制御～制御できない恐怖
• あなたは、（飛行機の乗客のように）被害の可能性が自分の制御できる
レベルを超えていると感じると、（車の運転のように）制御できると感じる
場合より心配する

５，自発性～空想がもたらす恐怖
• あなたは、リスクにかかわらないことにすると、余計に恐ろしく感じられる

６，子供～情による恐怖
• あなたは、子供が関与すると、より深刻になる

７，未来の世代～長期的視点による恐怖
• あなたは、リスクが未来の世代に脅威を与える場合、余計に心配する

８，犠牲者の身元～連想による恐怖
• あなたは、統計上の抽象概念ではなく、身元のわかっている犠牲者だと、
危機意識が高まる

小休止
最後に、あなたが、恐怖を克服、その新手法が…

９，極度の恐怖～大袈裟になる恐怖
• あなたは、生じる結果が恐怖心を引き起こす場合、危機意識が高まる

１０，信用～勘違いの恐怖
• あなたは、関係している機関が信用できないと、リスクは高まる

１１，メディアの注目～上書きで増幅する恐怖
• あなたは、メディアで扱われることが多ければ多いほど、余計に心配に
なる

１２，事故の歴史～前提による恐怖
• あなたは、過去に良くない出来事があると、危機意識が高まる

１３，公平さ～比較による恐怖
• あなたは、一方に利益がもたらされ、他方に危険がもたらされる場合、リ
スクの順位があがる

１４，利益～メリットがもたらす恐怖
• あなたは、活動あるいは技術がもたらす利益が明確でないと、明確であ
る場合よりリスクが大きいと判断する

１５，復元性～取り戻せない恐怖
• あなたは、何かがうまくいかなかった時に、その結果を元に戻せないと、
リスクは高まる

１６，個人的なリスク～自分事による恐怖
• あなたは、自分を危うくするものであると、リスクは高まる

１７，出所～人間に対する恐怖
• あなたにとって、人口のリスクは自然起源のリスクよりリスクが大きい

１８，タイミング～未来の想像にかける恐怖
• あなたには、差し迫った脅威ほど大きく感じられ、未来の脅威は割り引か
れる傾向がある

特に注意すべき恐怖とは…「２，馴染み」
“慣れ”は注意を消去してしまう

参考書籍
• リスク認知の第一人者であるポール・スロビック心理学教授（「Decision
Research」研究所長）のリストより
• ダン・ガードナーのリスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理
http://amzn.to/1glsPnu
• 元記事
時間の使い方は命の使い方

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